2014.11.15
就活レポート~就職活動の現場から~№263
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第263弾! 理学療法学科9期生(15卒) 村井 澄香さん 南大阪小児リハビリテーション病院 勤務 【その病院に決めた理由】 障害児者専門の施設だったから。 見学に行った際、雰囲気がとても良いと感じたから。 見学で出会った他大学の学生に、実習がとても楽しかったと聞いたから。 【就職活動を振り返って】 私は障害児専門の病院を希望していましたが、自宅から通える病院という条件をより優先していたので、最初は近くの総合病院を志願していました。しかし、履歴書を送る直前、たまたま自宅から通える範囲の障害児者専門施設から求人が来ました。迷ったのですが気になって見学に行き、倍率が高いと聞いたのですがだめもとで受けてみると、なんと合格することができました。着実に準備を進めていくことはもちろん大前提ですが、もし気になることがあるなら、寄り道してみても良いと思います。 【就職活動でPRしたポイント】 私は嘘をつくのが下手なので、正直な自分をアピールしました。特別すごいところはないですが、それでもこれまでの人生を振り返って自分のアピールできるところを考えました。作り上げた自分ではなく、正直な自分で面接に挑んだことが自身を持てた要因の1つかもしれません。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 見学や採用試験の際に感じたことですが、畿央大学では当たり前のように教わる礼儀やお礼状の書き方を、他大学ではあまり習わないみたいです。そのため、畿央生は教わったことを実行するだけで、他大学の学生より1歩リードしています。自信を持ってください。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 これまで畿央生が受けたことのない病院だったので、正直不安でした。合格できるかではなくて、成績や要領の悪い自分が、難しいとされる小児の分野でやっていけるかということが不安でした。しかし、合格通知を見たときからこれまでのような不安はなくなりました。今はこの病院で働けることを楽しみにしています。自分が希望する分野で働けることが決まって、私自身意識が変わったのではないかと思います。この選択に後悔しないように、今は全力で勉強を頑張ろうと思います。皆さんも、色々な人からたくさんアドバイスを受けると思いますが、最後は自分の思う道を選んでください。
2014.11.14
就活レポート~就職活動の現場から~№262
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第262弾! 現代教育学科6期生(15卒) 上田 裕美子さん 日本自動車連盟 勤務 【その企業に決めた理由】 定年まで働きたいと思っており、そのためには自分の好きなことを仕事にしたいと思っていかたらです。もちろん、福利厚生や勤務地域なども考慮し、より自分の理想に会った企業を選びました。 【就職活動を振り返って】 私は特に問題なく楽しんで就職活動をしていました。しかし唯一苦労したことはモチベーションの維持です。その問題はキャリアセンターを度々訪れることで解消されました。私の場合キャリアの先生におだてられ、モチベーションを維持向上することができました。そんな就職活動で2つのことを学び、感じました。 1つ目は前向きでいることです。面接官に何か質問され答えられない時は、「わかりません。」ではなく「研究不足で分からないので二次面接では答えられるよう調べてきます。」と言いました。おかしな話ですが、決して一次面接の通過が確定していたわけではありません。ただ気持ちは二次面接に行く気満々であったからです。 2つ目は楽しむことです。面接というと堅苦しく感じますが、相手も人間です。自分のことや考えを他人に話す場であるというだけだと思います。「知らんおっちゃんと話してる。」そんなラフな気持ちで挑んだ方が自分の素が出せていいのではないかと思います。なんとなくこちら側が楽しんでいると面接官にも楽しさが伝わる気がしますしね。 【就職活動でPRしたポイント】 趣味のドリフト競技に対する姿勢です。ゼロから走るまでの過程での自分の努力や考え、将来の意気込みを話しました。また、維持や改造をすべて自身で行っており、車両に関する知識があることや、いかにがんばれるかをアピールしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターでは一人ひとりに応じたサポートをしてもらえます。こういう業界に興味があるとか今こんな就活をしているとか情報交換をいっぱいしておくといいと思います。また、面接練習などにはガンガン参加したほうがいいです。