2011.12.09
就活レポート~就職活動の現場から~No.111
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第111弾! 健康栄養学科6期生(12年卒) 岡田 将利さん 長岡香料株式会社 勤務 【その企業に決めた理由】 食品と深い関わりのある「香料」という分野に興味を持ったからです。 4年間学んだ食品に関する知識を生かして、仕事をすることができるのではないかと考えました。 また、香料のみでなく食品加工も行っておりそのような仕事に就きたいと考えたからです。 【就職活動を振り返って】 まず一つにあきらめないことだと思います。 本年は震災の影響などで企業が採用人数を減らしたり、取りやめを行う企業が多くなかなか内定を頂くことができませんでした。しかし、そのような中でも諦めず就活を続け自身の志望していた職種に就くことができました。 ほとんどの人は内定よりも不合格になることが多いと思いますが、あきらめずに頑張ればいい結果になると思います。 【就職活動でPRしたポイント】 大学での部活動、アルバイトでの経験をPRしました。また面接では卒業研究に関することをPRしました。 【キャリアセンターと就活サポートについて】 キャリアセンターには特別講座や履歴書の添削などで大変お世話になりました。その中でも特にお世話になったことは、面接で落ちるのが多くなったときにキャリアセンターの方に面接指導を行ってもらいました。最初は緊張してうまく伝えることができなかったり、自分の中ではうまく伝えたつもりでも伝わっていなかったりと、とてもいい勉強になりました。 そのようなサポートをしていただいてから面接に合格することが増え、内定をいただくことができました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 今年の就活も例年通り厳しくなるかもしれませんが、最後まで諦めずに頑張った人が内定を手に入れることができると思います。就活はお金も時間も必要で手間に感じることもあったり、なかなか内定がもらえず自信を無くすこともあると思いますが、 前向きに続けることが大事だと思います。みなさん頑張ってください。
2011.11.16
就活レポート~就職活動の現場から~No.109
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第109弾! 理学療法学科6期生(12年卒) 山下 皓平さん 平成記念病院 勤務 【志望理由】 急性期から回復期と幅広くリハビリテーションの分野があり自分にとって最も自分が成長できる病院だと感じました。さらに、1人の患者様に入院から退院まで担当できる制度に最も惹かれました。また、自分がずっと興味を持っていた訪問やディケアもあり自分がやりたいこともでき他の分野も勉強できることが志望した理由です。 【就職活動を振り返って】 早く自分から動くことが大切だと感じました。話や求人票だけではわからないので、自分で実際に見学にいくことで、病院の雰囲気や働いている様子などを感じることで、自分がどう働きたいと思うイメージがまとまると思います。また、履歴書を書く際に、エピソードを考えるのが大変だったので、そういうことも早くから準備しておくと面接の準備により時間をかけて万全の体制で挑むことができます。 【就職活動でPRしたポイント】 PRしたポイントは、責任感の強さです。大学のダンスサークルで部長を務め、物事をやりきることの責任感や他の意見、考えを取り入れることで自分の見方が大きくなったなど、部長を務めたことで自分がどのように成長したかをアピールしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 岡田さんにはとても感謝しています。履歴書の書き方、添削から、面接の準備、練習まで分からないこと、心配なことなど何でも相談できとても心強かったです。また、試験前日の面接練習ですごくよくなったと褒めて頂いたことが最も励みなり、本番では笑顔で落ち着いて面接に臨むことができました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 学生生活では、メリハリが大切だと思います。部活やアルバイトなど遊ぶときは思いっきり遊んで楽しむべきだと思います。でも、勉強や就職活動などやるべき事はしっかりしてメリハリをつけることが大切だと思います。就職活動では、見学が最も大切だと思います。実際にいくことでこの病院で働きたい!というフィーリングが一番の決め手になると思います。早めに動いて早く決めて自分がなりたい理学療法士目指してがんばってください。
2011.11.11
就活レポート~就職活動の現場から~No.108
