2014.11.21
キャリアガイダンス「業界研究セミナー」~人間環境デザイン学科~
10月30日から11月20日、4週続けてキャリアガイダンス「業界研究セミナー」を開催しました。就職活動で避けては通れないのが業界研究。学んだことを活かしたい、こんな仕事がしたいなど、方向性が見つかっても業界や企業のことを知らないと、自分の将来展望が描けません。まずは多様な角度から業界・企業を知るために実際の採用を担当されている人事担当者様をお招きし、ご講演いただきました。 人間環境デザイン学科のセミナーには建設業界・住宅業界、不動産業界、リフォーム業界、印刷業界、小売業界の企業様にお越しいただきました。それぞれの業界の近年の動きや、企業の位置づけや就職活動時のワンポイントアドバイスなどお話しいただきました。 参加した学生からは 「自分がどうなりたいのか、将来の夢や目標を具体的に持つことが大切」 「希望職種を絞っていたが、自身が成長できるような職種を探そうと思う」 「たくさんの企業様のお話しを聞き、求める人物像が理解できた」 と就職活動の参考になったようです。 自分に合った仕事を探すという業界研究は就職活動では大切です。就職活動スタートの3月に業界研究をしているようでは手遅れです。余裕のある今のうちに準備をしていきましょう。
2014.11.18
就職模擬試験を実施しました!
11月14日(金)にSPI3テストセンター方式のWEB模擬試験を実施しました。SPIはリクルートキャリアが提供する適性検査で、毎年約1万社以上の企業で導入されています。一般企業に就職する学生にとっては避けては通れない試験となっています。 畿央大学では年に2回模擬試験を実施し、テストセンター形式に少しでも慣れる、これまでの勉強の成果を確認することを目的に受験しています。 受験日当日は学研メディコン様にお越し頂き、テストセンターの特徴をご説明いただきました。問題ごとに制限時間がある、問題の難易度が変化する、前の問題には戻れないなど、ただ問題が解ければよいということだけでなく、受験形式にも慣れておくことが大切です。 SPIは出題範囲が広く、継続して勉強する必要があります。大本命の企業にぶっつけ本番は大変危険です。希望の企業の面接まで辿り着けるように頑張りましょう!
2014.11.17
就活レポート~就職活動の現場から~№265
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第265弾! 現代教育学科6期生(15卒) 辻本 莉紗さん 奈良県 小学校教諭 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 きっかけは、小学校のときの先生に憧れを抱いたからです。その先生は、いつも明るく、笑顔で、安心感を与えてくれました。いつも私たちのことを考えてくれ、優しさの中に厳しさがありました。そんな先生に出会い、教師を目指そうと子どもながらに思いました。子どもの頃から抱いていた先生になるという夢。大学で、教育のことを学んでいくにつれて、その夢を実現させたいという思いが大きくなり、改めて目指そうと思いました。 【学校インターンシップ・教育実習を体験して】 学校インターンシップでは、2回生のときに小学校に行かせていただきました。いろんな学級に入らせていただき、授業の仕方、先生の子どもたちへの対応、子どもたちの様子を学ぶことができました。また、授業中に子どもたちの学習のサポートをしたり、休み時間に遊んだりして、子どもたちと関わることができました。2回生のうちから教育の現場をみることで、私自身がしたい教育の芯を持つことができ、大学の授業ではより確かなものになりました。 教育実習では、3回生の9月から1ヵ月間、小学校に行かせていただきました。学校インターンシップとは違い、同じ学級に入り、1ヶ月間過ごします。2週間目の終わり頃から、毎日教壇にたって授業をさせていただきました。模擬授業とは違い、目の前の子どもたちに授業をするので、『一人ひとりの子どもたちのことを考えて授業をする』ということは、非常に難しかったです。授業をするたびに課題がでてきて、その課題がクリアになると、また新たな課題が出てきました。そうやって日々前回よりもよりよい授業にするという向上心を持ち、挑んでいました。実習の最終日に、子どもたちから『先生の授業楽しかった』という声を聞き、教師になりたい気持ちが強くなりました。担当してくださった先生からは、本当にたくさんのことを学びました。その学んだことを忘れることなく、これからの教師生活で実践していきたいと思います。 【畿央大学での大学生活について】 一言で言うと、楽しいです。