2025.01.09 

就職レポートNo.808(大学病院/助産師)助産学専攻

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第808弾!

助産学専攻科   東島 由果 さん

大学病院(助産師) 内定

 

 

 

  • あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。

助産師を志したきっかけは、中学2年生のときに叔母の出産に立ち会ったことです。初めて出産の場面をみて、生命の誕生という素晴らしさに感銘を受け、助産師になりたいと思いました。

助産師学校は少なく、学生の人数も限られているため、学校に入ることが難しいということを知り、少しでも合格のしやすい進路を調べているときに、内部推薦のある畿央大学も見つけ、畿央大学に入学を決めました。

 

  • 畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか?

助産学専攻科での学生生活は、勉強、就職活動、実習、研究、国家試験に盛りだくさんの1年でした。課題が多く、大変でしたが、計画を立てながら進めていきました。また、一人で頑張ろうとせず、みんなに頼ることも大切だったと感じています。大変な分、一気にやろうとせず、自分の時間を作りながら計画を立てることはやっておいてよかったと感じています。

 

  • 就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。

私の目指す助産師像には、十分な知識と異常分娩や急変時にも落ち着いた対応ができる力が必要であると考えていました。そこで、内定をいただいた病院は、大学病院であり、ハイリスク妊産婦を含め積極的に搬送を受け入れていることから、多くの経験を積み、助産師として大きく成長できると感じました。また、そこで働く先輩から新人教育が充実していることや段階的に技術を習得して分娩に携われるということを教えていただきました。知識や技術をしっかり身に着けて妊産婦さんと向き合いたいと考えているため新人教育体制にも魅力を感じ志望しました。

 

  • 就職活動を振り返っていかがでしたか?

助産師採用は人数が少ないため、助産師として働きたいことを強く伝えることが本当に大切だなと感じました。自分の目指す助産師像やそのためには必要なことといった自分の考えは、早めに自分の中で明確にしておくと、働きたい病院が見つかりやすいと思います。自分の働きたい病院が見つかれば、先輩方の就職活動体験記を見て、面接内容に応じて、自分の伝えたいことをまとめました。専攻科の1年の中で、就職活動、実習、勉強と並行していかなければならないことに大変さを感じましたが、隙間時間を用いて、考えをまとめて、キャリアセンターの方に履歴書の添削や面接練習をしていただきました。私は、文書作成が本当に苦手でしたが、何度も添削してもらい、伝えたいことはきちんと書くことができました。また、面接練習でも、上手に伝えることが難しく、苦戦しましたが、一つ一つ改善点を伝えてくださり、本番は笑顔で伝えたいことをしっかり伝えることができました。お忙しい中、就職活動をサポートしてくださり、ありがとうございました。

 

  • 後輩のみなさんへメッセージをお願いします!

助産師の採用試験は、日程も限られていて、採用人数も少ないため難しいと思います。そのため、事前に調べて、病院見学会や説明会に参加し、受けたい病院を見つけておくことをオススメします。就職活動だけでなく、授業、課題、実習、研究、国試とやらなければならないこともたくさんあり、辛いなと感じることもあると思います。やらなければならないことは計画を立てて、前もって行動していくことが大事です。自分のペースで、キャリアセンターの方や助産の先生方、助産の学生を頼りながら、無理し過ぎず、頑張ってください。応援しています。

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