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就職レポート【現代教育学科】
2018.11.29
就活レポート~就職活動の現場から~No.512(信用金庫)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第512弾! 現代教育学科10期生(19卒) N.N さん 信用金庫 勤務 【その企業に決めた理由】 金融業界はなんとなく堅いイメージがあって、初めは全く考えていませんでした。エントリーしようと決めたのは、合同説明会で友達についていって説明を聞いたときに、職員の方が温かい方だったこと、信用金庫は地域活性化に力を注いでいることに魅力を感じたからです。 【就職活動を振り返って】 3回生の後期から一般就職に変更し、初めは分からないことだらけで就職活動に対してとてもネガティブに考えていました。しかし、キャリアセンターの先生や同じ一般就職希望の友達と話をする中で、不安も少なくなり、自分の将来や自分自身のことについて深く考えることができ、前向きに就職活動をすることができました。 【就職活動でPRしたポイント】 アルバイトと施設実習で自分がどういう思いでどんなことをしたのか、その結果何を学んだのかを話しました。できるだけ面接官の方に内面を知ってもらえるように、素直にありのまま、わかりやすく話すこと意識しました。「インパクトのあるすごいことを話さないと…」と思ってしまいがちですが、そんなに難しく考えず普段自分が大切にしていること、心掛けていることを考えてみれば、十分なエピソードはあると思います。自分の気持ちや今までの経験を振り返って、どう思ってどう行動したのかを整理し、自分の中で軸を持って面接に臨むとやりやすかったです。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 履歴書やエントリーシートの添削などでキャリアセンターに通っていました。私は教育学部なので西畑さんにいつも見てもらっていました。小さいことでも親身になって相談に乗ってくださり、内定をもらった時も一緒になって喜んでくださって、就職活動をする中で本当に心の支えになりました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 教育学部で先生になる友達が多い中、一般就職を希望するのは不安でいっぱいだと思います。しかし、教育学部でも全く不利ではなくて、むしろ実習などの経験がある分良いイメージを持っていただくことが多かった気がします。自分がしていること、考えていることは正解なのか心配になることもあると思いますが、一人で抱え込まず、些細なことでもキャリアセンターの方や友達など周りの人に相談してみてください。就職活動は、今まで気づかなかった自分自身のことを知り、周りの人に感謝できるいい機会です。また、就職することが目的ではないので、素直に将来どんな人になりたいとか、どんな生活を送りたいとか、将来のことを考えて気負いすぎずに頑張ってください!
2018.11.28
就活レポート~就職活動の現場から~No.510(小学校教諭)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第510弾! 現代教育学科10期生(19卒) T.H さん 堺市・小学校教諭 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 小学校2年生のとき、学校に行くことができなかった時期がありました。そんなとき、担任の先生は一緒に学校に行ってくださり、何度も話を聞いてくださるなど、様々な支援をしてくださったおかげで、無事に学校に行くことができるようになりました。私も子どもの目標や夢を支えることができるような教師になりたいと思い、志望しました。 【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 ボランティア、教育実習で学んだことは「言葉かけを変えると子どもも変わる」ということです。子どもを指導・支援するとき、どうしてもその行動やできない部分に目が行きがちになってしまいます。できる、できないではなく、その子の好きなことやできることに目を向け、伸ばそうという姿勢が大切であることを学びました。すると自然と肯定的な言葉かけが得意になりました。肯定的な言葉かけは子どもの自信となるだけでなく、苦手なことにもチャレンジしてみようという気持ちの支えになっていくことも学びました。 【畿央大学での大学生活について】 大学での特別支援教育についての授業は自分にとって大きな学びとなりました。大学に入るまでは、障害についての知識もなく、様々な障害があり、その一つひとつに応じた支援があることを知りませんでした。授業で学んだことを、ボランティアや実習で自分なりに目の前の子どもの実態に応じて工夫して実践することで、自分の力に変えていきました。また大学生活での様々なボランティアはとても楽しく、考え方、見方の視野を広げることができます。