2025.01.20
就職レポートNo.814(大阪府/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第814弾!
現代教育学科16期生(25卒) M.K さん
大阪府 小学校教諭 勤務
【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】
クラス・担任制であることを知り、身近に相談できる先生がいるというところに心強さを感じたからです。また、私は最終的には小学校のみの免許取得にしましたが、複数免許取得が可能ということを知り、将来の視野が広がると考えたからです。
【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】
先生との関係性を身近に感じ、学生の人数が他大学と比較すると少ないこともあり、アットホームな環境下で大学の友達と遊んだり、アルバイトにも勤しんだりと充実した大学生活を送ることができました。また、教員採用試験の期間には友達と大学で切磋琢磨し、励まし合いながら取り組みました。
【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】
大学3回生の教育実習を終えて教員への志望がより高まりました。緊張して発表できなかった子どもが、私の声かけにより頑張って発表し、クラスメイトから温かい拍手をもらい、顔を綻ばせる表情を見た時に教員としてのやりがいを強く感じました。自分の言葉がけや行動でより多くの子どもたちの可能性を広げていきたいと考え教員を目指しました。
【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】
週に1回母校へスクールサポーターに行っていました。実際の教育現場に日常的に入らせていただくことで、採用試験の面接の際に自分がどんな教員になりたいのか、どんな学級を作っていきたいのか明確に話せるようになりました。また、私は海外支援に興味があったので、カンボジアの小学校にも足を運び現地での教育実践について学びました。人と違った経験をしておくことも面接で話せることにつながると思います。
【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】
筆記の勉強や面接対策など、すべきことが多いため、必ずスケジュールを立てて取り組むことを意識しました。本命の大阪府に合格するために問題傾向が似ている他府県を受験したり、試験日程が早い自治体の試験を受けて場慣れしたりということを意識しながら併願しました。また、筆記では毎週の教員採用試験対策講座への出席に加えて、分からない問題をそのままにせず先生や友達に聞いたり、間違えた問題に印をつけそれが無くなるまでひたすら取り組んだりしました。面接ではなるべく多くの先生方の面接指導を受け、面接ノートを作って自己分析をし、試験対策を行なっていました。
【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】
子どもたちの可能性を広げることのできる教員になりたいと考えています。そのためには子どもが安心して自らの個性を発揮できる場の空気づくりが欠かせません。子どもの頑張りや努力を積極的に認めるような言葉がけを行い、自己肯定感を高め、多くのことに挑戦できる環境を作っていきたいと考えています。
【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】
教員採用試験で最も大切なのは健康であることだと考えています。身体はもちろん精神的な面においても安定させていくことは大切です。周りと比べてしまったり、点数が伸び悩んだりと壁にぶつかることがあるかもしれませんが、横で頑張っている仲間、親身になってくださる先生方、周りには多くの味方で溢れているのだということを決して忘れないでください。自分を信じて頑張るみなさんの健闘を祈っています。