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看護医療学科

2025.01.23

就職レポートNo.818(大学病院/看護師)看護医療学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第818弾! 看護医療学科14期生(25卒)   H・Rさん 大学病院(看護師) 勤務       あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 小学生の時に母が入院し、お見舞いに行った際、看護師が患者である母や家族の私たちに笑顔で接してくださることで不安が和らぎ、看護師という仕事に憧れをもち、目指すようになりました。 畿央大学は国家試験の合格率100%であり、また急性期看護学実習で救急看護の実習も行うことができると知り、救急看護の現場で働きたい私には魅力的で、夢に近づけると思い志望しました。   畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? 時には、きついなと感じることもありましたが、先生方の手厚い指導や、担任制であることから相談しやすい環境が整っているので、乗り越えることができました。また、国家試験の勉強をするにあたり、一回生からの授業が全て大切だと改めて実感し、一つひとつの講義を真剣に受け、課題を真面目に取り組み、その時に理解を深めるということを継続して頑張ってきてよかったなと感じています。そして、保健師課程も選択していたため、保健師の実習をしながら看護師の授業やテストの両立を行うことが大変な時もありましたが、看護師を共に目指す親友や保健師選択の親友とも、励まし合いながらここまで乗り越えることができました。       就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 救急看護の現場で働いてみたいという思いで、高度救命救急センターがある病院を選びました。志望した病院は、高度救命救急センターの中にも病床があるため、継続的に患者さんの観察ができることに魅力を感じました。また、大学病院であることから、多くの診療科があり、多種多様な症例に関わることができ、看護師としての専門性を高めることができる環境であると考えました。さらに、高度な医療を提供しており、最先端の医療現場で働くことができることに魅力を感じ、この病院に決めました。     就職活動を振り返っていかがでしたか? 私が志望していた病院は、採用試験の申込期日が早く、それを事前に調べて知っていたので、早い段階から、志望動機などをまとめておき、すぐ作成できるように準備をしていました。また、面接練習は何度もしていただきたかったので、キャリアセンターの方にお願いをし、日程を組んでいただきました。面接練習を数多くしていただいたおかげで、色々な角度からの質問に対する自分なりの答えを考える時間も多くもつことができ、採用試験当日は緊張せずに受ける事ができました。また、冬休みの期間を利用し、志望する病院のインターンシップにも行き、その時に救急看護に興味があることをお話ししたら、学生のうちにBLSプロバイダーの資格を取っておくといいよ、と教えていただき、すぐに講習の手続きをし、資格を取得しました。それも、採用試験の面接時に話が出来たので、強みになったと思います。   就職活動で役立ったツールを教えてください。 アプリのマイナビ看護学生は、気になる病院をお気に入り登録しておくことで、定期的に情報収集することができます。また、気になる病院などを照らし合わせて確認する、“病院比較”といった機能もあるので、おすすめです。他には、病院のホームページを定期的にチェックしていました。最近では、SNSをしている病院も多いので、身近な情報ツールから定期的に情報収集することも大切だと思います。また、就職活動をするにあたり、メモ帳をよく使用していました。病院説明会やインターンシップなどに参加した際に得た情報や感じたことについてすぐにメモし、面接などに活用できるように工夫していました。     後輩のみなさんへメッセージをお願いします! 就職活動に関しては、早めに準備をすることが重要だと思います。病院の情報を定期的に収集し、エントリーシートの記載や面接の練習を早い段階から始めることで、自信を持って本番に挑めると思います。就職活動をする中で、不安なこともたくさんあると思いますが、キャリアセンターの方々や先生方は親身になって話を聞いてくれます。一人で抱え込まず、是非相談してみてください。また、病院説明会やインターンシップには積極的に参加することをおすすめします。実際の病院の雰囲気を知ることができ、自分自身が働いている姿を想像するきっかけにもなります。本番は緊張するとは思いますが、頑張ってください!応援しています!    

