2024.12.09 

就職レポートNo.794(大阪市/中学英語教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第794弾!

現代教育学科16期生(25卒) A.T さん

大阪市 中学英語教諭 勤務

 

 

 

 

【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】

畿央大学を選んで入学した理由は、畿央大学の担任制に魅力を感じたからです。入学後に授業についていけるか、英語力をどうやって上げるか、など悩みがたくさんある中で、担任の先生による年2回の面談はとても心強いと思い、入学を決めました。

 

 

【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】

先生と学生との距離の近さがとてもよく感じられました。英検2次試験の面接練習や、大阪市教師養成講座で行う模擬授業へのご指導、そして留学や教員採用試験に関する相談など、先生方が寄り添ってくださったので、悩んだり不安に思ったりすることなく教員採用試験を乗り越えられました。

 

 

 

 

【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】

中学2年生の時に出会った英語の先生です。その先生に出会うまでは、英語の授業とは、教科書を音読したり単語を繰り返し発音したりするだけというイメージをもっていました。しかし、その先生が行う授業は、洋楽から英語を学んだり、教科書の音読や単語の練習も工夫して行ったりしてくださったので、その先生のおかげで私は英語に興味をもつことができましたし、その出会いがなければ英語を好きになることもなかったと思います。私もその先生のように、生徒が英語に対して前向きになれるような授業をしたいと考え、英語教員を志望しました。

 

 

【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】

フィリピンへ語学留学に行ったことや、大阪市教師養成講座を受講したことです。

大学3年生の夏休みに1か月間フィリピンへ語学留学に行きました。留学前はスピーキングがとても苦手で、英語で話すことが好きではなかったのですが、語学学校の先生や現地の方とコミュニケーションを取ることによって、自身の英語力に自信をもてるようになり、積極的に発言できるようになりました。

大阪市教師養成講座では、様々な教授法を学び実践を繰り返すことで、自身の授業力を向上させることができました。そのおかげで、最後の模擬授業では緊張せずに、楽しみながら授業をすることができるようになりました。

 

 

 

 

【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】

筆記対策は、ひたすら過去問を解いたり、BBCやThe Guardianなど英字新聞を読んだりしていました。長文に使われている英単語がなかなか覚えられずに苦戦しました。

実技のグループディスカッション対策は、トピックに対する自分の意見を英語科の先生に聞いていただいたり、TED talksの動画を視聴してリスニングしながら様々な分野の知識を蓄えたりしていました。

面接対策は、多くの教育学部教採・公務員対策室の先生方に面接練習をしていただき、自信をもって伝えられるようになりました。面接練習を通して、自分の教師像を確立することができたと感じました。

 

 

【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】

生徒と一緒に学んでいける教師になりたいです。教師の仕事はその科目を「教える」のではなく「生徒の学びを支える」ことだと考えています。授業の中で自分の想定していない回答が生徒から出た時には、それを拒まずに「こういう考え方もあるのか」と自分が学べるようにしていきたいです。

 

 

【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】

教員採用試験までの道のりは、先が見えなくてとてもつらく感じると思いますが、教育学部や教採・公務員対策室の先生、同じ教採を受ける仲間と協力しながら最後までがんばってください!

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