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第108弾! 理学療法学科6期生(12年卒) 岩﨑 竜太さん 奈良県立医科大学附属病院 勤務 【志望理由】 臨床実習で大変お世話になった施設でした。大学病院なので多くの診療科があり、奈良県では3か所しかない救急救命センターがあるため、多種多様な疾患に対して幅広い分野に対する理学療法を行うことができると思いました。また大学と併設されているため、研究施設が充実しており、臨床と研究が行いやすい環境であり、自分の能力をより高めることができる場であると感じました。 【就職活動を振り返って】 最初は早く就職活動を終わらせたかったので、試験日が早く、自宅から近い病院を受験しようと思いました。しかし、病院見学に行った際に自分の行きたい病院はここではないと思いました。内定を頂いた病院は三次試験まであり、期間が2か月にも及ぶため、最終試験で落ちたらどうしようと思い受験するまでかなり悩みましたが、受けなければ絶対に後悔すると思い、リスクを覚悟の上受験しました。 面接では定番の質問に対してしっかり答えることはもちろん大切ですが、想定外の質問に対して、動揺せずに笑顔で対応できるか(ハッタリでもいいので)がキーポイントのような気がしました。 【就職活動でPRしたこと】 中学から陸上競技を続けており、タイムを縮めるために自分の走りを分析し、練習方法の工夫によって大学でも記録を向上させた「分析力」を患者さんの病態や表情を把握し、よいリハビリを提供できることに生かしていきたいということを伝えました。 実習での失敗経験から何を学び、どう生かしていったか 病院という職場はストレスがたまりやすいところなので、いかにストレス解消法をたくさん持っていて、後に引きずらないかどうかを強調して伝えました。(本当に強いわけではありませんが…) 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターの岡田さんには大変お世話になりました。履歴書の添削や送付状の書き方、面接練習では入退室の方法や挨拶、姿勢について教えていただきました。内容をあらかじめ考えてから行いましたが、想定外の質問をたくさんしていただき、どんなことを質問されても臨機応変に対応できる術を身につけることができたと思います。また、毎週メールで岡田さんの予定と新着求人情報を提供していただいたことはとても役立ちました。 【後輩へのアドバイス、メッセージ】 就職先を選ぶのはとても難しいことだと思います。条件が何でもよければいくらでもありますし、業務内容、給料や設備、スタッフの人数、勉強会、立地条件…などを絞りすぎると全く見つかりません。そのためにはたくさんの情報を集めて色々病院見学に行ってください。専門試験・作文・適性検査・面接など試験内容がたくさんある病院を受験するのは嫌がる人も多いかもしれませんが、そのような病院を受験する方が就職に対してより真剣に考えることができ、必死に勉強したりたくさんの人に相談したり面接の練習をしてもらうように自分から行動するようになります。その頑張った結果は内定に結び付くと思います。自分の選んだ道を後悔しないように頑張ってください。
2011.11.10
就活レポート~就職活動の現場から~No.107
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第107弾! 理学療法学科6期生(12年卒) 石西 まゆみさん 牧リハビリテーション病院 勤務 【その病院施設に決めた理由】 一番の理由が自宅から近いことです。その条件プラス、回復期の病院であること、訪問リハにも興味があるため、訪問リハのある施設でこの病院が挙げられました。病院見学の際にも、大変きれいな病院であり、雰囲気もよく、リハビリのスタッフさんと患者様が楽しそうに、一所懸命にリハビリに取り組んでおられる姿がとても印象的であり、志望しました。 【就職活動を振り返って】 実習が終わってから1次募集があったのですが、その時は実習が終わったという解放感から何も就職活動をしておらず、卒業研究、畿央祭がある10月半ば~11月にかけての忙しい時期に2次募集があったため、とても忙しくすべてをこなすのが本当に大変でした。そういった意味では、実習が終わってから就職活動はすぐに始める方がいいなと思いました。でも、求人情報が病院によって出る時期があいまいなので、自分の行きたいところがあるのならば急ぎすぎるのもよくないのかなと思います。 【就職活動でPRしたポイント】 私は畿央祭を4年間先頭に立って、食材発注やメニュー決定、シフト決め、店づくり等を仕切ったことをアピールしました。あとは、幼稚園からずっと続けてきたピアノをアピールしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターには大変お世話になりました。面接、履歴書添削は本当によくよく見ていただき、アドバイスもたくさんいただき感謝の気持ちでいっぱいです。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動は実習が終わったら即やるべきです!病院見学の際には、疑問に思った些細なことでも聞くといいと思います。自分の行きたいところにこだわりすぎず、どうしてもこのひとつだけはゆずれないという物だけを持って探す方がいいかもしれないです。 学生生活は・・・私はとにかく遊びすぎました(笑)。 でも後悔は全くありません。むしろもっと遊んでおけばよかったと思います。勉強も大事かもしれませんが、遊ぶのは今しかないですし、勉強なんてやろうと思った時に集中してやる方が身に付くなと思います。実習はしんどいと思うけど、みんな通る道やし、みんなで8月に帰ってきたときの感動はいいもんです^^ こんな高校みたいな大学はないと思います。今のうちにいっぱい遊ぶべきです!