みなさんも是非ボランティアに限らず、部活やサークル等にも積極的に参加してみてください。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 何から勉強したらいいのだろう、と感じたらまずは対策講座に出てみることがいいと思います。そこでは頑張っている友達がいて、少し焦りますがとてもいい刺激になり、「自分も頑張らないと!」と勉強のスイッチが入ります。対策講座は、自治体や試験の傾向に応じた問題を作ってくださるし、試験に役立つ情報やポイントだけでなく、勉強の仕方のヒントを知ることができます。講座で学んだことをその日のうちに見直してその範囲の問題を解くことを繰り返すことで、少しずつですが、できるようになっていくと思います。面接もどこの大学よりも対策してくださいます。面接が苦手な人でも回数をこなすことで慣れることができ、いい緊張感と自信をもって本番に臨むことができると思います。 【理想の教師像】 私の理想の教師像は、子どもの「心」にしっかりと目を向け寄り添うことができる教師です。教育実習のとき、クラスでは振り返りジャーナルを毎日行っていました。振り返りジャーナルとは教師とのコミュニケーションツールであり、普段は聞くことができない子どもたちの本音がそこにはありました。子どもの中には積極的に話す子もいれば、前に出る子の陰に隠れてしまいがちな大人しい子どももいます。学校生活では教師自身の目に見えるのは子どもの行動だけで、その行動の背景を知らないまま指導してしまうこともあります。表面的な部分ではなく内面的な部分にしっかりと目を向け、楽しいことや面白いことだけでなく、不安や辛いことにすぐに気付き寄り添うことができる教師になりたいです。 【後輩へのメッセージ】 私は成績が伸びずにとても悩み、面接も苦手で「もう諦めようかな」と思った時期がありました。そんなとき、教採・公務員対策室の新免先生に「みんなが1時間でできることをあなたが3時間かけてできるならそれでいいじゃない、あなたはあなたなんだから」と声をかけていただきハッとしました。私はそのとき周りとの比較ばかりで、いちばん大事な「自分らしさ」を見失っていました。自分の良さは自分がいちばんよく知っているので、それを伸ばし、面接で話すことができるよう心掛けていきました。私は決して面接で上手に話すことはできませんでしたが、できるだけ自分の良さをアピールできるように面接ノートにネタをたくさん書いていました。将来こんな教師になりたい、どんな子どもを育てたい、そのためにこんな学級づくりをしたい、という自分の軸をしっかり持つことが何より大切だと思います。その夢は試験勉強で辛いときに支えてくれるものであり、原動力となります。無理はせず、息抜きもしながら、あくまで自分のペースで頑張ってください!
2018.11.28
就活レポート~就職活動の現場から~No.509(小学校教諭)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第509弾! 現代教育学科10期生(19卒) H.M さん 大阪府・小学校教諭 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 小学生のときに、家の近くに住む年下の子どもに勉強を教え、その子どもたちが「分かった!」「できた!」と喜ぶ姿を見て私も一緒に嬉しくなり、教師という仕事に魅力を感じるようになりました。また、教育実習では、子どもたちのことを考えながら授業を考える楽しさにも気付くことができました。教師になった際には、子どもたちと楽しい授業を作っていきたいと思い、教師を志望しました。 【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 2回生の後期からスクールサポーターとして、母校の小学校に通っています。挨拶はもちろん、子どもたちと会話をするということを心がけていると、様々な学年の児童からも話しかけてくれるようになりました。子どもをしっかりと見て会話することの大切さを実感できたと思います。教育実習では、実際に授業をする難しさも経験できましたが、何よりも子どもたちの元気さ、素直さ、そして成長する姿には感動し、教師としてのやりがいを感じることができました。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学で充実した4年間を過ごし、様々な人と出会いました。授業では、実践やグループでの活動などで、友達と協力し合いながら活動することもあり、様々な意見を取り入れながら学べたと思います。また、授業の空き時間などは、友達と話しながら何か食べてのんびり過ごしたり、一人で課題をしたりしていました。学部を越えて、周りを見渡せば知り合いがいる、といった居心地がいい大学で学べたことは私にとってすばらしい環境だったと思います。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 教員採用試験は、たくさんの人に助けられて合格できたと思っています。教採・公務員対策室の先生には、対策講座から面接練習ととてもお世話になりました。