2014年11月の記事
2014.11.10
就活レポート~就職活動の現場から~№258
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第258弾! 現代教育学科6期生(15卒) 前垣 侑子さん 奈良県 養護教諭 【養護教諭である母への憧れから】 いつも明るく周りを笑顔にする母を尊敬しています。毎日いきいきと仕事する姿や、町で学校の子どもに会ったとき笑顔で接する姿を見て、「私もこんなふうになりたい」と養護教諭という職業に興味を持つようになりました。その後、小学校ボランティアや中学校保健室ボランティアのなかで、からだのこと、こころのことなど様々な問題を抱えた子どもたちに出会いました。学校中の子どもが心身ともに健康で、楽しく学校生活を送ることができるよう養護教諭として支えていきたい、保健室から教室へ戻る子どもが「元気が出た。頑張ろう!」と思える保健室経営をしたいと強く思うようになりました。 【担任との連携は不可欠】 養護教諭・小学校教諭の免許を取得しているため、小学校での実習は2回経験しています。養護実習では、養護教諭の日々の執務や保健室での子どもとの関わり、子どもの健康への意識を高めるための保健指導や掲示物の工夫などについて学びました。学校のなかで養護教諭はどのような存在であるべきか、子どもが元気になって教室へ戻れるようにするためにはどうすればよいのか深く考える機会になりました。 教育実習では、担任という立場に立ち、学習指導も行いました。特に「信頼関係の大切さ」「優しさと厳しさを持ち合わせることの大切さ」を改めて実感しました。子ども一人ひとりを理解し、その子に合った関わり方をする必要があり、そのためには子どもを様々な角度から観察することが大切だと感じました。 子どもの健やかな成長を支えていくには、担任との連携は必要不可欠だと考えています。担任の職務・立場を理解できる養護教諭になり、よりよい連携をしていきたいと思います。 【大学では意欲的にチャレンジ】 1回生で多くの単位を取得していたため、2回生からは余裕ができボランティア活動などの課外活動に積極的に取り組むことができました。小学校ボランティア、中学校保健室ボランティア、地域の子どもたちへの神楽指導、ピアエデュケーション、不登校支援施設へのボランティア、予備校のアルバイトなど、積極的に多くの子どもと関わることを心がけてきました。 周りの友だちは「教師になりたい」という意思が強く、大学の授業やボランティア活動に意欲的に取り組んでいました。そんな友だちが常にそばにいることで、「自分も頑張ろう」という気持ちを持ち続けることができました。教員採用試験の勉強でも、同じ夢を持った仲間の存在があったから、最後まであきらめず頑張ることができたと思います。 また、1回生・2回生と学園祭の実行委員をし、ほかの学部の先輩や友だち、後輩がたくさんでき、学生生活が充実するきっかけとなりました。私は、子どもの遊び場を企画する部署に所属していました。準備などが忙しく時間に追われたときもありましたが、楽しさとやりがいのほうが大きかったです。当時一緒に頑張った仲間とは、今でもご飯を食べに行ったり、飲みに行ったりしています。畿央大学は自分が望めばさまざまなことに挑戦できる環境が整っています。充実した学生生活を送るには、常にアンテナを張り巡らし、興味のあることに積極的に挑戦することが大切だと思います。 学生生活のなかで不安なことや悩みがあるときは、1回生から担任の先生がついてくださり親身になって話を聞いてくださいます。定期的に担任の先生と面談があり、話を聞いていただく機会が多いこともありがたかったです。 【きめ細やかな教員採用試験対策】 試験は朝から始まることが多いため、朝型の生活を心がけました。朝は5時に起きて家を出る時間まで勉強、朝9時から夜6時までは図書館で勉強、電車の中でも勉強し夜9時に就寝するという生活をしていました。そのため、試験の集合時間が早くても、すっきり目が覚めた万全の状態で臨むことができました。勉強していく中で自分に合った生活リズムを知り、それを崩さないことが大切です。 奈良県志望だったため、筆記は教職教養中心に勉強していました。4月まで予備校のアルバイトをしていて、勉強する時間が足りていなかったので、大学の対策講座には積極的に出席するようにしていました。対策講座は何回もあったので繰り返し覚えることができてよかったです。講座でもらった対策プリントは何回も解き、試験会場にも持っていきました。また、奈良県は時事問題が試験に出るため、新聞を毎日読んだり、大学の先生がつくってくださる対策プリントを毎週もらいに行ったりして、覚えるようにしました。 筆記の勉強は、どれだけ勉強しても不安になります。