2025.01.21

就職レポートNo.816(公的病院/看護師)看護医療学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第816弾! 看護医療学科14期生(25卒) O・Kさん 公的病院(看護師) 勤務       あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 漠然とですが、誰かの役に立ちたい、人と関わりたい、どこでも働ける安定した職業がいいなと考えていました。あとはドラマにも少し影響され、看護師を志そうと思いました。 畿央大学は少人数制で手厚くサポートしてもらえるところや、国家試験の合格率も高かったことが入学の決め手になったと思います。 畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? あっという間の濃い4年間だったなと思います。たくさん思い出はありますが、友達と残って課題の山と戦ったことは、当時しんどかったけれど、今となってはいい思い出です(笑)。 しんどい時もありましたが先生方や周りの友達のおかげで、すごく楽しい学生生活を送れたと思います! オープンキャンパススタッフの活動をしていましたが、就職活動でも役に立ったので、やっておいてよかったです!       就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 子どもと関わることが大好きだったので、看護師としても子どもと関わることができるといいなと思っていました。当院には2回実習で行かせていただき、看護師が子どもやご家族に温かく笑顔で接されていたことが印象に残っています。また、看護師同士、経験を問わず積極的にコミュニケーションがとられており、病棟の雰囲気が良かったことも魅力に感じ、この病院に就職したいと思いました。   就職活動を振り返っていかがでしたか? 領域実習が終わり、ほっと安心していたため、就職活動に取り掛かる時期が3月末だったのを覚えています。 取り掛かりが少し遅かったことや、採用書類の志望動機や自己PRを書く欄が多かったこと、自分が思っていた以上に4回生でも授業や実習などの課題があり、並行して進めていかなければいけなかったことが大変でした。大変ではあったものの、志望動機や自己PRなど書類は丁寧に満足がいくように心がけていました。どのように思いを文章化したらよいのか、病院に伝えたいことが多すぎて欄内に収まらない際には、キャリアセンターの方に相談をし、修正をかけていただいたおかげで、満足した書類を作成できました。 面接対策ではグループ面接練習1回、個別での面接練習を2回していただきました。初めはどのように受け答えをしたら良いのかわからなかったけれど、キャリアセンターの方のアドバイスや練習を重ねるうちに自然と会話のように受け答えができるようになったと思います。また、小論文対策でも、どのように対策をしたらよいのか具体的に教えてくださったおかげで、面接・小論文ともに本番もリラックスして挑めたと思います。すごく感謝しています!!   就職活動で役立ったツールを教えてください。 メモ帳です。面接や小論文での重要なポイントをまとめてメモに書いていたことで、本番前にすぐ確認することができました。       後輩のみなさんへメッセージをお願いします! 領域実習が終わりゆっくり休みたいところですが、4回生が始まるとへき地実習や卒業研究、授業など多重課題と並行しながら就職活動をすることになるので、できるだけ余裕を持って就職活動を始めると良いと思います。 就職活動をする中で、どのように病院を選んだらいいのか、面接やエントリーシートの作成、小論文の進め方など不安になることもありますが、キャリアセンターに相談することをおすすめします。私自身、キャリアセンターの方から丁寧に、具体的にわからない部分を教えてもらうことができ、すごく安心しました! 就職活動は一人ではないので、周りの友達と支えながら、たまには息抜きをして取り組むと良いと思います。みなさんが希望する場所で就職できることを祈っています!頑張ってください!!    

