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現代教育学科
2025.01.22
合格した先輩に訊く!“教採・公務員対策室”とは-公立幼保編-(Part1)
教採・公務員対策室では、教員採用試験や公立幼稚園教諭、保育士等の公務員試験への対策・支援を行なっています。 今回は、公立幼稚園教諭・保育士採用試験に合格した現代教育学科16期生(25卒)のY.Sさん、H.Sさん、K.Tさん、T.Tさんに、教採・公務員対策室で行なっているサポート内容や先生方とのエピソードについて語っていただきました。 今回は、前半(Part1)をご紹介します。 ■「まずは、教採・公務員対策室を知ったのはいつでしたか。知ったきっかけを教えてください。また、その時の感想や印象についても教えてください。」 K.Tさん 3回生の春の進路ガイダンスで教採・公務員対策室のことを知った気がします。 H.Sさん 私は3回生の春に、対策講座のプリントを取りに来たときでしょうか。その当時、公立幼保志望か私立幼保志望かで悩んでいたけれど、対策室の先生と相談して、早めの対策が必要だとアドバイスいただき、対策講座を受けていました。 (注:教採・公務員対策室では対策講座を欠席したみなさん用にプリントを置いています) T.Tさん 3回生の10月、11月頃の幼保専門の対策講座で、画用紙で星を切ったことは覚えています。その時はうまく切ることができなかった気がします。 Y.Sさん 3回生の後期に、対策室の先生との面談もありましたよね。だから、それ以降、対策室を利用する回数が増えました。 ■「教採・公務員対策室を初めて利用したのはいつですか。利用する前、そして利用した現在とではイメージは変わりましたか。」 H.Sさん 1、2回生の時期は、対策室を利用していませんでしたが、3回生になってからは、進路のことだけでなく、あらゆることを対策室の先生にご相談するようになりました。 K.Tさん 確かに。何か困ったことがあれば、まず相談する、というのが習慣になりました。 Y.Sさん 相談する場所が対策室の先生になりました。 T.Tさん 初めて対策室に入ったときは、とてもドキドキでした。最初は「どうすればよいのだろう」って戸惑いました。でも、今では「失礼します。」って自然に入室するイメージ。すっかり慣れましたね。 H.Sさん そうですね。今では普通にガチャって扉を開けて、対策室に入りますね。 Y.Sさん はじめは少し固いイメージをもっていて、本当に必要な時だけ行っていたのが、今では気軽に入ることができますね。 H.Sさん 4回生の先輩が対策室を利用しているイメージが強かったので、自分が入っていいのかな、優先順位として、4回生の人から利用するのかなと思っていました。 (※注:優先順位は全くありませんので、1、2、3回生も気軽に利用してください。) ■「教採・公務員対策室ではいろいろなサポートを行なっていますが、まず、進路面談について、実際に面談を受けたみなさんに、受けてどうだったかをお聞きしたいと思います。進路面談、どうでしたか。」 H.Sさん 面談はとても丁寧で、私の話をじっくりと聞いてくださいました。面談を受けるまでは公立幼保の受験の流れを理解していませんでしたが、自治体によって試験内容が異なることなど、丁寧に教えていただきました。 Y.Sさん 私も、3回生の冬に実施されていた、「4回生の先輩から学ぶ会」に参加して、漠然とした不安や、「結局どうしたら良いの?」という不安や悩みを相談しました。不安を1つずつ解消する感じで進めてくださって、何を取り組めばいいのか分かるようになりました。 K.Tさん 面談を受けた時は、どの自治体を受けるのか決まっていない時期でしたが、「この自治体では、このような試験が行われていますよ。」って教えてくださって。それがきっかけで、受験先を決めることができました。 H.Sさん 面談前は、試験形式が似ている自治体をほとんど知りませんでしたので、「何も分かりません」と正直に伝えました。すると、たくさんの資料を用意し、一人ひとりに丁寧に対応してくださいました。 T.Tさん 私は、先輩が受けたことのない地方の自治体を受験することが多かったのですが、それでも一生懸命調べてくださり、「今の時期でもこの自治体の募集が出てるけど、どう?」などと声をかけてくださいました。本当に感謝しています。 Y.Sさん 対策室の先生が後押ししてくださったから、受験した自治体もあります。自分だけでは調べきれていない自治体があったのですが、募集状況をお聞きして、受験を決めることもありました。 相談の際には事前にメールでアポイントを取って、「ここの時間に行ってもいいでしょうか」「少しお時間がある時に相談させてください」など連絡し、何度も対策室へ行きました。 H.Sさん 私はアポイントなしで行くときもありました。 K.Tさん 毎日行っていたこともあります。 私たちは食堂で勉強をしていましたが、勉強していない時は、先生がいらっしゃる対策室へ行こうという流れになっていました。 T.Tさん 友達が対策室に行くから、じゃあ私も行くってなりました。 Y.Sさん 気づいたら、対策室の先生と話している時間が長くなっていて。聞きたいこと以外にも、小さな不安などを話すと、先生はそれを全部聞いてくださいました。 H.Sさん 全部解決しますよね。 ■「では、次に筆記試験の対策講座について、講座を受けてどうだったかをお聞きしたいと思います。筆記試験の対策講座、どうでしたか。」 H.Sさん 対策講座を受けていると自然と勉強しますよね。あの空間にいると。 Y.Sさん みんながいるから、自分も勉強しないといけないという気持ちになりました。 K.Tさん 勉強の習慣! T.Tさん 対策講座が朝からあったため、受講後はすぐに帰宅せずに大学に残って、勉強をすることもありました。それから、貸与PCを使用したテストセンター対策講座もありましたよね。ペーパー試験と勝手が違うので、とてもドキドキしていました。 H.Sさん 対策講座は行くべきです。時間を有効活用できます。 ■「面接・模擬授業対策は、教育学部の先生方にもたくさんご指導いただいたと思いますが、ここでは、教採・公務員対策室の先生の面接指導についてお聞きしたいと思います。対策室の先生の面接指導は、受けてどうでしたか。」 Y.Sさん 自分が志望する自治体に焦点を当てた面接対策をしていただき、先輩の受験報告書を参考に、本番で聞かれそうな質問の対策をしてくださったことが大変ありがたかったです。また、より深く聞かれそうな質問に対してアドバイスをいただきました。 K.Tさん 何を話せばよいか迷っているときに、どうすればよいのか、丁寧に答えてくださいました。 