聞かれる内容は様々なので練習通りとはいきませんが、雰囲気や入退室の形式に慣れておくと無駄な緊張をしなくていいと思います。 【将来の夢・目標】 私は趣味のドリフト競技を始め、家庭や仕事などやりたいことをすべて悔いなく楽しみたいです。もちろん仕事でのキャリアアップについても妥協はしたくありません。できる限りやりたいことをして楽しむことが目標です。 【後輩へのメッセージ】 自分といえばコレ!!というものを持っていればいいと思います。履歴書にインパクトがあるほうが人事の目にも留まり、印象に残るのではないでしょうか。あとは、やはり初対面でいかに自分を売り込むかが重要になってくると思いますので、いろんな人とお話しする機会を大切にして自分の対話能力を向上さえせることも大切だと思います。
2014.11.13
就活レポート~就職活動の現場から~№261
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第261弾! 現代教育学科6期生(15卒) 溝端 法子さん 堺市 養護教諭 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 高校のころ、とても辛そうな人を助けられなかったことがあり、私自身そのことを後悔して辛かった時期があります。でもだからこそ、子どもたちが心も体も元気で居られるように、自分で自分の健康を守っていけるようにサポートしたい、と思うようになりました。その出来事について、養護教諭に相談していたこともあり、子どもの一番近くで、子どもの健康を守れるのは、養護教諭しかいない!と思い、目指し始めました。 【学校インターンシップ・教育実習を体験して】 一回生の頃から、週に一回、ボランティアやインターンシップ等で学校に行っていました。初めは、どのように子どもと接していいのか戸惑いもありましたが、先生方の動きを観察したり、自分で試行錯誤したりしているうちに徐々に慣れていきました。また、週に一回でも学校現場に行くことが私にとって良い刺激となり、「教師になる」というモチベーションにもつながりました。 教育実習は、インターンシップ等とは違い、4週間毎日子どもとかかわります。その分、悩むことも多かったですが、それ以上の喜びや感動があり、子どもたちと共に過ごした4週間は私にとって宝物です。採用試験の勉強中も教育実習先の子どもたちの存在や指導の先生から頂いた言葉が支えとなりました。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学は、目標や夢に向かって努力をしている学生がすごく多くアットホームな大学です。インターンシップやボランティア、学外での活動をしている学生も多いので、色々な話が聞けて面白かったです。私も、福島県の子どもたちと行う“のびのびキャンプ“に一回生の頃から参加し、三回生では副代表として企画運営をしました。悩んだことも多かったですが、キャンプで子どもの笑顔を見たとき、心から嬉しかったです。今でもそのとき出会った仲間とは繋がっており、福島県に卒業旅行に行く予定です! 【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学の教員採用試験対策は、とても手厚いです。他の大学の友達の話を聞いていても、ここまで親身になってくれるのは畿央大学だけじゃないか、と思うほどです。教職教養の対策講座や雑誌などが充実しているものもちろんですが、自己PRや志望理由などの面接対策についてもたくさんアドバイスをいただきました。対策室の先生方との面談も定期的にあるので、そのときに受験地の相談なども出来、本当にありがたかったです。また、養護教諭を目指している友達とも毎日のように一緒に勉強しました。友達と一緒にご飯を食べる時間や勉強の合間に話すことが楽しみで、採用試験の勉強期間を私は苦痛に感じませんでした。一緒に頑張れる仲間や支えてくれる先生方が居てくれたからこそ、採用試験を乗り越えることができました!! 【理想の先生像】 「子どもと周りの人を繋ぐことのできる先生」になりたいです。養護教諭は、子どもたちの体がしんどい時にいつも傍にいられるわけではないし、心がしんどい時にいつも話を聴けるわけでもありません。もちろん子どもたちが自分で考えて対処していく力を身に付けることも大切だと思います。しかし、時には自分一人では対処しきれないこともあると思います。そんなときに、素直に周りの人に助けを求められる、周りの人と繋がることのできる子どもを育てていきたいです。
2014.11.12
就活レポート~就職活動の現場から~№260
