2023年1月の記事

2023.01.06

就職レポートNo.720(病院/理学療法士)理学療法学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第720弾! 理学療法学科17期生 (23卒)  M.K さん 病院(理学療法士) 勤務     ※撮影時のみマスクを外しています。   【その病院に決めた理由】 法人内の3病院を通して高度急性期から回復期まであり、幅広く知識を身に付けることができ、定期的に勉強会があるなど自己研鑽に励めると感じました。特に実習でお世話になった病院ではリハビリテーション室での和やかな雰囲気と病棟での患者様と真摯に向き合う姿から、メリハリのある環境に惹かれました。また先生方との距離が近く、リハビリテーションスタッフだけでなく、他職種の方とも積極的に意見交換する姿を拝見し、このような環境であれば患者様第一の医療を提供できると考えたため、志望しました。     【就職活動を振り返って】 私の受験した病院は二次試験まであり、最初の試験から合格発表までは約1か月かかるため、不合格の場合も考えるとリスクはありました。しかし、それよりも“この病院で働きたい!”という強い思いがあったので受験しました。 早い段階から受験について考えていましたが、履歴書を書くのに苦労しました。志望動機や自己PR、学生時代に頑張ったこと、長所・短所など自己分析は思っている以上に時間がかかりました。友人と話す中で過去を振り返ったり、自分が気付かなかった長所があったりと新たな自分を見つけることができました。そのおかげで納得できる履歴書が書け、また面接試験にも活かすことが出来ました。 就職活動を通してネガティブに考えてしまい、辛い思いをすることは何度もありました。しかし、それ以上に周りの人たちに支えられていることを再確認できた貴重な機会でした。     【就職活動でPRしたポイント】 “先生方と共に働きたい!”という思いを全面に出し、実習や施設見学で感じたことを具体的に伝えました。また、幼少期から書道を習い続けていることについてPRしました。リハビリとの共通点を大きく分けて2つ伝えました。 ①先生と二人三脚で、目標達成に向けて努力する点、②目標を共有することで、先生がそれに応じた指導をしてくれる点についてです。生徒と先生の両者の視点から考え、経験を通して学んだことを、今後理学療法士としてどのように活かしていくのかを伝えました。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 実習中から就職したいと考えており、学科の先生に相談していたので、求人が出てからすぐ連絡をくださりました。そのため早めから履歴書の準備や筆記試験の対策が出来ました。キャリアセンターの飯山さんは、履歴書や小論文の添削、面接練習だけでなく、願書の確認なども行ってくださり、手厚いサポートでした。また、試験で思うように成果を出せず、落ち込んでいた時も真摯に向き合ってくださり、とても感謝しています。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 実習終了後から、就職活動や卒業研究、国家試験の勉強など本当に大変です。根を詰めてするのも方法ですが、たまには息抜きも必要なので、メリハリをつけて進めると良いと思います! 病院によっては試験が遅く、周囲と比較して焦ることもあると思いますが、“その分、準備することが出来る”と考え、自分のペースで進めることが大切です。後悔しない選択をするために、病院見学に積極的に行き、実習で感じたことを思い返すことが必要で、しっかり時間をかける方が良いと思います。 最後に、就職活動は一人では乗り切れないと思います。みんなで助け合って、乗り越えてください!応援してます!!  