2011.10.28
就活レポート~就職活動の現場から~No.106
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第106弾! 理学療法学科6期生(12年卒) 髙橋 美帆さん 牧リハビリテーション病院 勤務 【志望理由】 臨床実習で、患者様の自宅復帰・社会復帰に貢献したいと強く思い、回復期病院へ就職したいという気持ちが強くなりました。また実際に病院を見学させていただき、スタッフや患者様の笑顔が多く明るい雰囲気や、他職種との連携がきちんとされている点にひかれました。勉強会も行われており、日々成長することができる場であることも志望した理由です。 【就職活動を振り返って】 自分のやりたいことや行きたい病院を決めることが大変でした。実習先で様々な患者様に出会ったり、いろんな先生や先輩からアドバイスをいただいたりして、自分の考えがまとまっていったと思います。また求人票や病院のホームページだけでは分からないことが多いと思うので、実際に病院見学に行き、雰囲気を感じることが大事だと思います。わたしが受けたこの病院は他の病院よりも面接の日程が早く、履歴書を提出する期限も早かったので、就職活動は早めに行動すべきだと思いました。また履歴書を書くときに、自己PRや学生時代に頑張ったことなどをまとめることが大変でした。 【就職活動でPRしたこと】 わたしがアピールした点は、最後までやり通す根性があることです。具体的には高校生のときダンス部のキャプテンを務め、部員を最後までまとめ引っ張っていったことをアピールしました。学生生活で特に頑張ったことはアルバイトで、そこからコミュニケーション能力や社会性身につけることができたことも伝えました。またボランティア活動を行ったり勉強にも力を入れたこと、それだけでなく旅行やダンスなど趣味も楽しんでいることもアピールしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 岡田さんには面接の練習をしていただき、とても感謝しています。自分では面接の準備していったつもりでも、実際に面接を想定した場になると普段の自分を伝えることが難しいことに気づきました。本番では指導していただいたことを思い出し、面接ではしっかり伝えることができました。また就職活動や自分が希望する病院など、分からないことを気軽に相談でき、とても心強かったです。 【後輩へのアドバイス、メッセージ】 学生生活では、勉強だけでなくアルバイトや趣味や遊びを通していろんなことにチャレンジし、たくさん経験しておくことが大事だと思います。そのことで話題が広がりいろんな人とつながりができたり、自分を見つめなおすことができたりすると思います。就職活動では、もっと他の病院にも見学に行けばよかったかなと思いました。行きたい病院と出会うことは難しいと思いますが、自分がどんな理学療法士になりたいかしっかり考えて、頑張ってください。
2011.10.24
就活レポート~就職活動の現場から~No.105
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第105弾! 看護医療学科1期生(12年卒) 谷渡 政隆さん 大阪大学医学部付属病院 勤務 【志望理由】 大学病院なので多くの部署があり、将来いくつかの部署を回ることで広い視野を身につけ、感性豊かな看護師になりたいと思ったから。また、多くの専門看護師・認定看護師が働いていて、自分自身がキャリア開発するためのアドバイスをもらいやすい環境であると思ったから。 【就職活動を振りかえって】 ・苦労したこと 実習と就職活動が重なっていたので、両方の勉強や準備をしなければならなかった。 就職試験は一般教養、小論文、面接があったので、それらの練習をしなければならなかった。試験を受けようかギリギリまで悩んだので履歴書を出すのが遅くなったのと、履歴書を書くのに時間がかかった。 ・学んだこと 受けようか悩んでいる病院の試験科目は早めに勉強をしておく(自信につながるから)。 病院説明会に参加した時はできるだけ他の看護学生と仲良くなっておく(試験内容や病院についての情報を共有できる)。自己PRや希望部署は病院が決まっていなくても考えられるため、なんとなくでもいいので考えておく。 【就職活動でPRしたポイント】 ・とにかくその病院で働きたい気持ちを伝える(理由は何でも良いのでそこで働きたいという気持ちを表現する)。 ・自分の看護観(実習での経験が自分の看護観にどう影響しているかなど)。 ・実習での印象に残った経験(自分の感性や人間性を伝える)。 ・行きたい病院の看護部の理念・基本方針と自分のなりたい看護師像が一致していることをアピールする(その病院を選んだ理由になる)。