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現代教育学科

2024.11.21

就職レポートNo.786(堺市/小学校教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第786弾! 現代教育学科16期生(25卒) Y.Oさん Y.Iさん 堺市 小学校教諭 勤務     今回の合格体験は、堺市小学校教諭に合格されたお二人です。お二人は受験自治体だけでなく、ゼミやクラブ活動も同じということで、お二人一緒にお話をお聞きしました。         【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 Y.Oさん 私が畿央大学を選んだ理由は、教員採用試験の合格率がとても高かったからです。オープンキャンパスに行った際に、先輩から、畿央大学には、クラス・担任制という制度があり、学生と先生方との距離がとても近く、何かあればすぐに相談することができること、また、学生同士も仲が良く互いに夢に向かって高め合うことができることを知り、私も畿央大学で夢を叶えたいと考えました。   Y.Iさん 「就職に強く、少人数のクラス担任制があってサポートが充実している」と高校の先生からおすすめしていただいたことがきっかけです。パンフレットやYouTubeのPR動画がたくさんあり、大学生活をイメージしやすかったことは有難かったです。     【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 Y.Oさん 教師を目指そうと強く思ったきっかけは、高校の合唱コンクールでまとめ役をした経験からです。そのクラスの友人が、練習を通してみんなと歌うことの楽しさを知る姿や、その時の表情が忘れられず、子どもたちに新しい成長の場や発見の場を設けることのできる教員に魅力を感じるようになりました。   Y.Iさん もともとは「子どもに関わる仕事に就きたい」という漠然とした思いでした。しかし高校生のとき、日本の子どもたちの自己肯定感が低いというニュースを見て衝撃を受け、子どもたちの自己肯定感を高めるために、成長を間近で感じられる教師を目指そうと決めました。     【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 Y.Oさん 大学1回生の時から堺市の小学校の学童保育でアルバイトを行い、2回生の時は、野外活動センターの補助員としてボランティアに行っていました。また、3回生になってからは、母校の小学校でスクールサポーターとしてボランティアに行っています。実際に児童と関わったり、現場の様子を見たりすることで、児童との関わり方や、学級経営、授業の様子などについて学ぶことができました。また、大学では、教職クラブODENで代表を務め、授業力の向上やみんなで一つのものを作り上げることに力を入れてきました。   Y.Iさん 「地元で小学校教員になりたい!」という思いをずっと持っていたため、2回生の頃から母校で学習支援のボランティアを始めました。実際の現場の様子を知ることで、先生方の様子や子どもたちの反応を想像しながら面接対策をすることができました。現場の先生方のお話も聞くことができ、とても貴重な機会でした。         【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 Y.Oさん 毎日、大学に通い、友人と切磋琢磨することを大切にしていました。分からない問題を教え合ったり、面接練習で聞かれた質問を一緒に考えたりするなど、互いの得意分野を活かして高め合っていました。他にも、何か不安なことがあれば教採・公務員対策室の先生方やゼミ担任の先生、先輩方などに相談に乗っていただき、周りの方々に支えられながら過ごしていました。 教員採用試験対策は、対策講座を受け、一つのテキストを何度も解くことで知識を定着させていました。面接練習は、とにかくいろいろな先生の面接練習を受けて様々な面接官のタイプを知ること、そして、その中でも自分を出すことができるよう、自己分析に力を入れて取り組みました。   Y.Iさん 筆記試験対策は始めから苦手科目に取りかかるのではなく、自分がモチベーションを高く保てるものから取りかかるようにしていました。 面接対策はとにかく数をこなし、たくさんの先生方のさまざまな視点からいただいたアドバイスをもとに自分を見つめ直しました。モチベーションが下がったら思い切って休んで、リフレッシュやご褒美も大切にして自分とうまく付き合いながら、教採期間を乗り越えました。         【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 Y.Oさん 教員採用試験は、周りとの闘いですが、私は自分との闘いだと考えています。夢に向かってどれだけ努力することができるか、自分の中での成長を見つけ、そこからどれだけ前向きに進めるかが大切です。落ち込むこともあるかもしれませんが、共に頑張っている周りの友人や支えてくださる先生方、家族の存在に感謝しながら、辛い時も何か笑えることを見つけて過ごしてください。応援しています!   Y.Iさん 長い教採期間は、辛く打ちのめされることもたくさんあります。でも、周りには一緒に頑張っている友達や応援してくれている人たちがたくさんいます。辛いときこそ周りを見て、一日ずつ確実に成長していることに自信をもって、最後まで強い気持ちで頑張ってほしいです。自分を信じることが、一番大切です!