2023.01.05

「冬季集中講座」を実施しました。

3回生の教員志望者を対象として「冬季集中講座」を今年度から新たに実施することになり、2022年12月26日(月)・27日(火)の2日間の日程で、教育現場で活躍されている卒業生を講師に迎えて行いました。     午前は「集団討論を一度やってみよう」と題し、集団討論を実際にやりながら感覚をつかむことを目標に取り組みました。初めて経験する学生も多い中、一人ひとり、しっかりと自分の考えを相手に伝え討論の雰囲気を感じ取っていました。         午後からは、卒業生を迎えての講演・座談会がありました。教育現場での様々な経験や教員採用試験に向けてのアドバイスなど、日頃から児童や生徒との関わりの中から得たものを、学生に話していただきました。 その後は卒業生にも面接官になっていただき、集団面接を行いました。午前中の集団討論と同様、参加した学生は本番さながらの質問にも落ち着いて答え、頑張っている姿がみられました。     6名の卒業生のみなさん、忙しい中ご協力ありがとうございました。 学生のみなさん、教採・公務員対策室も全力でサポートしていきますので、卒業生の先輩の言葉をしっかりと受け止め、教員採用試験に向けて頑張りましょう!

2023.01.04

就職レポートNo.719(病院/看護師)看護医療学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第719弾! 看護医療学科12期生 (23卒) M.Y さん 病院(看護師) 勤務   ※撮影時のみマスクを外しています。   【その病院に決めた理由】 私は自立したい思いから、関東方面での就職を考えていました。興味のある分野は、救急医療や手術室看護師でしたが、やりたいことが見つからなかったため、幅広く最先端の医療が勉強でき、豊富な症例で経験を積むことができる病院を選択しました。また、休みの取りやすさや、勤務形態、勉強できる環境が整備されていること、説明会での対応など、理想とする条件にあてはまっていたことから就職先の病院に興味を持ちました。さらに、「基本を忘れず、五感を研ぎ澄ませながら、みて、触れて、考える」という言葉に共感し、専門職者としてだけでなく、人の気持ちを考える環境で人としても成長できると思い就職を決めました。     【就職活動を振り返って】 就職活動について考え出した頃は大阪での就職を考えていたため、大阪の病院について複数の先生に相談に乗っていただきました。しかし、関東方面での就職に決めてからは病院の環境について知っている先生が少なく、情報収集に苦戦しました。そこで病院は無数にあるため名の知れた病院に絞り、病院主催の説明会に参加し、電話でも病院見学の可否を問い合わせしていました。また質問したいことはメールを送ったり、可能であれば外観だけでも見に行ったり、先輩の体験記も参考にしながら自分が思い描く将来のために知りたいことを知ることで納得のいく病院を見つけました。     【就職活動でPRしたポイント】 PRしたことは、「冷静さ」です。面接では、就職してからどのような看護をしたいか、どうして遠方の病院を選択したかなど、その病院を選んだ理由に関することが多かったため、冷静さを言葉で伝えることはしませんでした。しかし、面接やロールプレイングでは、緊張から冷静さを失わないように、今後、試験で出会った方々と一緒に働くと考え、仲良くなり楽しむ意識を忘れずにいることで、冷静に課された課題をこなすことができたと考えています。 面接では大阪の病院ではない理由を深く聞かれましたが、これまでたくさん調べてきたことが功を奏し、大阪の病院との違いを説明することができたため、受験のための準備がPRにつながったと思います。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 実習で行ったこともなく、コロナ禍で病院に入ることができなかったことから、知りたい病院についてわからないことだらけで、どのように知りたいことを聞きけばいいか迷っていたことがありました。電話やメールで問い合わせていい質問なのか迷ったりしても、キャリアセンターの方に聴くことで、具体的にやらなければならないことが分かり、行動することができたと感じています。また、履歴書の添削や面接練習に付き合っていただきました。自分で考えていることをうまく言葉にできなくても、面接で話せるように言葉を提案してくださり、安心して本番に臨むことができたと思います。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 私は受験日が遅く、周りの友人たちが内定をもらう中で何もしていない時期がありました。その不安から、早期で受験できるところを受けようかと何度か揺らぐこともありましたが、周りの友人の受験体験を聞くことで、自分の実践につなげられる準備期間になったと思います。私は4月からの働く環境が、自分にとって最後の大きな環境の変化になると思ったので、ハードルが高そうだから諦めることはせず、チャレンジしていく気持ちを忘れず病院選びを行いました。給与のことなど聞きづらいことでも電話やメールを活用し、焦らず、自分のなりたい未来を想像し、病院を知っていくことで納得のいく病院が選択できると思います。頑張ってください。  