H.Sさん 面接練習を重ねるごとに、自分が成長していることを実感しました。同じ質問でも、よりまとまりのある聞きやすい回答ができるようになっていました。これは対策室の先生方のおかげだと感じています。 Y.Sさん 集団面接の講座では、他の受講生の様子を観察することで多くのことを学ぶことができました。みんながどんどん上手になっているのがわかり、刺激になりました。同じ質問でも、それぞれ違った答え方をしているのを聞き、自分の引き出しを増やすことができました。私は結局、試験本番では集団面接を受けませんでしたが、友達が集団面接で聞かれた内容を試験本番で聞かれた際に、自分の言葉で話すことができました。これは集団面接対策講座に参加していたおかげだと感じています。 K.Tさん 集団面接の練習をしていたおかげで、本番で急遽集団面接になった際にも対応することができました。面接室に入室する際の所作など、事前に知っていれば慌てずに済むことを学びました。集団面接では全員が入室するまで待たなければいけないですからね。 Y.Sさん 不安な状態で話しているときに、良い点や改善点などを具体的に指摘してくださるので、自信につながりました。褒めてもらえることは嬉しいですし、改善点も具体的に教えてくださるので、とても参考になりました。 K.Tさん 全部「うんうん」って感じで聞いてくださるから、とても話しやすい! H.Sさん はじめの頃の面接練習は、緊張してガッチガチでした。何を話せばよいか分からずまとまらなかったですね。 K.Tさん 私は30秒くらい黙ってしまいました。 H.Sさん 私も、「えっと、はい・・・・」のように。着地点がわからないから、消えるように言葉が終わっていたこともありました。面接はやはり回数をこなすことが大切だと思います。 それから、オンライン面接の練習もしてくださいました。本番と同じように複数の部屋に分かれて、カメラの操作なども練習して。対面だけでなく、オンライン面接の練習もできたので、とてもよかったです。動画面接の相談にのっていただいた友達もいました。 T.Tさん 「このように話そうと思っているのですが、どうでしょうか」と、対策室の先生に相談している友達や、フリップを作って相談している人もいました。先生は、具体的なアドバイスをしてくださったので、安心できました。 H.Sさん みんな、先生に相談していましたね。 ※後半(Part2)はこちら
2025.01.20
就職レポートNo.814(大阪府/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第814弾! 現代教育学科16期生(25卒) M.K さん 大阪府 小学校教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 クラス・担任制であることを知り、身近に相談できる先生がいるというところに心強さを感じたからです。また、私は最終的には小学校のみの免許取得にしましたが、複数免許取得が可能ということを知り、将来の視野が広がると考えたからです。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 先生との関係性を身近に感じ、学生の人数が他大学と比較すると少ないこともあり、アットホームな環境下で大学の友達と遊んだり、アルバイトにも勤しんだりと充実した大学生活を送ることができました。また、教員採用試験の期間には友達と大学で切磋琢磨し、励まし合いながら取り組みました。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 大学3回生の教育実習を終えて教員への志望がより高まりました。緊張して発表できなかった子どもが、私の声かけにより頑張って発表し、クラスメイトから温かい拍手をもらい、顔を綻ばせる表情を見た時に教員としてのやりがいを強く感じました。自分の言葉がけや行動でより多くの子どもたちの可能性を広げていきたいと考え教員を目指しました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 週に1回母校へスクールサポーターに行っていました。実際の教育現場に日常的に入らせていただくことで、採用試験の面接の際に自分がどんな教員になりたいのか、どんな学級を作っていきたいのか明確に話せるようになりました。また、私は海外支援に興味があったので、カンボジアの小学校にも足を運び現地での教育実践について学びました。人と違った経験をしておくことも面接で話せることにつながると思います。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 筆記の勉強や面接対策など、すべきことが多いため、必ずスケジュールを立てて取り組むことを意識しました。本命の大阪府に合格するために問題傾向が似ている他府県を受験したり、試験日程が早い自治体の試験を受けて場慣れしたりということを意識しながら併願しました。また、筆記では毎週の教員採用試験対策講座への出席に加えて、分からない問題をそのままにせず先生や友達に聞いたり、間違えた問題に印をつけそれが無くなるまでひたすら取り組んだりしました。面接ではなるべく多くの先生方の面接指導を受け、面接ノートを作って自己分析をし、試験対策を行なっていました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 子どもたちの可能性を広げることのできる教員になりたいと考えています。そのためには子どもが安心して自らの個性を発揮できる場の空気づくりが欠かせません。子どもの頑張りや努力を積極的に認めるような言葉がけを行い、自己肯定感を高め、多くのことに挑戦できる環境を作っていきたいと考えています。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験で最も大切なのは健康であることだと考えています。身体はもちろん精神的な面においても安定させていくことは大切です。周りと比べてしまったり、点数が伸び悩んだりと壁にぶつかることがあるかもしれませんが、横で頑張っている仲間、親身になってくださる先生方、周りには多くの味方で溢れているのだということを決して忘れないでください。自分を信じて頑張るみなさんの健闘を祈っています。
2025.01.15
就職レポートNo.811(ホテル業/総合職)現代教育学科