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターのクラス担当の谷口先生が中心となって、就職サポートしてくれます。面接練習では丁寧なアドバイスをしてもらえたので、自信に繋がりました。試験前はもちろん、試験を受けた後の不安な気持ちを受け止めてもらい、とにかく親身に対応してもらえたのが嬉しかったです。そして谷口先生が不在時は担当の先生以外でも話を聞いてくれたり、履歴書を見てくれたりするので困ったときにはいつでも相談に行けて、そのつど親身に対応してもらえました。キャリアセンターには本当に感謝しています。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動ではたくさんの不安が出てくると思います。でも、どんな人でも就職活動で不安は絶対というほど付いてくるものだと思います。だから、不安を持つのは当たり前だと思ってください。 私は就職試験で出来るだけ後悔しないためにはどうしたらいいのか考えて、その病院に就職したい気持ちを言葉じゃなく、態度でもいいからとにかく伝えてくるのが一番いい方法かなと思いました。どんな人でも、就職試験を受けるからにはそこに就職したい理由があり、その気持ちを伝えるのが一番単純で相手に伝わりやすいと思いました。また、自分にとってもやりきった感があり、後悔しないかなと思います。 来年からは全学部に卒業生がいる状態になり、就職に関しても先輩や卒業生が強い見方になってくれると思うので、先輩方にどんどん聞いてみてください。
2011.10.21
就活レポート~就職活動の現場から~No.104
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第104弾! 看護医療学科1期生(12年卒) 福島 啓介さん 聖マリアンナ医科大学病院 勤務 【その病院施設に決めた理由】 急性期における高度な医療技術で、地域の中核病院として貢献されている点、また充実した教育制度や看護師のサポートシステムに魅力を感じました。学校の先生の紹介を受け実際に病院の見学に行ったところ今までの中で1番看護師さんやその他医療スタッフ・事務の方々の雰囲気の良さを感じました。常に患者さまの人権を尊重し、患者さま中心に寄り添う看護という看護部の理念と自分自身の看護観がすごく似ていて、働く中で多くの知識や技術を含め専門性を高めたいと思いました。 【就職活動を振り返って】 周りの友人がどんどん就職が決まっていくなかで、自分自身なかなか就職が決まらないことに少し焦りを感じていました。しかし、先生の話を聞いたり病院合同説明会に少しずつ参加したりするなかでいろんな病院を見ることができ、最終的に自分が1番行きたいと思った試験を受け内定を頂いたことで納得した結果となりました。 【就職活動でPRしたポイント】 「笑顔で・はきはき・大きな声で」を意識しました。面接では第1印象がすごく重要です。その中でも文章は考えて覚えることができますが、面接態度は1日ですぐにできるものではないと思います。相手方に良い印象を持ってもらうこと(一緒に働きたい)と思ってもらうことが大切だと思います。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターの方はいつ行っても優しく親身になって相談に乗ってくださったり、就職で使う文章(送付状や履歴書など)の添削を繰り返し納得がいくまでご指導いただけたことで大きな自信になり、試験では緊張しないで自分の意見をリラックスして話すことができました。それはやはり前もって面接練習を1回してもらえていたことが大きかったと思います。自分の納得いくまで何度も練習を希望すれば付き合ってくれると思いますので就職のサポートは他の大学よりかなり充実していると思います! 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 自分が社会人として働く第一歩なので悔いが残らないよう納得がいくまで病院を調べて見学会や説明会に積極的に参加することがポイントです。また、面接試験などに参加する時のマナーを身につけるためにもアルバイトや部活動、実習など学生生活の中で社会人としての行動や接遇を身につけることも大切だと思います。あまり気負いせずに友達と遊びに行ったりして生き抜きすることも大切です。日ごろから気分転換して明るくいることが面接を明るい態度で受けることにつながります。大学生活、本当にあっという間ですので、楽しむときは楽しんでやるべきことはそのときに頑張ったら有意義な学生生活になると思いますのでみなさん頑張ってください!!