畿央大学に来て、かけがえのない仲間や尊敬できる先生方に出会うことができました。畿央大学ではボランティアが活発で、実際に私自身、畿央生が参加する『学習キャンプ』の企画を考え、運営するキャンプスタッフを経験しました。どうしたら、よりよいキャンプになるのか、24人のスタッフで会議をかさねました。作り上げていく過程で、仲間のすばらしさを改めて実感しました。こういった場が畿央大学には数多くあり、本当にたくさんのことを学ばせていただきました。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 筆記や面接、実技の対策すべてにおいて充実していました。体育があまり得意でない私にとって、水泳、マットなど様々な対策は、本当にありがたかったです。面接対策において、教採・公務員対策室の先生方をはじめ、大学の先生方にも、指導をいただきました。たくさんの先生方に指導しただくことで、いろんなパターンの面接官を体験することができました。 勉強をする部屋が確保されており、毎日夜遅くまで残って勉強をしました。同じ部屋で仲間とともに勉強をしていたので、くじけそうになっても乗り越えることができました。みんなで勉強クイズをしたり、覚えやすいようにゴロを考えたり、とても充実して楽しい毎日でした。支えてくれる先生方や仲間のみんながいたからこそ今の私がいると思っています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 【理想の先生像】 子どもたちに安心感を与え、子どもたちの個性をつぶさず、伸ばしていくことのできる先生です。子どもたちが持っている個性を発揮することができるように、教師が認めることはもちろんのこと、子どもたちが互いに認め合うことのできる環境を作っていきたいです。そして、子どもたちが教室に自分の居場所を感じることができる仲のよい笑顔あふれる学級にしたいです。
2014.11.17
就活レポート~就職活動の現場から~№264
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第264弾! 現代教育学科6期生(15卒) 小谷 純也さん 兵庫県 小学校教諭 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私は高校の時の先生に憧れて教師になろうと思いました。教師といっても小学校、中学校、高校とさまざまな校種があります。その中でも私は自分の性格と向き合い、様々な人からのアドバイスを頂くことにより小学校の先生になろうと思いました。 【学校インターンシップ・教育実習を体験して】 学校インターンシップでは、初めて学校の現場にはいりました。児童たちと関わっていく中で戸惑うことも多々ありましたが、先生方にアドバイスをいただきながら日々成長していくことができました。また、これからの課題も明確にしていただいた体験でした。 教育実習では、一ヶ月間児童の成長を見ることができ、児童とともに私自身の成長も日々感じることができました。児童の前で授業を行うのは初めてで、失敗もたくさんしてしまいましたがそれでも温かく見守って下さった実習先の先生方には感謝しています。実習の最後に児童に「本当の先生になってね」と言われた一言が、私の教師になりたいという気持ちを大きく膨らませてくれました。この言葉を糧にして教員採用試験を乗り越えることができました。 【畿央大学での大学生活について】 教師になりたいという、同じ夢に向かって頑張る友達が大勢いたのはとてもよかったと思います。一人で勉強を続けるのはつらいですが、周りの友達と励ましあいながら勉強することで最後まで勉強することができました。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 対策講座には欠かさずにでていました。対策講座は今の自分には何が足りないのかを明確にできる場所でした。教採対策室にいけば、先生方がいつでも分かりやすく教えてくださいました。また、教育学部の先生方に個人的にお願いして勉強会を開いていただいていました。先生方がすごく協力的で勉強しやすい環境でした。 【理想の先生像】 「児童の話をしっかり聞き、的確なアドバイスができる先生」が私の理想の先生像です。児童の話をしっかり聞くことで児童の信頼を得ることにつながると考えています。的確なアドバイスをすることで、児童の未来をどんどん切り開いていきたいと思っています。 【後輩へのメッセージ】 勉強しても終わりがなく、不安になることもあると思いますが自分を信じてがんばってください。効率よく勉強するためには息抜きも必要だと思います。
2014.11.15