2024.11.20

就職レポートNo.785(東大阪市/事務職)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第785弾! 現代教育学科16期生(25卒) N.F さん 東大阪市 事務職 勤務         【畿央大学を選んで入学した理由を教えてください】 担任制でフォローが手厚く、自分の学びたいことに関する質問や困った際すぐに相談しやすい環境であると感じたからです。また、入学時は教員を目指していたため、二種類の免許を取得できること、就職率がいいところも魅力に感じたため、入学を希望しました。     【畿央大学での学生生活を振り返ってみて、印象に残っていることは何ですか】 印象に残っていることは、小学校と中学校の教育実習です。大学で学んだ理論と、実際に児童生徒と関わることや教科指導での実践のギャップに苦しみながらも、精一杯教育現場で学ぶことができました。     【公務員を目指そうと思ったきっかけは、何だったのでしょうか】 スクールサポーターで特別な支援を必要とする子どもたちと関わった時に、保護者との問題など教育現場で解決できないことが多いことに気づきました。そこで、他の学校でも同じような問題を抱えていることに気づき、公務員であれば自分の学んできた教育学の知識を活かして一つの学校・教育現場だけではなく、その市の全ての学校の問題を一つでも解決することができると考え、公務員を目指すようになりました。         【就職試験に向けて取り組んだことを教えてください】 一次試験に向けたSCOAやSPIの勉強、二次・三次以降に向けた面接練習に取り組みました。SCOAやSPIの勉強は教採・公務員対策室にある問題集を何度も解いたり、対策講座の内容をやり直したり、移動時間はYouTubeの対策動画で勉強していました。二次・三次以降に向けた面接練習では、教採・公務員対策室の先生に相談して時間の限り本番に近い形で練習していただきました。自己分析ももちろんですが、自分が受けたい自治体の特徴や行きたい部署について調べて練習に取り組むことが大切だと思いました。         【教採・公務員対策室の就職サポートについて教えてください】 主にエントリーシートの添削と面接練習のサポートをしていただきました。特に面接練習では、新聞の記事や他の自治体での取り組みで話題になっていることなどを教えていただき、自分だけでは調べつくせなかった情報を得て試験への準備ができました。 また、私はギリギリまで教員を目指すか公務員を目指すかで迷っていたため、進路に対しても相談に乗っていただきました。     【将来の夢・目標をどうぞ】 地域住民の方の問題や課題を発見し、解決のため少しでも力になりたい、住民の方が困ったときに気軽に相談できるような職員になりたいと考えています。また、地域に関わる人たちだけではなく、同じ職場で働く人たちが働きやすいと思えるような環境づくりに力を入れたいです。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします】 とにかく前向きに!周りを見て焦ることも不安になることも多いと思いますが、自分のペースで着実に採用試験に向けての対策をしていきましょう。困ったときや悩んだときは、一人でため込まずに、教採・公務員対策室の先生や友達に相談しましょう。 悔いのないように精一杯試験対策に取り組んでください。  

