カテゴリー
インターンシップ情報
2015.03.17
「海外インターンシップ」体験レポート№4
現代教育学科2回生の石黒真衣です。私は今、ロサンゼルスでアシスタントティーチャーを行っています。アメリカに来るのは初めてですごく楽しみでしたが、ホームステイや実習先などで英語を話すことに関してはすごく不安でいっぱいでした。 到着したその日はサンタモニカとハリウッドを観光しました。街を歩くと聞こえてくるのは英語ばかりでアメリカに来たんだと実感した時間でした。そして現地スタッフの方にバスの乗り方などを教えていただき、その後、ホームステイ先まで送ってもらいました。映画で見るような家で生活することにすごく感銘を受けました。生活する上で必要なことなどを自分の分かる範囲の簡単な英語ですが、ファザーやマザーに聞いたりすることが最初はすごく緊張しました。しかし、ご飯もおいしくお話も少しずつできるようになったりで、なんとかこっちの暮らしにも慣れることができました。 実習で、私はYukonElementarySchoolのキンダーガーデンのクラスを担当しています。ダンスや歌をする機会が多く、子どもたちと一緒に踊ったり歌ったりしています。また、先生の話を聞いていない子に声をかけたり、活動のお手伝いをしたり、自由時間にも子どもたちと一緒に活動しています。先生もすごく楽しい方で、子どもたちも元気いっぱいの明るいクラスで私も毎日楽しいです。先生は分かりやすく話してくれますが、子どもたちは特に早口でなかなか聞き取れなくて苦戦しています。しかし、私は小学校に行くようになってから、少し積極的になれたように感じました。たくさんの人と挨拶をするだけでも気分はだいぶ変わります。なので、先生にも折り紙をみんなに渡す時間が欲しいとすぐに言えたと思います。そして、折り紙はすごく喜んでもらえます。鶴をあげた次の休み時間はみんなが鶴で遊んでくれたのですごく嬉しかったし、コミュニケーションを取るきっかけにもなったのでおすすめです。 タイムアウト(先生の言うことを聞かなかった罰として自由時間がなくなること)やお菓子タイムなどの日本と違うところを肌で感じられるのもすごく良い経験です。 土日は友達と大きなショッピングモールで買い物をして楽しみました!この1週間すごく充実していましたが、まだまだ新しいことを吸収していきたいので、あと2週間ほども悔いのないように過ごしたいです! 現代教育学科2回生 石黒真衣
2015.03.17
「海外インターンシップ」体験レポート№3
畿央大学2回生の森内南帆です。私は海外インターンシップでロサンゼルスに来ています。研修先はロサンゼルスのトーランスにあるYukon elementry school で、そのなかのkindergardenでアシスタントティーチャーをしています。 kindergardenは日本でいう幼稚園にあたります。ロサンゼルスでは5,6歳がkindergarden、その後小学校1~5年生、middle school 1~3年、high school 1~4年という仕組みになっています。 kinder gardenの授業では作文、数字の読み書き、たし算をしています。生徒たちはプライベートボックスという仕切り板を用い、人に頼らず自力で勉強することをモットーとして授業が進められています。日本ではこのようなことは行われておらず、わからなければ先生がすぐ教えてくれたり、つきっきりになっている日本の幼稚園とは違う点だと関心を持ちました。一方で幼稚園の時点で自立が求められるのかと少し驚きました。 もう一つ私が関心を持ったのが、生徒が作文を書き、難しくわからない単語があればその単語を教えるのではなく、先生がその単語を発音し、発音で聞き取れたアルファベットで単語を書くということです。例えば 'because 'であれば 'bcuz' などのようになり、これが書ければ丸と見なされます。これにはなるほどと思いました。日本の学校では、アルファベットひとつひとつが持つ音についてあまり勉強しないので、新しい単語に出会ったとき読み書きが出来ないことが多いと思います。このような場合、アルファベット自体が持つ音がわかっていれば、正しくなくともだいたいで書けたり読めたりするはずです。日本の学校でも単語を単に覚えるのではなく、アルファベットの書き方を覚えると同時にアルファベット自体が持つ音も覚えることができるような工夫が必要だと感じました。 学校での生活はとてもたのしく有意義で毎日あっという間に時間がすぎていきます。子どもたちはとてもかわいいです。