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理学療法学科

2010.12.03

就活レポート~就職活動の現場から~No.78

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第78弾!   理学療法学科5期生(11年卒) 伊達 美彩子さん 大阪 府中病院 勤務     【その病院施設に決めた理由】 評価実習の実習先でした。その際に、患者さまがリハビリの時間以外にも、看護師や介護士の方々と動作訓練を病棟で行っている場面を何度も拝見しました。回復期リハ病棟で実際にチーム医療が実践されていることに感銘を受けました。また、総合病院であり、急性期病棟もあるので、多様な疾患・病期の患者さまのリハビリを経験・勉強できるのではないかとも考えました。先生方もとても指導熱心な方が多く、自分の理学療法士としてのスキルをここなら高めることができるのではないかと考えたのも、この病院に決めた決め手の一つです。   【就職活動を振り返って】 私は、実習中に「この病院に絶対就職したい!」と強く思っていたので、病院見学にはほとんど行きませんでした。実習が終わり、なかなか就職活動に切り替えることが出来ていない中、その病院からの求人票が届いていました。求人票を見て、一気にやる気になりました。さっそく、履歴書の作成・筆記試験の勉強に取り掛かりました。卒業研究のデータ取りと並行して試験対策も行ったので、とてもバタバタしました。筆記試験も難易度が高く、勉強中に何度も諦めそうになりましたが、「この病院で絶対働きたい!」という思いが強く、やり遂げることができました。あのとき、挫折せず努力して本当によかったです。 【就職活動でPRしたポイント】 私のアピールした点は、明るさ・積極性・チームをまとめる力の3点です。それぞれの長所をどのように生かしていこうと思っているのか(自分ならではの視点・方法)についてアピールしました。具体的には、クラブ活動(部長をしていました)・クラス委員のエピソードを通じて、自分のチームをまとめる力をアピールしました。そして、チームをまとめる力は、チーム医療の中で必ず役立つと考えていることを伝えました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 岡田さんには、履歴書の添削や、面接の練習を行っていただき本当に感謝しています。履歴書は、自分ではまとまって書けたつもりでも、添削していただくとわかりにくいところや文章が一貫していないところなどたくさん見つけることができました。面接の練習で指導していただいたことを思い出し、リラックスした本番に臨むことができました。また、本番は個人面接だったのですが、キャリアセンターのグループ面接に参加したことも本当に役立ったと思っています。グループで練習することで、周りの人のいいところ・悪いところを見ることができ、自分はどのようにすればいいのかを考えることができました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動は、短期決戦だと思います。実習が終わってすぐに就職活動に切り替えることは難しいと思いますが、自分の行きたい病院があるなら、すぐに動き出しましょう。自分のやりたいことがはっきりしていなくても、とにかくたくさんの病院に見学に行き、自分の視野を広げ、やりたいことを探しましょう。自分から積極的に動くことが大切だと思います。1・2回生は、勉強だけでなく、遊び・クラブ活動・バイトなどでできるだけたくさんの経験を積んだほうがいいと思います。学生時代に「これは、がんばった」と言えることを見つけていってください。

2010.11.16

就活レポート~就職活動の現場から~No.71

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第71弾!   理学療法学科5期生(11年卒) 加藤 翼さん 藤田保健衛生大学病院 勤務     【その病院施設に決めた理由】 緩和ケア病棟をもっている大学病院であったことが、1番の決め手でした。PTとして緩和ケアに関わっていけたらなという気持ちが以前からあり、病院見学の際に、5年程度で付属3病院での転勤を積極的に斡旋しているとのことでした。付属の3病院はそれぞれ担当疾患・病期に特徴があり、超急性期~回復期、退院後の外来まで、様々な疾患の患者様に対応できるよう、勉強していけるところに魅力を感じました。   【就職活動を振り返って】 就職活動は、PTになろうと思ったきっかけを思い出し、今後どんなPTになりたいか考えるいい機会になりました。初めは履歴書、面接のために自己分析を始めたんですが、自分がこれから何をしていきたいのか、以前より少し具体的になったと思います。また、苦労したことはクラブ活動との両立でした。公式戦シーズン前で、夏合宿や練習と、病院見学や採用試験対策を並行して行っていくのは少ししんどかったです。 【就職活動でPRしたポイント】 クラブ活動で苦労したこと、実績を交えてアピールしました。特に、立ち上げたクラブの運営や後輩の指導を通して、後続の指導・牽引をしていきたいという気持ちや、そのための実行力を伝えました。面接の際にも、自分のストレス耐性や対処法としてクラブ活動をアピールしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 採用試験のシーズンが早まっていることを教えて頂き、就職活動を早めに始めることがでたのが、今回の内定に繋がったと思います。岡田さんには、休日にもメールなどで対応して頂いて本当に有難かったです。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 病院実習後、遊びたい気持ちでいっぱいになると思いますが、その中で少しだけ優先して、早めに病院見学に行くのは大切なのかなと思いました。 実習が秋まである養成校も多いようなので、行きたいと思える病院が見つかって、早めに採用試験を受けられたらラッキーだと思います。 僕も他の病院にも、もっと見学に行っておけばよかったな~と思いました。 卒業研究、就職活動、国試対策、クラブ活動、遊び...実習後、やることがたくさん出てくると思いますので、スケジューリングを大切にして、病院とのいいご縁を見つけられるように頑張ってください。