2011.08.31
就活レポート~就職活動の現場から~No.103
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第103弾! 看護医療学科1期生(12年卒) 三木 須実佳さん 大阪市立総合医療センター 勤務 【その病院施設に決めた理由】 祖母がかつて、今回私が就職を決めた病院に入院していた時、そこで懸命に看護を提供する看護師さんの姿を見たことで、そもそも看護師を志すようになりました。そして実際に、病院説明会・見学会やインターンシップに参加し、そのなかで、教育プログラムが非常に充実していることを知りました。それは、看護に必要な知識や技術力を養いたいと思う私にとって、とても魅力的なものでした。またインターンシップに参加させていただいた時、スタッフ一人ひとりが自らの看護に責任を持ち、そして互いに助け合って、笑顔で患者さんに対して質の高い看護を提供する姿を目の当たりにし、私もこの看護を提供する一員になりたいと思い、就職を希望しました。 【就職活動を振り返って】 1期生ということで先輩がいないため、就職活動をどのように進めていけばいいか分からず、悩むこともありました。私の受験した病院は、面接に加えて専門科目の筆記試験もあったため、国家試験対策も兼ねて、その筆記試験に向けての勉強も毎日コツコツと進めていきました。就職活動を振り返って、実際に自分の気になる病院へ足を運び、見学会やインターンシップなどに積極的に参加することが大切であると思いました。私も実習などの忙しい合間をぬい、病院見学会や合同説明会などに積極的に参加しましたが、それぞれの病院の特色だけではなく、その現場の実際など、病院の資料などでは知ることのできないことを身をもって感じることができました。そしてそれが最終的に病院を選ぶ際の大きな判断材料となりました。その際はやみくもに病院へ足を運ぶのではなく、どういうところを知りたいか、などという目的をもって足を運ぶことが大切です。そのためにも、自分が病院を選ぶにあたって、最も重視したいことなどを予め考えておくことが必要であると思います。受験する病院が決まれば、その病院について、より詳しく知ることが大切です。私は、受験する病院の資料やホームページを分析し、再び病院見学会に参加するなどしました。そうすることで、「ここに就職したい。そのためにも頑張らないといけない。」という熱意がさらに強くなり、モチベーションが上がりました。 【就職活動でPRしたポイント】 面接試験では、持ち前の元気さをアピールしました。挨拶や質問に対して、笑顔も交えながら、大きな声で受け答えをするようにしました。面接官の方からも「あなたならどんな質問にも答えてくれそうだね。」と言われました。「この病院に落ちたらどうするのか?」という質問に対しては、「病院に合格するつもりでいるので落ちることは考えていません。」と答え、就職に対する熱意を伝えました。そして市職員という、地方公務員としての面も求められるということもあり、態度や礼儀、服装、言葉遣い、挨拶などにはより一層気を付けるようにしました。面接において、自分のPRポイントを持つことが大切です。どんな人にでも必ずPRポイントはあります。それを見つけるために、自己分析をすることも必要なのではないかと思います。 また、見学会やインターンシップ、そして就職試験後にも御礼のメールを送り、病院に対しての誠意を伝えるようにもしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターの方々は、本当に親身になって相談に乗ってくださり、私のしょうもない質問にもいつも丁寧に答えてくださりました。そして、履歴書の書き方や添削、面接練習など、様々な面でサポートしていただきました。面接の練習時には、せっかちで、言葉よりも動作の方が早くに出てしまう私の特徴をとご指摘いただき、入退室や着席・起立の仕方などを、実際にお手本を見せてくださるなどして、私が出来るまで何度も練習に付き合ってくださいました。そして最後には、「今の自分に自信を持てば大丈夫!」と鼓舞してくださいました。試験本番は不思議なほどに緊張をあまりすることなく、その練習の成果を大いに・・・とはいかないかもしれませんが、発揮することが出来ました。 岡田さん、ありがとうございました!! 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 「面倒くさいから、もうこの病院でいいか。」