学校研修初日は全然私の名前を覚えてくれなくて、what's your name? と何度も何度も言われ少し寂しい気分になりましたが、次の日学校に行くと、私の名前を呼んで挨拶しハグしてくれ、すごくうれしかったです。毎日朝登校したときと帰りの見送りのときには、クラスの子どもたちがハグしてくれます。子どもたちはとてもかわいく、私はさらに子どもが好きになりました。 Yukon elementry schoolにはさまざまな人種の子がいます。国が違ってもどの子も誰とでも仲良くしています。この小学校だけでなく、街を歩いているとサリーを着ている人、ターバンを巻いた人、黒人、白人、アジア系の人などさまざまな国のひとに出会います。日本では外国人を珍しく思うことが多いと思いますが、ロサンゼルスはこのようにさまざまな国の人が暮らしているため、どの国の人も差別や珍しく思われることなく仲良く暮らしています。髪型、髪色、服装、目の色など本当に十人十色でよい街だと感じました。 まだロサンゼルスに来て1週間ですが、ロサンゼルスでの生活は新鮮でたのしく、日本ではできない貴重な体験ができていると思います。私は旅行が好きで海外には何度も行ったことがありますが、旅行とは違って住んでみてはじめてわかったこと、感じたことがたくさんあります。残りの2週間も有意義に過ごすことができるよう体調管理に気をつけて、毎日たのしく過ごしたいと思います。 看護医療学科2回生 森内南帆
2015.03.17
「海外インターンシップ」体験レポート№2
こんにちは。教育学部二回生の山田紗耶加です。アメリカのロサンゼルスに来てから一週間経ちました。 私のホームステイ先から実習先までは遠く、バスの乗り方も知らなかった初日は本当に苦労しました。日本では時間通りにくるのが当たり前ですが、アメリカでは普通に30分遅れてくるので驚きです。 実習先では、いつでも笑顔で話してくださる先生方がいるのでほっこりします。私は小学校五年生のクラスを担当しているのですが、授業で子どもたちと先生が話す英語のスピードが早く理解できないことがたくさんあります。そんな中で、算数の質問をしに子どもたちが私のところに来た時は正直焦りました。私が小学生の時は授業中に質問タイムを設けることはなかったのですが、このクラスでは設けられているようです。 週末は、ショッピングモールで買い物をしに行きました。アメリカのショッピングモールでは日本に見られない景色が見られるので見ているだけで楽しめます。 残りの時間も色々な経験をしていきたいと思います。 現代教育学科2回生 山田紗耶加
2015.03.17
「海外インターンシップ」体験レポート№1
今年度の「海外インターンシップ」が始まりました。ロサンゼルスの小学校でのアシスタントティーチャーとして現代教育学科2回生4名、看護医療学科2回生2名、福祉介護施設実習に健康栄養学科2回生1名、ブリスベンの幼児教育アシスタントに現代教育学科3回生1名が参加しています。ブリスベンのプログラムは2月27日~3月21日まで、ロサンゼルスについては3月2日~3月21日という日程でプログラムが組まれています。参加している学生から現地からの声が届いていますので、紹介します。 健康栄養学科2回生の奥田実里です。私は今、海外インターンシップのためロサンゼルスにいます。アメリカは暖かく、爽やかな風が吹いていて過ごしやすいです。朝晩は少し肌寒いですが。 ロサンゼルスに着いた初日はサンタモニカとハリウッドの観光、そしてライトハウスキャリアエンカレッジにて研修のオリエンテーションを行いました。その後ホストファミリーと対面し、ホストファミリー宅へ向かいました。 ロサンゼルスは白人が少なくヒスパニックが多い街で、ホストファミリー宅周辺にはタコスなどのメキシカンレストランが多くてびっくりしました。ホームステイの食事ですが、想像していたような肉料理中心ではなく、主食はライスが多く、ナムルやビビンバなどのコリアンフードが好きな家族のようで、野菜もキムチや大根のなますが夕食によく出され、十分に摂取できているように思います。 今日から福祉施設での研修が始まりました。事前に聞いていたように施設内では挨拶程度の英語とほとんどは日本語で通じます。初日の今日のアクティビティは楽器演奏やアメリカと日本の民謡を歌ったり、トランプゲームをしました。 初めは英語があまり得意ではないため不安だらけでしたが、折り紙やボール遊びを通してホストファミリーと打ち解けられたこと、1日目の施設の研修を無事終えられたことで、こちらの生活がとても楽しいと感じられます。残りの時間も有意義に過ごせそうです。 健康栄養学科2回生 奥田実里
2014.10.28
企業インターンシップ事後研修会を開催!