2024.11.02

就職レポートNo.784(大阪市/養護教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第784弾! 現代教育学科16期生(25卒) M.Y さん 大阪市 養護教諭 勤務         【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 私が畿央大学を選んだ理由は、通学のしやすさからです。養護教諭の免許に加えて小学校教諭の免許の取得を目指していたため、授業数が多くなってしまい大変だということが予想されました。そのため、自宅から1時間ほどで通学できる畿央大学に入学し、両立するために頑張ろうと思いました。     【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 とても楽しい学生生活を過ごすことができました。1・2回生のころは、新型コロナウイルスの影響もあり、友達ができるか不安なこともありましたが、他の大学に比べて人数が少ないこともあり、学生同士のつながりをもちやすい環境でした。また、担任制があったことから、先生方とも深い関わりをもつことができ、安心して学生生活を送ることができました。     【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 きっかけは、高校生のときのマネージャー経験です。看護師になりたいと思っていた時期もありましたが、マネージャーとして選手のサポートを務める中で、健康管理の大切さに気づきました。そこから養護教諭という職業に魅力を感じ、教育実習やボランティアを通して、より思いが強くなりました。     【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 大学3回生から大阪市の教師養成講座を受講していました。受講生の中には、他大学生や学校現場で講師をされている方がいて、講義以外にみんなで話している時間にもたくさんの学びがありました。また、母校の小学校と大阪市の小学校で学習サポーターをしていました。実際に教育現場に入ることで、講義を聞いているだけではなかなか浮かばなかったイメージが具体的にもてるようになりました。     【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 本命の大阪市の試験に向けて、専門教養の勉強と面接対策に努めました。大阪市は他の自治体に比べて試験日程が遅かったため、他の自治体を受けた友人が提供してくれる問題を解き、今年の傾向をつかめるようにしました。また面接対策では、一人の先生だけではなく、なるべく多くの先生方の面接指導を受けるよう意識していました。         【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 「一人一人に寄り添う」ことができる養護教諭になりたいです。保健室に来る子どもたちだけではなく、来る機会の少ない子どもともコミュニケーションを取れるよう努め、みんなが楽しく学校生活を送ることができるよう働きたいです。養護教諭として、他の先生方や専門機関と細かく連携をとり、子どもたちが安心して過ごせる環境づくりをしていきたいです。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験で大切なことは情報を得ることです。自分が受験を考えている自治体について調べることはもちろん、他の自治体について友人に聞く、教育問題や教育ニュースを知ることで、自分がなりたい教員像も具体的に見えてくるのかなと思います。最後まであきらめずに頑張ってください。応援しています。

2024.10.29

就職レポートNo.783(宇陀市/公立幼保)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第783弾! 現代教育学科16期生(25卒) F.K さん 宇陀市 公立幼保 勤務         【幼稚園教諭(保育士)を目指そうと思ったきっかけを教えてください】 中学校の頃の保育体験で恩師となる男性幼稚園教諭に再会し、子どもとダイナミックに触れ合う姿を拝見しました。私は昔から子どもとの関わりが好きだったこともあり、それをきっかけに自分自身も男性保育者として恩師のように働きたいという思いが強くなりました。その後、大学の講義を受講し、実習やボランティアで子どもの成長を間近で見る中、保育者になりたいという思いがさらに強くなりました。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習の経験はどんなものでしたか】 保育実習、施設実習、幼稚園実習以外にも、実習でお世話になった幼稚園で保育ボランティアに行かせていただきました。実習では実際の子どもの姿から保育者の関わりを学び、自分自身の実践力を高めていくことができました。また、保育ボランティアでは、子どもの成長の一つ一つを目の前で感じることができ、日々の保育者の保育内容や保育を行う上での準備、子ども一人ひとりに応じた言葉がけや支援の方法について学ばせていただきました。     【畿央大学での大学生活を振り返ってみて、どのようなものでしたか】 大学生活は幼児教育コース内で男性が少ない環境でしたが、周りの学生は皆が温かく充実した学生生活であったと思います。また授業や実習、ボランティアをはじめ、部活動ではアルティメット部の代表を務めるなど、たくさんの経験をすることができました。大学内で出会う先輩や先生も親身になってくださり、大学全体の学生の人数が少ないからこそ実現できる最高の環境なのではないかと私は思います。畿央大学に通うことができて本当に良かったと感じております。         【畿央大学の採用試験対策について教えてください】 畿央大学は採用試験対策がとても充実しています。3回生の頃から対策講座が始まり、各自治体に応じた個人から集団、場面指導など何度も確認してくださります。私自身も数えきれないほどお世話になり、苦手だったピアノも手厚い支援や指導の下で頑張ることができました。私が合格に繋がったのもひとえに試験対策に携わっていただいた数々の先生方のおかげです。         【あなたの理想の保育者像について教えてください】 私の理想となる保育者像は人との繋がりを大切にした保育者と考えています。実習へ行った際に出会った先生は子ども同士の繋がりに重点をおいて保育を行われており、ペア活動や子どもが周りの園児に対する気付きをもてるような言葉がけを大切にされていました。そのような理想となる保育者を志しながら、男性保育者として誠実に子どもたちの日々の成長に携わり、温かみのある保育者を目指していきたいです。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします】 採用試験を受けるにあたって、各自治体の試験が重なったりして不安や対策に追われてしまい、気持ちが押しつぶされそうになることもきっとあると思います。私も複数の自治体を受験していたため、そのような気持ちになりましたが「今、できること」を意識して少しずつ重ねていけば、最初は辛くとも結果は後から付いてきます。そして、性別問わず努力で夢はきっと叶います。周りの友達や先生等の繋がりを大切にして一緒に頑張ってください。応援しています!