などという安易な気持ちや、「本当はこの病院がいいけれど、筆記試験は自信がないし、嫌だからやめよう。」などという就職試験の内容だけで病院を選んではいけません。本当に行きたいと思う病院を受験しないと、後で後悔するようなことになると思います。そのためにも、面倒くさいことかもしれませんが、積極的に病院見学会や合同説明会などには参加してください。自分が動かなければ、何も始まりません。周りが就職を決めていくと焦る気持ちも生まれてくると思いますが、そこで流されてはいけません。自分のペースで、自分に合う病院を見つけ出してください。また、実習も大切にしてください。とてもしんどいとは思いますが、今振り返ると、自身の看護観などを深めることができ、本当に実習があってよかったと思います。そして、勉強だけでなく、何かに挑戦するのもよし、部活動やサークルに取り組むのもよし、友人たちと遊ぶのもよし・・・とにかく、学生生活を楽しんでください!!さまざまな経験をすることで新たな価値観が生まれたり、自分自身の成長にもつながると思います。私は最後まで、勉強とメリハリをつけて楽しむつもりです!!
2011.08.10
就活レポート~就職活動の現場から~No.102
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第102弾! 看護医療学科1期生(12年卒) 畑中 満さん 奈良県立医科大学附属病院 勤務 【その病院施設に決めた理由】 奈良県の中枢となる病院のため最初から視野には入れていましたが、1番の決め手は目標にできる看護師さんに出会えたことです。私は、患者さんの心に寄り添うことのできる看護師を目指しています。実習で高度救命救急センターを見学させていただいたときに、意識のない患者さんや人工呼吸器や点滴をたくさんつけており集中ケアが必要な患者さんなど、重症な方が多くいらっしゃいました。その中でも看護師さんは1人1人に声かけやタッチングを行い、懸命にケアされていました。その姿に感銘を受け、私もこの病院に就職し、実習で出会った看護師さんのように、患者さん1人1人の心に寄り添うことのできる看護師を目指して努力していきたいと改めて感じました。 【就職活動を振り返って】 やっぱり1番は面接です。私はとても緊張して頭が真っ白になってしまい、自分の気持ちを伝えることが苦手です。面接練習を何度かしていただきましたが、最初は全く話すことができませんでした。本番では入室の仕方から練習のときと違い焦りましたが、練習を重ねアドバイスをいただくことで少しずつ自信がついてきていたため、自分の気持ちを伝えることができたと感じます。 また、1期生のため先輩がいないので就職活動がどんなものか全くわかりませんでした。しかし、先生の話を聞いたり病院合同説明会に参加したりすることですこしずつイメージすることができ、就職したい病院を見つけることができました。 【就職活動でPRしたポイント】 硬式テニスサークルの部長や畿央祭実行委員の広報部長をしていたため、そこで培った責任感をアピールしました。頼りない私ですが同じメンバーや先輩、後輩たちに支えられながら最後までやり遂げたことを伝えました。 面接本番では、場の雰囲気が明るかったということもありますが終始笑顔でいました。実習で「笑顔で人の心を癒すことができる」という言葉を指導者さんからいただき、それ以来笑顔を大切にしていました。面接官からも笑顔について褒めていただき、「その明るさで患者さんも元気にしてあげてください」と言っていただいたため自信につながりました。第1印象は表情で決まると思うので、笑顔はとても大切だと感じました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 正直、就職活動が始まるまでキャリアセンターと関わることはないだろうと考えていました。しかし、面接練習や履歴書の添削などいつうかがっても優しく親身になって教えてくださいました。私は、特に西川さんにお世話になりました。私は、怒られたり強い口調で言われたりすると、自信がなくなりやる気をなくしてしまうのですが、西川さんはどんなに失敗しても「大丈夫!内容はいいから自信もって!」、「ここはこうした方がもっと良くなるよ。」と優しく寄り添うような感じで接して下さり、褒め上手だったため自信をなくすことなく最後まで乗り越えることができました。