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第260弾! 現代教育学科6期生(15卒) 江里口 希恵さん 豊能地区 小学校教諭 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 小学校時代の先生が私の可能性を引き出してくれたおかげで、今の私がいると感じているので、その先生方のように私も子どもたちの可能性を何か一つでも引き出したいと思い教師を目指しました。スクールサポーターとして学校現場を見る中で、学校へ来る全ての子どもたちが、学校へ来て学ぶことの楽しさを感じ、一人ひとりが必要とされる存在であることを実感できる手助けをしたいと強く感じました。そして、自分に誇りをもつことや成長し続けようとする向上心をもつことによって未来への希望あふれる子どもたちを育てたいと思い教師を目指しています。 【学校インターンシップ・教育実習を体験して】 私は大学生活の4年間、池田市のふくまる教志塾へ入塾し、スクールサポーターとして週に1日地元の小学校へ通って様々な子どもたちと関わってきました。自宅から大学までの通学時間が片道2時間近くかかることもあり、特に1・2回生は大学での授業に小学校にととても大忙しでした。しかしスクールサポーターをすることで、様々な特徴をもつ子どもたちがいるという現状が知れたので、大学での勉強以外にも興味をもって調べたり講座を受講したりと教師としての知識を磨くきっかけにもなりました。 教育実習では、スクールサポーターとは違って教育実習生という同じ立場の人が他に4人居たため、その人たちと比べ自分は教師に向いていないのではないかと落ち込むこともありました。しかし指導教諭の先生に「私にしかない良さ」を教えていただいたおかげで「自分は自分のままでいいんだ」と思えることができ、子どもたちにもっと良い影響を与えられる先生になるよう努力していこうと思える機会になりました。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学は、同学部の人と全員顔見知りになれるという利点や男女共学ということもあり様々な意見の交流でき、自分の考えを広げられる有意義な大学生活を送ることが出来ました。また、専門的な知識を身につけることができ、同じ教師を目指す仲間も増え、切磋琢磨し合えたので4年間通い続けて本当に良かったなと思っています。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 教員採用試験対策がすごく充実していました。その講座のおかげで「みんなも頑張っているから自分も頑張らないと」と励みになり、教員採用試験を乗り越えることができました。 特に面接練習は、たくさんの先生方が練習する機会を与えてくださったおかげで様々な意見を伺うことができ、自分はどんな人間であるのかをしっかり見つめなおすことが出来ました。本番の面接では緊張しましたが、自分を出して素直な気持ちで答えることが出来ました。 【理想の先生像】 子どもたち一人ひとりの個性を尊重し、伸び伸びと長所を発揮しあえる学級づくりをする先生になりたいです。子どもの表情・行動をよく観察して良いところを見つけたときにその場で褒めることや、それをクラスのみんなと共有することによって子どもたちに自分の長所はどんなところなのかを実感させて自信をつけられるよう働きかけたいです。 【後輩へのメッセージ】 私はとにかく教師になりたい一心で、1回生から4回生まで継続して学校現場へ入りました。たくさんの子どもと出会い、教師の役割を楽しみながら学んできたからこそ今の私が居ると思います。だから、みなさんも少しでも時間をつくって小学校に行って様々な子どもたちと関わり、憧れる先生も増やしていってほしいと思います。私は模試などで点数が伸びなくても、めげずに、あきらめずに「この地域で絶対先生になりたい!」と思い続けました。その全力さで本番の面接に臨むと大変緊張もしましたが、面接官に熱意が伝わったと感じます。質問に正直に答えすぎて笑われることもありましたが、素の自分を出していくことが大切だと感じます。未来の子どもたちのために、自分磨きを一緒に頑張っていきましょう。
2014.11.11
就活レポート~就職活動の現場から~№259
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第259弾! 現代教育学科6期生(15卒) 小幡 真央さん 守山市 幼稚園教諭 【幼稚園教員・保育士を目指そうと思ったきっかけ】 子どもが大好きだったからです。幼少期から、妹やいとこや近所の友だちと遊ぶのが、私の日課でした。周りは、みんな私よりも年下で、一緒に遊んだり面倒を見たりするうちに、小さい子どもと接することに楽しさややりがいを感じるようになりました。そのような経験から、私は4歳の時から「保育園の先生になりたい!」という思いで、ここまできました。 【インターンシップ、教育・保育実習を体験して】 実習の中で、一人一人の子どもと向き合うと、子ども自身の性格や特徴だけでなく、友だち関係や家庭など、その子を取り巻く環境も見えてきました。