2010.11.01

就活レポート~就職活動の現場から~No.70

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第70弾! 理学療法学科5期生(11年卒) 貴島 みのりさん 石切生喜病院 勤務   【その病院施設に決めた理由】 病院見学の際、部長の「在宅復帰率は決して高いほうではない。でもそれは重症患者の受け入れも行っているから。」という言葉に感銘を受けました。私の理想とするノーマライゼーションという考えと一致していると感じました。また法人採用ということだったので、法人が持っている3つの病院に勤務することができ、より広い人間関係、視野を持てるのではないかと思ったのでここに決めました。   【就職活動を振り返って】 実習が7月末に終わり、実習後すぐは就職活動はまだ先の話と思っていたのですが、学校で行われた病院合同説明会に参加し、キャリアセミナーなど講義を受け、今年は早まる傾向にあると言われ、実際に動き出そうという気に駆り立てられました。早速病院見学に行き、私の受けた病院は試験日がとても早かったので、急いで履歴書に取り掛かりました。しかし、郵送では間に合わないと気づき、病院からは「遅れてもいい」と言われましたが、誠意を伝えるため完成したばかりの履歴書を直接病院まで届けにいきました。途中で「もう間に合わない...諦めようかな。」とも思いましたが、ここで諦めたら後悔するだろうなと志気を高めて完成させました。 【就職活動でPRしたポイント】 学生生活において頑張ったことです。具体的には部活動のこと、遊びのことなど。直接理学療法にかかわることでなくても、自分らしさ、自分の特徴をアピールできるポイントをしっかり伝えました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 履歴書や論作文の添削、面接指導など細やかな指導はもちろんのこと、試験前日の不安などの相談も聞いてくださり、アドバイスをいただけるので、自分が今どの様な状況にあるのかしっかり報告・連絡・相談をすべきです。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動に関しては、自己分析をしっかりしてください。私は実習後1カ月もたたないうちに就職活動を終えたのですが、決して適当に選んだわけではなく、自分の性格(色々見ると悩みすぎる、そこと決めたら後悔せず全力で取り組む)を知っていたので、決めることができたと思います。まずは自分と向き合うことが大切です。そして色々なことを経験しておくのが良いです。どんなことでも人生の肥やしになりますし、就職活動においても自分のエピソードとして話をすることができます。 先生や先輩にもたくさん相談してください。たくさんのアドバイスをくれますし、応援もしてくださいます! 今を精一杯楽しんで後悔のないようにしてください(^u^)/