就活レポート~就職活動の現場から~№263
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第263弾! 理学療法学科9期生(15卒) 村井 澄香さん 南大阪小児リハビリテーション病院 勤務 【その病院に決めた理由】 障害児者専門の施設だったから。 見学に行った際、雰囲気がとても良いと感じたから。 見学で出会った他大学の学生に、実習がとても楽しかったと聞いたから。 【就職活動を振り返って】 私は障害児専門の病院を希望していましたが、自宅から通える病院という条件をより優先していたので、最初は近くの総合病院を志願していました。しかし、履歴書を送る直前、たまたま自宅から通える範囲の障害児者専門施設から求人が来ました。迷ったのですが気になって見学に行き、倍率が高いと聞いたのですがだめもとで受けてみると、なんと合格することができました。着実に準備を進めていくことはもちろん大前提ですが、もし気になることがあるなら、寄り道してみても良いと思います。 【就職活動でPRしたポイント】 私は嘘をつくのが下手なので、正直な自分をアピールしました。特別すごいところはないですが、それでもこれまでの人生を振り返って自分のアピールできるところを考えました。作り上げた自分ではなく、正直な自分で面接に挑んだことが自身を持てた要因の1つかもしれません。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 見学や採用試験の際に感じたことですが、畿央大学では当たり前のように教わる礼儀やお礼状の書き方を、他大学ではあまり習わないみたいです。そのため、畿央生は教わったことを実行するだけで、他大学の学生より1歩リードしています。自信を持ってください。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 これまで畿央生が受けたことのない病院だったので、正直不安でした。合格できるかではなくて、成績や要領の悪い自分が、難しいとされる小児の分野でやっていけるかということが不安でした。しかし、合格通知を見たときからこれまでのような不安はなくなりました。今はこの病院で働けることを楽しみにしています。自分が希望する分野で働けることが決まって、私自身意識が変わったのではないかと思います。この選択に後悔しないように、今は全力で勉強を頑張ろうと思います。皆さんも、色々な人からたくさんアドバイスを受けると思いますが、最後は自分の思う道を選んでください。
2014.11.14
就活レポート~就職活動の現場から~№262
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第262弾! 現代教育学科6期生(15卒) 上田 裕美子さん 日本自動車連盟 勤務 【その企業に決めた理由】 定年まで働きたいと思っており、そのためには自分の好きなことを仕事にしたいと思っていかたらです。もちろん、福利厚生や勤務地域なども考慮し、より自分の理想に会った企業を選びました。 【就職活動を振り返って】 私は特に問題なく楽しんで就職活動をしていました。しかし唯一苦労したことはモチベーションの維持です。その問題はキャリアセンターを度々訪れることで解消されました。私の場合キャリアの先生におだてられ、モチベーションを維持向上することができました。そんな就職活動で2つのことを学び、感じました。 1つ目は前向きでいることです。面接官に何か質問され答えられない時は、「わかりません。」ではなく「研究不足で分からないので二次面接では答えられるよう調べてきます。」と言いました。おかしな話ですが、決して一次面接の通過が確定していたわけではありません。ただ気持ちは二次面接に行く気満々であったからです。 2つ目は楽しむことです。面接というと堅苦しく感じますが、相手も人間です。自分のことや考えを他人に話す場であるというだけだと思います。「知らんおっちゃんと話してる。」そんなラフな気持ちで挑んだ方が自分の素が出せていいのではないかと思います。なんとなくこちら側が楽しんでいると面接官にも楽しさが伝わる気がしますしね。 【就職活動でPRしたポイント】 趣味のドリフト競技に対する姿勢です。ゼロから走るまでの過程での自分の努力や考え、将来の意気込みを話しました。また、維持や改造をすべて自身で行っており、車両に関する知識があることや、いかにがんばれるかをアピールしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターでは一人ひとりに応じたサポートをしてもらえます。こういう業界に興味があるとか今こんな就活をしているとか情報交換をいっぱいしておくといいと思います。