幅広い視野で子どもを見て、保育をすることが大切だと感じました。そして、子どもの笑顔は本当にキラキラしていて素敵で、実習を通して「私はやっぱり子どもと関わる仕事がしたい!」と改めて実感しました。 【畿央大学での大学生活について】 友だちや先生、先輩や後輩との距離がとても近く、アットホームな大学です。夢に向かって一生懸命頑張っている仲間や、一緒になって喜んだり泣いたりしてくれる仲間がすぐそばにいて、高い士気と温かい雰囲気の中で充実した大学生活を送ることが出来ました。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 職種ごとの講座や、実技の対策などがとても充実しています。特に、集団・個人面接の練習に力を入れて下さっています。受験する市町村によって試験内容が異なりますが、相談をすれば力になって下さる先生方ばかりです。ピアノやリズムダンス、模擬保育など、私も何度も個別で対策をしていただき、大変お世話になりました。学生一人一人のことを真剣に思い、全力で応援して下さる先生方のサポートが、本当に心の支えでした。 【なりたい先生像】 子ども一人一人のよさや可能性を見つけ、その部分を伸ばしていけるような保育者になりたいです。得意なことや頑張っているところを認め、言葉で伝えることで、子どもの自信につなげていきたいです。そして、自分のことが大好きな笑顔いっぱいの子どもたちを育てていきたいと思っています。
2014.11.10
就活レポート~就職活動の現場から~№258
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第258弾! 現代教育学科6期生(15卒) 前垣 侑子さん 奈良県 養護教諭 【養護教諭である母への憧れから】 いつも明るく周りを笑顔にする母を尊敬しています。毎日いきいきと仕事する姿や、町で学校の子どもに会ったとき笑顔で接する姿を見て、「私もこんなふうになりたい」と養護教諭という職業に興味を持つようになりました。その後、小学校ボランティアや中学校保健室ボランティアのなかで、からだのこと、こころのことなど様々な問題を抱えた子どもたちに出会いました。学校中の子どもが心身ともに健康で、楽しく学校生活を送ることができるよう養護教諭として支えていきたい、保健室から教室へ戻る子どもが「元気が出た。頑張ろう!」と思える保健室経営をしたいと強く思うようになりました。 【担任との連携は不可欠】 養護教諭・小学校教諭の免許を取得しているため、小学校での実習は2回経験しています。養護実習では、養護教諭の日々の執務や保健室での子どもとの関わり、子どもの健康への意識を高めるための保健指導や掲示物の工夫などについて学びました。学校のなかで養護教諭はどのような存在であるべきか、子どもが元気になって教室へ戻れるようにするためにはどうすればよいのか深く考える機会になりました。 教育実習では、担任という立場に立ち、学習指導も行いました。特に「信頼関係の大切さ」「優しさと厳しさを持ち合わせることの大切さ」を改めて実感しました。子ども一人ひとりを理解し、その子に合った関わり方をする必要があり、そのためには子どもを様々な角度から観察することが大切だと感じました。 子どもの健やかな成長を支えていくには、担任との連携は必要不可欠だと考えています。担任の職務・立場を理解できる養護教諭になり、よりよい連携をしていきたいと思います。 【大学では意欲的にチャレンジ】 1回生で多くの単位を取得していたため、2回生からは余裕ができボランティア活動などの課外活動に積極的に取り組むことができました。小学校ボランティア、中学校保健室ボランティア、地域の子どもたちへの神楽指導、ピアエデュケーション、不登校支援施設へのボランティア、予備校のアルバイトなど、積極的に多くの子どもと関わることを心がけてきました。 周りの友だちは「教師になりたい」という意思が強く、大学の授業やボランティア活動に意欲的に取り組んでいました。そんな友だちが常にそばにいることで、「自分も頑張ろう」という気持ちを持ち続けることができました。教員採用試験の勉強でも、同じ夢を持った仲間の存在があったから、最後まであきらめず頑張ることができたと思います。 また、1回生・2回生と学園祭の実行委員をし、ほかの学部の先輩や友だち、後輩がたくさんでき、学生生活が充実するきっかけとなりました。私は、子どもの遊び場を企画する部署に所属していました。準備などが忙しく時間に追われたときもありましたが、楽しさとやりがいのほうが大きかったです。当時一緒に頑張った仲間とは、今でもご飯を食べに行ったり、飲みに行ったりしています。畿央大学は自分が望めばさまざまなことに挑戦できる環境が整っています。