周囲の友だちと比較して落ち込んだこともありました。しかし、自分を信じ最後まであきらめず勉強し続けたことが合格につながりました。 論作文対策は、3回生の秋から始め、大学の先生に添削してもらいました。早くから始めたことで論作文 を書く力に自信がつき、試験当日の論作文は自信を持って取り組めました。論作文の配点は、面接などより 配点は低いですが、論作文でほかの受験者と差がつくことがあるので、しっかり対策しておくことが大切だ と思います。 面接対策は、4月から養護教諭を目指す友だちと集まり、集団面接を中心に練習を始めました。5月からは大学の先生にみていただき、きめ細やかな指導をしていただきました。面接練習では、何度も自分と向き合いました。私は人前で自分の考えを伝えることが苦手だったので、面接練習では本当に苦しみ、自分の考えを人にうまく伝えられないもどかしさが辛く、何回も泣きました。思うように言葉が出てこず、自己PRさえも言えなくなり自信をなくした時期もありました。そのとき大学の先生は親身になって話を聞いて支えてくださったので、私は自信を取り戻し、試験当日は自分らしさをアピールできたと思います。 面接対策は、人前で話すことに慣れることが大切だと思うので、畿央大学は面接練習の機会が多く、大学の先生方の指導がきめ細やかなことがありがたかったです。 一次試験が終わってからの面接対策は、模擬授業中心に練習しました。同じ自治体と校種を受験する友だちと集まり、毎日朝から晩まで模擬授業の練習をしていました。保健指導で出題されそうなテーマは一通り指導できるようにしました。面接練習は一人ではできないので、一緒に頑張った仲間の存在は本当に大きかったです。 私が教員採用試験に合格できたのは、一緒に最後まで頑張った仲間、温かく支えてくださった大学の先生、そして家族の存在があったからです。家族はいつも「無理しなや」「大丈夫、絶対できる」と励ましてくれました。私の生活リズムを崩さないために、夕食の時間や就寝時間に協力してくれました。周囲に感謝する気持ちを忘れずに、これからも頑張っていきたいです。 【いつも明るく元気を与えられる養護教諭に】 いつも明るく、子どもに元気を与えられる養護教諭になりたいと思っています。保健室に来室した子どもが、笑顔で教室に戻っていくことができるよう、子どもと真っ直ぐに向き合い、子どもが訴えるからだやこころの不調にしっかり耳を傾けたいです。さらに、教師は優しさと厳しさ両方が必要だと私は考えています。優しさだけではなく、子どもの成長のために必要であると判断したことはきちんと指導できる厳しさも持ち合わせ、周囲と連携しながら子どもの健やかな成長を支えていきたいと考えています。
2014.11.07
就活レポート~就職活動の現場から~№257
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第257弾! 現代教育学科6期生(15卒) 中川 美由貴さん 岡山県 養護教諭 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私は子どもが健康の大切さに気づき、自分で自分の健康を管理できるよう支えたいという思いから養護教諭を志望しました。高校生のときに3ヶ月間病院で看護体験をしたときに、患者さんとの関わりの中で、体の健康と心の健康のバランスについて関心を持ちました。子どもに健康の大切さを教えるだけでなく子どもの持っている力を育むことができることが養護教諭の魅力です。子どもに健康、いのちの大切さを伝え、元気で楽しく生活するサポートをしたいと思うようになりました。 【学校インターンシップ・教育実習を体験して】 インターンシップと教育実習は私にとって、一生の財産です。実際に保健室で子どもたちと関わることで、自分の理想の保健室経営を考えることができました。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学には、同じ夢に向かって一緒に頑張ることのできる仲間、そばで応援してくださる先生方がいます。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学の教員採用試験対策はとても充実しています。対策講座に出席することで力をつけることができました。先生に質問に行けば、わかるまで丁寧に教えてくださいました。 養護の専門科目や面接練習は養護のメンバーで集まって勉強会をしていました。保健指導や場面指導の練習をする中でお互いに思ったことを気兼ねなく言い合えたので成長できたと思います。毎日朝から晩まで勉強して合格できるのかなという不安に押しつぶされそうになったり、面接練習でうまく答えられなかったりつらいことはたくさんありました。でも、一緒に頑張る友だち、いつもそばで応援してくださった先生方がいたので頑張ることができました。畿央大学は勉強に集中できる環境が整っていると思います。 【理想の先生像】 幅広い知識と確かな技術を持ち、子どもたちや先生方からも信頼される養護教諭になりたいです。そして、子どもが安心できる保健室をつくりたいです。