2024.10.25

就職レポートNo.782(大阪市/公立幼稚園)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第782弾! 現代教育学科16期生(25卒) S.Sさん 大阪市 公立幼稚園教諭 勤務         【幼稚園教諭(保育士)を目指そうと思ったきっかけを教えてください】 高校の先生をしている母に、幼い時から憧れをもっていました。先生として真摯に子どもと向き合っている母の背中を見て、私も子どもと関わる先生になりたいと思いました。実際に実習やボランティアで子どもと関わっていく中で、子どもの面白さにどんどん惹かれていきました。子ども一人ひとりの可能性を身近に感じ、子どもと一緒に成長していける幼稚園教諭になろうと決意しました。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習の経験はどんなものでしたか】 保育実習・幼稚園実習・児童養護施設実習・小学校での放課後ボランティアを経験しました。実際に、教育現場で経験を積むことは知識や技術を習得しながら、より実践的なスキルを磨くことができます。実習では、摸擬保育を経験させていただくことができる貴重な機会ですので、どんどんチャレンジしていくことが今後の自信にも繋がります。         【畿央大学での大学生活を振り返ってみて、どのようなものでしたか】 入学当初は新型コロナウイルスの影響で遠隔授業を受けていた期間がありましたが、授業内容は盛りだくさんで、充実した毎日を過ごしていました。大学生活では、実習やボランティアで忙しい日々を送りながらも、子どもたちと実際に関わることで、自分なりの理想の保育者像を見つけることができました。採用試験で辛い時もありましたが、お互いに励まし合い、支え合える友達のおかげで乗り越えることができました。     【畿央大学の採用試験対策について教えてください】 畿央大学は採用試験対策がとても充実しています。教採・公務員対策室の先生方にはとてもお世話になりました。筆記試験やピアノなどの実技試験・個別から集団までの面接対策など、それぞれの試験に合わせて対策を行っていただきました。各々の自治体の試験対策や情報提供などたくさんサポートしていただき、自信をもって試験本番に挑むことができました。志望する自治体に合格をいただいたのは、手厚い支援をしてくださった先生方のおかげです。本当にありがとうございました。         【あなたの理想の保育者像について教えてください】 子どもの立場になり、一人ひとりの子どもの気持ちを尊重する保育者になりたいです。集団保育の中で、子ども個人としての考える力や良心と親身に向き合っていくことが、子どもとの信頼関係を築いていく大事な過程になると考えています。子どもと一緒に過ごす日々を大切にしていきながら、共に成長していける保育者を目指します。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします】 長い期間、採用試験に向けて忙しい毎日を過ごすと思います。その中で、しんどい時は必ずあります。ずっとエンジンをかけっぱなしにしていては心が疲れてしまうので、そうなる前に、友達や先生・家族の優しさに甘えてください。「絶対に受かりたい・先生になりたい」という強い思いがあれば、最後まで走り切れます!頑張ってくださいね。応援しています。