職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第811弾! 現代教育学科4回生 野﨑 有紗さん ホテル業(総合職) 内定 あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 元々英語科教員を目指して畿央大学に入学しました。しかし、この大学で教育を学び、また留学などのたくさんのことを経験したのち、もっと自分の伸ばせる部分を伸ばしたいという考えに変わりました。それが言語力についてです。それから、一旦は教員ではなく、言語を操ることができる仕事につきたいと考えました。ホテル業や航空業、貿易業などたくさんの職種の説明を聞きました。そして実際、私が内定をいただいた会社は8割程度が外国人のお客様で、色々な国の方が来るそうです。私自身が目指すものとマッチしていたため、この会社を選びました。 畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? 印象に残っていることとしては、留学に行ったことです。やっとコロナのパンデミックが明けた頃で、まだまだ人々が警戒している中だったため、もちろん不安もありましたが、実際行くとたくさんの国の友人ができ、またホストファミリーにも恵まれ毎日のように楽しい日々を送ることができました。もちろん、途中では学力に伸び悩んだり、伝えたいことが明確に伝えられなかったりもしましたが、それでも前向きに勉強に取り組んだことで、より充実した留学生活を送ることができたと考えています。実際、就職先でも、この経験は大いに役に立つと考えているので、その点も含めてとても良かったと思っています。 就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 実際に受けた会社は2社で、そのうち内定をいただいた会社が1社であったため、その会社に決めました。面接を受ける前には40社ほど説明会などを聞いていましたが、その中で自分にマッチしているか、条件に合っているかという部分を考慮し、面接を受ける会社を選抜しました。そのため、一つの会社に集中することができ、企業研究なども誰よりもできていたと感じました。 就職活動を振り返っていかがでしたか? 就職活動を始めたころは、教員に関しても悩んでおり、就職活動に専念することができておらず、また精神的にも不安定であったため、苦しかったのを覚えています。キャリアセンターの方にもたくさん面談や面接練習に付き合っていただき、何とか乗り越えることができたと思っています。また、内定をいただいた会社はその中でもチャンスを与えてくれたことで、内定をつかむことができたと思っています。 就職活動で役立ったツールを教えてください。 就活サイトはワンキャリアや就活会議を使っていました。またマイナビやリクナビで常に会社を調べていました。 後輩のみなさんへメッセージをお願いします! くじけることもあるかと思いますが、最後までやりきると素敵なことが待っていると思います。頑張ってください。応援しています。
2025.01.15
卒業生との交流会(公立幼保)を実施しました。
2025年1月11日(土)、1~3回生の幼保志望者を対象として「卒業生との交流会」を実施しました。保育教諭として公立の保育現場で活躍されている卒業生を講師として迎え、仕事の内容、やりがい、学生に伝えたいことなどを講演いただきました。 前半は、卒業生一人ずつ発表形式で行い、日頃の子どもとの関わりの中から得たものを話していただきました。また、リトミックや手遊びなどの披露もあり、学生も一緒に手遊びをしていました。 後半は座談会形式で行い、学生が不安に感じていることなどについて丁寧に答えていただきました。学生にとって今回の交流会は、将来を考える貴重な時間となりました。 卒業生のみなさん、忙しい中ご協力ありがとうございました。 学生のみなさん、教採・公務員対策室も全力でサポートしていきますので、卒業生の先輩の言葉をしっかりと受け止め、採用試験に向けて頑張りましょう!
2025.01.10
就職レポートNo.809(大阪市/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第809弾! 現代教育学科16期生(25卒) Y.N さん 大阪市 小学校教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 畿央大学を選んだ理由は、大学の先生方が学生に対して丁寧に関わってくださる大学だと感じたからです。高校生のときに畿央大学のオープンキャンパスに参加したことがきっかけでそのように感じるようになりました。 オープンキャンパスに参加したときはコロナ禍だったので大学の先生方が対応してくださったのですが、私の質問に対してとても丁寧に答えてくださいました。このことから、この大学は学生のことを考えて丁寧に関わってくださる先生が多いと感じ入学を希望しました。実際に大学に入ってみると、先生方は私たち学生に対して、丁寧に関わってくださり、困ったことがあったときなどには質問などをしに行くと助けてくださることが何度もありました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 勉強や部活、アルバイトに遊びと、いろいろとしているとあっという間に時間が過ぎたのですが楽しい4年間でした。1、2回生のときは勉強と部活、アルバイトをしながら時間があるときに遊ぶというようにして楽しく過ごしていました。3、4回生になると実習や教員採用試験に向けての勉強などに時間を多く費やしていました。大変ではあったのですが、この頃から自分の夢に向かっているという実感がはっきりと出てきて充実した生活だと感じていました。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 小学6年生のときの担任の先生に憧れたことがきっかけで、小学校の先生を目指しました。その先生は、常に児童の良いところを見つけ、自信をもたせてくださる先生でした。私もその先生が自信をもたせてくださったおかげで、学校生活を楽しく過ごすことができました。自分自身もその担任の先生のようになりたいと思い教師を目指すようになりました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 年下の子どもと関わる機会が大学生になるまでほとんどなかったため、1回生の頃から塾のアルバイトをすることで小学生〜中学生と関わる機会を多く作るようにしていました。また、大学の部活やオープンキャンパス、文化祭実行委員にも積極的に参加することで面接の際に話せるようにしていました。 3回生になると教育実習があるので、小学校の現場に関わっておく必要があると感じ、実際に小学校へボランティア教員として参加していました。