充実した学生生活を送るには、常にアンテナを張り巡らし、興味のあることに積極的に挑戦することが大切だと思います。 学生生活のなかで不安なことや悩みがあるときは、1回生から担任の先生がついてくださり親身になって話を聞いてくださいます。定期的に担任の先生と面談があり、話を聞いていただく機会が多いこともありがたかったです。 【きめ細やかな教員採用試験対策】 試験は朝から始まることが多いため、朝型の生活を心がけました。朝は5時に起きて家を出る時間まで勉強、朝9時から夜6時までは図書館で勉強、電車の中でも勉強し夜9時に就寝するという生活をしていました。そのため、試験の集合時間が早くても、すっきり目が覚めた万全の状態で臨むことができました。勉強していく中で自分に合った生活リズムを知り、それを崩さないことが大切です。 奈良県志望だったため、筆記は教職教養中心に勉強していました。4月まで予備校のアルバイトをしていて、勉強する時間が足りていなかったので、大学の対策講座には積極的に出席するようにしていました。対策講座は何回もあったので繰り返し覚えることができてよかったです。講座でもらった対策プリントは何回も解き、試験会場にも持っていきました。また、奈良県は時事問題が試験に出るため、新聞を毎日読んだり、大学の先生がつくってくださる対策プリントを毎週もらいに行ったりして、覚えるようにしました。 筆記の勉強は、どれだけ勉強しても不安になります。周囲の友だちと比較して落ち込んだこともありました。しかし、自分を信じ最後まであきらめず勉強し続けたことが合格につながりました。 論作文対策は、3回生の秋から始め、大学の先生に添削してもらいました。早くから始めたことで論作文 を書く力に自信がつき、試験当日の論作文は自信を持って取り組めました。論作文の配点は、面接などより 配点は低いですが、論作文でほかの受験者と差がつくことがあるので、しっかり対策しておくことが大切だ と思います。 面接対策は、4月から養護教諭を目指す友だちと集まり、集団面接を中心に練習を始めました。5月からは大学の先生にみていただき、きめ細やかな指導をしていただきました。面接練習では、何度も自分と向き合いました。私は人前で自分の考えを伝えることが苦手だったので、面接練習では本当に苦しみ、自分の考えを人にうまく伝えられないもどかしさが辛く、何回も泣きました。思うように言葉が出てこず、自己PRさえも言えなくなり自信をなくした時期もありました。そのとき大学の先生は親身になって話を聞いて支えてくださったので、私は自信を取り戻し、試験当日は自分らしさをアピールできたと思います。 面接対策は、人前で話すことに慣れることが大切だと思うので、畿央大学は面接練習の機会が多く、大学の先生方の指導がきめ細やかなことがありがたかったです。 一次試験が終わってからの面接対策は、模擬授業中心に練習しました。同じ自治体と校種を受験する友だちと集まり、毎日朝から晩まで模擬授業の練習をしていました。保健指導で出題されそうなテーマは一通り指導できるようにしました。面接練習は一人ではできないので、一緒に頑張った仲間の存在は本当に大きかったです。 私が教員採用試験に合格できたのは、一緒に最後まで頑張った仲間、温かく支えてくださった大学の先生、そして家族の存在があったからです。家族はいつも「無理しなや」「大丈夫、絶対できる」と励ましてくれました。私の生活リズムを崩さないために、夕食の時間や就寝時間に協力してくれました。周囲に感謝する気持ちを忘れずに、これからも頑張っていきたいです。 【いつも明るく元気を与えられる養護教諭に】 いつも明るく、子どもに元気を与えられる養護教諭になりたいと思っています。保健室に来室した子どもが、笑顔で教室に戻っていくことができるよう、子どもと真っ直ぐに向き合い、子どもが訴えるからだやこころの不調にしっかり耳を傾けたいです。さらに、教師は優しさと厳しさ両方が必要だと私は考えています。優しさだけではなく、子どもの成長のために必要であると判断したことはきちんと指導できる厳しさも持ち合わせ、周囲と連携しながら子どもの健やかな成長を支えていきたいと考えています。
2014.11.07
就活レポート~就職活動の現場から~№257