2014.11.06
就活レポート~就職活動の現場から~№256
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第256弾! 現代教育学科6期生(15卒) 片岡 利允さん 奈良県 小学校教諭 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 実は、これというきっかけはありません。憧れの先生がいたわけでも、人生を変えてくれた恩師がいるわけでもありませんでした。 高校生の時点で特に就きたい職業もなく、自分に合っているかな?くらいの気持ちで教育学部を目指したのが始まりです。実際に、大学で教育学を学び、学校現場で子どもたちと関わっていく中で、小学校の先生という職業に魅力を感じ、絶対になってみせるぞと決意しました。 【学校インターンシップ・教育実習を体験して】 先生になるぞと決意したきっかけのひとつです。今日の学校現場では、日々、多様な問題が起こっていることを実感しました。立場上どうしようもないもどかしさに悩むことが多くありました。そのときに、次は自分が担任になったらこんな学級をつくりたい、自分だったらこんな指導をしたいなどのように、具体的に先生になったときの自分をイメージすることにつながりました。多様な子どもたちと関わることができたことも大きかったです。 その他にも、学生ボランティアなどを継続的に行い、学校現場を身近なものにし、常に意識を高めてきました。 【畿央大学での大学生活について】 本当に充実した大学生活を送らせていただいています。学内では、アウトドアサークル、アコースティックサークル、ソフトボール部、学習キャンプスタッフ、宿泊研修スタッフなどに積極的に取り組みました。中でも、100名を超えるアウトドアサークルでは代表を務め、集団をまとめる難しさや仲間の大切さを実感しました。これらの経験や、この経験を通してできた素晴らしい仲間がいたからこそ、今の自分があります。採用試験中には大きな支えとなりました。その他にも、先生方との距離が近いことも畿央大学の素敵なところだと思います。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 正直言って、最強です。対策講座はもちろんのこと、いつどんな相談をしても親身になって受け答えをしてくださる教採・公務員対策室の先生方をはじめ、教育学部の先生方。異変にもすぐに気づき、声をかけてくださることも多々ありました。筆記試験の対策もそうですが、数え切れないほどの面接練習にも付き合っていただきました。奈良県は実技も様々で、その対策も丁寧にしていただきました。厳しいことを言われることがほとんどですが、その熱心な指導から愛さえ感じられるので、辛くても頑張ることができました。本番を迎えるころには、これだけお世話になったからいい結果を報告したいという思いが強くなり、先生方の存在が自分のモチベーションの一つでもありました。 【理想の先生像】 ずばり、おもろい先生です!子どもは面白いことが好きです。授業が面白ければ、子どもたちは意欲的に学びます。もちろん子どもは面白い先生が大好きです。子どもたちの信頼を得られると、家で子どもの話を聞く保護者の方の信頼も得られます。この面白さは、笑いの意味もありますが、子どもたちの知的好奇心をくすぐる、わくわくするような面白さと考えています。もちろんメリハリや物事の善し悪しもしっかり指導できることが前提です。 そんなおもろい先生になるために、いろんなことに挑戦し続け、経験を積み、引き出しを増やしていきます。
2014.11.05
就活レポート~就職活動の現場から~№255