2025.01.08

就職レポートNo.807(大学病院/看護師)看護医療学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第807弾! 看護医療学科14期生(25卒)   Y・Rさん 大学病院(看護師) 勤務     あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 中学生の時に病院で職業体験をした際、患者さんに優しく接していた看護師の姿を見て、あこがれを持ちました。また、元々医療ドラマが好きで医療職に興味があったことや、人のためになる仕事がしたいと思っていたことから、看護師を志しました。畿央大学は、担任制であるためサポートが手厚く、国家試験の合格率も100%だったため、安心して看護師になるための勉強ができる環境が整っている大学だと感じ、入学を決めました。   畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか?   私は2回生の時に憧れだったカナダへ短期語学留学に行ったことがとても印象に残っています。中学生の頃から留学には興味があったものの、勇気が出ずこれまでチャンスを逃してきましたが、大学生になり、これが最後のチャンスだと思い勇気を出して留学しました。英語はあまり得意ではありませんでしたが、ホストマザーはとても優しく話をしてくださり、一緒に留学をした仲間たちと語学学校やホームステイを通してカナダの文化や景色を楽しむことができました。また、カナダで年齢や国籍の異なるたくさんの人に出会い、さまざまな景色を見たことで世界が広がったと感じています。           就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 教育体制が整っていたことと、高度な医療を学ぶことができること、そして、自宅から通勤しやすい場所にあることから選びました。私は、看護師として早く一人前になりたいという思いがあるため、教育体制が充実していることは最も重要視して選びました。また、急性期看護に関心があるため、最先端の医療と看護を学ぶことができるという点も魅力的に感じました。   就職活動を振り返っていかがでしたか? 就職活動は初めての経験で、最初はいつからどのような準備をしていかなければならないのかがわからず不安に思っていましたが、キャリアセンターの方やゼミ担当の先生に何度も相談をして、少しずつ自分の不安を取り除き、就職活動を行うことができました。エントリーシートの添削から、面接練習や小論文対策までとても熱心にサポートしていただいたため、自分が納得できるものを仕上げ、最後には面接も小論文も自信を持って本番に挑むことができました。実習や国試勉強と卒業研究、そして就職活動を両立させる必要があったため、時間の使い方に迷いとても大変に思いましたが、To Doリストを作成して、優先順位をつけると、少しずつ課題を達成していくことができました。   就職活動で役立ったツールを教えてください。 就職活動で役立ったツールはマイナビ看護学生のアプリです。私は、このアプリで気になる病院の情報を比較したり、合同説明会の予定についての情報を入手したりして、たくさん合同説明会や病院見学に行き、自分に合った病院を探しました。     後輩のみなさんへメッセージをお願いします! 就職活動では自己分析や就職先選び、面接対策など多くの悩みが出てくると思います。ですが、先生やキャリアセンターの方々はとても親身になってサポートをしてくださるので安心してください。就職活動の秘訣は、自己分析をして自分を知ることと、就職先を実際に目で見ること、そして先生や友達に相談することではないかなと経験して思いました。皆さんの就職活動が上手くいくことを応援しています。頑張ってください。            

2024.12.25

就職レポートNo.805(大学病院/看護師)看護医療学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第805弾! 看護医療学科14期生(25卒)  K・Sさん 大学病院(看護師) 内定     あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 私が看護師という職種を志したきっかけは、母親が看護師であることが影響しています。幼い頃から看護師という職業が身近にあり、将来性を考えた時に看護師資格を取っておくことが、今後の役に立つと考えたため、看護師を選びました。このような母親の影響や将来性を考えて看護師を志したのですが、実際に看護の道へ行き、実習の中で患者さんと関わるうちに、自分の行った援助が、患者さんの治療や回復に繋がることにやりがいを実感し、看護師をより強く志すようになりました。 畿央大学に入学を決めた理由としては、大きくは2つあります。1つ目は畿央大学には、看護医療学科だけではなく理学療法学科や健康栄養学科といった学科もあり、他学科との交流ももてるという点に魅力を感じました。2つ目は、担任制度を導入している点です。看護医療学科は忙しいことや、男性である私が看護医療学科に馴染めるかどうか、不安を抱いていました。しかし、担任といった身近に相談できる先生がいることで、自分の精神的な緩和ができると考えました。   畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? 私が入学した当初は、ちょうど新型コロナウイルスの影響で、授業もオンラインになり、サークルや学園祭などが停滞している状況であったことから、充実した大学生活を送ったとは正直言えないです。しかし、友人に恵まれたため、有意義な時間を過ごせたと思います。 印象に残っていることといえば、実習に行ったことですね。それぞれの分野の実習を通して、様々な疾患をもつ患者さんと接してやりがいを感じ、より看護師になりたいと思えるようになりました。 力を入れたことといえば、勉強はもちろん自分の趣味やアルバイト、友人やパートナーと遊びに行き、学生生活を全力で楽しむことに力を注ぎました。 もう一度大学生活を送るのであれば、サークルや学園祭に積極的に取り組んで、自分の大学生活を充実させたかったと感じます。     就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 当院は、大阪市内で唯一の大学附属病院救命救急センターであることに加えて、三次救急医療施設であり、受け入れ患者数が多いことを知りました。また、専門看護師、認定看護師の資格取得のサポートをしており、私自身も将来は救急認定看護師になりたいという思いがあることから、救急外来で勤務したいという気持ちが強くなりました。 看護師としての知識や技術を身につけ、救急の認定看護師を取得し、より高度な医療スキルを身につけた看護師になり、緊急性が高い患者様にも適格な看護を提供したいと思い、この病院を志望しました。   就職活動を振り返っていかがでしたか? 大変だったことは、敬語が難しく感じたことです。普段から敬語を使う機会が少なかったため、就職活動を行ううえで敬語に慣れることに苦戦しました。しかし、社会人になると、敬語はコミュニケーションを取るうえで必要不可欠なので、就職活動を機に勉強し、普段から敬語を使うように心がけてよかったと感じます。 キャリアサポートに関しては、実際に対面で質疑応答や作法について教えてくださったので、緊張感をもってサポートを受けることができました。そのようにしていただけたおかげで、本番はあまり緊張せずに受け答えできたと感じます。また、自己PRなどの添削もしてくれたため、心強かったです。   就職活動で役立ったツールを教えてください。 ツールに関しては、過去に同じ病院に就職した体験記や、先輩からもらった過去の質問などが役に立ちました。そこから、どのような傾向があるのかを分析し、どのような角度から質問がきても徹底的に答えられるように備えていたので、自信を持って、本番に臨むことができました。   後輩のみなさんへメッセージをお願いします! これから先、記録や人間関係で精神的に追い詰められることがあるかもしれません。でも、自分は一人ではなく、看護医療学科で共に頑張る友人や先輩、担任の先生、そして親などの仲間や味方がいることを忘れないでほしいです。つらいことやしんどいと感じたら、仲間や味方に頼ってほしいと思います。 長々とご拝読ありがとうございました。勉強も頑張りつつ、学生生活を精一杯楽しんでください。    

