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看護医療学科
2024.10.17
奈良県看護協会主催「訪問看護インターンシップ」参加レポート!②~看護医療学科
毎年、夏休み期間に開催される奈良県看護協会主催の「訪問看護インターンシップ」に看護医療学科から5名の学生が参加しました。 前回に引き続き、参加学生からのレポートをお届けします。 夏休みに2日間、奈良県看護協会が主催する訪問看護インターンシップに参加しました。応募した理由は、病棟看護師に比べて実習機会が少なく、それぞれの事業所によって特性が大きく異なる在宅看護師を実際に見学したいと思ったからです。 今回は初めてのインターンシップで最初は緊張しましたが、移動中の車内で看護師さんのこれまでの経験や利用者さんについて教えていただき、少しずつ緊張がほぐれました。2日間で1軒の高齢者の自宅と1軒の障害を抱えた患者のグループホームを訪問し、訪問看護師さんが内服薬の説明や近況の確認、処置を行っている様子を見学しました。話好きな高齢患者さんや患者さんとの会話を弾ませながら、患者さんの症状を看る看護師の姿が強く印象に残っています。時折笑いながら楽しそうに話す患者さん、そして相槌を打ち、会話の中から近況、現在の症状、生活の様子を聴き取る看護師さんを見て、自宅でありのままに生きる患者さんに長期にわたって看護する訪問看護の魅力に気づきました。また、今回お世話になった訪問看護ステーションには看護師4年目で訪問看護師としては比較的若い看護師さんが勤務しており、なぜ病棟看護師から訪問看護師に移動したのか、それぞれの魅力、学生生活のことなど、さまざまな話をすることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。 初めは病棟で働くことのみを考えていましたが、今回の訪問看護インターンシップを通して、患者の在宅生活に触れながら独自の看護が発揮できるという訪問看護について学び、訪問看護ステーションも将来の進路の1つとして考えるようになりました。 看護医療学科1回生 I.M 夏休みに2日間、奈良県看護協会が主催する訪問看護インターンシップに参加しました。参加しようと思ったきっかけは、友達に誘われたことが第一の理由です。また、私の母が訪問看護師であり、どのような仕事をしているのかを学びたかったため参加しようと考えました。 知識がなく、実習にも行ったことがなかったため初めは緊張でいっぱいでしたが、看護師さんが訪問する患者さんの特徴や話し方を丁寧に説明してくださったおかげで緊張がほぐれました。 今回の訪問看護インターンシップで学んだことは、患者さん1人1人に合わせたコミュニケーションをとることです。2日間で3軒訪問し、看護師さんと患者さんが実際にコミュニケーションをとっている様子を見学しました。自ら話すことが苦手な患者さんに対しては看護師さんから積極的に質問や話題を出し、よく話す患者さんに対しては看護師さんが聴く側になっていました。また、私も患者さんが好きだと言った音楽を流して一緒に聞くことやオセロをすることでコミュニケーションをとりました。このように、個々のニーズに合わせた対応が大切だと学びました。 看護医療学科1回生 O.S 訪問看護について以前から興味があり、実際の現場ではどのようなことを行っているか知りたかったため今回のインターンシップに参加しました。 インターンシップでは訪問看護師の方のシャドーウィングをさせていただき、実際に患者さんの自宅へ訪問させていただき援助の見学させていただきました。 患者さんの中には、寝たきりの方や身体を動かすことが難しい方が多く、排泄に関する援助として摘便を行っていることが多い印象を受けました。援助を行っている際も患者の方の反応は様々でしたが、訪問看護師の方々は患者さんの羞恥心や尊厳に配慮し、その人に合わせた援助を行っている姿が一番印象に残っています。 教科書などで学習した知識だけでは知れないことがたくさんあり、今回の訪問看護インターンシップはとても学びのあるものとなりました。 今回の見学で学んだことを活かして今後の学業も頑張っていきたいと思います。 看護医療学科2回生 K.M