はじめは私の住んでいる自治体のボランティア担当の方を通して参加をしていたのですが、教育実習が終わった際に実習校の校長先生にお声がけをいただき、最終的には2つの小学校にボランティア教員として参加していました。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 筆記試験については、3回生の夏ごろから少しずつ勉強をはじめました。そうすることで4回生の頃にはスムーズに筆記試験対策を進められるようになりました。4回生の頃は教採・公務員対策室が行ってくださる対策講座に参加をしつつ、参考書・各自治体の過去問を自分で買ったり、図書室にあるものを借りたりして勉強を進めていきました。 面接試験については、4回生の4月ごろから少しずつ取り組むようにしていました。最初は面接で話す内容がなかなか思いつかず苦労しました。そのときには、小学校の頃のアルバムなどを見たり、昔の友達にどんな学校生活を送っていたのか聞いたりするなどして様々な思い出を振り返るようにしていました。そうすることで、面接で話せる内容が少しずつ増えていきました。また、話す内容が固まっていなくても実際に面接練習で声を出して話すことで、教採・公務員対策室の先生からアドバイスをいただき、自分の中で話したいことの整理をすることができ、まとめていくことができました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 児童の良いところを見つけ、伝えていくことで児童の自信を育むことができるような教師になりたいと考えています。そのために、児童のことを日常からよく観察しておき、少しでも児童の成長に気付くことができるようにしていきたいと考えています。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験は筆記試験や面接試験など様々なことをしなければならず大変だと感じると思います。そのときには、教採・公務員対策室の先生や友達に頼りながら過ごしていくとよいです。人に話すと不安な気持ちが少し楽になります。また、自分もそうだったのですが、他の教採を受けている友達や就活をしていた友達から聞いて、試験を楽しんだ方がよいです。目標に向かって全力を出すことを楽しんで頑張ってください。
2025.01.09
合格した先輩に訊く!“教採・公務員対策室”とは-教採編-(Part2)
教採・公務員対策室では、教員採用試験や公立幼稚園教諭、保育士等の公務員試験への対策・支援を行なっています。 今回は、教員採用試験に合格した現代教育学科16期生(25卒)のS.Oさん、E.Oさん、M.Nさん、Y.Mさんに、教採・公務員対策室で行なっているサポート内容や先生方とのエピソードについて語っていただきました。 今回は、後半(Part2)をご紹介します。 ※前半(Part1)はこちら ■「面接・模擬授業対策は、教育学部の先生方にもたくさんご指導いただいたと思いますが、ここでは、教採・公務員対策室の先生の面接・模擬授業指導についてお聞きしたいと思います。対策室の先生の面接・模擬授業指導は、受けてどうでしたか。」 E.Oさん まずは基礎を固めるところを指導いただきましたね。 Y.Mさん 志望動機についてもう1回考え直してみようか、みたいな感じで。 M.Nさん 抑揚とか強調の仕方も教えていただきました。自分のアピールの仕方を教えていただいたと思います。 S.Oさん それぞれの希望自治体の資料もいただきました。京都府だったら「これについて触れたらいいよ」とか「この資料は持っていますか」といった感じで。 Y.Mさん 対策室の先生の面接指導はいつ行っても安心して話せたように思います。だから定期的に指導を受けていました。 S.Oさん 安心感がありますね。 Y.Mさん 面接練習で失敗してもいいや、うまくしゃべれなくてもいいや、って肩の力を抜いて受けられました。 S.Oさん 模擬授業の練習が正直つらかったけれど、対策室の先生に見てもらわないと、って奮起して。 M.Nさん 模擬授業で対策室の先生方に見ていただいて救われた、っていう友達は私の周りにもいましたね。模擬授業のスランプに陥ったときに何度も見ていただいて、面接練習の時間じゃないのに模擬授業に行き詰まって駆け込んだら個別に時間を取ってもらえたって言っていました。いつでも私たち学生のために付き合ってくださるイメージです。 Y.Mさん 土曜日も対策室の先生方はいてくださるので、ありがたすぎます! M.Nさん 2次試験の場面指導の練習も個人的に時間を取っていただきました。場面指導はどうしても後の対応ばかりしゃべってしまうのですが、「まずあなたは養護教諭としてどうするのかを先に話してください」というように言ってくださり、「うまくしゃべれなくてもあなたの思いや学んできたことは伝わるから」という言葉が心強かったです。自己紹介で話す内容も、私らしさを大切にしてくださって、「それを言いたいのであれば、こういう言い回しはどうですか」ってこちらの軸を変えないようにご指導いただきました。 Y.Mさん ここだけは絶対におさえておきなさいというアドバイスが役立ちましたね。 S.Oさん 私はとりあえず空いている枠に面接練習の予約を入れていました。(注:4回生になると採用試験の面接練習を自分で予約して受講することができます) M.Nさん 週1回は絶対に予約を入れましたね。先生から「また来たんか」と言われて、「すいません、常連です」みたいな感じで(笑)。 S.Oさん 2日連続で申し込んだこともありました。 Y.Mさん なんなら3限目と4限目の連続とかも。 E.Oさん 「教員になろうと思ったきっかけ」を質問されたときに、最初は何をどう言えばいいのかわからなかったんです。そうしたら、「それはいつから?」「そのときどう思った?」みたいに会話でやり取りしているみたいに聞いてくださって。それに答えていったら、先生から「それでええんや」と言われて、こういうことを言えばいいのかって腑に落ちたっていうのがありました。 S.Oさん 模擬授業がまだ仕上がっていないけれど、とりあえず模擬授業を先生に見てもらうために行くみたいな部分もありました。 M.Nさん 「とりあえずやってみたらいいよ」っていう感じが安心できましたね。 E.Oさん 何回も面接練習に参加しているからこそ、前回の練習で課題だった部分を聞いてくださるというものありますね。 M.Nさん どの先生も、私たちが面接練習でしゃべれなくても学生を責めることがない! Y.Mさん だから面接練習が嫌にならない。 E.Oさん うまくしゃべれなかったときの後のフォローもすごいなって思います。 M.Nさん しかも先生方は以前に面接練習で話したことやできなかったことをちゃんと覚えていてくださる。