模擬授業では学部の先生からヒントをいただき自分なりに個性を出して授業できたと思います。そしてなによりも同じ夢に向かう友達!悩み事も、くじけそうなときも友達がいたから頑張れたと思います。勉強勉強でしんどいときでも楽しみを見つけながら気分転換したりして過ごしていました。今思えば、戻りたくはないですが楽しい時間を過ごしていたのではないかと思います。ありがとう!! 【理想の教師像】 子どもたちと一緒に喜びを共有し成長できる教師になりたいです。教育実習で出会った先生は、算数が苦手な児童が高得点を取ったときに抱きしめるような勢いで一緒に喜んでいました。そのあとボランティアでその児童と会うたびに「90点取れた!」と報告してくれます。子どもたちと一緒に成長を喜ぶことにより、学習意欲も高まるということに気付き、「やったね!」であふれる学級を作りたいです。 【後輩へのメッセージ】 教員採用試験は団体戦だと思います。話したことがなかった人とも自然と友達になります。試験は楽なものではありませんが、周りのみんなの頑張る姿を見ていると自分もやらないといけない、頑張らないといけない、と励みになります。後は、自分に自信を持ってください。過信はいけないけど、やっただけの成果は必ず出ると思います。面接ではつくるのではなく、ありのままの自分を見せることが大切だと自分の経験から思いました。最終、自分の味方になるのは、経験と友達と先生と親と自分!頑張ってください!
2018.11.27
就活レポート~就職活動の現場から~No.508(小学校教諭)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第508弾! 現代教育学科10期生(19卒) K.N さん 奈良県・小学校教諭 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 小学校教諭を目指そうと思ったきっかけは、小学校のときに出会った先生です。なにか悩みや不安なことがあると、優しく声をかけたり優しい笑顔で安心させてくださったり、親身になって私と向き合ってくださいました。小学校教諭の免許と共に幼稚園教諭の免許も取得していく中で子どもたちの発達の段階に合わせた支援の大切さを実感し、楽しく笑顔で学校生活を送って欲しいと思い小学校教諭を目指しました。 【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 母校での教育実習や、今も行かせて頂いている小学校ボランティアが本当に自分の力になったなと感じています。子どもたちの笑顔や無邪気さにとても勇気をもらい、絶対に小学校の先生になりたい!こんな素敵な子どもたちと毎日過ごしたいと思うようになりました。採用試験の前など不安になることも多かったですが、ボランティア先で子どもと接すると、とても楽しく前向きな気持ちになり子どもたちからたくさんパワーをもらいました。 【畿央大学での大学生活について】 クラス制や担任制のある畿央だからこそ、アットホームな雰囲気でとても楽しく充実した毎日を送ることができています。教採に向けて友達と勉強したり、面接練習をやってみたり、仲間と一緒だったからこそ挫折することなく最後まで頑張ることができました。畿央で出会った友達はずっとかけがえのない私の宝物です! 【畿央大学の教員採用試験対策について】 先生方は親身になって、私たちに全力で協力してくださいます。教採・公務員対策室の先生方に悩みを相談すると、もうちょっと頑張ろう!といつも前向きになって勉強に力が入りました。畿央でのお母さん、お父さんのような温かさでいつも見守ってくださいました。自習室が23時まで開いているので勉強できる環境が整っていることも良かったです。勉強、面接、実技、出願など何から何まで手厚くサポートしていただいたのでとても心強かったです。学部の先生方も面接の練習を見てくださり、廊下で会った時には頑張ってるね!きっと大丈夫!など声をかけていただき、アットホームな畿央だからこそ私は合格することができたと思っています。 【理想の教師像】 子ども一人一人が持つ素晴らしい力を引き出し、伸ばすことができる教師になりたいです。自分の良さに気付くことができれば友達の良いところも気付けると思います。学級の中でお互いのよさを認め合い、毎日笑顔で成長できるようなクラスにしたいです。子どものために常に向上心を持って学んでいけるよう、保護者の方や周りの先生方からの刺激を受け成長し続けたいです。 【後輩へのメッセージ】 勉強すればするほど、面接の練習をすればするほど不安になったり、何をしたらよいか分からなくなったりするときがあると思います。そんなときは気分転換をしたり、友達と話したり、教採・公務員対策室にふらっと立ち寄ったりして自分が前向きになれる方法を見つけて切り替えて、頑張ってみてください!不安なときは採用試験に合格して、先生をしている自分をイメージして「自分はできる!」と思って前向きになって面接練習に挑むことも大切だと感じました。長くて大変だと思いますが、終わってみるとみんなと頑張ったこの夏がとても良い思い出になっています。畿央生のみなさん頑張ってください。応援しています!