2024.10.16
奈良県看護協会主催「訪問看護インターンシップ」参加レポート!①~看護医療学科
毎年、夏休み期間に開催される奈良県看護協会主催の「訪問看護インターンシップ」に看護医療学科から5名の学生が参加しました。 7月29日(月)~8月30日(金)の期間中に二日間、奈良県内の事業所で訪問看護を経験するインターンシップです。訪問看護ステーションで働いておられる看護職の方に同行する形で利用者さんのご自宅に訪問し、利用者さんやご家族とコミュニケーションをはかりながら、訪問看護の現場を学びました。 参加学生からのレポートを2回に分けてお届けします。 今回、訪問看護インターンシップに参加しようと思ったきっかけは、領域実習を終えて、病院ではなくお宅に訪問することで、生活環境を実際に見て看護することや、一人ひとりの時間を大切に顔がみえる看護をすることに魅力を感じていて、将来の選択肢の一つとして考えたいと思ったからです。 2日間で6軒のお宅を訪問させていただきました。インターンシップで経験した内容としては、バイタルサイン測定や清拭、おむつ交換、摘便などのケアの見学や一部ケアの介助も実施しました。人工呼吸器をつけていた利用者が意思を伝えにくい状況で、看護師がケアを行いながらも利用者本人の表情や仕草などの非言語的コミュニケーションを観察し、その人の疾患に配慮したケアが行われていたことが印象的でした。 今回のインターンシップを通して、病院とは異なる環境で様々な疾患をもつ利用者が多くいて、看護師は幅広い分野の知識を持っておく必要があることや、利用者の特徴や生活背景を踏まえて、利用者に適した環境で看護援助を実践していくことが大切であることを学びました。 看護医療学科4回生 A.N 夏季休暇期間の2日間、奈良県看護協会が主催する訪問看護インターンシップに参加しました。参加しようと思ったきっかけは、以前に同じインターンシップに参加し貴重な経験ができたので今回もう一度参加し、訪問看護についての理解を深めたいと思ったためです。また、領域別看護実習でも訪問看護ステーションでの実習を経験しましたが、実習を行った施設や地域とは異なるステーションでの訪問看護についても知り、地域の特性を考慮した訪問看護の実際を学びたいと思いました。 2日間で6軒の利用者さんのお宅を訪問させて頂き、経管栄養やストーマ、在宅酸素等の管理、創傷・褥瘡の処置、入浴介助、利用者さんや家族に対する指導など、多くのケアや処置を見学しました。清拭や体位変換などのケアの介助も実施させて頂き、転倒予防の体操を利用者さんと一緒に行うなどもしました。 今回のインターンシップを通して,訪問看護師は,状態の観察や処置・ケアを行うだけでなく、生活にも目を向け、困っていることや不安に感じていることがないかなどを聞き、知り得た情報から多職種と情報共有し、必要な支援につげているということを学ぶことができました。 看護医療学科4回生 M.M
2024.09.12
卒業生メッセージ ~看護師として活躍する先輩~【大阪市民病院機構 大阪市立総合医療センター】
社会に出て様々な分野で活躍している卒業生をご紹介! 大阪市民病院機構 大阪市立総合医療センター 勤務 看護医療学科11期生(2022年卒) A.Cさん 現在の仕事内容と、その病院を希望した理由 現在は、循環器内科・心臓血管外科で勤務し3年目となりました。バイタルサイン、点滴加療、外科患者であれば処置の介助などを行っており、特に心臓に関連する病棟なので、心電図波形、血圧、脈拍、体重等には注意しながら日々患者さんと関わっています。また日によっては外来で、医師の診察の補助をすることもあります。当院は、もともと実習先の病院であり在学中もお世話になっていました。三次救急医療機関であり、また様々な診療科を有していることからも看護師としてレベルアップできる病院だと感じ志望しました。また大学の先輩も多く就職しており、不安なことがあれば相談できたことも就職を決めた大きな要因です。 仕事でのやりがい バイタルサインや観察からアセスメントを行い、自分の気づいた異常を医師へ報告したことで薬剤投与がされ、症状改善につながったことはやりがいを感じた経験の一つです。