また、面接練習などにはガンガン参加したほうがいいです。聞かれる内容は様々なので練習通りとはいきませんが、雰囲気や入退室の形式に慣れておくと無駄な緊張をしなくていいと思います。 【将来の夢・目標】 私は趣味のドリフト競技を始め、家庭や仕事などやりたいことをすべて悔いなく楽しみたいです。もちろん仕事でのキャリアアップについても妥協はしたくありません。できる限りやりたいことをして楽しむことが目標です。 【後輩へのメッセージ】 自分といえばコレ!!というものを持っていればいいと思います。履歴書にインパクトがあるほうが人事の目にも留まり、印象に残るのではないでしょうか。あとは、やはり初対面でいかに自分を売り込むかが重要になってくると思いますので、いろんな人とお話しする機会を大切にして自分の対話能力を向上さえせることも大切だと思います。
2014.11.13
就活レポート~就職活動の現場から~№261
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第261弾! 現代教育学科6期生(15卒) 溝端 法子さん 堺市 養護教諭 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 高校のころ、とても辛そうな人を助けられなかったことがあり、私自身そのことを後悔して辛かった時期があります。でもだからこそ、子どもたちが心も体も元気で居られるように、自分で自分の健康を守っていけるようにサポートしたい、と思うようになりました。その出来事について、養護教諭に相談していたこともあり、子どもの一番近くで、子どもの健康を守れるのは、養護教諭しかいない!と思い、目指し始めました。 【学校インターンシップ・教育実習を体験して】 一回生の頃から、週に一回、ボランティアやインターンシップ等で学校に行っていました。初めは、どのように子どもと接していいのか戸惑いもありましたが、先生方の動きを観察したり、自分で試行錯誤したりしているうちに徐々に慣れていきました。また、週に一回でも学校現場に行くことが私にとって良い刺激となり、「教師になる」というモチベーションにもつながりました。 教育実習は、インターンシップ等とは違い、4週間毎日子どもとかかわります。その分、悩むことも多かったですが、それ以上の喜びや感動があり、子どもたちと共に過ごした4週間は私にとって宝物です。採用試験の勉強中も教育実習先の子どもたちの存在や指導の先生から頂いた言葉が支えとなりました。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学は、目標や夢に向かって努力をしている学生がすごく多くアットホームな大学です。インターンシップやボランティア、学外での活動をしている学生も多いので、色々な話が聞けて面白かったです。私も、福島県の子どもたちと行う“のびのびキャンプ“に一回生の頃から参加し、三回生では副代表として企画運営をしました。悩んだことも多かったですが、キャンプで子どもの笑顔を見たとき、心から嬉しかったです。今でもそのとき出会った仲間とは繋がっており、福島県に卒業旅行に行く予定です! 【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学の教員採用試験対策は、とても手厚いです。他の大学の友達の話を聞いていても、ここまで親身になってくれるのは畿央大学だけじゃないか、と思うほどです。教職教養の対策講座や雑誌などが充実しているものもちろんですが、自己PRや志望理由などの面接対策についてもたくさんアドバイスをいただきました。対策室の先生方との面談も定期的にあるので、そのときに受験地の相談なども出来、本当にありがたかったです。また、養護教諭を目指している友達とも毎日のように一緒に勉強しました。友達と一緒にご飯を食べる時間や勉強の合間に話すことが楽しみで、採用試験の勉強期間を私は苦痛に感じませんでした。一緒に頑張れる仲間や支えてくれる先生方が居てくれたからこそ、採用試験を乗り越えることができました!! 【理想の先生像】 「子どもと周りの人を繋ぐことのできる先生」になりたいです。養護教諭は、子どもたちの体がしんどい時にいつも傍にいられるわけではないし、心がしんどい時にいつも話を聴けるわけでもありません。もちろん子どもたちが自分で考えて対処していく力を身に付けることも大切だと思います。しかし、時には自分一人では対処しきれないこともあると思います。そんなときに、素直に周りの人に助けを求められる、周りの人と繋がることのできる子どもを育てていきたいです。
2014.11.12