2010.10.06

就活レポート~就職活動の現場から~No.68

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第68弾!   理学療法学科5期生(11年卒) 太田 武志さん 石切生喜病院 勤務     【その病院施設に決めた理由】  法人(施設)が掲げられている理念に共感しました。「愛情・信頼・奉仕」の理念を基に、患者様と接するときは思いやりの心を忘れず「生きる喜び」を分かちあることをモットにしておられ、患者様と理学療法士が一緒に同じ目標に向かってリハビリをしているところに惹かれました。私も、患者様と「生きる喜び」を共感するために努力していきたいと思ったのが、この法人に決めた理由です。   【就職活動を振り返って】  実習が終わるまでは就職についてほとんど考えたことはなく、大学生活を満喫していただけでした。しかし、実習が終わり、学校側から就職活動についてのセミナーやマナーセミナーなどが開催されるうちに、自分の中で就職活動が徐々に始まっていきました。そして、実習が終わってすぐに開催された「病院合同説明会」にこの法人が説明に来られていたので、説明を聞かせていただき、見学に行くことを決めました。そして、上記の理由で受験することを決めました。 結局、見学に行った病院は一つでしたが、自分がここと決めたら挑戦する気持ちを持って受験しました。他にいい病院はないのか?と悩むときもありました。でも、病院見学やいろんな人からアドバイスをもらううちに、悩むこともなくなりました。今では、まったく後悔することなく、来春から理学療法士として働けることが楽しみでしかたありません。 【就職活動でPRした点】  志望動機を精一杯伝えました。 試験は、面接と小論文でしたが、特に面接を頑張って好印象を与えられたと思います。面接中はリラックスして笑顔で頑張りました。 【キャリヤセンターと就職サポートについて】  就職セミナーやマナーセミナーなどを開講してくださるので、履歴書の書き方や面接でのマナーなどは非常に助かりました。また、学生の相談にも親身になって対応してくださるなど、心の支えにもなってくださりました。感謝しています。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】  就職活動は早く始めて、早く終わらせるのが良いと思いますが、自分が納得いくまで病院見学に何施設も行って、最終的にここだ!という病院に就職できると良いと思います。そのためには、自分から積極的にキャリヤセンターに足を運ぶことや、病院を調べることが重要です。良い病院を探して積極的に見学に行くことをお勧めします。そして、来春から自分がここで働くんだというイメージができればより良いでしょう。でも今は、目の前のこと(テストや実習や遊び)を精一杯頑張って、また実習が終わってから就職活動を始めればいいと思います。これからも畿央生として頑張っていきましょう。

2010.03.31

就活レポート~就職活動の現場から~No.67

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第67弾!   理学療法学科4期生(10年卒) 菅 美由紀さん 兵庫県立総合リハビリテーションセンター 勤務     【その病院施設に決めた理由】 脳卒中をはじめ神経系に興味があり、また、臨床研究にも興味がありました。まずは、キャリアセンター、病院HPで情報収集しました。また、学会・文献などからその著者・病院に興味を持ち、実際に見学に行くこともありました。内定先は臨床だけでなく、研究にも積極的に取り組んでいたので、就職を希望しました。   【就職活動を振り返って】 気になる病院があれば、実際に行ってみる。採用が出てなくても、電話してみる。 私の就職活動は長い道のりでした。もっと簡単に決めることもできましたが、興味がある分野でPTとして働きたいと考え、自分の理想に近い病院を探し続けました。 【就職活動でPRしたポイント】 自分が思うこと、考えることを素直に伝えたこと。 就職活動が長くなると、自分の考えは間違っているのでは?と不安になることもありました。けれども諦めず取り組み、面接では相手との対話を大切にしながら、自分の思いを伝えました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 夏休みのセミナー。キャリアセンターでの履歴書添削、面接練習。先輩の採用試験記録。 セミナーは基礎編で勉強になります。実際に就活を進めるに当たっては、キャリアセンターに通って情報収集し、不明な点は相談しました。 担当の鶴先生はどんな時も非常に前向きで、ポジティブな意見を下さいました。 また先輩の資料を参考に面接、小論文の練習を行いました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就活の進め方については、気になる病院があれば、まずは自分で足を運び、実際に病院を見て、先生方と話してみて下さい。様々な考えに触れる機会となり、勉強になります。採用試験については、面接、小論文では"素直に伝えること"です。日頃から日記を書いたり友達や先生と話すことは、自分の考えを整理し伝える練習にもなると思います。 自分が思うまま、考えるままに進んで下さい(「自信を持って」という意味です)。 なかなか自分に合う病院に巡り合えず、就活が長くなる場合もあります。 そうなると、不安もあります。けれども、諦めず、自分を信じて、頑張ってください!