2024.10.17

奈良県看護協会主催「訪問看護インターンシップ」参加レポート!②~看護医療学科

毎年、夏休み期間に開催される奈良県看護協会主催の「訪問看護インターンシップ」に看護医療学科から5名の学生が参加しました。 前回に引き続き、参加学生からのレポートをお届けします。       夏休みに2日間、奈良県看護協会が主催する訪問看護インターンシップに参加しました。応募した理由は、病棟看護師に比べて実習機会が少なく、それぞれの事業所によって特性が大きく異なる在宅看護師を実際に見学したいと思ったからです。 今回は初めてのインターンシップで最初は緊張しましたが、移動中の車内で看護師さんのこれまでの経験や利用者さんについて教えていただき、少しずつ緊張がほぐれました。2日間で1軒の高齢者の自宅と1軒の障害を抱えた患者のグループホームを訪問し、訪問看護師さんが内服薬の説明や近況の確認、処置を行っている様子を見学しました。話好きな高齢患者さんや患者さんとの会話を弾ませながら、患者さんの症状を看る看護師の姿が強く印象に残っています。時折笑いながら楽しそうに話す患者さん、そして相槌を打ち、会話の中から近況、現在の症状、生活の様子を聴き取る看護師さんを見て、自宅でありのままに生きる患者さんに長期にわたって看護する訪問看護の魅力に気づきました。また、今回お世話になった訪問看護ステーションには看護師4年目で訪問看護師としては比較的若い看護師さんが勤務しており、なぜ病棟看護師から訪問看護師に移動したのか、それぞれの魅力、学生生活のことなど、さまざまな話をすることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。 初めは病棟で働くことのみを考えていましたが、今回の訪問看護インターンシップを通して、患者の在宅生活に触れながら独自の看護が発揮できるという訪問看護について学び、訪問看護ステーションも将来の進路の1つとして考えるようになりました。 看護医療学科1回生 I.M     夏休みに2日間、奈良県看護協会が主催する訪問看護インターンシップに参加しました。参加しようと思ったきっかけは、友達に誘われたことが第一の理由です。また、私の母が訪問看護師であり、どのような仕事をしているのかを学びたかったため参加しようと考えました。 知識がなく、実習にも行ったことがなかったため初めは緊張でいっぱいでしたが、看護師さんが訪問する患者さんの特徴や話し方を丁寧に説明してくださったおかげで緊張がほぐれました。 今回の訪問看護インターンシップで学んだことは、患者さん1人1人に合わせたコミュニケーションをとることです。2日間で3軒訪問し、看護師さんと患者さんが実際にコミュニケーションをとっている様子を見学しました。自ら話すことが苦手な患者さんに対しては看護師さんから積極的に質問や話題を出し、よく話す患者さんに対しては看護師さんが聴く側になっていました。また、私も患者さんが好きだと言った音楽を流して一緒に聞くことやオセロをすることでコミュニケーションをとりました。このように、個々のニーズに合わせた対応が大切だと学びました。 看護医療学科1回生 O.S           訪問看護について以前から興味があり、実際の現場ではどのようなことを行っているか知りたかったため今回のインターンシップに参加しました。 インターンシップでは訪問看護師の方のシャドーウィングをさせていただき、実際に患者さんの自宅へ訪問させていただき援助の見学させていただきました。 患者さんの中には、寝たきりの方や身体を動かすことが難しい方が多く、排泄に関する援助として摘便を行っていることが多い印象を受けました。援助を行っている際も患者の方の反応は様々でしたが、訪問看護師の方々は患者さんの羞恥心や尊厳に配慮し、その人に合わせた援助を行っている姿が一番印象に残っています。 教科書などで学習した知識だけでは知れないことがたくさんあり、今回の訪問看護インターンシップはとても学びのあるものとなりました。 今回の見学で学んだことを活かして今後の学業も頑張っていきたいと思います。 看護医療学科2回生 K.M    