就活レポート~就職活動の現場から~№260
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第260弾! 現代教育学科6期生(15卒) 江里口 希恵さん 豊能地区 小学校教諭 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 小学校時代の先生が私の可能性を引き出してくれたおかげで、今の私がいると感じているので、その先生方のように私も子どもたちの可能性を何か一つでも引き出したいと思い教師を目指しました。スクールサポーターとして学校現場を見る中で、学校へ来る全ての子どもたちが、学校へ来て学ぶことの楽しさを感じ、一人ひとりが必要とされる存在であることを実感できる手助けをしたいと強く感じました。そして、自分に誇りをもつことや成長し続けようとする向上心をもつことによって未来への希望あふれる子どもたちを育てたいと思い教師を目指しています。 【学校インターンシップ・教育実習を体験して】 私は大学生活の4年間、池田市のふくまる教志塾へ入塾し、スクールサポーターとして週に1日地元の小学校へ通って様々な子どもたちと関わってきました。自宅から大学までの通学時間が片道2時間近くかかることもあり、特に1・2回生は大学での授業に小学校にととても大忙しでした。しかしスクールサポーターをすることで、様々な特徴をもつ子どもたちがいるという現状が知れたので、大学での勉強以外にも興味をもって調べたり講座を受講したりと教師としての知識を磨くきっかけにもなりました。 教育実習では、スクールサポーターとは違って教育実習生という同じ立場の人が他に4人居たため、その人たちと比べ自分は教師に向いていないのではないかと落ち込むこともありました。しかし指導教諭の先生に「私にしかない良さ」を教えていただいたおかげで「自分は自分のままでいいんだ」と思えることができ、子どもたちにもっと良い影響を与えられる先生になるよう努力していこうと思える機会になりました。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学は、同学部の人と全員顔見知りになれるという利点や男女共学ということもあり様々な意見の交流でき、自分の考えを広げられる有意義な大学生活を送ることが出来ました。また、専門的な知識を身につけることができ、同じ教師を目指す仲間も増え、切磋琢磨し合えたので4年間通い続けて本当に良かったなと思っています。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 教員採用試験対策がすごく充実していました。その講座のおかげで「みんなも頑張っているから自分も頑張らないと」と励みになり、教員採用試験を乗り越えることができました。 特に面接練習は、たくさんの先生方が練習する機会を与えてくださったおかげで様々な意見を伺うことができ、自分はどんな人間であるのかをしっかり見つめなおすことが出来ました。本番の面接では緊張しましたが、自分を出して素直な気持ちで答えることが出来ました。 【理想の先生像】 子どもたち一人ひとりの個性を尊重し、伸び伸びと長所を発揮しあえる学級づくりをする先生になりたいです。子どもの表情・行動をよく観察して良いところを見つけたときにその場で褒めることや、それをクラスのみんなと共有することによって子どもたちに自分の長所はどんなところなのかを実感させて自信をつけられるよう働きかけたいです。 【後輩へのメッセージ】 私はとにかく教師になりたい一心で、1回生から4回生まで継続して学校現場へ入りました。たくさんの子どもと出会い、教師の役割を楽しみながら学んできたからこそ今の私が居ると思います。だから、みなさんも少しでも時間をつくって小学校に行って様々な子どもたちと関わり、憧れる先生も増やしていってほしいと思います。私は模試などで点数が伸びなくても、めげずに、あきらめずに「この地域で絶対先生になりたい!」と思い続けました。その全力さで本番の面接に臨むと大変緊張もしましたが、面接官に熱意が伝わったと感じます。質問に正直に答えすぎて笑われることもありましたが、素の自分を出していくことが大切だと感じます。未来の子どもたちのために、自分磨きを一緒に頑張っていきましょう。
2014.11.11
就活レポート~就職活動の現場から~№259