2010.03.25

就活レポート~就職活動の現場から~No.66

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第66弾! 理学療法学科4期生(10年卒) 森 聡至さん 佐賀整肢学園こども発達医療センター 勤務   【内定した病院施設に決めた理由】 2回生時の見学実習及び3回生時の評価実習において、小児施設に実習へ行く機会がありました。それにより小児のリハの現状を知り、小児リハというものに興味を持ち始めたことが現在の就職先の選択につながっていると思います。 4月から配属される病院は佐賀県にあり、実家や大学からは遠く離れていますが、伝統のある長い歴史を持った病院であること、病院の雰囲気がよいこと、病院の教育制度が充実していることなどに魅力を感じ、志望しました。 情報収集は主に、大学に届く求人情報及び、インターネットで調べることが多かったです。   【就職活動を振り返って】 小児施設の就職試験の多くは、小論文をはじめ、記述試験や実技試験、面接などといった複数の試験があり、全てを完璧にすることは難しいと考え、特に面接及び小論文といった、その人の内面を見るような試験に対して特に力を入れました。 日頃から色々なことに疑問を持ち、それに対して自分なりの答を考える癖をつけておくと楽かもしれません。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターはとても親身になって様々な相談に乗ってくださいました。 自分の行きたい病院の条件を挙げれば、いくつか紹介してくださったり、面接の練習なども沢山していただきました。 キャリアセンターの方々は皆さん優しいので、ぜひいっぱい喋って、いっぱい援助してもらってください! 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 僕はこの畿央大学という大学で4年間、理学療法を学べて本当によかったと思っています。 素晴らしい先生方がおられ、質の高い授業を受けられると思います。 皆さんも是非、畿央大学の理学療法学科の歴史の1ページを刻みませんか?

2010.03.24

就活レポート~就職活動の現場から~No.65

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第65弾! 理学療法学科4期生(10年卒) 吉元 梨枝子さん 奈良・高井病院 勤務   【病院施設の概要、仕事内容】 脳神経外科、整形外科、外科、循環器、内科を中心とし、急性期から回復期における理学療法を行っている総合病院です。   【その病院施設に決めた理由】 急性期から回復期、自宅復帰まで一連の流れを通してアプローチすることができ、また各職種を疾患別の班に分けることで専門性を高め、充実したアプローチを行うことに重点を置いておられる病院の方針に魅力を感じたからです。そして、脳血管、運動器に加えて呼吸、心大血管も行っておられ、自分の興味のある分野に携わっていける病院だったからです。   【就職活動を振り返って】 8月上旬から病院見学に行き始め、9月上旬に履歴書を書き始めました。 就職ガイダンスで履歴書の書き方を教えて頂きましたが、実際に書いてみると自分の思っていることを履歴書の狭い枠に納まる様にまとめるのが難しく、思った以上に時間がかかりました。何回も鶴先生に見て頂き、訂正してはまた見て頂く、を繰り返し自分の納得のいく履歴書が出来るまでとても悩みました。履歴書が完成して9月下旬に病院に送付しましたが、採用試験日が11月下旬と約2カ月も間があり、不安感でいっぱいでした。履歴書を送ってからも、もしもの事を考えて、いくつか病院見学に行き第2希望の病院も探しました。採用試験の内容として個人面接と小論文と聞いていたのですが、試験1週間前に病院から就職希望者が多いため集団面接に変え、一般教養を加えると連絡があり、とても焦りました。しかしこの時も鶴先生にアドバイスを頂き、また面接の練習もして頂き、試験当日まで落ち着いて準備することが出来ました。 【就職活動でPRしたポイント】 「自分はこの病院で働きたい!」という熱意です。 採用試験の面接は7人の集団面接でした。質問の一つとして、実習中の嬉しかった事と辛かった事を一つずつ聞かれました。評価実習、臨床実習において、自分の経験した事や得た事だけを述べるのではなく、それを就職してからどのように活かしていけるかを踏まえてアピールしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 鶴先生には本当にお世話になりました。そして、鶴先生が不在の時はキャリアセンターの先生方が話を聞いて下さり、様々なサポートをして頂きました。他大学の友達とも就職活動の話をしますが、これ程サポートして頂いているのは畿央大学だけだと思います。 どんな小さな事であっても先生方は親身になって聞いて下さるので、就職活動をスムーズに進めることが出来ました。本当にありがとうございました! 【将来の夢・目標】 理学療法士は幅広い知識とよく言われていますが、これからは幅広い知識に加えて専門性も必要となってくると考えています。一つでも多くの事を経験して知識を身につけ、専門性の高い理学療法を提供できる理学療法士になることが私の目標です。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 まずは自分がどのような理学療法士になりたいか、どんな分野で働いていきたいかを考えて下さい。そして早めから病院見学に行き、自分のやりたい事が出来る自分にあった病院を探して下さい。就職試験は採用試験日だけではないです。見学の時から試験は始まっています。そして病院見学の際、お世話になる先生方は貴重な業務時間を割いて私たちの様々な質問に答え、病院について説明して下さいます。短時間で必要な情報を得られる様に質問事項は事前に考えて行き、聞き忘れのないように準備していくと良いと思います。キャリアセンターの先生方や先輩から情報を得ることも大切だと思います。 精一杯やったら結果はついてくると思います。自分を信じて、頑張って下さい!!