「できるようになったね」って言ってもらえると、これでいいんだって思えました。それと、対策室の先生方同士の連携もすごいと思います。私がある先生の面接練習でうまく話せなかったことを、別の先生から「あの内容は大丈夫?」と励ましていただいたり、「こうした方がいいよ」とアドバイスをいただけたり。私の友達も言っていましたが、対策室の先生方の連携の力がすごくて、先生方全員に支えられているみたいでそれがとても嬉しかったです。 ■「ありがとうございました。他に、みなさん自身にとって、印象深いエピソードみたいなことがあれば、教えてください。」 Y.Mさん 私は小論文を何度も添削していただきました。何十回見てもらったか、もうわからないくらい。 E.Oさん 模擬授業を算数にするか、社会にするかで悩んでいて、そのときに教科書を全部持ってきてくださって、相談にのっていただきました。あと、ちょっと風邪気味で声がかれているときには、それに気づいて声をかけてくださったこともありました。 M.Nさん 第一希望の自治体の受験票が届いたとき、対策室の先生に見せに行ったら、ものすごく喜んでくださって。合格通知じゃなくて受験票が届いただけなのに喜んでくださったのが、「こんなにも私の受験を大切に思ってくださっているんだ、こんなに一緒に喜んでくださるんだ」と、とても印象的でした。合格通知を対策室へ持って行ったときなんて、何回も何回も私以上に通知を見てくださって、ものすごく嬉しかったですね。 S.Oさん 私は教師塾に行っていたので、教師塾をすべて受け終えたときに、「お疲れ様」って言ってくださったのが印象に残っています。 M.Nさん その一言で本当に救われますね。私は一般知能(大阪で出題される思考力・判断力を問う分野)が本当にわからなくて、何回も何回も質問に行って、アポなしでいきなり質問に行ったときでも嫌な顔一つせずに時間を取って教えてくださったのがありがたかったです。 E.Oさん 頑張ったら頑張っただけ褒めてもらえる感じですね。最後の対策講座の日にお菓子をくださったこともありました。勉強しているとちゃんとわかってくださっていて、その頑張りを認めてくださる。 Y.Mさん 私は、なにげないおしゃべりをしにしょっちゅう行っていました。「ちょっとこれが心配で」と言ったら、「じゃあちょっと話を聞こうか」とおっしゃって、本当にちょっとしたことでも全部聞いてくださいました。聞いていただいたあとは、明るくスッキリして帰れました(笑)。 M.Nさん 「いけるいける、そんなの絶対に大丈夫、何を心配しているんだ」っていう感じでいつも私たちを信じてくださって。忙しいはずなのに、先生方はいつ行っても笑顔で対応してくださるから、尊敬するところばかりですね。 Y.Mさん ちょっとしたことでも聞きに行きやすかったです。 E.Oさん 「こんなこと聞いてすいません」っていうようなことでも。 Y.Mさん ちゃんと聞いてくださるし、一緒に考えてくださいますね。 ■後輩のみなさんへ向けて伝えたいことはありますか。 S.Oさん 早いうちから教採・公務員対策室へ通った方がいいです!早くから教採・公務員対策室に頼っておくと、自分のためになると思います。 Y.Mさん 勉強が苦手でもなんとかしてもらえます。どれだけ苦手でも、解き方がわからなくても、聞きに行くっていう行動を起こせば、どうにかしてもらえます。 M.Nさん 悩むんだったら、とりあえずやってみてほしいですね。早めに対策室へ行くこともそうだし、教師になるかどうか迷っているとか、将来に向けての不安があれば、とりあえず話を聞いてもらいに足を運んでみるとよいと思います。 S.Oさん ひとりで解決しようとせずに。 M.Nさん 対策室の先生方は必ず返してくださいます。絶対的な味方になってくださるので、ぜひ対策室に通ってほしいです。とりあえず行ってみて、そこからご意見をたくさん聞いて自分の中でかためていってほしいですね。考えは変わるものだから、まずは対策室へ行って話してみて欲しいです、まずはそこから。 E.Oさん 孤独にならない場所です! ■「最後に、あなたにとって、教採・公務員対策室とは?」 Y.Mさん 私を救って、合格に導いてくださった場所。対策室があるから畿央大学に入学してよかったと思いました。 E.Oさん 私にとって、なかったらだめな場所です! M.Nさん 新しい自分を見つけてくれた居場所。対策室のおかげで頑張れたし、乗り越えられました。 S.Oさん 何でも聞ける、安心できる場所です! 一同 対策室に聞きに行ったらなんとかなる!! いかがでしたでしょうか。 今回は、教員採用試験に見事合格された4名のみなさんに、教採・公務員対策室でのサポート内容や先生方とのエピソードを語っていただきました。 4名のみなさん、どうもありがとうございました。 「先生になりたい」というみなさん、夢の実現に向けて、一緒に頑張っていきましょう! ※合格した先輩に訊く!“教採・公務員対策室”とは-公立幼保編-はこちら
2025.01.08
合格した先輩に訊く!“教採・公務員対策室”とは-教採編-(Part1)
教採・公務員対策室では、教員採用試験や公立幼稚園教諭、保育士等の公務員試験への対策・支援を行なっています。 今回は、教員採用試験に合格した現代教育学科16期生(25卒)のS.Oさん、E.Oさん、M.Nさん、Y.Mさんに、教採・公務員対策室で行なっているサポート内容や先生方とのエピソードについて語っていただきました。 今回は、前半(Part1)をご紹介します。 ■「まずは、教採・公務員対策室を知ったのはいつでしたか。知ったきっかけを教えてください。また、その時の感想や印象についても教えてください。」 Y.Mさん 場所は知っていましたが、「どういう部屋なのかな」と低回生の頃は思っていました。 S.Oさん 進路面談で初めて入った気がします。 M.Nさん ガイダンスで教採・公務員対策室の紹介があり、対策室の方々の写真を見て、こういう場所があることを知りました。そのときに、「気軽に何でも相談しに来てください」というメッセージをいただいて、行きやすそうな場所だなと感じました。 Y.Mさん そうそう、そのときにそれを聞いて、「よし入ってみよう」と思いましたね。 E.Oさん 初めて入ったときはどこが教採・公務員対策室のスペースか分からなかったですね。 S.Oさん たしかに、教採・公務員対策室の先生方がおられる奥のスペースまで行っていいのか、最初は戸惑いました。 (注:奥まで来てもらってかまいません) ■「教採・公務員対策室を初めて利用したのはいつですか。利用する前、そして利用した現在とではイメージは変わりましたか。」 