2024.09.10

卒業生メッセージ ~教育現場で活躍する先輩~【支援学校教諭】

社会に出て様々な分野で活躍している卒業生。 今回は、大阪府内で支援学校教諭として勤務している現代教育学科13期生(22卒)K.Hさんをご紹介します。   【職場での仕事内容はどのようなものですか】 主に授業の準備や児童の自立支援、給食の指導、コミュニケーションのサポートなどを行っています。授業準備では、学年の教員と連携しながら、児童の発達段階に応じた適切な指導方法を模索し、TVモニターやタブレット型端末を用いることで視覚的に見通しを持たせるように努めています。身辺自立の指導では、例えばズボンの着脱などの動作を毎日確認し、子どもが一人でできた際にはたくさん褒めるようにしています。給食指導においては、苦手な食材がある子どもに対し、好きな食材を用いて苦手なものを克服する手助けを行っています。 また、コミュニケーションの場面では、活動の切り替えをスムーズに行えるよう、『いつ・どこで・何をするのか』の絵カードや言葉がけを用いて支援しています。成績の記入は、2学期制に基づき前期(10月)と後期(2月)に分けて行い、教員による学年会では、子どもの情報共有や学校行事の連絡などを行っています。         【仕事のやりがいについて教えてください】 学年やクラスの先生たちと円滑にコミュニケーションが取れており、仕事がしやすいと感じています。また、発語がない子どもが『トイレカード・手伝ってカード』等の絵カードを使って自分の意思を教員や友だちに伝えることができるようになった場面を見ると、とても嬉しいです。これからも、自分の気持ちを伝える力をさらに伸ばしていきたいと考えています。     【学生時代に得た知識や経験は、今どのように活かされていますか】 学生時代、デイサービスの指導員や府立支援学校での学習支援員として、知的障がいや肢体不自由、自閉症スペクトラムなどの障がいのある子どもたちと関わった経験が、日々の業務で役立っています。         【今後の目標を教えてください】 職場では、言葉だけでなく、絵カードや教員の声のトーンなど、丁寧に伝える大切さを学びました。一人ひとりの子どもの実態に合った接し方を学び、伝える力を伸ばしていきたいと考えています。また、授業は一人で行うのではなく、サブの先生たちと協力しながら進めており、今後も質の高い授業づくりに努めていきたいです。     【支援学校教諭を目指す方へのメッセージをお願いします】 大切なことは、子どもの感性を引き出しながら自分自身が楽しく授業をすることです。おもしろい授業は子どもとの心の距離を縮めます。そんな子どもに寄り添う心をもった教員になってくださいね。期待しています。

2024.06.17

教員・公立幼保採用試験に向けて、面接練習などが始まりました!

畿央大学では、教員・公立幼保採用試験を受ける学生を対象に、教育学部教員と教採・公務員対策室とが連携し、面接練習を行っています。 学生は、数多くの教員から面接の指導を受け、本番の面接試験で様々な質問に対して自信をもって受け答えができるよう日々頑張っています。 今後は、模擬授業対策や実技試験対策も並行して実施していきます。   兵庫県や奈良県の教員採用試験では集団討論の試験があるため、両自治体の志望者を対象に、集団討論の練習を行いました。 練習開始当初は個人面接や集団面接との違いに戸惑い、話が噛み合わないこともありましたが、練習回数を重ねることにより次第に討論内容が深まってきていました。   また、公立幼保採用試験を受ける学生が、実技対策として、製作した人形等を使った模擬保育の発表を行いました。 絵本の題材が同じでも、スケッチブックを使う学生もいれば、手袋を使った学生もいるなど、一人ひとりのアイデアや工夫がみられました。         採用試験を控えている学生の皆さん、体調に気をつけながら、引き続き頑張っていきましょう!教採・公務員対策室は皆さんを全力でサポートします!