また入院中に受け持っていた患者様が元気になり、退院された際に、直接お礼を言いに来てくださったり、外来に来られた際に声をかけてくださったりするときは、看護師になってよかったなと感じています。今後はさらにスキルアップを目指し、循環器に関する資格(心電図検定等)の取得も目指していきたいと考えています。 在学中に印象に残っている経験、出来事 基礎看護の授業と実習が特に印象に残っています。私は看護師として勤務する中で、改めて看護師はコミュニケーションスキルが重要であると感じました。大学に入学して最初の頃は、コミュニケーションスキルの授業ばかりでした。目を見て話しを聞くことや相槌を打って話を聞くなど、当たり前のことばかりのように感じていました。しかし、実際に実習で指導者や看護師さんのコミュニケーションスキルを目の当たりにして、自分自身が基本的なコミュニケーションができていなかったと痛感しました。この経験もあり、現在はどんなに多忙でも患者さんの目を見て相槌を打つなどのコミュニケーションや丁寧な対応を最も意識しています。それが信頼関係の構築に繋がるということも実感しています。 在学生へのメッセージ 大学で学んだことは必ず看護師になっても活きていきます。そのため、色々大変なことがあるとは思いますが、友人や先生にも相談・協力しながら頑張ってください。 ※掲載内容は取材当時のものです。
2024.07.03
看護医療学科3回生 『医療接遇マナー講座』&『就活準備講座』
看護医療学科3回生は後期から領域別の臨地実習が始まり、実習が終了すると就職活動を迎えます。 キャリアセンターでは、看護医療学科3回生に向けた各講座を実施しましたのでご紹介します。 6月8日(土)に「医療接遇マナー講座」を開催しました。 講師はキャリア・ラボの小松先生。ホスピタリティを軸とした接遇マナーやコミュニケーションの研修を大学や病院、企業で実施しておられます。 臨地実習を前に、「医療従事者としての心構え」「実習生としての接遇マナー」を身につけることを目的に、挨拶や姿勢、表情、身だしなみ、言葉遣い、敬語表現などを具体的に学びました。 『日ごろの無意識にしている行動を意識の行動に変える。』 実習現場での患者様や職場の方々とのコミュニケーションの際に、今回学んだ内容をしっかりと意識して実践してみましょう。 続いて、6月28日(金)には「就活準備講座」を開催しました。 株式会社マイナビから講師を迎え、看護師就活の最新動向やスケジュール、今からやっておくべきことなどを伝えました。 今回の講座では、就職活動を終えたばかりの4回生の先輩2名を招き、どのように就職活動に取り組んだのか具体的に話してもらいました。3回生の皆さんにとっては、講座内で聞いた内容をよりリアルに感じる機会になったのではないでしょうか。 実習での多様な経験が自身の目指す看護師像や看護観を形成し、就職活動の軸にもなります。 皆さんの未来に繋がる充実した実習になることを願っています。
2024.06.17
教員・公立幼保採用試験に向けて、面接練習などが始まりました!
畿央大学では、教員・公立幼保採用試験を受ける学生を対象に、教育学部教員と教採・公務員対策室とが連携し、面接練習を行っています。 学生は、数多くの教員から面接の指導を受け、本番の面接試験で様々な質問に対して自信をもって受け答えができるよう日々頑張っています。 今後は、模擬授業対策や実技試験対策も並行して実施していきます。 兵庫県や奈良県の教員採用試験では集団討論の試験があるため、両自治体の志望者を対象に、集団討論の練習を行いました。 練習開始当初は個人面接や集団面接との違いに戸惑い、話が噛み合わないこともありましたが、練習回数を重ねることにより次第に討論内容が深まってきていました。 また、公立幼保採用試験を受ける学生が、実技対策として、製作した人形等を使った模擬保育の発表を行いました。 絵本の題材が同じでも、スケッチブックを使う学生もいれば、手袋を使った学生もいるなど、一人ひとりのアイデアや工夫がみられました。 採用試験を控えている学生の皆さん、体調に気をつけながら、引き続き頑張っていきましょう!教採・公務員対策室は皆さんを全力でサポートします!