2010.01.15

就活レポート~就職活動の現場から~No.63

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第63弾! 理学療法学科4期生(10年卒) 中谷 未来さん 国立病院機構京都医療センター 勤務   【病院施設の概要、仕事内容】 38診療科、計600床を有する国立病院機構の病院。 仕事内容は、さまざまな疾患の患者様に対する急性期リハビリテーションの提供です。 【その病院施設に決めた理由】 内定先では来年度にリハビリテーション室の大幅な拡大、心大血管リハビリテーションの導入などが予定されています。 そのような改革の年に近畿ブロックから内定先に私を紹介していただいたことを誇りに思い、スタッフの皆様とともに、新たなリハビリテーションを構築していきたいと思ったからです。   【就職活動を振り返って】 同級生の内定が決まるにつれて焦りますが、妥協せず、しっかりと自分の進みたい道を明確にし、腰を据えることが大切だと実感しました。 【就職活動でPRしたポイント】 他者にはない、自分の個性(長所)をアピールしました。 また、将来の夢、目標などを具体的に面接で伝えました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 鶴先生との面接の練習はとても有益で、自信を持って本番に臨むことができました。 【将来の夢・目標】 臨床と研究の両立が私の最大の目標です。 臨床では、リハビリテーションという枠を超えて、常に医療というものを意識し、その患者さんに本当に必要なことは何かということを考えて、その上で理学療法士の専門性を発揮したいと思います。 研究では、歩行時の中枢神経機構を明らかにすることが目標です。筋力や関節の動く範囲に異常はないにも関らず、うまく歩けない、という患者さんを実習中に数名担当させていただきました。おそらく、そのような患者さんは脳からの指令に支障をきたしていると思います。脳のどこがどうなっているからうまく歩けないのかを研究によって解明し、どのようなリハビリテーションが適切なのかを考え、患者さんに還元したいと思います。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動で重要なことは、たくさん病院見学に行くことだと思います。 いろいろな病院の方々とお話しする中で、自分の将来像が明確にできます。 頑張ってください!

2010.01.12

就活レポート~就職活動の現場から~No.62

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第62弾! 理学療法学科4期生(10年卒) 三浦 有加さん 大阪・関谷クリニック 勤務   【病院施設の概要、仕事内容】  大阪の八尾市の病院で、訪問リハを中心としており、外来の患者様もいらっしゃいます。疾患は中枢、整形、小児など様々で、中には神経難病の方も受け入れておられました。特に、訪問については、QOLに対する治療を積極的に行っており、患者様に合わせた自助具やクッション等の制作も行っていました。また、営業所への訪問リハや、定期的に担当患者様の学校への訪問・指導も行っており、地域とのつながりが強い点が印象的でした。   【その病院施設に決めた理由】 この病院は臨床実習二期の実習先でした。元々訪問リハに興味があったのに加えて、先生方が自宅だけでなく営業所や学校など患者様のライフスタイルに合わせて訪問リハを行っている点に魅力を感じました。実習終了時はいきなり訪問リハの病院することに不安があったので、3年間急性期・回復期の規模の大きい病院で知識・技術を身につけてから、訪問の病院へ行くべきか悩みました。しかし、この病院は3か月近く先輩の先生方のリハビリに同行させて頂き、その後から外来の患者様を担当させて頂くといった体制になっていました。2年目以降も仕事が終わるのを待って先輩の先生方に指導していただくといったように、自分次第で勉強ができる環境が整っていたため、この病院に決めました。 また、小児の訪問リハビリを行っている病院は非常に珍しく、これから拡大させていくべき分野だと感じたことも志望の動機となりました。 【就職活動を振り返って(開始から内定までの流れ)】 就職ガイダンスで面接のマナーや履歴書の書き方等を学べたので、とても参考になりました。自分でも一般企業の就活サイトを参考にすると、どのようにPRしていけば、相手に伝わるかといった点がよくわかりました。履歴書は提出期限の3週間前くらいから書き始めて鶴先生に3回程添削して頂きましたが、思ったより自分の書きたいことがまとめることができず、ギリギリまで時間がかかってしまいました。選考が遅い方や受ける病院が決まっていない人でも、早いうちに書ける部分は埋めていった方がいいと思います。 面接は集団面接の練習(希望者のみ)と就職試験直前に鶴先生に個人面接をして頂きましたが、緊張にも慣れるし、面接の雰囲気もつかめるので本当にためになりました。集団面接は私は必要が無かったので受けるか迷いましたが、他の人の面接の態度なども参考になるので、受けさせて頂いて良かったと思います。あとは友達と面接官の役をしてもらって練習したり、他の大学や学部の一般企業の就活をした友達に話を聞いたりしました。一般企業の就活をした友達は私たちの比でない程面接を受けているし、未曾有の就職難の中選ばれただけあって、面接の姿勢や態度、受け答えだけでなく、心構えなど、神の域だと思います。 【就職活動でPRしたポイント】 元気の良さ、笑顔です。あとは、私は雑談のような面接だったので、その空気に呑まれてなぁなぁにならないように、1個でも多く自分をアピールするように心がけました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】  鶴先生、伊藤先生をはじめ、キャリアセンターの方々には本当にお世話になりました。疑問や相談に親身になって聞いて下さって、とても心強かったですし、鶴先生の笑顔に癒されました。 本当にありがとうございました。 【将来の夢・目標】 ・地域への訪問リハの機会を増やす ・小児訪問のPTをする 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 早めに動く!面接は笑顔かつ元気よく! とにかく当日は「私が受からなくて誰が受かるねん」くらいの気持ちでいけば大丈夫やと思います。頑張ってー!!