西川さんだけでなくキャリアセンターの方々にはとてもお世話になったので、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!! 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 1番大切なのは実習だと思います。実習先でいろいろな方々、考え、価値観、看護観などに出会うと思います。辛いことも泣きたくなることも腹の立つこともいっぱいあります。しかし、その出会いの1つ1つを大切にしていくことが自分自身の成長につながっていきます。また、実習先に就職したいと思える病院があると思うので真剣に取り組むべきだと思います。 私自身、就職は意外とすんなり決まりました。しかし、これは友達や先生、キャリアセンターなど多くの方々のサポートと後押しがあったおかげだと感じています。勉強することはとても大切です。していないと自分が苦労するだけでなく、患者さんにも迷惑をかけることになってしまいます。しかし、それだけでなくいろいろな人やモノとの出会いを大切にしてください。その中で自分自身を成長させ、感謝の気持ちを忘れず、目標に向かって頑張っていきましょう!!
2011.08.03
就活レポート~就職活動の現場から~No.101
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第101弾! 看護医療学科1期生(12年卒) 吉村 実紗さん 奈良県立医科大学附属病院 勤務 【その病院施設に決めた理由】 新人教育支援や資格支援制度が整っていることや、奈良県の中隔病院として高度な医療を提供され、新たな取り組みを数多くされていること、また実際、見学会へ行かせて頂いた時も、親身に新人看護師に指導されている場面を見ることができました。私の看護観である“人に寄り添う看護”と看護部の理念が非常に似通っていることから、この看護観を大切にし、数多くの学びをし、自らの専門性を高めていくことができると考えたからです。 【就職活動を振り返って】 私たちには先輩という存在がいないので、病院の決め手や、各病院のどのような点に着目し、決定に結びつければいいのかわからなかったことです。たくさんの病院があるので、病院合同説明会に積極的に参加し、様々な説明を詳しく聞くことで病院の特徴やどのような看護を行われているのか知ることができたと思いました。 【就職活動でPRしたポイント】 私は責任感があることをPRしました。部活動で3年間部長を務め、相手の立場に立って物事を考える姿勢や責任感を身につけ、この経験を活かし、大学でも看護勉強会を立ち上げ、意見交換の場や知識を深めていくことができる場を創ったことをポイントに挙げました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターの方々は、とても親身に相談に乗って下さり、不安の傾聴やアドバイス、励ましをして下さいました。履歴書の添削も何度も見直して下さったり、たくさんのアドバイスを頂きました。また、私は、面接がとても不安で、頭の中が真っ白になり失敗することを考え、1回の練習だけではなかなか自信が持てませんでした。その時、「自分の納得いくまで練習したらいいよ。何度でも練習しましょう。」という声を掛けて下さり、そのお言葉に甘え、自信が持てるまで何度も練習しました。試験当日は落ち着いて、自分の考えや意見を発言することができました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職で不安なことがあれば、キャリアセンターの方々に相談し、アドバイスを頂いたり、病院施設選びについては、春から病院合同説明会にできるだけ参加し、たくさんの病院の特徴や看護について知ることが大切だと思います。また、自分の看護観を大切にし、将来どんな医療職者に、看護師になりたいか、その病院では看護観に合った看護ができるのかということも視野に入れ、考えていくことも必要です。病院の雰囲気を知るために見学会やインターンシップに参加してみるのも一つです。学生生活では、ボランティア活動に参加したり、サークル活動や友人との交流も大切にし、メリハリをつけ、同時に国家試験勉強も少しずつ始めていくことが大事です。本当に月日はあっという間に過ぎていきます。後悔のない、充実した学生生活を過ごして下さい。