2023.01.04

就職レポートNo.718(大阪府/栄養教諭)健康栄養学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第718弾! 健康栄養学科17期生(23卒) R.T さん 大阪府・栄養教諭 勤務     ※撮影時のみマスクを外しています。     【教師を目指そうと思ったきっかけ】 小学生の時の栄養教諭の先生との出会いがきっかけです。当時、私はとても少食だったため、周りの友達と同じペースで食べられないことが不安で、給食の時間を少し苦痛に感じていました。しかし、栄養教諭の先生が「自分のペースでいいよ、おいしく食べられることが一番だよ」と声をかけてくださったことで、食べることへのイメージが変わり、安心して給食を楽しむことができるようになりました。私もこの先生のように、子どもたちに食べることの楽しさを伝えたいと思い栄養教諭を目指そうと思いました。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 4回生の4月から5月の1カ月間という短い期間しかボランティアを経験していませんが、学校での授業の様子や給食時間の様子を見学し、子どもたちとの関わり方を学ぶことができました。また、教育実習を通して一番学んだことは、「待つことの大切さ」です。教師は子どもたちに何かをしてあげることが仕事だと考えていたのですが、実際には、子どもたちは想像の何倍も自分で自分のことができると知りました。そして、待つことで子どもたちの自発的な助け合いが生まれることも知りました。そこで、教師のあり方を自分なりに考えることができました。     【畿央大学での大学生活について】 健康栄養学科は資格を取得することが最終目標になるので、決して楽な4年間ではありませんでした。他大学の友人と話していて「何でこんなに頑張らないといけないんだろう」と思ったこともあります。でも、だからこそ同じ道を目指す友人と切磋琢磨して頑張ることができました。また、私は将来の選択を狭めたくなかったので、色々なことに挑戦しました。サークル活動、ヘルスチーム菜良、畿友会など色んな団体で活動して、その全てが今の自分の力になっています。とても充実した4年間でした。     【畿央大学の教員採用試験について】 教員採用試験について、右も左も分からない中、教採・公務員対策室の先生方をはじめ、教育学部の先生方、健康栄養学科の先生方に、本当に手厚くサポートしていただきました。特に面接と模擬授業の練習では、実習で日程が合わず、思うように練習ができないときに、特別に時間を作っていただいたこともありました。また、畿央大学は「チームで頑張ろう」という一体感があり、栄養だからと一歩引いてしまった時に「みんなで頑張ろう」と声をかけてくれる教育学部の皆さんの温かさにとても助けられました。     【理想の教師像】 子どもたちの心と身体に寄り添うことができる栄養教諭です。食事は人間の機械的な行動ではなく、趣味や嗜好のような人間らしさと結びついた活動だと思っています。そのため、肥満や痩身、偏食などの問題について、健康になるための栄養管理・栄養教育だけでなく、なぜ食べられないのか、なぜ食べ過ぎてしまうのかその気持ちや背景を大切にして、食育を行っていきたいです。     【後輩へのメッセージ】 大切なことは「自分のペースを守る」「周りの人に頼る」ことです。勉強はコツコツ頑張る人もいれば、最後にぐんと伸びる人もいます。他の人がよくできているのを見て焦ることもあると思いますが、無理をせず自分のペースで落ち着いて頑張ることが合格への近道です。しかし、だからといってひとりで机に向かっていても気が滅入ってしまいます。少しでも悩んだり不安に感じたりしたら周りの人に相談するのが一番です。畿央大学には相談できる先生方がたくさんおられます。一緒に頑張ってくれる仲間もたくさんいます。だから、図々しいくらい人に頼りましょう!そして、みんなで一緒に頑張って欲しいです。良い結果になることを願っています。