2025.03.10 

就職レポートNo.830(ハウスメーカー/技術系総合職(設計)人間環境デザイン学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第830弾!

人間環境デザイン学科4回生   西岡 萌桃さん

ハウスメーカー(技術系総合職(設計) 内定

 

 

  • あなたがその職種、企業に決めた理由を教えてください。

入社予定先は東京に本社があるハウスメーカーで建築棟数は25万棟以上です。主に、注文住宅、賃貸住宅、マンション、医院建築、建材、海外事業を手掛けています。耐久性や耐震性に優れた独自の工法や全館空調システムだけでなく、デザイン性の高いハウスメーカーです。技術職は設計担当として、図面の法規の確認をしたり、工事担当として施工管理の仕事があります。

東日本大震災で地震や津波でなくなる家を見て、耐震性に優れていて、人の命を守れる家を建てたいと思ったのが建築士を目指すきっかけでした。また、2回生の時から建築に関わる業種のインターンシップや、その業界で働く人達に話を聞き、自分の夢が叶えられる企業を選ぼうと思いました。また、大学で建築を学び、地域活動をする中で空き家問題などに興味を持った結果、就職予定企業の経年優化という言葉に惹かれました。

 

  • 畿央大学での学生生活をどのようにアピールしましたか?

面接官と距離を縮めるために、自己紹介で普段の生活や面白い特技などを話していました。アピールした内容は、ゼミでの活動で計画性のある性格や、設計演習のために資格を取得したことから責任感や向上心をアピールしました。面接では、内容の凄さではなく、課題の見つけ方や解決の仕方、学んだことを重点的に話すようにしました。また、原稿は用意せず、出来事をまとめておくことで、色んな質問に対応できたと思います。(写真は、3回生後期の設計演習Ⅲ「木造在来軸組工法」の課題で作った入母屋屋根が特徴の住宅です)

 

 

  • 就職活動を振り返っていかがでしたか?

6月初めに合同説明会に参加し、夏休みを中心にインターンシップを17社、説明会はオンライン対面合わせて30社ほど参加しました。後期は、説明会やインターンシップに引き続き、社員面談やモデルハウス見学を重点的にしていました。12月から早期選考が始まり、グループディスカッション、面接3回で2月に内々定。進路決定した企業には、2月にエントリー、1次書類審査、2次・3次面接、面談、最終面接で4月初めに内々定をいただき就職活動を終えました。

心がけたことは、自己分析を何度もし、父や地域活動を一緒にしている社会人に「働くこと」について質問をし、考え方を整理していました。就職活動用のノートは、企業分析用と自己分析用の二つを用意して常に持ち歩くようにしていました。働くことや社会人になることについて考えて話したり、書き留めておくことで、どんな時も今の自分の気持ちを大切にでき、歩みたい人生に近づけるような気がします。

写真は、お役立ちグッズです。温かいほうじ茶、就活ノート(企業分析用と自己分析用)、ハンカチです。寒い冬には温かいほうじ茶でリラックスできるようにしていました。就活ノートは、電車や面接の待ち時間に眺めていました。ハンカチは緊張してしまうとどうしてもいつもより手汗をかいてしまうので、常に手に持っていました。いつも持ち歩いているものを変わらず持ち歩くのがポイントです。

 

 

  • キャリアセンターについて

キャリアセンターは、エントリーシートの添削や面接の練習などで利用しました。エントリーシートの内容がまとまらず困ったときには、一緒に内容や分かりやすい伝え方などを考えてくださいました。また、面接の練習では、オンラインや対面、前回の面接を踏まえた内容で対応してくださいます。内定したことを伝えた時は、温かい言葉をくださり学生一人一人のことも見ていてくださっていたのだと実感しました。わからないときは「わからない」を持って行っても絶対に助けてくださいます。

 

  • 後輩のみなさんへメッセージをお願いします!

きっと就職活動に対して、不安を抱いていると思います。何をしたらいいのか、どこの会社にしたらいいのか、働くって何なのか。自分で考えてもわからないことは、周りの大人や友達、先輩に聞いてください。きっといい答えを見つけられると思います。ぜひ、色んな人を頼り、悩み、楽しんで就職活動をしてくださいね。決断したとき、就職活動自体が自信に変わっていると思います。応援しています!

 

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