Y.Mさん 3回生のときに、対策講座を休んで講座のプリントを貰いに来たときかもしれないです。でもそのプリントがある場所がどこにあるかわからなかったので尋ねてみたら、話してくださる感じが優しすぎて素敵って思いました。 (注:教採・公務員対策室では対策講座を欠席したみなさん用にプリントを置いています) M.Nさん 名前をすぐに覚えてくださって、1回しかお会いしたことないのに、「あー、野田さん!」みたいな感じで言ってもらえたのがめちゃめちゃ嬉しくて行きやすくなったっていうのはありますね。 S.Oさん そうそう、そんなにたくさん話したこともないのに覚えてくださっていて。友達同士でも話題になっていました。 ■「教採・公務員対策室ではいろいろなサポートを行なっていますが、まず、進路面談について、実際に面談を受けたみなさんに、受けてどうだったかをお聞きしたいと思います。進路面談、どうでしたか。」 E.Oさん どこの自治体を併願するか考えるときに、地域ごとの倍率の話とか、先輩たちはこの自治体をよく受けていたよといった話を面談でしていただきました。 S.Oさん 私は3回生のときに教師塾を受けたので、そのことを話していただきました。 Y.Mさん 1回目の対策室の進路面談のときに、まだ1箇所ぐらいしかボランティアをしていなかったのに、ものすごく褒めてもらいました。自己肯定感が爆上がりでした。頑張ろうって思えましたね。 (注:教採・公務員対策室では2回生後期以降、定期的に進路面談を実施しています) M.Nさん 私は受験先をいろいろ迷っていたけれど、「とりあえず勉強してみよう」みたいな感じの後押しをしてくださって。だから今の自分があると思います。もう感謝しかないです。面談のおかげで、こうやって勉強していったらいいんだっていうのがわかったし、併願のこともよくわかりました。あとはボランティアや教師塾にはどうやって申し込んだらいいのかとか、自分ひとりで説明を読んでもよくわからないときには資料を一緒に見てくださって、とても助かりました。 S.Oさん 情報をたくさんもらえるし、安心! E.Oさん テキストも見せてもらいました。 M.Nさん そうそう、見せてもらいました。 E.Oさん こういうテキストを買って勉強したらいいんだってわかりました。 Y.Mさん あと、面談では、聞きたいことをすごく聞きやすかったですね。 M.Nさん 最後にかならず「わからないことある?わからないことあったらいつでもおいで」という一言をもらっていたから、行きやすかったです。 ■「では、次に筆記試験の対策講座について、講座を受けてどうだったかをお聞きしたいと思います。筆記試験の対策講座、どうでしたか。」 Y.Mさん 教職法規の対策講座が大好きでした。 S.Oさん そうそう。 Y.Mさん ものすごく覚えられる! M.Nさん 本当にありがたかったです、自習でも使えるし。 Y.Mさん なんなら参考書が要らないくらい(笑)。 M.Nさん 時事答申の対策講座も同じくらいありがたくて、蛍光ペンを引いたらいいところを教えていただける。しかも最新の教育時事をすぐに講座に取り入れてくださるし、教育ニュースもすぐ教えてもらえたから、受講していた頃は、教育の情報がものすごく頭の中に入っていましたね。 Y.Mさん そういうのはなかなか自分では調べられないし。 E.Oさん 小学校の専門対策講座は、ひたすら問題演習。わからなくてもだんだん頭に入ってくる! Y.Mさん 数学が本当にわからなさすぎて、直接質問に行ったら、ものすごく丁寧に教えていただきました。「こう解いてみたんですが、どう思いますか」って何回聞いたことか。「この解き方、どう思いますか」ってメールで事前に送ると、それをふまえていろいろ調べてくださって、私にとって本当に神様みたいな存在でした。 E.Oさん 対策室に行ったら、絶対に情報をもらえる!ただ、対策講座は休んでしまうとついていけなくなりますね。 Y.Mさん だから何としても対策講座は出席!そして対策室の先生のところへ聞きに行くべき!畿央大学は対策講座が充実していると思います。 M.Nさん たしかに、他大学の友人に「自分の通っている大学では対策講座みたいなのはない」って言われたことありますね。 S.Oさん 畿央は手厚い! M.Nさん しかも、対策講座を受けに行くことで他の友達にも会えるから、「友達はこんなに頑張ってるんだ」とか「自分も頑張ろう」と思えるし。対策講座のときに友達といろいろな話をすることで不安も軽減されるからありがたかったです。 Y.Mさん 対策講座に行ったら、誰かしら友達に会えるもんね。 S.Oさん コースが違って学年が上がるにつれて授業で一緒になることもなくなってしまった友達にも久しぶりに会えるし。 Y.Mさん 「今日も友達も対策講座に来ているなあ」っていう感じで、対策講座で絆が深まりました。 M.Nさん 対策講座で友達に会えるのはとても嬉しかったです。 ■「そして、夏の面接・模擬授業の対策についてですが、7月8月の2次試験の期間中、どれくらい教採・公務員対策室に足を運んでいましたか。」 Y.Mさん 私は多分週3回は絶対に行っていました。教採・公務員対策室の本を借りに来るだけとかだったら、毎日でしたね。貸出図書のある手前のフロアには毎日来ていたような気がします。 (注:教採・公務員対策室では、採用試験対策の問題集などを貸し出しています。) M.Nさん 私も週3から週4ぐらい来ていました。私は1次試験の面接日程がとても遅かったのと、面接シートに書く内容がなかなか決まらないというのもあり、何回も対策室の先生に相談しに行きました。不安とかも伝えると、それをちゃんとフォローしてくださって、自分のメンタルケアのために結構使わせていただきましたね。なにげないおしゃべりをするだけでも、対策室のみなさんの「こんにちは」っていうのを聞くだけで「ただいま!」と思えるような、安心剤として使わせていただきました。 E.Oさん 私も貸出図書がある手前のフロアには毎日来ていました。対策講座のプリントを持ち帰ったり、テキストを借りたりしていました。先生方がおられる奥のフロアにも少なくとも週2~3回は絶対に行っていましたね。些細なことでも、何か言いたいことや話したいことがあったらその都度行っていました。 Y.Mさん 朝来たのに、昼にまた来ましたみたいなことも。 S.Oさん 私は面接試験メインだったので、過去の面接質問集を調べに行くのと、あとはエントリーシートを添削してもらうために週1回くらいのペースで行っていました。 ※後半(Part2)はこちら
2024.12.24