2024.10.16

奈良県看護協会主催「訪問看護インターンシップ」参加レポート!①~看護医療学科

毎年、夏休み期間に開催される奈良県看護協会主催の「訪問看護インターンシップ」に看護医療学科から5名の学生が参加しました。 7月29日(月)~8月30日(金)の期間中に二日間、奈良県内の事業所で訪問看護を経験するインターンシップです。訪問看護ステーションで働いておられる看護職の方に同行する形で利用者さんのご自宅に訪問し、利用者さんやご家族とコミュニケーションをはかりながら、訪問看護の現場を学びました。 参加学生からのレポートを2回に分けてお届けします。     今回、訪問看護インターンシップに参加しようと思ったきっかけは、領域実習を終えて、病院ではなくお宅に訪問することで、生活環境を実際に見て看護することや、一人ひとりの時間を大切に顔がみえる看護をすることに魅力を感じていて、将来の選択肢の一つとして考えたいと思ったからです。 2日間で6軒のお宅を訪問させていただきました。インターンシップで経験した内容としては、バイタルサイン測定や清拭、おむつ交換、摘便などのケアの見学や一部ケアの介助も実施しました。人工呼吸器をつけていた利用者が意思を伝えにくい状況で、看護師がケアを行いながらも利用者本人の表情や仕草などの非言語的コミュニケーションを観察し、その人の疾患に配慮したケアが行われていたことが印象的でした。 今回のインターンシップを通して、病院とは異なる環境で様々な疾患をもつ利用者が多くいて、看護師は幅広い分野の知識を持っておく必要があることや、利用者の特徴や生活背景を踏まえて、利用者に適した環境で看護援助を実践していくことが大切であることを学びました。 看護医療学科4回生 A.N     夏季休暇期間の2日間、奈良県看護協会が主催する訪問看護インターンシップに参加しました。参加しようと思ったきっかけは、以前に同じインターンシップに参加し貴重な経験ができたので今回もう一度参加し、訪問看護についての理解を深めたいと思ったためです。また、領域別看護実習でも訪問看護ステーションでの実習を経験しましたが、実習を行った施設や地域とは異なるステーションでの訪問看護についても知り、地域の特性を考慮した訪問看護の実際を学びたいと思いました。 2日間で6軒の利用者さんのお宅を訪問させて頂き、経管栄養やストーマ、在宅酸素等の管理、創傷・褥瘡の処置、入浴介助、利用者さんや家族に対する指導など、多くのケアや処置を見学しました。清拭や体位変換などのケアの介助も実施させて頂き、転倒予防の体操を利用者さんと一緒に行うなどもしました。 今回のインターンシップを通して,訪問看護師は,状態の観察や処置・ケアを行うだけでなく、生活にも目を向け、困っていることや不安に感じていることがないかなどを聞き、知り得た情報から多職種と情報共有し、必要な支援につげているということを学ぶことができました。 看護医療学科4回生 M.M    