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第255弾! 理学療法学科9期生(15卒) 赤山 加恵さん 藤井会リハビリテーション病院 勤務 【その病院に決めた理由】 整形、中枢、呼吸器、循環器、内科疾患と幅広い分野が経験でき勉強になると思ったから。 また家から近く、少し残って勉強や業務をしても負担にならないだろうと思ったから。 【就職活動を振り返って】 私は早くからこの法人を受けようと決めていましたが、面接日が少し遅く、次々と仲間が内定を貰っていき焦りを感じていました。でも諦めるのは勿体ないと思ったので、キャリアセンターの先生や理学療法学科の先生に相談したり、その病院に勤めておられる先輩に直接話を聞いたりして、不安要素を取り除くようにしました。自分一人で考えずに、いろんな人の意見を聞くことが、後悔のない就職活動になると思います。 【就職活動でPRしたポイント】 とにかく積極性と意欲があることを伝えたかったので、実習が終わってすぐの合同説明会の際に、積極的に一番前で話を聞いたり、質問したりしました。また、翌日にすぐ電話連絡をして病院見学に行きました。見学前に聞きたいこと・知りたいことをある程度考えておき、見学時に積極的に質問したり、先生方と会話するように心がけました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 私は小論文と面接がありました。小論文は、受ける病院で過去に出題されたテーマを、対策講座をもとに自分なりに書いてみて、キャリアセンターの先生に添削してもらいました。面接は不安があったので、集団面接練習、個人面接練習に加え、同じ病院を受ける子と一緒にもう一度、その病院を想定した面接練習をし、自信が持てるまで見てもらいました。 面接練習では、出来ていない部分の指摘だけでなく、自分の良い部分も教えてくれます。出来ていないところを改善することに加え、私は褒めて下さったところをよりアピール出来る様に努めました。 【後輩へのアドバイス、メッセージ】 実習後は、就職活動、卒業研究、国家試験勉強とやることが多く先延ばしにすればするほど、後々大変になってくると思います。私は面接日が少し遅かったので、夏休みのうちに卒業研究を進めておき、面接前は就職活動に専念できるようにしました。忙しい時期ですが、優先順位と時間配分を考え、早めに行動することが大切だと思います。 メリハリをつけて残りの大学生活を楽しんでください。
2014.11.04
就活レポート~就職活動の現場から~№254
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第254弾! 現代教育学科6期生(15卒) 大西 桃子さん 橿原市 保育士 【教員・保育士を目指そうと思ったきっかけ】 子どもが大好きだというのが一番の理由です。私には年の離れた弟がいるため、昔から子どもと関わる機会が多くありました。そのため、自然と子どもに関わる仕事がしたいと感じるようになり、多くの子どもたちの成長をより近くで支えることができる保育者を目指すことを決めました。 【インターンシップ・教育実習を体験して】 実際に子どもたちと関わることで、授業での学びと繋がる実践的な力を多く身につけることができました。大変なこともありましたが、この経験を通して保育者になりたいという気持ちが強くなりました。 【畿央大学での学生生活について】 とてもアットホームな大学だと思います。小規模な大学なので人との繋がりが強く、とても楽しい学生生活を送ることができました。気軽に話せる先生方も多く、たくさんの仲間にも出会うことができました。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 とても丁寧にサポートしていただきました。対策講座や個別指導なども多くあり、勉強がしやすい環境が整っています。また、一緒に頑張る仲間の存在がとても支えになりました。応援してくれた仲間や先生方のお陰で今の自分があるのだと思います。 【なりたい先生像】 子どもの気持ちにしっかりと寄り添える保育者になりたいです。子ども達にとって何が1番よいのか、常に子どもの目線に立って考えることができる保育者を目指したいです。常に明るく笑顔で子ども達と関わっていきたいと思います。
2014.11.03
就活レポート~就職活動の現場から~№253
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第253弾! 現代教育学科6期生(15卒) 春木 麻友子さん 橿原市 保育士 【教員・保育士を目指そうと思ったきっかけ】 きっかけは、幼稚園の頃の担任の先生との出会いでした。毎日笑顔で関わって下さった 優しい先生に憧れ、「私もこんな先生になりたい!」と思いました。そして、実習等で子どもと関わる中で「子どもが好きだ!」という気持ちが強くなり、絶対に保育者になりたいと思うようになりました。 【インターンシップ・教育実習を体験して】 保育の現場を知ることができました。子どもたちとの関わりだけではなく、先生方が日々どのような思いで保育をされているのか、保護者との関わり方なども自分の目で見て、感じて、大学で学んできたことを実践することができました。