2024.03.29
就職レポートNo.781(公的病院/看護師)看護医療学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第781弾! 看護医療学科18期生 (24卒) N.H さん 公的病院(看護師) 内定 【その病院に決めた理由】 実習でがん患者を受け持ったことや、家族ががんを患ったことで、がんという疾患やその治療が生活に与える影響の大きさを強く感じました。そのため、がん患者ができる限りその人が望む生活を実現できるよう、安心して治療を受けてもらえるよう、患者本人とその家族を看護師としてサポートしていきたいと考え、特定機能病院、都道府県がん診療連携拠点病院として、先進的ながん医療を提供するこの病院を志望しました。 また、この病院での実習の際に担当していただいた指導者の方々が、笑顔で丁寧に私自身の考えを聞きながら助言をくださったため、困ったときに相談しやすく、実習を通して多くの学びを得ることができました。病院説明会でも、充実した院内研修やプリセプター制度などの教育体制が整っていると感じ、この病院で働きたい、看護師として成長していきたいと感じました。 【就職活動を振り返って】 受験病院に提出する志望理由書(自己紹介書)は、記入する量が多く苦戦しました。これまでの経験を簡潔にまとめ、相手に入職への意欲や私自身の強みが伝わるような文章を作成するのが難しかったです。 面接当日は緊張していましたが、面接官の方々が笑顔で話を聞いてくださり、穏やかな雰囲気のなか、落ち着いて話すことができました。 【就職活動でPRしたポイント】 人数が多い部活動で、活動が円滑に進むよう、周囲を見て自分なりにできることを考え実施した経験から「色々な方向に気を配れること」を長所として挙げました。また、誰とでも互いに心地よく距離を縮められるように、常に工夫してコミュニケーションをとるように心がけており、「話しやすい雰囲気づくりが得意であること」もPRしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 初めは、就職活動は何から始めれば良いのかもわからない状態でキャリアセンターに行きましたが、クラス担当の方が進め方を丁寧に教えてくださりました。志望理由書を何度も添削していただいたり、入職したい病院の面接での傾向を踏まえた練習を行っていただいたりと、就職活動の最初から最後まで継続的にサポートをしてくださり、とても心強かったです。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 どのようにして就職活動を進めていくべきか分からない人は、一度キャリアセンターに行ってみてください!何でも早めに行うことが大切だと思います。特に履歴書の作成に時間がかかる病院は、期限直前に焦らないよう早めに書き始めることをおすすめします。 就職活動の中で、不安になったり、緊張したりすることもあるとは思いますが、キャリアセンターの方は手厚くサポートしてくださり、看護の先生方も親身になって相談にのってくださります。友達ともお互いに励まし合いながら、頑張ってください!応援しています!
2024.01.30
就職レポートNo.771(公的病院/看護師)看護医療学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第771弾! 看護医療学科13期生(24卒) H.N さん 公的病院(看護師) 内定 【その病院に決めた理由】 大学に入学する前から「小児の道にすすみたい」と漠然とした思いがあり、実習を経てより自分の思いが強くなりました。当院へは実習で2度行き、看護部の方々にすごく丁寧に指導していただきました。そして、看護師をはじめとしたさまざまな病院スタッフの暖かな雰囲気に惹かれたためこの病院に就職したいと思いました。 【就職活動を振り返って】 キャリアセンターの方にはたくさんお世話になりました。私はできるだけ早めに相談しに行ったので、エントリーシートの添削、面接も自分の納得のいくものになったと思います。実習の合間を縫って就職活動を頑張ることができたのは、キャリアセンターの方のおかげだと思います。きちんと準備ができていたことで、本番では落ち着いて笑顔で自分の思いや考えを話すことができました。 【就職活動でPRしたポイント】 私が受けた病院の履歴書は志望動機と自己PRの欄が大きいものでした。自分の強みから、具体的なエピソードを話しました。私は飲食店で接客のアルバイトをしているので、そこで培った強みをアピールしました。 また、当日には自分の考えを笑顔で明確に話せることをアピールできるように、表情や受け答えに気をつけて挑みました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 初めてキャリアセンターに行った時には、自分の行きたい病院も曖昧で就職活動がどのような順序で進んでいくのかもわからない状態でした。キャリアセンターの方々にはわからないことを丁寧に教えていただき、また、不安な思いも親身に聞いてもらえて心強かったです。面接練習では、本番を想定してさまざまなアドバイスも頂けて、当日も落ち着いて受け答えできました。最後まで真摯に対応してくださり、本当に心強かったです! 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 学年が変わると卒業研究や実習、授業が始まり同時期に就職活動をしなければならないので、できるだけそれより前に就職活動を始めた方がいいと思います。早めにすることで、心にゆとりができ、自信をもって本番に挑めると思います。 また、就職活動は今まで経験したことがなく、不安になったり緊張したりと落ち着かないものだと思います。そんな中でも、キャリアセンターの方は親身になって話を聞いてくれるので、是非相談に行ってみてください。 自分の強みや思いをしっかりと志望する病院に伝わるように頑張ってください!応援しています!