2024.09.12

卒業生メッセージ ~看護師として活躍する先輩~【大阪市民病院機構 大阪市立総合医療センター】

社会に出て様々な分野で活躍している卒業生をご紹介! 大阪市民病院機構 大阪市立総合医療センター 勤務 看護医療学科11期生(2022年卒) A.Cさん     現在の仕事内容と、その病院を希望した理由 現在は、循環器内科・心臓血管外科で勤務し3年目となりました。バイタルサイン、点滴加療、外科患者であれば処置の介助などを行っており、特に心臓に関連する病棟なので、心電図波形、血圧、脈拍、体重等には注意しながら日々患者さんと関わっています。また日によっては外来で、医師の診察の補助をすることもあります。当院は、もともと実習先の病院であり在学中もお世話になっていました。三次救急医療機関であり、また様々な診療科を有していることからも看護師としてレベルアップできる病院だと感じ志望しました。また大学の先輩も多く就職しており、不安なことがあれば相談できたことも就職を決めた大きな要因です。   仕事でのやりがい バイタルサインや観察からアセスメントを行い、自分の気づいた異常を医師へ報告したことで薬剤投与がされ、症状改善につながったことはやりがいを感じた経験の一つです。また入院中に受け持っていた患者様が元気になり、退院された際に、直接お礼を言いに来てくださったり、外来に来られた際に声をかけてくださったりするときは、看護師になってよかったなと感じています。今後はさらにスキルアップを目指し、循環器に関する資格(心電図検定等)の取得も目指していきたいと考えています。    在学中に印象に残っている経験、出来事 基礎看護の授業と実習が特に印象に残っています。私は看護師として勤務する中で、改めて看護師はコミュニケーションスキルが重要であると感じました。大学に入学して最初の頃は、コミュニケーションスキルの授業ばかりでした。目を見て話しを聞くことや相槌を打って話を聞くなど、当たり前のことばかりのように感じていました。しかし、実際に実習で指導者や看護師さんのコミュニケーションスキルを目の当たりにして、自分自身が基本的なコミュニケーションができていなかったと痛感しました。この経験もあり、現在はどんなに多忙でも患者さんの目を見て相槌を打つなどのコミュニケーションや丁寧な対応を最も意識しています。それが信頼関係の構築に繋がるということも実感しています。   在学生へのメッセージ 大学で学んだことは必ず看護師になっても活きていきます。そのため、色々大変なことがあるとは思いますが、友人や先生にも相談・協力しながら頑張ってください。       ※掲載内容は取材当時のものです。  

2024.07.03

看護医療学科3回生 『医療接遇マナー講座』&『就活準備講座』

看護医療学科3回生は後期から領域別の臨地実習が始まり、実習が終了すると就職活動を迎えます。 キャリアセンターでは、看護医療学科3回生に向けた各講座を実施しましたのでご紹介します。 6月8日(土)に「医療接遇マナー講座」を開催しました。 講師はキャリア・ラボの小松先生。ホスピタリティを軸とした接遇マナーやコミュニケーションの研修を大学や病院、企業で実施しておられます。     臨地実習を前に、「医療従事者としての心構え」「実習生としての接遇マナー」を身につけることを目的に、挨拶や姿勢、表情、身だしなみ、言葉遣い、敬語表現などを具体的に学びました。 『日ごろの無意識にしている行動を意識の行動に変える。』 実習現場での患者様や職場の方々とのコミュニケーションの際に、今回学んだ内容をしっかりと意識して実践してみましょう。   続いて、6月28日(金)には「就活準備講座」を開催しました。 株式会社マイナビから講師を迎え、看護師就活の最新動向やスケジュール、今からやっておくべきことなどを伝えました。     今回の講座では、就職活動を終えたばかりの4回生の先輩2名を招き、どのように就職活動に取り組んだのか具体的に話してもらいました。3回生の皆さんにとっては、講座内で聞いた内容をよりリアルに感じる機会になったのではないでしょうか。   実習での多様な経験が自身の目指す看護師像や看護観を形成し、就職活動の軸にもなります。 皆さんの未来に繋がる充実した実習になることを願っています。  

2024.06.17

教員・公立幼保採用試験に向けて、面接練習などが始まりました!