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第259弾! 現代教育学科6期生(15卒) 小幡 真央さん 守山市 幼稚園教諭 【幼稚園教員・保育士を目指そうと思ったきっかけ】 子どもが大好きだったからです。幼少期から、妹やいとこや近所の友だちと遊ぶのが、私の日課でした。周りは、みんな私よりも年下で、一緒に遊んだり面倒を見たりするうちに、小さい子どもと接することに楽しさややりがいを感じるようになりました。そのような経験から、私は4歳の時から「保育園の先生になりたい!」という思いで、ここまできました。 【インターンシップ、教育・保育実習を体験して】 実習の中で、一人一人の子どもと向き合うと、子ども自身の性格や特徴だけでなく、友だち関係や家庭など、その子を取り巻く環境も見えてきました。幅広い視野で子どもを見て、保育をすることが大切だと感じました。そして、子どもの笑顔は本当にキラキラしていて素敵で、実習を通して「私はやっぱり子どもと関わる仕事がしたい!」と改めて実感しました。 【畿央大学での大学生活について】 友だちや先生、先輩や後輩との距離がとても近く、アットホームな大学です。夢に向かって一生懸命頑張っている仲間や、一緒になって喜んだり泣いたりしてくれる仲間がすぐそばにいて、高い士気と温かい雰囲気の中で充実した大学生活を送ることが出来ました。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 職種ごとの講座や、実技の対策などがとても充実しています。特に、集団・個人面接の練習に力を入れて下さっています。受験する市町村によって試験内容が異なりますが、相談をすれば力になって下さる先生方ばかりです。ピアノやリズムダンス、模擬保育など、私も何度も個別で対策をしていただき、大変お世話になりました。学生一人一人のことを真剣に思い、全力で応援して下さる先生方のサポートが、本当に心の支えでした。 【なりたい先生像】 子ども一人一人のよさや可能性を見つけ、その部分を伸ばしていけるような保育者になりたいです。得意なことや頑張っているところを認め、言葉で伝えることで、子どもの自信につなげていきたいです。そして、自分のことが大好きな笑顔いっぱいの子どもたちを育てていきたいと思っています。
2014.11.10
就活レポート~就職活動の現場から~№258
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第258弾! 現代教育学科6期生(15卒) 前垣 侑子さん 奈良県 養護教諭 【養護教諭である母への憧れから】 いつも明るく周りを笑顔にする母を尊敬しています。毎日いきいきと仕事する姿や、町で学校の子どもに会ったとき笑顔で接する姿を見て、「私もこんなふうになりたい」と養護教諭という職業に興味を持つようになりました。その後、小学校ボランティアや中学校保健室ボランティアのなかで、からだのこと、こころのことなど様々な問題を抱えた子どもたちに出会いました。学校中の子どもが心身ともに健康で、楽しく学校生活を送ることができるよう養護教諭として支えていきたい、保健室から教室へ戻る子どもが「元気が出た。頑張ろう!」と思える保健室経営をしたいと強く思うようになりました。 【担任との連携は不可欠】 養護教諭・小学校教諭の免許を取得しているため、小学校での実習は2回経験しています。養護実習では、養護教諭の日々の執務や保健室での子どもとの関わり、子どもの健康への意識を高めるための保健指導や掲示物の工夫などについて学びました。学校のなかで養護教諭はどのような存在であるべきか、子どもが元気になって教室へ戻れるようにするためにはどうすればよいのか深く考える機会になりました。 教育実習では、担任という立場に立ち、学習指導も行いました。特に「信頼関係の大切さ」「優しさと厳しさを持ち合わせることの大切さ」を改めて実感しました。子ども一人ひとりを理解し、その子に合った関わり方をする必要があり、そのためには子どもを様々な角度から観察することが大切だと感じました。 子どもの健やかな成長を支えていくには、担任との連携は必要不可欠だと考えています。担任の職務・立場を理解できる養護教諭になり、よりよい連携をしていきたいと思います。 【大学では意欲的にチャレンジ】 1回生で多くの単位を取得していたため、2回生からは余裕ができボランティア活動などの課外活動に積極的に取り組むことができました。小学校ボランティア、中学校保健室ボランティア、地域の子どもたちへの神楽指導、ピアエデュケーション、不登校支援施設へのボランティア、予備校のアルバイトなど、積極的に多くの子どもと関わることを心がけてきました。 周りの友だちは「教師になりたい」という意思が強く、大学の授業やボランティア活動に意欲的に取り組んでいました。そんな友だちが常にそばにいることで、「自分も頑張ろう」という気持ちを持ち続けることができました。