2025.01.14 

就職レポートNo.810(アパレル会社/販売職)人間環境デザイン学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第810弾!

人間環境デザイン学科4回生   村上 陽菜さん

アパレル会社(販売職) 内定

 

 

 

  • 学生生活をどのようにアピールしましたか?

履歴書の「力を入れたこと」は大学のダンス部でのリーダー活動について、「自己PR」はゼミで行った靴下の商品開発の経験をもとにアピールしました。面接ではどの角度から質問が来ても大丈夫なようにどんな強みがあるかだけでなく、その強みを得るまでにどのような過程があったか、その力を会社でどう活かすことができるか、根拠を持って答えられるように準備をしました。また、自分のやりたい事を一方通行に伝えるのではなく、それが会社や顧客にどのように影響を与え、貢献できるかも言語化できるようにしておきました。

 

 

 

 

                                                  靴下場の見学にて

 

 

  • 就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。

最初の会社選びではアパレル、ジュエリー、制服会社など幅を広げていましたが、アパレル業界を第一希望に決めてからはアルバイトの経験をもとに会社を比較しました。入職予定先のブランドを含め3つのアパレルブランドでのアルバイトを経験したことで感じた違い、インターンシップの体験の中から、当社は顧客も商品もスタッフも常に大切にしており、その会社の姿勢から安心して働くことができると確信、社内公募制度をはじめ多方面に挑戦できる環境と機会が揃っていることも決め手となりました。

入職予定先はマルチブランド・マルチカテゴリ・バリューチェーンを強みに掲げています。30を超える多彩なブランド展開を行い、服だけでなく雑貨や家具など、暮らしの中の様々なカテゴリーでファッション性を強みとしたアイテムやサービスを提供しています。入社はじめは全員が販売職として店頭に立ちますが、本社ではブランド開発から商品企画、生産、物流、販売まですべてグループ内で行い、店頭や顧客の声をいち早く商品展開やサービスに反映していくことができます。

 

  • 就職活動を振り返っていかがでしたか?

やってよかった事は、とにかく自分で行動を起こすことです。周りが活動していなくても、迷った時は前に進み、機会が与えられるのを待たずに自分から積極的に行動を起こしました。どんな経験が本選考で活きるか分からないので、アルバイトやボランティアを含む大学生活を全力で行い、強みに繋げられる経験を増やしておくと良いと思います。また、インターンシップを練習と捉え、色んな形式に慣れておくことも後々の自信に繋がると思います。

キャリアセンターは面談やES添削、面接練習などたくさんお世話になりました。添削はメールのやり取りで何度もして頂き、面接練習では話したい内容以外にも目線や自分では気づいていない癖なども指摘してもらえるので、選考本番は自信を持って臨むことができました。本格的な就活が始まる前の将来への漠然とした不安がある時や、何が分からないのかも分からない時など、些細な事でも気軽にキャリアセンターに行くという行動を起こしてみると良いと思います。

 

  • 就職活動で役立ったツールを教えてください。

母からのおさがりのアクセサリー(ハートのイヤリング、ネックレス)です。写真は最終面接の服装です。初めての対面面接が第一希望の最終面接だったので、安心感を持てるように母のアクセサリーを身に付け、これに合うようにコーディネートを組んでいきました。面接では予想通り「今日のコーディネートのポイントは?」と質問がきたので、このアクセサリーがポイントであることを理由とともに話すと、面接官からとても良い反応を頂くことができました。

 

 

 

 

  • 輩のみなさんへメッセージをお願いします!

就職活動は業界によって選考時期が異なることもあるので、周りと比較し過ぎずに自分の納得のいく道を焦らず考えることが大切です。インターンシップや本選考を受ける数は人それぞれですし、一生の仕事を探す人もいれば転職ありきで考える人もいます。周りではなく自分に目を向けて将来の姿を思い浮かべ、今するべき事は何か逆算して考え、自分にとって前向きな行動を起こし続けることで希望する未来が近づいてくると思います。皆さんの就活を応援しています!

 

 

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