畿央大学では、教員・公立幼保採用試験を受ける学生を対象に、教育学部教員と教採・公務員対策室とが連携し、面接練習を行っています。 学生は、数多くの教員から面接の指導を受け、本番の面接試験で様々な質問に対して自信をもって受け答えができるよう日々頑張っています。 今後は、模擬授業対策や実技試験対策も並行して実施していきます。   兵庫県や奈良県の教員採用試験では集団討論の試験があるため、両自治体の志望者を対象に、集団討論の練習を行いました。 練習開始当初は個人面接や集団面接との違いに戸惑い、話が噛み合わないこともありましたが、練習回数を重ねることにより次第に討論内容が深まってきていました。   また、公立幼保採用試験を受ける学生が、実技対策として、製作した人形等を使った模擬保育の発表を行いました。 絵本の題材が同じでも、スケッチブックを使う学生もいれば、手袋を使った学生もいるなど、一人ひとりのアイデアや工夫がみられました。         採用試験を控えている学生の皆さん、体調に気をつけながら、引き続き頑張っていきましょう!教採・公務員対策室は皆さんを全力でサポートします!

2024.03.29

就職レポートNo.781(公的病院/看護師)看護医療学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第781弾!  看護医療学科18期生 (24卒) N.H さん 公的病院(看護師) 勤務         【その病院に決めた理由】 実習でがん患者を受け持ったことや、家族ががんを患ったことで、がんという疾患やその治療が生活に与える影響の大きさを強く感じました。そのため、がん患者ができる限りその人が望む生活を実現できるよう、安心して治療を受けてもらえるよう、患者本人とその家族を看護師としてサポートしていきたいと考え、特定機能病院、都道府県がん診療連携拠点病院として、先進的ながん医療を提供するこの病院を志望しました。 また、この病院での実習の際に担当していただいた指導者の方々が、笑顔で丁寧に私自身の考えを聞きながら助言をくださったため、困ったときに相談しやすく、実習を通して多くの学びを得ることができました。病院説明会でも、充実した院内研修やプリセプター制度などの教育体制が整っていると感じ、この病院で働きたい、看護師として成長していきたいと感じました。     【就職活動を振り返って】 受験病院に提出する志望理由書(自己紹介書)は、記入する量が多く苦戦しました。これまでの経験を簡潔にまとめ、相手に入職への意欲や私自身の強みが伝わるような文章を作成するのが難しかったです。 面接当日は緊張していましたが、面接官の方々が笑顔で話を聞いてくださり、穏やかな雰囲気のなか、落ち着いて話すことができました。     【就職活動でPRしたポイント】 人数が多い部活動で、活動が円滑に進むよう、周囲を見て自分なりにできることを考え実施した経験から「色々な方向に気を配れること」を長所として挙げました。また、誰とでも互いに心地よく距離を縮められるように、常に工夫してコミュニケーションをとるように心がけており、「話しやすい雰囲気づくりが得意であること」もPRしました。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 初めは、就職活動は何から始めれば良いのかもわからない状態でキャリアセンターに行きましたが、クラス担当の方が進め方を丁寧に教えてくださりました。志望理由書を何度も添削していただいたり、入職したい病院の面接での傾向を踏まえた練習を行っていただいたりと、就職活動の最初から最後まで継続的にサポートをしてくださり、とても心強かったです。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 どのようにして就職活動を進めていくべきか分からない人は、一度キャリアセンターに行ってみてください!何でも早めに行うことが大切だと思います。特に履歴書の作成に時間がかかる病院は、期限直前に焦らないよう早めに書き始めることをおすすめします。 就職活動の中で、不安になったり、緊張したりすることもあるとは思いますが、キャリアセンターの方は手厚くサポートしてくださり、看護の先生方も親身になって相談にのってくださります。友達ともお互いに励まし合いながら、頑張ってください!応援しています!