2024.03.13

就職レポートNo.777(教育関連商社/営業職)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第777弾! 現代教育学科15期生(24卒)  M.A さん 教育関連商社(営業職) 内定         【その企業に決めた理由】 自分が受ける業種を選ぶ際には、大学で学んだ保育のことを活かせるような業務内容であるということを軸に考えていました。 最終的に今の企業に決めたときは、説明会などで実際の雰囲気を見て、自分がこの中に入りたいか、その企業で働いている様子が想像できるかという点を大切にしていました。企業選択はたくさん企業があるなかで将来に関わる選択なので難しいかもしれませんが、自分が大切にしたい条件に優先順位を付け、どの部分が一番譲れないのかを考えるとスムーズに進むかもしれません。     【就職活動を振り返って】 就職活動をしているときは、いつまでこの状況が続くのか分からず、不安なことも多かったですが、振り返ってみると「自分はどんな人なのか」ということを深く考えるとても貴重な時間だったと思います。人生でここまで自分のことを考える時間はもうないと思うので、これから仕事をする際にはこの経験や気付きを活かしていけたらいいなと思います。     【就職活動でPRしたポイント】 私が一番自信のある、人間関係の良好さやコミュニケーション能力といった点をサークル、アルバイト、学業、過去の日常でのさまざまな出来事と絡めながら話しました。 正直、どの場面でもリーダーのようなまとめ役を務めたことは無かったので、話し合いなどが円滑に進むように支える「縁の下の力持ち」的な役割をしていたことをアピールしました。具体的なエピソードを話すときはそのときに自分がどのような思いだったのか、周囲の反応はどうだったのかなど、成果だけでは無く、感情の部分も一緒に話すことで親近感を持ってもらい、自分がどんな人なのか深く知ってもらえるように工夫しました。最初は自分をどのように着飾り、偉大な人間に見せるかということだけを考えていた時期もありましたが、結局最も評価されたのはありのままの自分をアピールしたときだったと思います。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 就職活動を始めた頃は何から始めればいいのか分からず、キャリアセンターが開催しているガイダンスなどをただ受けているだけでしたが、そのガイダンスのおかげで就職活動の基本を理解することができました。様々な種類のガイダンスを開いてくださっていたので、自分に必要な知識や考え方を深めることができていたと思います。実際の就職活動では基本的に自分で進めましたが、何かあればキャリアセンターの方にいつでも相談できる環境にあったのでとても心強かったです。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 学業やアルバイトと就職活動の両立は大変で、とても長く感じるかもしれませんが、過ぎてみるとあっという間の時間だったと感じています。長い人生の中でここまで自分に対しての理解を深める期間は他にないと思うので、あまりマイナスに考えすぎず、自分の新たな一面を見つけるための準備期間と考え、前向きに捉えてみてください。 また、就職活動だけに捉われすぎず、友達との関わりやアルバイトなどの日常を充実させることも、楽しく円滑に進めるための秘訣だと思います。 もし、1つの企業に落ちてしまったとしても、他にも会社はたくさんあるので、あまり落ち込む必要はないですし、あなたの魅力をわかってくれる企業は必ずあると思います。 皆さんが良い企業と巡り合えることを願っています!頑張ってください!    