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第257弾! 現代教育学科6期生(15卒) 中川 美由貴さん 岡山県 養護教諭 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私は子どもが健康の大切さに気づき、自分で自分の健康を管理できるよう支えたいという思いから養護教諭を志望しました。高校生のときに3ヶ月間病院で看護体験をしたときに、患者さんとの関わりの中で、体の健康と心の健康のバランスについて関心を持ちました。子どもに健康の大切さを教えるだけでなく子どもの持っている力を育むことができることが養護教諭の魅力です。子どもに健康、いのちの大切さを伝え、元気で楽しく生活するサポートをしたいと思うようになりました。 【学校インターンシップ・教育実習を体験して】 インターンシップと教育実習は私にとって、一生の財産です。実際に保健室で子どもたちと関わることで、自分の理想の保健室経営を考えることができました。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学には、同じ夢に向かって一緒に頑張ることのできる仲間、そばで応援してくださる先生方がいます。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学の教員採用試験対策はとても充実しています。対策講座に出席することで力をつけることができました。先生に質問に行けば、わかるまで丁寧に教えてくださいました。 養護の専門科目や面接練習は養護のメンバーで集まって勉強会をしていました。保健指導や場面指導の練習をする中でお互いに思ったことを気兼ねなく言い合えたので成長できたと思います。毎日朝から晩まで勉強して合格できるのかなという不安に押しつぶされそうになったり、面接練習でうまく答えられなかったりつらいことはたくさんありました。でも、一緒に頑張る友だち、いつもそばで応援してくださった先生方がいたので頑張ることができました。畿央大学は勉強に集中できる環境が整っていると思います。 【理想の先生像】 幅広い知識と確かな技術を持ち、子どもたちや先生方からも信頼される養護教諭になりたいです。そして、子どもが安心できる保健室をつくりたいです。
2014.11.06
就活レポート~就職活動の現場から~№256
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第256弾! 現代教育学科6期生(15卒) 片岡 利允さん 奈良県 小学校教諭 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 実は、これというきっかけはありません。憧れの先生がいたわけでも、人生を変えてくれた恩師がいるわけでもありませんでした。 高校生の時点で特に就きたい職業もなく、自分に合っているかな?くらいの気持ちで教育学部を目指したのが始まりです。実際に、大学で教育学を学び、学校現場で子どもたちと関わっていく中で、小学校の先生という職業に魅力を感じ、絶対になってみせるぞと決意しました。 【学校インターンシップ・教育実習を体験して】 先生になるぞと決意したきっかけのひとつです。今日の学校現場では、日々、多様な問題が起こっていることを実感しました。立場上どうしようもないもどかしさに悩むことが多くありました。そのときに、次は自分が担任になったらこんな学級をつくりたい、自分だったらこんな指導をしたいなどのように、具体的に先生になったときの自分をイメージすることにつながりました。多様な子どもたちと関わることができたことも大きかったです。 その他にも、学生ボランティアなどを継続的に行い、学校現場を身近なものにし、常に意識を高めてきました。 【畿央大学での大学生活について】 本当に充実した大学生活を送らせていただいています。学内では、アウトドアサークル、アコースティックサークル、ソフトボール部、学習キャンプスタッフ、宿泊研修スタッフなどに積極的に取り組みました。中でも、100名を超えるアウトドアサークルでは代表を務め、集団をまとめる難しさや仲間の大切さを実感しました。これらの経験や、この経験を通してできた素晴らしい仲間がいたからこそ、今の自分があります。採用試験中には大きな支えとなりました。その他にも、先生方との距離が近いことも畿央大学の素敵なところだと思います。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 正直言って、最強です。対策講座はもちろんのこと、いつどんな相談をしても親身になって受け答えをしてくださる教採・公務員対策室の先生方をはじめ、教育学部の先生方。異変にもすぐに気づき、声をかけてくださることも多々ありました。筆記試験の対策もそうですが、数え切れないほどの面接練習にも付き合っていただきました。奈良県は実技も様々で、その対策も丁寧にしていただきました。厳しいことを言われることがほとんどですが、その熱心な指導から愛さえ感じられるので、辛くても頑張ることができました。本番を迎えるころには、これだけお世話になったからいい結果を報告したいという思いが強くなり、先生方の存在が自分のモチベーションの一つでもありました。 【理想の先生像】 ずばり、おもろい先生です!子どもは面白いことが好きです。授業が面白ければ、子どもたちは意欲的に学びます。もちろん子どもは面白い先生が大好きです。子どもたちの信頼を得られると、家で子どもの話を聞く保護者の方の信頼も得られます。この面白さは、笑いの意味もありますが、子どもたちの知的好奇心をくすぐる、わくわくするような面白さと考えています。もちろんメリハリや物事の善し悪しもしっかり指導できることが前提です。 そんなおもろい先生になるために、いろんなことに挑戦し続け、経験を積み、引き出しを増やしていきます。