2018.11.22
就活レポート~就職活動の現場から~No.505(小学校教諭)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第505弾! 現代教育学科10期生(19卒) T.T さん 和歌山県・小学校教諭 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私が小学6年生の頃、自分に自信を持てずに、中学受験をすることを悩んでいた時期がありました。そんな時に、当時の担任の先生が背中を押してくださいました。私の良いところ、頑張っているところを教えてくださり、自信に繋がりました。私も小学校教員として子どもたちに自信を付けて、沢山の事にチャレンジして欲しいと考え、小学校教員を志望しました。 【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 様々なボランティアを経験しました。例えば、地元の小学校の学習支援、マミポコキッズ、障害児者キャンプ、保養キャンプ、被災地支援などです。様々なボランティアを経験することで沢山のことを学び、実践力をつけてきました。これらは、大学の授業だけでは決して学ぶことができないことばかりでした。是非、多くのボランティアに挑戦してほしいと思います。 【畿央大学での大学生活について】 ボランティア団体「マミポコキッズ」での経験が1番印象に残っています。運営スタッフとして子どもたちのために、どんな活動にしていくのかなどを何度も会議をし、活動後も反省会を行ってきました。活動では、子どもの前で話す力もつけることができました。毎回の活動は非常に楽しかったのですが、辛いことや、同じ運営の友人とぶつかることもありました。しかし、この経験があったからこそ、今の自分があります。マミポコキッズでの経験は人生の宝物になりました。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 どの先生方も優しく、教員採用試験に向けたサポートを親身になってしてくださいました。私の第1志望の受験自治体志願者は畿央大学では少なく、充分なサポートをしていただけるのか正直不安なところもありました。しかし、そんな不安も必要なく、手厚くフォローして頂きました。一人ひとりの学生を本当に大切にしてくださいます。また、私は教育実習を経験してから教員の魅力ややりがいをそれまで以上に感じましたが、同時に、「自分が本当に先生になってもいいのか」と悩んでしまいました。このことを面談の際に、教採・公務員対策室の先生に相談したところ、私の頑張りや教員に向いているところなどを伝えて頂き、教員採用試験を受験する決心がつきました。教採・公務員対策室の先生には感謝の気持ちでいっぱいです。 【理想の教師像】 子どもの良さや個性を引き出せる教師が私の理想です。どの子にも、その子なりの良さや個性があると思います。その良さや個性を、将来、自信を持って発揮してほしいと思っています。そのために、子どもたちと沢山関わったり、よく見たりして、頑張りや良いところにいち早く気づき、褒められるようにしていこうと考えています。 【後輩へのメッセージ】 何事も「全力で」頑張ってください。そんなのしんどいと思うかも知れませんが、勉強やボランティア以外にも、遊んだり休憩したりすることにも全力になってください。なんでも中途半端にすることはいけません。やる時はやる。休む時は休む。メリハリをしっかりとつけることができる人は教員にも向いていると思います。何事も中途半端にすると、後悔することにもなります。また、独学はオススメできません。私は大学で9時頃から20時過ぎまで友達と一緒に勉強していました。終電ギリギリまで残ることもありました。受験自治体もバラバラな友達と一緒に勉強していましたが、教え合い、助け合い、励まし合い、辛い勉強も乗り越えてきました。そうすることで、1人で勉強していては得られない沢山のことを友達からも学ぶことができました。面接練習や模擬授業の練習も、友達同士で助言し合いながら行ってきました。私が教員採用試験に合格することができたのは、友達の支えがあったからです。一緒に勉強や面接練習などができる友達を探して、チームで教員採用試験を戦ってほしいと思います。皆さんの合格を心から願っています。
2018.11.22
