2014.10.16 

就活レポート~就職活動の現場から~№244

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第244弾!

理学療法学科9期生(15卒) 諸橋 直紀さん

苑田会 勤務

 

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【その病院施設に決めた理由】

理由は3つあります。1つ目は実際に見学して感じた病院の印象が良かったからです。多くのリハビリスタッフはベットサイドリハを実施していました。その時に医師や看護師も同じ場にいらっしゃいまして、意見交換をしておりました。非常に連携をとられている印象を受けました。同時にスタッフ間の仲の良さも感じられました。

2つ目は地域活動をされていて、勉強会も活発に行われていたからです。スキルアップは理学療法士にとって欠かすことができない要素だと思います。畿央大学の学生ならその考え方は庄本先生をはじめ素晴らしい先生方に教わっていると思います。私にとってこの病院は条件を満たしてくれるところでした。配属先の病院だけでなく同じ法人病院の勉強会にも自由に参加できます(同じ地区にあるので仕事終わりに参加できます)。また、大学院が近いので勤務しながら大学院に通うことも可能です(先生方も大学院に通われていますので、ご理解していただけます)。

3つ目は研修制度です。やはり就職時は中枢に興味があっても、就職してから「やっぱり整形がいいなぁ、回復期も見てみたいなぁ」そんなこともあると思います。この病院では配属先が決まってからも申請を出すことで約1週間の研修を設けて、急性期や回復期、中枢や整形で勤務することもできます。このシステムは非常に好評だそうです。

【就職活動を振り返って…苦労したこと、学んだことなど】

私は東京就職ですので、情報を集めること、交通費が最も大変でした。東京のお友達や実習先の先生にお話を聞いて、どういう基準で就職先を決めるか早くに考えていました。ですので、行きたい病院は決定した状態で東京に見学に行き、「想像通りかどうか」だけを確認するために見学に行きました。そのため電車の交通費や情報収集が一番大変でした。

【就職活動でPRしたポイント】

見学から勝負だとお聞きしていましたので、「この病院で働きたいからこの質問をしているんです」と言わんばかりの姿勢で臨みました。その熱意は届きますし、理学療法士の方も興味を持ってくださって質問返しをされたりもします。自分の病院に欲しいと思ってもらえるように、楽しく見学や面接をさせていただきました。

面接で工夫したことは、自分を雇うとこのようなメリットがあるということをとにかく何度もお伝えしました。学生時代に培ったことや病院に就職してからの想いをお伝えして、それが貴院ではこのように生かされるというような流れです。緊張しますが、自分を出さないと相手にされないのでPRすることは大事だと感じました。

【キャリアセンターと就職サポートについて】

面接では不慣れなことが多いため、一から丁寧に教えていただきました。また自分の癖はなかなか自分では気付けないものです。そこをチェックしていただいたことで、面接ではうまくカバーできたと思います。細かいことに関して、何でも相談に乗っていただけますので、積極的に相談すると良いと思います。

【後輩へのアドバイス・メッセージ…就職活動のこと、学生生活の過ごし方など】

お伝えしたいことは、全力で取り組んだことを一つ持っていてください。私は学外で様々な勉強会、イベントを企画してきました。それを【一生懸命】してきました。もちろん勉強も一生懸命してきました。凄いことをしなくても自分が全力でしてきたことは自信を持って人に伝えることができます。それは就職活動でも非常に重要なことだと思います。

それでは皆さんが第一志望に入れることを願っています!頑張ってください!

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