2024.02.14

就職レポートNo.775(小売業/総合職)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第775弾! 現代教育学科15期生(24卒)  O.S さん 小売業(総合職) 内定           【その企業に決めた理由】 “書店のないところに書店を”という企業の考えに感銘を受けました。また、書店に携わりたいという思いと、セミナーや選考を通してこの企業で働く方々の人柄や雰囲気に惹かれたことが決め手となりました。     【就職活動を振り返って】 3回生の教育実習を経て一般企業に興味を持ち、企業説明会などに参加し始めました。それまでは、大学のキャリアガイダンスや外部の企業説明会など、何もかも参加していない状態で…やりたいことは大体決まっていましたが正直まずいなぁと思っていました。そこで、情報収集は主に大学・マイナビ・リクナビで行ったり、実店舗に足を運んでみたりして、様々な情報を得られるようにしました。     【就職活動でPRしたポイント】 本命企業は、紙面履歴書とweb履歴書の2種類があったり、質問の聞き方が豊富だったりしたので、PRすることを複数用意していました。具体的には、養護実習・アルバイト・大学での活動の3つです。この3つでは違うPR内容を提示しつつ、矛盾しないように工夫しました。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 企業探しやエントリーシートの添削、相談などでお世話になりました。大学に登校しなくてもTeamsでもやり取りが可能だったので、助かりました。 就職活動のシーズンに入ると、キャリアセンターを利用する学生がすごく増えるので、早めの予約をおススメします。初期段階でガクチカ(学生時代に力を注いだこと)・自己PRなどに手をつけたほうが、後々、心の余裕が生まれると思います。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 周りに意識が行きがちになるとは思いますが、気張りすぎず、自分のペースで進めていけば良いと思います。良い結果が出なくても、ドンヨリ“しすぎる”必要はないです。“あなた見る目がないのね”マインドで行くのもアリです。 応援しています!    

2024.02.08

就職レポートNo.774(農業協同組合/総合職)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第774弾! 現代教育学科15期生(24卒)  S.N さん 農業協同組合(総合職) 内定         【その企業に決めた理由】 お人柄です。仕事は長期間お付き合いすることですので、雰囲気が自分と合う場所で働きたいと思っていました。面接で様々な職員の方々とお会いする中で、和やかな雰囲気で自分らしく話すことができると感じました。それに加えて事業内容や職場環境が自分の就職活動の軸と合致したため、決めました。     【就職活動を振り返って】 就職活動中は心身ともに辛い時期もありました。そんな時には友達や先生方、キャリアセンターの方々に励ましていただきました。また、周囲の働いている人達にもたくさん相談しました。話を聞くことで自分の視野が狭くなっていることに気付きました。周囲の支えがあったからこそ、就職活動を無事に終えることができました。本当に支えてくださった方々に感謝が尽きません。本当にお世話になりました!     【就職活動でPRしたポイント】 資格取得のために勉強した経験等をアピールしました。大きな成果ではなく、自分で考えて行動し、成長できた経験をアピールすれば、魅力は伝わると思います。まずはご自身の学生生活を振り返り、自分が何を考えてその事柄へ取り組んだかを整理してみてください。そうすると自分の考えが見えてきて、内容に一貫性が出ると思います。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 大変お世話になっていました。対面だけではなく、遠隔(WEB)でも面接練習や履歴書の添削等をしていただきました。特に面接練習はたくさんしていただきました。自分の言葉で簡潔に要点を伝えることが難しかったのですが、具体的なアドバイスが貰えたことで自信がつきました。自分の言葉で話せば想いは伝わると思います!そうするためにも事前準備を入念に行うことが必要です。キャリアセンターの方々はとても親身になって相談に乗ってくださります。ぜひ一度足を運んでみてください!     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動を始める方、就職活動中の方へ。 就職活動は大きな決断です。自分のことを考えたり、話したりすることは想像以上に大変なことです。就職活動中は分からない事だらけで、心身ともに疲労します。しかし、心身の調子を整えてこそ、あなた本来の魅力が伝わると思います。頑張りすぎずに、自分自身を大切に労わってくださいね。 悩むということはそれ程、就職活動へ真剣に取り組んでいる証拠だと思います。しかし、一人で悩むと思考が悪循環へ陥ってしまいます。そんなときは勇気を出して、周囲へ相談してください。 就職活動は誰かと比べるのではなく、自分が長期的に働くビジョンが描ける場所を見つけることが大切だと思います。ご自身と何度も向き合い、納得できる進路へ進めることを願っています。いつでも笑顔と挨拶を忘れずにいてください。応援しています!!