就活レポート~就職活動の現場から~No.504(小学校教諭)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第504弾! 現代教育学科10期生(19卒) M.N さん 堺市・小学校教諭 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私が教師を目指そうと思ったのは、小学5年生のときに出会った担任の先生がきっかけです。いつも明るく前向きで、学級の子どもたち一人ひとりの頑張りを認めてくださる先生でした。消極的な私が先生と出会い、何事にもまずはチャレンジする大切さを教えていただき、少しずつ自分に自信を持つことができました。私を変えてくださった先生のように、私も子どもたちの成長に携わり、一人ひとりの良さを認め、可能性を引き出すことができる教師になりたいと思いました。 【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 私は2回生後期から自分の母校の小学校にインターンシップ、スクールサポーターとして行かせていただきました。様々な学年に入らせていただき、勉強も遊びも一生懸命に取り組む子どもたち、そして先生方の熱心なご指導を見て、教師という職業に改めて魅力を感じました。教育実習では3年生に入らせていただき、毎日学級の子どもたち一人ひとりと話すことを意識しました。初めは、なかなか心を開いてくれない子もいましたが、実習を終える頃には、子どもの方から挨拶をしてくれたり、話しかけてくれたりするようになりました。教師の関わり方が子どもとの信頼関係に結び付くということを実感しました。 また、実際に授業をさせていただき、子どもたちの考えを認めつつ、ねらいに沿って授業を進める大切さを学びました。上手くいかなかったときは、「次はこうしよう!」と前向きに何度も授業を見直しました。たくさんの学びがあった教育実習を通して、改めて教師を目指す気持ちが強くなりました。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学での4年間は、本当に充実した毎日でした。勉強面では、教科ごとの指導法を学び、指導案作りや模擬授業など、友達と高め合いながら、積極的に取り組みました。 また、部活動では、教職クラブODENの副代表、災害復興ボランティアHOPEFULの運営、アルティメット部など、様々なことにチャレンジしました。その他にも、ボランティアやアルバイト、やりたいことがたくさんあり、忙しい日々でしたが、その分、得るものが多かったように思います。大学での経験や出会った人たちの存在は、私にとってかけがえのないものです。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 私は、3回生から対策講座や自治体の説明会、対策室の先生との面談など、教採に向けて少しずつ動き出しました。また4回生からは、対策講座に加え、個人・集団面接の対策を本格的に始めました。教採・公務員対策室や学部の先生方からたくさんのアドバイスをいただき、教採に向け、勉強と両立させながら面接練習の方にも力を入れていました。たまには息抜きもしながら、友達と遅くまで学校に残り、勉強する毎日でした。私は教採当日、今までに経験したことがないぐらいの緊張をしましたが、今までやってきたことを信じて、乗り越えることができました。特に、教採・公務員対策室の先生方には大変お世話になりました。教採期間辛くなったときは、ふらっと対策室に行くと親身になって話を聞いてくださったり、エールを送ってくださったりして、何度も勇気をもらい、私にとって、とても強い味方でした。 【理想の教師像】 私の理想の先生像は、子ども一人ひとりのよさを認め、可能性を引き出すことができる先生です。子どもたちは一人ひとりに個性があり、よさがあります。学校生活を通して、子どもたちが自分に自信を持てたり、何事にも挑戦する気持ちを持てたりするように、教師として後押しできる存在になりたいです。そのために、毎日子どもたちとの関わりの中で「ほめる」ことを意識し、よいところをたくさん見つけ、子どもたちが秘めている可能性を引き出す先生を目指します。 【後輩へのメッセージ】 私は、教採を通して一番大切だと思うことは、自分自身と最後まで向き合うことだと思います。これから教採期間中、悩んだり、辛くなったりすることがあると思います。その時は、自分が教員を目指したきっかけを振り返ったり、子どもたちと関わる時間を作ったりしてください。同じゆめを持った仲間や、自分を支えてくれている人たちに相談してください。きっとそれが自分にとって頑張る糧になると思います。しっかりと自分の軸を持っていれば大丈夫。頑張った分だけ、自分への自信につながることを信じ、たまには息抜きもしながら、自分のペースで頑張ってください。応援しています。
2018.11.20