就職レポートNo.803(奈良県/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第803弾! 現代教育学科16期生(25卒) K.M さん 奈良県 小学校教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 小さいころから、教師に憧れていつかなりたいと考えてきたので、教員育成に強いというこの大学を選びました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 入学当初はまだコロナ禍であったために、オンデマンド型やオンラインでの授業が中心でした。そのため、当初は本当に友達をつくることができるか不安でした。しかし、出席番号の近かった人が話しかけてきてくれて、そこから輪が広がり、共に学生生活を送るようになりました。放課後、提出ギリギリの課題を焦りながら一緒にしたり、模擬授業の準備やその練習で追われていたりした日々は今でも印象的です。また、定期的に友達とたこ焼きパーティーや鍋パーティーをしたことも思い出に残っています。本当に楽しい毎日でした。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 教員を目指すきっかけは、小学校4年生の時の担任の先生に憧れたからです。児童と真正面から向き合い、優しくもあり厳しくもあったあの頃の先生のようになりたいと今でも思っています。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 子どもとの関わりを中心に、多くの人と関わるように意識してきました。塾講師のアルバイトを通して、子どもとのコミュニケーションを図ったり、今の子どもたちの実態を掴んだり、また飲食業のアルバイトを通して、幅広い世代の方とコミュニケーションをとったりしてきました。教師になった際に多くの方と向き合い、コミュニケーションを図ることができるように励んできました。 【教員採用試験対策はどのようにしてきましたか。】 一次試験に向けては、自分の弱点をつぶすことを意識してきました。採用試験が中学校の教育実習の時期と重なっていたこともあって、十分な演習がなかなか取れなかったので、ひたすら参考書を読むことに専念してきました。また自分の中で目標点数を決めることも意識しました。この点数を取るためには、どこが合えばいいか、どう勉強するべきかなど逆算的に考えて取り組んできました。 二次試験に向けては、面接の機会をできるだけ多く確保しました。対策講座の面接練習を活かしながら、数をたくさんこなしてきました。二次試験は、友達や同じ自治体を受ける仲間と面接練習を行うとなんだか心強いし、勇気をもらえるので、おすすめです。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 相手のことを考え行動ができる、そんな子どもたちを育成していきたいです。大きくなって世の中に出ればたくさんの人がいて、その分たくさんの考えや価値観があること、それは教室という小さな社会の中でも同じであると伝えていきたいです。その中で他者のことを認める気持ちや尊重する気持ちを育んでいきたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 4年間は長いようで本当にあっという間でした。気づいたら教育実習で、気づいたら4回生で、気づいたら教採があってと、本当に目まぐるしかったです。でもだからこそ、今できることに誰かとともに何事にも全力で楽しんで、励んでいってほしいです。誰かと一緒に取り組むことで、大変なことも辛いこともきっと乗り越えられると思うので。
2024.12.19
就職レポートNo.801(大阪市/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第801弾! 現代教育学科16期生(25卒) N.T さん 大阪市 小学校教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 畿央大学のオープンキャンパスに参加した際に、一緒にキャンパスを回ってくださった先輩方が、畿央大学の良さや、友達との楽しいお話を聞かせてくださったり、私たちに優しく関わってくださったりして、畿央大学に通う学生さんたちの人柄の良さや一生懸命さに心を惹かれたことがきっかけです。私もそのような人に憧れ、また、そのような魅力をもった人たちとともに同じ夢に向かって頑張ることができる環境に魅力を感じました。また、就職に強いところ、教採・公務員対策室など、就職活動に関わる手厚いサポートがあるところにも魅力を感じ、入学を決めました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 同じ夢を目指す学生たちと切磋琢磨しながら授業に参加できる点や、食堂、ラーニングコモンズ、空き教室、自習室、図書室、階段のおどり場にある机など、勉強できる環境が充実していて、自分に合った集中できる環境を選んで勉強できるところも魅力の一つだと感じました。教員になる上で心配なことや不安なことも、親身になって考えてくださる教採・公務員対策室の先生をはじめ、畿央大学は担任制であるため学部の先生方とも距離が近く、相談しやすい環境が整っているところも魅力の一つだと感じました。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 小学6年生の頃の担任の先生が、子どもの成長や笑顔のために一生懸命になっている姿に感銘を受け、子どもとともに成長できる教師の仕事に魅力を感じ、目指すようになりました。その後、畿央大学教育学部に入学し、小学校の教育実習に参加してから、なりたい気持ちがより強くなりました。「先生との時間、すごく楽しかったありがとう」と声をかけてくれた児童の姿から、子どもが通いたくなる楽しい学校づくりができる先生になりたいと強く思うようになりました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 教育実習を終えてから、子どもと関わる機会の少なさと、学校現場での子どもの姿の知識不足を痛感しました。コロナ禍もあり、小学校で実際の子どもと関わりをもつ機会が少なかったという理由もありました。そこで担任の先生に相談したところ、大阪市の小学校を紹介していただき、スクールサポーターとして3年生の12月から携わらせていただきました。そこで学んだことは、小学校によって子どもの色が全然違うということです。教育実習とボランティアで行く学校を異なる学校にしたからこそ気づけた部分であったため、担任の先生には感謝しています。