2010.01.08

就活レポート~就職活動の現場から~No.61

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第61弾! 理学療法学科4期生(10年卒) 佐藤 達也さん 大阪・府中病院 勤務   【病院施設の概要、仕事内容】 概要...急性期を中心とした総合病院 仕事内容...急性期・回復期における理学療法業務 【その病院施設に決めた理由】 受傷直後の患者様のリスク管理を徹底して考慮し、回復に向けサポートできる理学療法士になりたかったため急性期の病院を志望しました。 また、院内でのスタッフの勉強会、臨床研究に対しても熱心であることが決め手でした。   【就職活動を振り返って(開始から内定までの流れ)】 7月末に臨床実習終了。 8月初めに4日間の就職活動セミナー。履歴書の書き方から面接のマナーなど。 同時期より卒業研究開始。しばらくそれ中心の生活に。 9月初めに病院合同説明会。就職を意識し始める。中旬より病院見学開始。 10月からは本格的に病院見学に行き、ある病院の採用試験も受けましたが、結果は不採用。なかなか結果が出ず、本当に就活が終わるのかなど不安に陥りましたが、とにかく諦めず、継続して活動しました。そんな中、11月末に採用内定を頂きました。 とにかく興味を持った病院には足を運び、積極的に挑戦しました。たとえ失敗しても面接で上手く伝えられなかった点の反省、筆記試験での自身の勉強不足を痛感するなど、良いきっかけになりました。自分のやりたいこと、今日の医療事情から理学療法士が今後担っていく役割...これらを改めて見直すことで、将来の理学療法士としての自身のビジョンを明確にすることができたと感じています。 また、たくさんの病院に見学に行くことで視野も広がりました。 【就職活動でPRしたポイント】 大学では理学療法勉強会、車椅子バスケットボールサークル設立、理学療法学生交流会の運営に参加するなどいろいろなことに自ら動き、活動していたので、それらを中心にアピールしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 大分助けとなりました。就職活動セミナー、病院合同説明会を始め、担当教員の鶴先生には履歴書の添削から模擬面接・指導を親身になって実施していただき、本番での自信につながりました。 大変お世話になりました! 【将来の夢・目標】 スタートラインにやっと立つことができました。 一人前の理学療法士になるべく、これからも常にチャレンジ精神を持って行動していきます。まだまだ若い業界ですが、自分たちでもっともっと理学療法を、日本の医療を活発にしていきたいです。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 とにかく諦めずに、自分を信じて行動してください。 就職活動は自分を、そして理学療法士という仕事を見つめなおす良いきっかけとなりました。4回生は卒業研究・就職活動・国家試験勉強など重なり大変ですが、就活はとにかく継続がものを言います。 積極的に動いて、頑張ってください。得るものは大きいと思います!