就活レポート~就職活動の現場から~No.501(公立幼保)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第501弾! 現代教育学科10期生(19卒) C.I さん 奈良市・公立幼保 勤務 【目指そうと思ったきっかけ】 弟や妹のお世話をしたり、年下の子どもたちと一緒に遊んだりする機会が多く、小さなときから子どもと関わる仕事がしたいと思っていました。また、通っていた幼稚園の先生に憧れていたこともきっかけのひとつです。その先生はとても優しく、たくさん遊んでくださって、幼稚園に行くのが毎日楽しみだった記憶があります。 【学校インターンシップ(ボランティア)・教育実習を経験して】 3回生からスクールサポーターとして、実習園でボランティアをしていました。実習前に子どもたちや先生方とコミュニケーションをとることで、スムーズに実習に入ることができ、私自身とても勉強しやすい環境になりました。実習中は子どもたちの生活を毎日見ることで、子どもたちの興味関心がわくような環境構成の中で保育をする楽しさと難しさの両方を感じ、自分が働いたときにどんな保育をしていきたいかを考えるきっかけになりました。現在もボランティアは週1回行っていますが、実習とは違った発見や面白さがあります。「行かなければいけない」ではなく、「行きたい」という前向きな気持ちを持つことが、子どもたちと楽しく過ごせる秘訣です。また、実習やボランティアの経験は子どもの姿をイメージできるので、面接で話しやすくなります。時間があって、行きたい!と思っている人はぜひ行ってみてください。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学で過ごした時間はとても充実していました。免許を取得する学校のため、授業や実習が多く、とても大変でしたが、「今日も1日頑張ったー!!!」と思える毎日を過ごすことができました。私は、周りの友達や先生方に助けてもらいながらここまで頑張れたと思っています。困っているとき、悩んでいるときにはいつでも優しく手を差し伸べてくれる人がたくさんいるところが畿央大学の魅力です。また、先生方との距離感も近いので、学校のことだけではなく、何でも相談できる環境が整っています。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 3回生の頃から対策講座が始まり、4回生になると、一般教養、専門、面接と様々な面からたくさんサポートしてもらえます。私の受けた自治体は出願が4月だったので、みんなよりも早く対策室の先生にエントリーシートの添削や面接練習のお願いをしていました。面接練習では、いろんな面接に対応できるように、毎回違う先生の面接練習を受けるように心がけたりもしていました。回数を重ねるうちに、自分の伝えたいことがだんだん明確になってくるので、内容がしっかりしてきたな、と自分でも感じることができ、いつも自信をもって試験に臨むことができました。試験内容に悩んだときや不安で不安で仕方ないとき、やる気がなくなってしまうときもあると思います。そんなときは、対策室に行って話をすると、的確なアドバイスをもらえたり、落ち着くことができたり、帰るときには自然と「よっしゃ!頑張ろう!!」という気持ちになれます。 【理想の教師像】 私は、一人ひとりの思いや願いを受け止め、「明日も園に行きたい!毎日楽しい!」と思ってもらえるような保育者になりたいです。実習やボランティア、アルバイトなどを経験して、日々、新しく発見したり、興味を持ったりできることは子どもたちの成長にとても大切なことだと分かりました。子どもたちのやってみたいという好奇心を大事にしながら、楽しい毎日を過ごせるようにしたいです。 【後輩へのメッセージ】 気分転換を上手にすることが大切だと思います。筆記の勉強の気分転換は実技練習、実技練習の気分転換は筆記の勉強、とそれぞれが気分転換になるように予定を組んでいました。それ以外にも、アルバイトをしたり、友達とご飯に行ったり、好きなアーティストのライブに行ったりと、予定も入れながら勉強を頑張ることができるような環境を作っていました。私はみんなよりも早く試験が始まったので、正直しんどいこともありましたが、公立幼保のみんなや対策室の先生方が応援してくれたので、「最後までがんばろう」という気持ちになれました。合格したことを伝えると私以上に喜んでくれる仲間がいて、本当にうれしかったです。畿央生はライバルでもありますが、切磋琢磨できて、喜怒哀楽を共有できる最高の仲間がいっぱいいます。みんなで助け合いながら、合格を勝ち取ってください。来年、一緒に働くことができるのを楽しみにしています。頑張ってください!!!