インターンシップでは1年間継続して行くことで、より子どもたちの成長を身近で感じることができ、数え切れないほどの学びがありました。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学には、夢に向かって一緒に頑張れる仲間と、全力で支えてくださる先生方がたくさんおられ、とても温かいアットホームな大学だと思います。サークルや部活動も盛んで、学部関係なく、縦と横の強いつながりができることも魅力だと思います。お世話になった素敵な先輩、4年間笑って泣いて共に過ごしてきた仲間、かわいい後輩など多くの人と楽しい時間を過ごすことができ、本当に畿央大学に来てよかったと思います。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 学内の先生や学外の講師先生による志望業種別の対策講座や面接練習、実技練習等があり、大変充実しています。そして、どんな悩みでも親身になって話を聞き、力になってくださる心強い先生方がたくさんおられます。畿央大学は、教員採用試験対策の環境が本当に整っていて、夢に向かって仲間と一生懸命頑張ることができると思います。私もたくさんの先生方と仲間に支えられ、今の合格があったのだと実感しています! 【なりたい先生像】 子どもたち一人一人の思いを大切にし、どんな小さな成長も認め、子どもの力を伸ばせる先生になりたいです。そして、いつまでも子どもたちと一緒に、笑顔で楽しめる先生でありたいです!!
2014.11.02
就活レポート~就職活動の現場から~№252
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第252弾! 現代教育学科6期生(15卒) 筒井 美帆さん 徳島県 小学校教諭 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私が教師を目指す最も初めのきっかけは、小学校のときの担任の先生の姿、そして高校の先生の「あなたの明るく元気な性格は先生に向いているのではないか」という言葉です。 しかし、私が本当に教師になりたいと強く願うようになったのは、大学3回生のときの教育実習からでした。それまでは、本当にこの職業は自分に向いているのかなど、職業選択という人生の大きなターニングポイントで私は日々大きな不安や悩みを抱えていましたが、教育実習を終えた後は、絶対に教師になりたいという思いが増す一方でした。 【学校インターンシップ・教育実習を体験して】 インターンシップや教育実習の経験は私にとってかけがえのないものとなっています。特に教育実習では、1ヶ月もの間毎日小学校に通い、職員室の様子や行事の裏側など、普段ではなかなか見ることのできないリアルな現場の様子を肌で感じ、また本物の子どもたちの前で45分間の授業をするという普段ではできない貴重な経験をしました。 このような経験を通して、教員の大変さ、厳しさ、難しさなどを実感しましたが、それと同時に子どもたちが「授業たのしかった」といってくれたときの喜びや達成感、日々成長していく子どもたちの様子を目の当たりにしたとき、教師としてのやりがいというものも感じることができました。 【畿央大学での大学生活について】 私は徳島県出身ですので、大学生になって初めて一人暮らしを始めたのですが、その分自分の時間を自由に使えることができ、今思い返すと本当に自由な大学生活を送れていたと思います。畿央大学は他の大学と比べても決して大きくはないですが、その分、アットホームな空間でさまざまな人たちと深い関係を築くことができます。私自身も行事やクラブ活動にも積極的に参加し、教育学部以外の学生、先輩・後輩、先生方ともたくさんの出会いがあり、充実しすぎるほどの大学生活でした。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 私は自分の趣味やクラブ活動と並行しながら、とにかくマイペースで受験勉強をおこなっていたので、早めから1人1人に合わせた受験対策をしていただけたことはとてもありがたかったです。 私が特に役立ったと思うのは、面接対策です。人前で話す、とにかく分からなくても質問に答えるという経験は自分ひとりでは出来ません。初めは「緊張するし、嫌だなあ」と思っていましたが、先生方の熱心な指導のおかげで、本番の試験でも面接対策でやってきたことを信じて笑顔で堂々と話すことができました。 勉強に関しては、どれだけ早い段階から教職教養を一通り勉強することができるかが合格の決め手になってくると思います。教職教養を出来るだけ早い時期に取り組んでおくと、後々の受験勉強にも余裕が出てくるはずです。 【理想の先生像】 「子どものことを常に理解しようという姿勢を持っている先生」です。先生はいつもひとりひとりのことをよく見ているよ、気にかけているよ、助けようとしているよ、理解しようとしているよ、という姿勢を忘れずに、子どもたちが出すどんなサインにも敏感に気づき、すぐに対応できる先生になりたいです。そして、基本は明るく元気に!がんばっていきます。