今年度の企業インターンシップ締めくくりである事後研修会が行われました。 10月11日(土)に奈良県大学連合インターンシップ事後研修会が奈良ロイヤルホテルで行われ、本学からは20名の学生が参加しました。 グループごとにインターンシップでの体験を発表し、学びや気付きを共有。認定証授与式ではとして本学の現代教育学科3回生吉川さんが学生体験発表を行いました。学生約150人、企業関係者約20人の前で堂々と発表し、今後の人前でのプレゼンには自信が持てる経験となったのではないでしょうか。吉川さん、お疲れ様でした。 研修会終了後は企業担当者を交えての懇親会。お世話になった人事担当者にご挨拶したり、他大学の学生と交流を深めました。 10月24日(金)に畿央大学インターンシップ事後研修会を冬木記念ホールで実施しました。この夏季休暇中に人間環境デザイン学科3回生7名が設計事務所や工務店、リフォーム会社などで経験したことを発表しました。先生方から講評をいただき、最後には代表として熊川君が認定証を受け取りました。 インターンシップに参加したみなさん、自分の適性や職業選択について考える機会となりましたか?実際の仕事現場に触れることで、普段の学習のモチベーションに繋がりましたか?学んだことを自身の学生生活や今後の就職活動に活かしていきましょう!
2014.08.04
海外インターンシップ説明会を開催しました!
7月28・29日に海外インターンシップ説明会を開催しました。 海外インターンシップは語学研修が目的ではなく、海外での就業体験を積むことで異なる価値観を受け入れる柔軟性や積極性を身に付け自己成長に繋げることが目的です。 渡航先はプログラム別にアメリカ・ロサンゼルスとオーストラリア・シドニーとなっています。 ロサンゼルスではアシスタントティーチャーや福祉介護施設でのインターンシップ、シドニーでは企業やショップでのインターンシップが経験できます。 ■ロサンゼルス・プログラムを企画運営するライトハウス・キャリアエンカレッジの木田様からのプログラム紹介とインターンシップに参加した学生の体験談の様子 ■シドニー・プログラムを企画運営するオセアニア交流センターの宮本様からのプログラム紹介とインターンシップに参加した学生の体験談の様子 お昼休みの時間でしたが、ロサンゼルス説明会には12名、シドニー説明会には6名の学生が参加し、「ぜひインターンシップに行きたい」という声も多く寄せられました。海外インターンシップは2015年2月末~3月下旬に実施する予定、申込みまではまだまだ時間があります。貴重な経験ができる絶好の機会ですので、今回の説明会に参加できなかった学生のみなさんも、興味があればキャリアセンターまでお問い合わせください!
2014.06.30
企業インターンシップ事前研修を開催!
今回のブログでは「奈良県大学連合インターンシップ事前研修会」と企業インターンシップにおける「ビジネスマナー研修」の2つの様子をご紹介します。 6月21日(土)に大阪樟蔭女子大学にて「奈良県大学連合インターンシップ事前研修会」が開催され、9大学約150名、本学からは22名の学生が参加しました。 当日は天気にも恵まれ、ビジネススーツに身を包んだ学生は暑そうでしたが、とても気合が入っていました。 講演①では宮本講師によるマナー研修。ロールプレイング形式で電話応対などを行いました。 講演②では共同精版印刷株式会社の東部長よりインターンシップでの取り組む姿勢について講演いただきました。 講演後は受け入れ先ごとに集まり、「班別討議」を行いました。班毎にテーマが決められディスカッション。昨年インターンシップに参加した先輩もディスカッションに参加していただきました。本学からは人間環境デザイン学科4回生、水ノ上君・渡辺君です。ご協力ありがとうございました。 6月30日(土)にはインターンのためのビジネスマナー研修を本学で開催しました。畿央大学インターンシップ、奈良県大学連合インターンシップ、自己開拓型インターンシップの学生31名が参加しました。 講師は本学の教養プログラムも担当いただいている荒木講師です。 今回の研修は、目標をグループで話し合ったり、言葉が持つ力をワークを通して確認したり、あいさつの仕方のロールプレイングがあったりと盛りだくさんでしたね。 今回の研修で多くの大切なことを学びましたね。重要なことは気がついたその日から意識して行動することです。 力を出し切れば結果はどうあれ自分自身は成長しているもの。ベストを尽くして頑張ってください!
2014.06.04
企業インターンシップ事前研修・面接会が開催されました!