2018.11.16
就活レポート~就職活動の現場から~No.500(小学校教諭)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第500弾! 現代教育学科10期生(19卒) H.U さん 奈良県・小学校教諭 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 きっかけは、小学校の時の担任の先生への憧れでした。その先生は、子ども一人ひとりの様子を把握し、元気のない子などにいつも声をかけておられました。私自身、小学校の時は消極的な性格であまり人と話すのが得意ではありませんでした。しかし、先生はそんな私の性格に気付き、たくさん話をしてくださいました。そのおかげで人と話すのがすごく好きになり、学校がすごく楽しくなりました。この経験から私も、子どもたちにとって小学校の6年間が大切なものになってほしいと思い、教師を志望しました。 【学校インターンシップ・教育実習を経験して】 ボランティアや教育実習の経験はとても大切です。私は学校ボランティアに参加するまでは、ほとんど学校の子どもたちと接する機会はありませんでした。ボランティアに参加させていただくことで、子どもたちとの関わり方や実際の授業などたくさん学ぶことができます。その経験は必ず教育実習や教員採用試験で生きてくると思います。また、教育実習では学校の先生方から児童への対応や教師自身が気を付けることなど多くのことを学びました。それらは、大学の授業では学べないことばかりでした。ボランティアや教育実習で学んだことを教員になってからも大切にしていこうと思います。 【畿央大学での大学生活について】 2回生前期から弾き語りサークルに入り、積極的に活動してきました。文化祭や外部のライブなどにも参加し、人前で歌うことの楽しさを知りました。サークルや部活動に入ることで大学生活はより充実したものになったと思います。サークルに入るまでは、同じクラスの人と一緒にいることがほとんどだったので、他学部の友達や先輩などがほとんどいませんでした。しかし、サークルに入ると他学部の友達や先輩後輩がたくさんできました。そういったところもサークル・部活動の醍醐味の一つかなと思います。また、教育学部ということで、同じ夢を目指す人が多かったのも心の支えになりました。教採期間中には、勉強のわからないところを教えあったり、模擬授業の練習を見てもらったりと共に頑張ることができました。友達の存在がすごく大きかったと感じています。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 先生方は、学生一人ひとりに寄り添ってくださるので、最後まで頑張ることができました。自分が苦手としていること、もっと伸ばすことができることなどを細かくアドバイスしてくださいました。面接練習をたくさんすることができたのがよかったです。初めは面接がとても苦手で上手く話すことができませんでした。しかし、練習を重ねていくことで、少しずつ話せるようになっていきました。自分の気持ちを素直に伝えることが面接において大切なことだと学びました。実技練習もすごく充実しています。私はピアノの試験にとても不安があったのですが、個人レッスンをしていただく時間があり、自信をつけて試験に臨むことができました 【理想の教師像】 「ほめることが上手な教師」になりたいと思っています。「ほめる」ということは一見簡単そうに思いますが、これ一つで子どもたちのやる気や学習意欲を高めることができるすごいものです。それに、ほめられて嫌な気持ちになる人はいません。そのため、子ども一人ひとりをよく観察して、適切にほめることができる教師が私の理想の教師像です。 【後輩へのメッセージ】 勉強の進め方に正解不正解はありません。私も3回生の後期(11月くらい)から勉強を始めましたが、最初のうちはどうやって勉強をすればわかりませんでした。しかし、わからないなりに自分で勉強の仕方を決め、おこなっていきました。すると結局はその方法が一番になっていたのです。他の人の真似をする必要はありません。必要以上の参考書もいりません。自分が自分のペースで勉強を進められる方法を探しましょう。しかし、大学の先生方や友達など、頼れるものにはどんどん頼っていきましょう。畿央大学の人はみんな仲間です。しんどいことや壁にもぶつかることはあると思います。そうなった時に、仲間の存在は必ず救いになります。最後まであきらめずに頑張ってください。
2018.11.15