教員採用試験の勉強でも、同じ夢を持った仲間の存在があったから、最後まであきらめず頑張ることができたと思います。 また、1回生・2回生と学園祭の実行委員をし、ほかの学部の先輩や友だち、後輩がたくさんでき、学生生活が充実するきっかけとなりました。私は、子どもの遊び場を企画する部署に所属していました。準備などが忙しく時間に追われたときもありましたが、楽しさとやりがいのほうが大きかったです。当時一緒に頑張った仲間とは、今でもご飯を食べに行ったり、飲みに行ったりしています。畿央大学は自分が望めばさまざまなことに挑戦できる環境が整っています。充実した学生生活を送るには、常にアンテナを張り巡らし、興味のあることに積極的に挑戦することが大切だと思います。 学生生活のなかで不安なことや悩みがあるときは、1回生から担任の先生がついてくださり親身になって話を聞いてくださいます。定期的に担任の先生と面談があり、話を聞いていただく機会が多いこともありがたかったです。 【きめ細やかな教員採用試験対策】 試験は朝から始まることが多いため、朝型の生活を心がけました。朝は5時に起きて家を出る時間まで勉強、朝9時から夜6時までは図書館で勉強、電車の中でも勉強し夜9時に就寝するという生活をしていました。そのため、試験の集合時間が早くても、すっきり目が覚めた万全の状態で臨むことができました。勉強していく中で自分に合った生活リズムを知り、それを崩さないことが大切です。 奈良県志望だったため、筆記は教職教養中心に勉強していました。4月まで予備校のアルバイトをしていて、勉強する時間が足りていなかったので、大学の対策講座には積極的に出席するようにしていました。対策講座は何回もあったので繰り返し覚えることができてよかったです。講座でもらった対策プリントは何回も解き、試験会場にも持っていきました。また、奈良県は時事問題が試験に出るため、新聞を毎日読んだり、大学の先生がつくってくださる対策プリントを毎週もらいに行ったりして、覚えるようにしました。 筆記の勉強は、どれだけ勉強しても不安になります。周囲の友だちと比較して落ち込んだこともありました。しかし、自分を信じ最後まであきらめず勉強し続けたことが合格につながりました。 論作文対策は、3回生の秋から始め、大学の先生に添削してもらいました。早くから始めたことで論作文 を書く力に自信がつき、試験当日の論作文は自信を持って取り組めました。論作文の配点は、面接などより 配点は低いですが、論作文でほかの受験者と差がつくことがあるので、しっかり対策しておくことが大切だ と思います。 面接対策は、4月から養護教諭を目指す友だちと集まり、集団面接を中心に練習を始めました。5月からは大学の先生にみていただき、きめ細やかな指導をしていただきました。面接練習では、何度も自分と向き合いました。私は人前で自分の考えを伝えることが苦手だったので、面接練習では本当に苦しみ、自分の考えを人にうまく伝えられないもどかしさが辛く、何回も泣きました。思うように言葉が出てこず、自己PRさえも言えなくなり自信をなくした時期もありました。そのとき大学の先生は親身になって話を聞いて支えてくださったので、私は自信を取り戻し、試験当日は自分らしさをアピールできたと思います。 面接対策は、人前で話すことに慣れることが大切だと思うので、畿央大学は面接練習の機会が多く、大学の先生方の指導がきめ細やかなことがありがたかったです。 一次試験が終わってからの面接対策は、模擬授業中心に練習しました。同じ自治体と校種を受験する友だちと集まり、毎日朝から晩まで模擬授業の練習をしていました。保健指導で出題されそうなテーマは一通り指導できるようにしました。面接練習は一人ではできないので、一緒に頑張った仲間の存在は本当に大きかったです。 私が教員採用試験に合格できたのは、一緒に最後まで頑張った仲間、温かく支えてくださった大学の先生、そして家族の存在があったからです。家族はいつも「無理しなや」「大丈夫、絶対できる」と励ましてくれました。私の生活リズムを崩さないために、夕食の時間や就寝時間に協力してくれました。周囲に感謝する気持ちを忘れずに、これからも頑張っていきたいです。 【いつも明るく元気を与えられる養護教諭に】 いつも明るく、子どもに元気を与えられる養護教諭になりたいと思っています。保健室に来室した子どもが、笑顔で教室に戻っていくことができるよう、子どもと真っ直ぐに向き合い、子どもが訴えるからだやこころの不調にしっかり耳を傾けたいです。さらに、教師は優しさと厳しさ両方が必要だと私は考えています。優しさだけではなく、子どもの成長のために必要であると判断したことはきちんと指導できる厳しさも持ち合わせ、周囲と連携しながら子どもの健やかな成長を支えていきたいと考えています。