2015.03.30
就活レポート~就職活動の現場から~№282
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第282弾!
人間環境デザイン学科9期生(15卒) 谷川 彩理さん
株式会社LIXIL Advanced Showroom 勤務
【その企業に決めた理由】
「住宅に関するものをトータルコーディネートできる商品数の多さ」に魅かれました。水回り、インテリア、エクステリア…その他すべての商品を扱っており、これは同業他社にはない、就職先の企業の強みです。住宅関連で仕事をしたいと思っていた私にとって、この商品数の多さは、やりがいがあるのではと魅力に感じ、何よりお客様の夢を最大限に叶えられると思いました。
【就職活動を振り返って…苦労したこと、学んだこと、など】
「大学で建築をやっているから、その方向でいいか。」というのは絶対嫌で、でも何がやりたいのかまったく分からないから、やる気も出ない。それでもとにかく「動くこと」が大切だと思い、合同説明会には必ず足を運び、様々な企業を見ました。その中で私は「住宅」に興味を持つようになり、そういえば、昔から住宅展示場に行くのが好きだなとか、設計製図も、課題が住宅の時が一番おもしろかったなとか、いろいろ思い出して、「私がやりたいことってこれかも」と思うようになりました。興味を持ったことからいろいろ思い出して、自己分析をするのもありだと思います。
【就職活動でPRしたポイント】
私は、部活やボランティアをしていなかったので、大学時代にがんばったことでPRできるものといえば設計製図の課題でした。しかし、授業課題をがんばることは当たり前なので…そこから何を感じたのか、何を学んだのかを伝えられるように気を付けました。例えば、「課題を夜遅くまでがんばった」ではなく、「課題を通して、その建物を利用する人の目線になって考えることの大切さを知った」のような感じで。
【キャリアセンターと就職サポートについて】
キャリアガイダンスは、就活の基礎をつくり、情報を得ることができます。私は何度か欠席し、いざスタートを切るという時に、基礎があやふやなため苦労し、後悔しました…
担当の谷口さんには本当にお世話になりました。就活が進むにつれて悩みも大きくなり、立ち止まってしまうこともありましたが、その度に相談にのっていただき、自分にはなかった考え方を知ったり、気持ちが楽になったりと、大変支えになりました。ありがとうございました。
【後輩へのアドバイス・メッセージ 就職活動のこと、学生生活の過ごし方など】
「気晴らし」は本当に大切ですよ。就活中だから遊んじゃいけない、ずっと集中、などといろんなことを我慢していると、案外うまくいきません。ONとOFFの切り替えがしっかりできれば、何をしてもいいと思います(笑)私は、就活前半の、バッチリ就活仕様に固めた自分よりも、気晴らしを取り入れて、髪型を変えたり、友達としょうもない話をしたり、趣味を楽しんでいたりした、就活後半の自分の方が、気持ちに余裕を持てて、より自分をうまく出せたような気がします。人それぞれ、やり方やペースがあるので、これが良いとは言い切れませんし、前半の自分があったからこそ、よかったのかもしれません。でも、たまにリフレッシュする大切さ、気晴らししても良いということを忘れないでください。
あと、就活は何が起こるのか本当に分かりません。面接で職種を変えてみないかと言われたり、最終面接から1ヶ月後に結果連絡が来たり、最後に決めた仕事が、就活を始めた頃の希望とは違う仕事内容だったり…後悔や失敗もある分、うれしいこと、楽しいこともありました。いろんなことが起こると思いますが、それはすべて経験として自分のものになります。就活が終わったら、きっと成長していると思います。恐れずに、自分らしく、進んでください。