就活レポート~就職活動の現場から~No.496(銀行)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第496弾! 現代教育学科10期生(19卒) H.Iさん 銀行 勤務 【その企業に決めた理由】 ひとりひとりのお客様と長いお付き合いがしたいと思い、銀行を志望していました。その中でもこの銀行は面接や説明会などで出会える社員の方々が名前を覚えてくれていたり、緊張をほぐしてくださるような工夫をしてくれていて、こういう方々と一緒に働きたいと思ったからです。 【就職活動を振り返って】 インターンシップに参加することの大切さを学びました。本番で頑張ればいいと思っていましたが、参加しておくことでその会社のより詳しいことを知ることができたり、参加しなかった人に比べると選考が進むのが早いです。私はインターンシップに参加していた会社の選考を受けませんでした。インターンシップには1日だけのものや1週間程度のものもあるのでぜひいろんなインターンシップに行き、自分のやりたいことや興味を持ったことにチャレンジしてほしいです。 【就職活動でPRしたポイント】 最後まで諦めない粘り強さを自己PRにしました。一つの経験を例として話しましたが、自分の性格が小学校から大学までどんな風だったかなと考えたとき、たくさんのことが粘り強さに結びついていたように感じました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 エントリーシートを作成するときはなかなか学校に行く時間が取れず、西畑さんと何度もメールのやり取りで添削をお願いしていました。また来室し、どういった状況でこんなことで悩んでるというのを相談すると、いつも的確なアドバイスをいただくことができましたし、それに加え「私ならできる」という気持ちをとても持つことができました。そのおかげで自信をもって面接にのぞむことができました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 私はぎりぎりだったので、エントリーシートや自己分析など今からでもやれることは、なるべく早めに余裕をもってやっておくと、ぎりぎりになって焦らなくていいと思います。まわりの人が決まっていく中で自分はなかなか進まないなど、悩むことはたくさんあると思いますが、家族や友達、キャリアの先生などたくさんの方が支えてくれたり、相談にも乗ってくれると思います。最後まで自信をもって頑張ってください!
2018.11.14
就活レポート~就職活動の現場から~No.495(出版)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第495弾! 現代教育学科10期生(19卒) 寺田 奈津子さん 教育関連商社 勤務 【その企業に決めた理由】 間接的に子どもにかかわることができるし、大学での学びを生かすことができると思ったからです。また、興味のある事業内容であり、安定している会社なのも魅力に感じました。。 【就職活動を振り返って】 苦労したことは、志望度が高くない企業の志望動機が具体的に言えなかったことです。また、自分の中で絶対にこの会社で働きたいと思えるところになかなか出会えなかったことです。学んだことは、あきらめない気持ちを持ち続けることです。はじめから諦めたり無理かなと弱気になったりしないで、とりあえず受けてみようと前向きな気持ちでいることで、自然と自分に合う会社にたどり着けることもあると感じました。 【就職活動でPRしたポイント】 「ポジティブ全開!」とアピールしました。コミュニケーション力、というのはアピールする人も多いかなと感じましたし、それは言わなくても面接の中で自然とわかってもらえるかなと思ったので、面接では、伝わりにくい自分をアピールしようと思いました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 私は一般企業への就職について何もわかりませんでした。とにかくキャリアガイダンスに出席し、西畑さんに早く顔を覚えてもらい、相談しやすい環境を作ろうと考えました。ガイダンスで必要最低限のマナーを学ぶことができましたし、その資料を見れば就活中に対応することができました。また悩んだり、迷ったりしたときはキャリアセンターへ行き、話をする中で自然と方向性も見えてくることがありました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 不安いっぱいな人も、何とかなるかと思っている人もいると思いますが、程よい緊張感があれば十分だと思います。疑問があればキャリアセンターに質問に行きながら、まずは広い視野でいろいろな業界や職種を知っていくことから始めるといいのかな、と感じています。今はいろいろな経験をして、面接で話す内容がいつも同じにならないよう積極的に挑戦してみてください。自分の体験は面接でも自然と話すことができ、自信につながります!