2015.12.19 

就活レポート~就職活動の現場から~No.334(小学校教諭)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第334弾!

現代教育学科4回生 林 佑砂依さん

奈良県・小学校教諭 合格

 

林さん

 

【教師を目指そうと思ったきっかけ】

 私が、教師を初めて目指そうと思ったのは小学校6年生の時です。道徳の授業で命の勉強として「電池が切れるまでの仲間たち」という本の中で紹介されている「電池」という詩を題材に授業が行われました。そこで、「病院の中にも学校があるのだ」「病気の子どもに教えている先生がいるのだ」と初めて知りました。そして、私は「病気の子どもの役に立ちたい」と思ったことが教師を目指す最初のきっかけです。それから、なんとなく教育学部がある大学に入学し、大学3回生のときに行った教育実習で指導教諭と出会い、本格的に教師になるとい気持ちを固めました。

 

【学校インターンシップ・教育実習を体験して】

 私は、教育実習で指導教諭の先生と出会ったことで通常学級の中でも特別な支援を必要とする子ども達が生き生きと学校生活を送ることができる、ということを学びました。子どもたちと一緒にみんなで学級を作りたい、という思いをはっきりと抱くことができた瞬間でした。この実習は、私にとって自分がこれからどのような教師として、一人の人として生きていくのか目標を明確にできた時間でした。とても貴重な体験でした。

 

【畿央大学での大学生活について】

 畿央大学では、2回生から養護教諭の免許を取得するために下級生の授業に交じって勉強を頑張りました。授業が多いため試験にも苦労しましたが、小学校の授業だけでは得ることのできなかった経験もしました。大学では、アルバイトを通して学外の人との交流に重きを置き、大学生活を送りました。

 

【畿央大学の教員採用試験対策について】

対策室は試験対策の場所でもあり、精神面でも支えとなる存在だと思います。やはり、自分の将来を左右するという心持ちで試験に臨むので不安でした。そのため勉強方法に迷った時や勉強の計画について悩んだ時も対策室へ行き、先生方に話を聞いていただきました。話を聞いていただくだけで、なんとなく自分に自信が持て引き続き勉強を頑張れたと思っています。出題傾向などもきちんと分析されており、自分の勉強方針を計画する上でとても助かりました。

 

【理想の教師像】

 ずばり、教育実習で出会った指導教諭の先生です。つまり、子どもたちが「学校が楽しい」「自分にもできることがある」と思える学級を作れる教師です。そして、子どもと一緒に過ごす時間を大切に出来る教師です。

 

【後輩へのメッセージ】

勉強方法については、①苦手科目を集中的に勉強する②自分にあった方法で勉強する③たくさんの参考書に手を出さない。

面接練習については、①格好をつけようとしない②自分の考えや思いを明確にする③友達の良いところは真似て吸収する

以上のことを大切にして私は、教員採用試験をがんばりました。身体を壊さないように息抜きもしながら最後までがんばってください!

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