2017.11.07
就活レポート~就職活動の現場から~No.439(小学校教諭)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第439弾!
現代教育学科9期生(18卒) 伊藤 諒 さん
大阪府・小学校教諭 勤務
【教師を目指そうと思ったきっかけ】
他の人たちのように、「○○先生にあこがれて」といった具体的なきっかけはありません。部活動で後輩にアドバイスしたり、友達に勉強を教えたりした経験から、人の成長に携わる仕事に就きたいと思うようになりました。教師という仕事は子どもにとって貴重な時間の大部分に関わるということで責任が伴いますが、それ以上にやりがいのある仕事であると思っています。
【学校インターンシップ・教育実習を経験して】
教育実習では自分の力不足を痛感しました。授業力は当たり前のこと、子どもとの関係づくりでも実感しました。実習生の面白いお兄ちゃんになれても、先生としての関係づくりにはとても苦戦しました。
【畿央大学での大学生活について】
大学生活を振り返ってみると色んなことに首を突っ込んできたような気がします。学園祭の部署長をしたことも自分にとって大きな経験でした。その中でも、一番全力で取り組んだことは部活動です。ビーチラグビーというスポーツなのですが、チーム運営をする中で学ぶものは多く、自分自身の欠点にも気づくことができ、かけがえのない経験となりました。また、競技を通して出会う多くの社会人の方々と交流できたことも、学校にいるだけではできない貴重な経験だったと思います。
【畿央大学の教員採用試験対策について】
特に面接練習がとても充実した勉強になったなと思います。対策室の先生方だけではなく学部の先生方にも見ていただけるので、様々な人の意見を聞くことができました。自分の雰囲気や口調、話の内容がどのように伝わるかは、相手によって左右される部分が多いと思います。ある人には「優しそう」と思われても、他の人に「頼りなさそう」と思われてしまう場合もあります。だからこそ、いろんな人に見てもらい、意見をいただく中で、自分自身をしっかりと定めていくことが大事だと思いました。どんな相手にも「自分はこんな人間だ!」とアピールできれば、しっかりと伝わると思います
【理想の教師像】
「子どもにとって良い先生」です。学校にとって良い先生、保護者にとって良い先生であることももちろん大切ですが、何よりも子どもにとって良い先生であり続けたいなと思います。教員の仕事は多忙だということは分かっていますが、自分の中で児童理解の時間だけはしっかりと確保したいと思います。
【後輩へのメッセージ】
どんなことにも共通して言えることですが、早めに動き出すことが1番だと思います。とは言っても、それができれば誰も苦労はしません!2.3年生の頃から勉強を始められる人は少ないと思います。だから、とにかく3年生の畿央祭までは全力で色んな経験をしておいてください!バイトでも遊びでも部活でも何でもいいです。その中でたくさんの人と出会って、たくさん話をしてください。それが面接練習につながります。面接練習をする頃には話し方や口調は変えられても、それまでの自分自身の経験は変えられません。実際いろんな人の面接内容を聞いていて「すごい経験してるな!」と思ったことは多々ありました。だからこそ、今のうちに色んな話せるような経験を見つけてほしいです。筆記試験は3年生の12月にあるチャレンジテスト(大阪府)に向けて本気で勉強すれば、その後の半年間は時間にかなり余裕ができると思います。時期的にもちょうど良い勉強のきっかけになると思うので、大阪府志望以外の人もチャレンジテストを目安に勉強すると良いと思います。