2017.12.18
就活レポート~就職活動の現場から~No.454(公立幼保)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第454弾!
現代教育学科9期生(18卒) 伊藤 亜季 さん
松原市・公立幼保 勤務
【目指そうと思ったきっかけ】
私が幼稚園教諭・保育士を目指そうと思ったきっかけは、年の離れたいとことのかかわりです。小学校高学年のときにいとこが生まれ、お世話をしたり絵本を読んだりしたことがとても楽しかったことを覚えています。また、毎日一緒に過ごすなかで、どんどんできることが増えていくといった成長を感じました。この経験から将来子どもとかかわり、成長を感じることができる仕事に就きたいと思うようになりました。
【学校インターンシップ(ボランティア)・教育実習を経験して】
幼稚園教育実習では先生が保護者の方から子どものことについて相談や質問を受けている場面を見かけることがよくありました。やはり子どもたちだけでなく、保護者の方ともしっかりかかわる仕事であるなと改めて感じました。そして、当たり前のことですが毎日子どもたち一人ひとりをちゃんと見ていないと、保護者の方の相談や質問に答えられないとも思いました。子どもたちが毎日「幼稚園・保育所に行きたい!」と思える保育をおこなっていくことが、保護者の方との信頼関係を築くことにつながっていくと、実習を通して強く感じました。
【畿央大学での大学生活について】
アカペラ部、畿友会、災害復興ボランティアの活動などの課外活動では自分なりに積極的に活動しました。特にアカペラ部では他の大学と交流をしたり、ライブ運営の中心を担ったりするなどなかなかできない貴重な経験ができました。これらの経験は採用試験でもアピールポイントになりました。また、畿友会では様々な学校の行事にも関わることができました。同じ学科の友達はもちろん、部活などを通して他学科、他学年の人と関わることで自分にとってプラスになることは本当にたくさんありました。
【畿央大学の教員採用試験対策について】
畿央大学は先生方が面接練習に本当に力を入れて下さります。対策室の先生だけでなく、学部の先生もみて下さり、たくさんの先生から指導やアドバイスをしていただけます。また、一緒に練習を受ける友達同士でもお互いにアドバイスをしたり、よかったことを伝えあったりすることがとても励みになりました。さらに、面接練習だけでなく絵本や手遊びなどの実技試験対策の時間を個別にとっていただくこともあり、しっかりと準備をして試験に臨むことができました。
【理想の先生像】
子どもと同じ目線に立てる先生になりたいと思います。子どもたちの視界と大人の視界は大きく違うので、子どもの視界を意識して危険のない保育環境を作っていくことを大切にしたいです。また、子どもたちは時に大人の考えつかないようなアイディアを生み出したり、大人では気づかない発見をしたりすることがあります。それらに対して、できるだけ子どもたちと同じものの見方や考え方に立って共感し、寄り添っていくことを心掛けたいと思います。
【後輩へのメッセージ】
勉強をしないといけないとは思っていても、気持ちを切り替えて勉強に取り掛かるのはなかなか難しいと思います。私は3回生の間はかなり部活に打ち込んでいたので、本格的に勉強を始めたのは後期の授業が終わってからでした。10月ごろから始めている友達が多かったのですごく焦り、春休みは毎日学校で勉強していました。自宅にいて一人で勉強をする方が集中できるという人もいると思いますが、学校でお昼休みに友達とご飯を食べて気分転換をしたり教え合ったり、また、わからないことや相談したいことがあればすぐに対策室の先生に聞きに行けるなど、学校で勉強することはすごくおすすめです。「今から勉強を始めるには遅いかな」と考えている人もいるかもしれませんが、まだ間に合うと思います!公立幼保は本当に長い間頑張り続けないといけませんが、最後まであきらめずに力を発揮してほしいと思います。頑張ってください!