2024.01.29
プレティーチャーズガイダンスを実施しました。
学校や園で先生として4月から新たにスタートする4回生を対象に、プレティーチャーズガイダンスを実施しました。 プレティーチャーズガイダンスは、年度当初に必要な業務や準備、社会人としての心構えなどについて、教育学部と教採・公務員対策室の教員が講義を行い、不安なくスタートできるようにするものです。 今年度は、1月15日(月)、18日(木)、22日(月)、26日(金)の4日間にわたって、合計6講座を実施しました。 学校教員志望者は、板書のポイントや教室掲示物の作成方法、また、幼保志望者は、保育者としての心構えやクラス通信の書き方などを学びました。 4回生の後期になると履修する授業も限られており、採用試験に向けて一緒に頑張ってきた友人と教室で講座を受けるのは久しぶりで、懐かしむようにお互いを励まし合う姿もありました。 4回生のみなさん、大学生活の残りわずかの時間も、一日一日を大切に過ごしてください。みなさんが4月から先生として活躍されることを期待しています!
2024.01.18
就職レポートNo.766(公的病院/看護師)看護医療学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第766弾! 看護医療学科13期生 O.M さん 公的病院(看護師) 内定 【その病院に決めた理由】 私のなりたい看護師像として、幅広い分野の疾患に対応できるジェネラリストになりたいと考えていました。内定をいただいた病院は多くの診療科をもち、高度医療から専門的なリハビリテーションまで幅広い医療を提供していることから複数分野の看護を学ぶことができる点に魅力を感じました。 また、入職後3か月と6か月にフォローアップ研修があり、確実に技術を習得できる教育制度や院内外での研修も充実していることから学び続ける環境が整えられており、このような環境下で頑張りたいと考え、この病院に就職を決めました。 【就職活動を振り返って】 就職活動を始めるにあたって第一志望の病院をどこにするのかとても悩みました。その際には複数の病院が参加している合同説明会に積極的に参加し、自分がどんな看護をしたいのかをよく考えて候補をあげていきました。そして周りの人や先生と相談しながら病院を決めました。 また、面接練習や書類作成を通して自分の長所や短所などが何なのかを考えることが求められるので自己分析をしっかりとすることが重要だと感じました。 【就職活動でPRしたポイント】 アピールするポイントを新人研修制度や病院制度だけでなく、入職後5年目以降に利用できる制度などを伝えることで、この病院で長く勤務する気持ちがあることを伝えるようにしました。 また、面接の際には面接官全員の顔を見ながら笑顔で話すことを心がけました。そして、話すときには身振り手振りを加えることで自分の熱意を伝えることができたとともに緊張を和らげることもできました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 書類づくりでは自分の思いを言語化することが非常に難しく、大学生活を通して力を注いだことが特になかったため、何度も悩みながら作成しました。そして思うように書類作成が進んでいなかったところをキャリアセンターの方が気にかけてくださり、繰り返し添削してもらいながら書類を完成させることが出来ました。 また、面接練習では本番前日まで熱心に何度も練習していただきました。そして面接練習のときに上手く答えられずに自信をなくしていたときにも励ましてくださったおかげで、自信をもって本番に臨むことができました。さらに、練習の際に本番を想定した練習をしたことで、本番のときに類似した内容の質問が来たときには自信をもって答えることができました。 私の就職に対して真摯に向き合ってくださり、親身に寄り添っていただいて温かく支えてくださった先生方に本当に感謝しています。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 私は就職活動を始めるタイミングが遅かったので試験を既を実施されていた病院もいくつかありました。そのため、就職活動は早めに始めてください!早めに行動して悪いことはありません。 また、面接のときはすごく緊張しましたが自分の緊張をほぐす方法を見つけておくことで少し和らげることができると思います。そして、本番に予想外の質問がされたときでも自分がなりたい看護師像など伝えたいことが何なのかをしっかりと考えておくことで対応することができると思います。 最後に書類を作成していくうちに自分の強みが何なのか分からずに自信をなくしてしまうこともあると思います。そのときには何とかなるはず!という楽観的になることも必要だと思います。そして、辛い気持ちを一人で抱えないよう誰かの力を借りましょう。自分を追い詰めすぎない程度に頑張ってください。意外と何とかなります!