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 自宅でひとりで勉強することが苦手だったため、まず、対策講座には必ず出席して友達とともに勉強と向き合うことから始めました。その後、いろいろな勉強スペースで勉強して自分に合う環境を見つけ、そこで勉強に励みました。 面接対策は、ひとりでやっても何もまとまらないので、友達に他己紹介してもらったり、教採・公務員対策室の先生に相談したりと人と関わりながら向き合うことを心がけました。面接練習は、多いときは一日に3コマ入れていました。面接練習を入れすぎて、本当の自分を見失いかけたときもありましたが、そのときは友達とたわいもない会話をしたりして、気分転換も大切にしていました。しんどいときには、友達と不安なことを打ち明け合い、ひとりではないことを実感し、心に余裕ができました。 大学に足を運ぶだけで、一緒に頑張っている友達が近くにいることが、私の中で何より頑張れる力になっていました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 子ども達の魅力を最大限に引き出す教員になりたいと思っています。他人と比べ自信をなくしてしまう子どもが年々増えています。しかし、子ども達の魅力や個性はそれぞれ異なり、それは比べて価値を測るものではなく自分たちがそれぞれの個性を認め、磨きあっていくものだと考えています。そこで教師として、子ども達それぞれが輝ける環境を作り、自らの魅力に気付くことができる手助けが大切だと感じます。クラスみんなが輝き、互いを認め合えるそんな学級づくりをしていきたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験は友達とのチームプレイだと学びました。ひとりでは絶対に乗り越えられない長期戦です。しんどいときは誰でもいいので相談して、たくさん吐き出してみてください。みんな自分と同じ悩みを抱えていて、理解してくれて、心の支えになってくれます。面接練習はグループで行うので、他の人と比べてしまって自分を嫌いになってしまうときもあるかもしれませんが、友達や先生方が自分にしかない良いところをたくさん見つけてくださいます。人とたくさん話してリフレッシュしながら、追い込みすぎずに自分のペースで頑張ってください。応援しています!
2024.12.18
就職レポートNo.800(奈良県/養護教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第800弾! 現代教育学科16期生(25卒) H.N さん 奈良県 養護教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 中学生のころから養護教諭になることが夢で、教育学部で養護教諭の免許を取れる近くの大学を探したところ、見つけたのが畿央大学でした。養護教諭の合格率が高く、また大学見学に行った際に、大学の様々な場所で勉強されている先輩たちを目にし、サポートが非常に充実しているというお話を聞き、畿央大学に入学することを決めました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 入学当初はコロナ禍だったこともあり、なかなか大学に来る機会が少なく不安なことも多かったですが、4年間を通してみると非常に楽しく大学生活を過ごすことができたと感じています。充実したサポートや畿央大学ならではのアットホームな雰囲気が私にはとても合っていて、同じ目標を目指し共に頑張る仲間や、いつも温かく見守ってくださる先生方にたくさん出会うことができ、畿央大学に入学して本当によかったと感じます。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 教師をしていた母の話を聞き、小学生のころから教師を志しました。その後、中学生になったときに、養護教諭の方から心と身体の健康の大切さを教えていただき、「児童生徒が健康に安心して学校生活を過ごすために、心と身体の健康という基礎的な部分を支えることができる」という養護教諭の魅力に気づき、養護教諭になりたいと強く思いました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 大学3年生の1年間は母校の小学校で保健室ボランティアに、大学4年生からは奈良県の中学校で保健室と別室登校支援ボランティアに参加していました。小学校と中学校の2つの校種を経験したことで、子どもの発達段階に応じた関わり方や仕事内容の違いなどを知ることができ、深い学びになりました。また、子どもへの救急処置や事務作業などもさせていただき、実践的な知識を多く得ることができたので、ボランティアに参加して本当によかったと思います。 また、赤十字の講習会に参加するなど、養護教諭としての専門性の向上にも努めてきました。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 筆記試験対策では、各種マニュアルや教採・公務員対策室に置かれている参考書などをひたすら読み解いたり、教員採用試験対策講座を受けたりするなどして勉強していました。また、自治体独自の問題に対しては、教員採用試験対策講座での配布資料を用いて分析し、対策していました。 面接対策では、いろいろな先生方の面接指導を受講し、また、友達が面接指導を受けているところの見学にもたくさん行きました。受験自治体に応じた対策や、私の強みを活かすような指導をいただき、笑顔で自分らしく面接に臨むことができました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 「信頼される」養護教諭になりたいです。他の教職員の方々、保護者の方々、学校内外の関係者の方々、そして何より子どもから信頼される養護教諭になりたいです。少しでも痛みが和らぐよう、確かな専門性をもった救急処置を行うことや、些細なメッセージも逃さないよう、子ども一人ひとりと丁寧なコミュニケーションを取ることを大切にしたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 畿央大学の一番の強みは「チーム力」だと思います。勉強をしている中で、不安や焦りを強く感じること、しんどいこともたくさんあるかもしれませんが、周りには最後まで向き合い、支えてくださる先生方や、共に教職を目指し頑張る仲間がたくさんいます。私も、たくさんの方に支えていただいたおかげで、教員採用試験を乗り越えることができました。「畿央大学」という素晴らしいチームの一員として、上手に息抜きもしながら、健康第一で頑張ってください!応援しています!!