2014.11.01
就活レポート~就職活動の現場から~№251
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第251弾! 看護医療学科4期生(15卒) 平 晏奈さん 奈良県立医科大学附属病院 勤務 【就職活動を振り返って】 初めはわからないことばかりで、不安がいっぱいの就職活動でした。その中で、自分の目指す看護師はどのようなのかを考え、その看護師になるにはどの病院が自分に合っているかなどを考えモチベーションをあげながら病院選びを行いました。そうすることで、面接の時自分の思い、考えを伝えやすくなったと思います。 わからないことばかりであった私の就職活動は、友人や先生、キャリアセンターの方々家族身の回りの人みんなに助けられて無事終えることができたと思います。 みなさんに感謝です。 【就所活動でPRしたこと】 学生時代に頑張ったことをPRしました。 また、そこで自分が得たものを就職してからどのように活かせていけるかをPRしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 履歴書、自己PRなど丁寧に添削していただきました。添削の際には、書面ではなく実際に担当であったキャリアセンター谷口さんとお話し、話の中で私の伝えたいことをうまく引き出していただき、私の伝えたいことが上手く伝わるものができました。 また、就職試験の前には面接練習も丁寧に行っていただきました。お陰で自分の伝えたいことを再確認でき、伝えるべき内容をまとめることができました。入退室の動作もしっかり教えていただき不安が軽減しました。 最後に谷口さんからのエールもあり、自信もつき「よし!頑張ろう!」という気持ちになりました。ありがとうございました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 病院選びは自分の目指す看護師を思い描き、どの病院に就職すれば自分の目指す看護師に近づけるのかを考えることが大切だと思います。 また、キャリアセンターの方々はみなさんとても親切で優しい方ばかりです。病院説明会やインターンシップ、お礼状などわからないことが多い就職活動だと思いますが、わからないことはキャリアセンターの方に質問、相談すると必ず力になってくれます! 頑張ってください!!
2014.11.01
就活レポート~就職活動の現場から~№250
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第250弾! 理学療法学科9期生(15卒) 松山 剛士さん 喜馬病院 勤務 【その病院に決めた理由】 卒業後も研究を続けたいと思っていたので研究棟など研究設備を持っていて且つ新人教育が熱心なため決めました。 【就職活動を振り返って】 自分は文章力がなく、自分の考えていることを文面で相手に伝えることが苦手だったので履歴書を記入するのはかなり苦労しました。しかし履歴書を書くことで自分の考えていることが頭の中で整理できて自分のしたいことや目標などが深く知ることができました。 【就職活動でPRしたポイント】 とにかく研究に力を入れておられる病院であったので自分の研究内容や将来的にも向上心をもって研究を行っていきたい強い意志があることをPRしました。また剣道をしていたので礼儀正しく行動できるところも自分の長所であると思っていたのでそこもPRしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 とにかく私は面接も論作文も初めてで右も左もわからない状態からのスタートであったのでわかりやすく論作文や履歴書の書き方、面接での対応などを教えてくれる就職サポートはとてもためになりました。またキャリアセンターの先生方も親切に教えて頂いたので安心して就職活動に励むことができました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 とにかくスピードが肝心であると思います。実習後で遊びたいとも思いますが少し先に目を向けて遊びと両立しながら早めに色んな病院を見学し、自分が働きたいと思うような自分にあった病院はどれかをしっかり考えて、早めに履歴書の作成や面接練習を行った方がよいと思います。