2024.01.09
就職レポートNo.758(公的病院/看護師)看護医療学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第758弾! 看護医療学科13期生(24卒) K.R さん 公的病院(看護師) 内定 【その病院に決めた理由】 元々、急性期看護に携わりたいという思いがあり、三次救急も担うこの病院では、二次救急ではみられない重症患者などさまざまな救急医療が経験できると考えました。また、病院インターンシップに参加し、職場環境や、働いている看護師が患者さんを尊重した看護を行っているところを実際に見て、私がしたい看護と近かったため志望しました。 【就職活動を振り返って】 提出書類や面接では、長所や強みを、自身の経験を通して話さなければいけないのですが、そのために臨地実習での出来事や自身の学生生活での経験を振り返ることが大変でした。また、その経験を具体的かつ簡潔に相手に伝えることが難しく、キャリアセンターの先生に助けていただきながら試行錯誤して取り組んだことが印象に残っています。 はじめは、面接での立ち居振る舞いもわからず、面接練習でも緊張してしまい、うまく伝えられないこともありました。しかし、キャリアセンターの先生に何度も面接練習をしていただき、面接当日は特に緊張することもなく、リラックスして取り組むことができ、自身の魅力を最大限に伝えられたと思います。 【就職活動でPRしたポイント】 アルバイトの経験を通して、何事も責任感を持って取り組む姿勢についてPRしました。そして、この長所を活かして、看護師として患者さんとどのように関わっていきたいかについて伝えました。 面接では、明るい印象をもってもらえるよう、面接官の目を見て、笑顔で話すことを心掛けました。自分の魅力や経験に自信をもって話すことで、意識しすぎず、自然にはきはきと話すことができ、面接官に思いを伝えることができたと思います。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 提出書類の書き方や面接における立ち居振る舞いを教えてくださり、提出書類の添削、面接練習、面接時の服装や不安なところについての相談にものっていただきました。特に、私の志望病院は提出書類が多く、時間に余裕がなかったのですが、忙しい中でも短時間で添削していただき、本当にありがたかったです。書類作成に行き詰っている時には、エピソードの整理や、文章の表現の方法について相談にのっていただきました。面接練習では、自身の話し方から改善方法を提案してもらったり、想定できる質問を教えてもらったり、十分に準備をして自信をもって本番に臨むことができました。お忙しい中、たくさんの助言をいただき感謝しています。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 長かった臨地実習が終わり、すぐに就職活動に気持ちを切り替えることは難しいかもしれませんが、1~2月から就職説明会や病院インターンシップがはじまるので、ある程度自分の働きたい職場環境や、なりたい看護師像について整理しておいた方が良いと思います。私の志望する病院は実習病院ではないので、実際に数か所の病院インターンシップに行きました。同じような規模の病院でも、患者の年齢層や病棟の雰囲気、働く看護師の患者さんへの対応は病院によって異なります。実際に行って見てみないとわからないこともあるので、病院インターンシップや病院説明会に参加することをおすすめします。就職活動は大変だと思いますが、後悔しないように頑張ってください。応援しています。