2014.11.05
就活レポート~就職活動の現場から~№255
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第255弾! 理学療法学科9期生(15卒) 赤山 加恵さん 藤井会リハビリテーション病院 勤務 【その病院に決めた理由】 整形、中枢、呼吸器、循環器、内科疾患と幅広い分野が経験でき勉強になると思ったから。 また家から近く、少し残って勉強や業務をしても負担にならないだろうと思ったから。 【就職活動を振り返って】 私は早くからこの法人を受けようと決めていましたが、面接日が少し遅く、次々と仲間が内定を貰っていき焦りを感じていました。でも諦めるのは勿体ないと思ったので、キャリアセンターの先生や理学療法学科の先生に相談したり、その病院に勤めておられる先輩に直接話を聞いたりして、不安要素を取り除くようにしました。自分一人で考えずに、いろんな人の意見を聞くことが、後悔のない就職活動になると思います。 【就職活動でPRしたポイント】 とにかく積極性と意欲があることを伝えたかったので、実習が終わってすぐの合同説明会の際に、積極的に一番前で話を聞いたり、質問したりしました。また、翌日にすぐ電話連絡をして病院見学に行きました。見学前に聞きたいこと・知りたいことをある程度考えておき、見学時に積極的に質問したり、先生方と会話するように心がけました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 私は小論文と面接がありました。小論文は、受ける病院で過去に出題されたテーマを、対策講座をもとに自分なりに書いてみて、キャリアセンターの先生に添削してもらいました。面接は不安があったので、集団面接練習、個人面接練習に加え、同じ病院を受ける子と一緒にもう一度、その病院を想定した面接練習をし、自信が持てるまで見てもらいました。 面接練習では、出来ていない部分の指摘だけでなく、自分の良い部分も教えてくれます。出来ていないところを改善することに加え、私は褒めて下さったところをよりアピール出来る様に努めました。 【後輩へのアドバイス、メッセージ】 実習後は、就職活動、卒業研究、国家試験勉強とやることが多く先延ばしにすればするほど、後々大変になってくると思います。私は面接日が少し遅かったので、夏休みのうちに卒業研究を進めておき、面接前は就職活動に専念できるようにしました。忙しい時期ですが、優先順位と時間配分を考え、早めに行動することが大切だと思います。 メリハリをつけて残りの大学生活を楽しんでください。
2014.11.04
就活レポート~就職活動の現場から~№254
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第254弾! 現代教育学科6期生(15卒) 大西 桃子さん 橿原市 保育士 【教員・保育士を目指そうと思ったきっかけ】 子どもが大好きだというのが一番の理由です。私には年の離れた弟がいるため、昔から子どもと関わる機会が多くありました。そのため、自然と子どもに関わる仕事がしたいと感じるようになり、多くの子どもたちの成長をより近くで支えることができる保育者を目指すことを決めました。 【インターンシップ・教育実習を体験して】 実際に子どもたちと関わることで、授業での学びと繋がる実践的な力を多く身につけることができました。大変なこともありましたが、この経験を通して保育者になりたいという気持ちが強くなりました。 【畿央大学での学生生活について】 とてもアットホームな大学だと思います。小規模な大学なので人との繋がりが強く、とても楽しい学生生活を送ることができました。気軽に話せる先生方も多く、たくさんの仲間にも出会うことができました。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 とても丁寧にサポートしていただきました。対策講座や個別指導なども多くあり、勉強がしやすい環境が整っています。また、一緒に頑張る仲間の存在がとても支えになりました。応援してくれた仲間や先生方のお陰で今の自分があるのだと思います。 【なりたい先生像】 子どもの気持ちにしっかりと寄り添える保育者になりたいです。子ども達にとって何が1番よいのか、常に子どもの目線に立って考えることができる保育者を目指したいです。常に明るく笑顔で子ども達と関わっていきたいと思います。