4月のオリエンテーションで企業インターンシップガイダンスが開催され、インターンシップ参加希望学生は応募書類のエントリーシートを提出してもらいました。 その後、5月24日(土)に本学にて「畿央大学インターンシップ事前研修会」が行われました。畿央大学インターンシップは人間環境デザイン学科3回生のみが参加できるインターンシップで、設計事務所やゼネコン、工務店や建材メーカーなど、建築中心の会社が受入先となります。 研修内容としてはキャリアセンターからインターンシップの心構えなどの講義、グループワークを通してインターン生に企業が求めているものを討議、その後、受け入れ先の発表がありました。 奈良県大学連合インターンシップでは5月31日(土)に「面接会」が奈良県社会福祉総合センターで実施されました。9つの大学約160名の学生と受入企業・団体約60社のマッチング会です。本学からも約20名が参加しています。 幹事校の大阪樟蔭女子大学から事前説明、ブースに分かれて面接を行いました。 最後にアンケートを記入し、マッチングの際の資料を提出。 どこに実習に行くのかよりも、そこで何を学ぶのかが大切です。 目的意識を持ってインターンシップに取り組み、自分の将来を考えるための良い就業体験を積みましょう。
2014.04.14
企業インターンシップガイダンスを実施!
4月10日(木)、企業インターンシップガイダンスを実施し、現代教育学科、健康栄養学科、人間環境デザイン学科の学生、約100名が参加しました。 インターンシップとは「夏季休暇期間に企業や官公庁、各種団体等のいろいろな職場で就業体験を行うこと」です。これから自分の将来を考えるには「学生時代にどれだけいろいろな経験を積んでおくか?」が非常に重要になってきます。 アルバイトの目的は労働力の報酬として賃金を得ること。インターンシップでは報酬や交通費は発生しません。ですが毎年たくさんの学生がインターンシップに参加しています。会社ってこんなところなんだ!働くってこんな感じなのか!と「普通の学生をしているだけでは得られない経験を積むこと」ができる、これこそインターンシップに参加する最大のメリットだと言えそうです。 畿央大学には①畿央大学インターンシップ、②奈良県大学連合インターンシップ、③オープンデスク④自己開拓型インターンシップと様々なインターンシップを準備しています。4月18日(金)17時が応募の締め切りです。迷っている人はキャリアセンターまで相談してください!
2014.03.28
「海外インターンシップ」体験レポート№12
人間環境デザイン学科3回生の樽井彰吾です。 3週目に入ると仕事内容も暑さにも徐々に慣れてきました。ここの施設のほとんどの方がボランティアでこられています。色々な方がいて年配の方もおられ同い年くらいの方もいて、そして小学生くらいの子も学校が終わってから足を運んでくれています!!とにかくボランティアの方の数がすごく多いです!これはあまりに日本ではあり得ないことだと思います!!言葉、文化、肌の色が違えど一緒に同じ目標を目指していることがすごく誇らしいと感じました。すごく心がほっこりしました。 そして今まで仕事をしてきて嬉しかったことが、人間恐怖心で近寄るだけで歯を剥き出していた犬が、私の働いているとこを見てくれていたのか今日初めて私に心を開いてくれ、なついてきてくれました…本当に本当に嬉しくて涙が出てきました。一緒にボールで遊んだり膝の上で寝るまでしてくれました。犬にも心があり一生懸命になり頑張れば私たちの気持ちも分かるんだなと痛感しました。 最初の頃は少し仕事が嫌でしたが日を負う事にあと何日しかないと思うようになりました。犬の世話をする日々が大半でしたが店の床掃除なども色々しました。私は元々掃除が好きなので今思えば全く苦ではなかったです。 最終日の日がやってきて、次の日迎えのバスが家に来るのがとても早く荷造りが全くできてなかった事もあり、いつもより1時間早く終わっていいですか?と訪ねるとこころよく返事をもらいました。その時まではいつもより早く退勤するつもりでした。 そして大きい監察用の檻の横でいつも通りシーツの洗濯をして洗い物をしていると、ある二人の女性が大きなハスキー犬を連れてきて犬と一緒に檻の中に入りました。様子を見ていると何やら泣きながら犬と遊んだり、なでてあげたり、いい子いい子と話しかけ続けていました。 その時私はその様子をみて、何らかの理由でこの施設に預け、新しい飼い主の元へ行くのかなと思い、別れを惜しんでいるのかなと感じました。すると首から聴診器を下げた獣医師が来られ犬の口に噛まない用にする金具をつけました。私はその場を離れ外に出ました。するとそのあとに飼い主の二人の女性が出てきた途端にその檻にいく通路がロープで仕切られ飼い主は泣き崩れ、立つことも出来ないくらい泣いていました。 私は本当に色々な思い出が込み上げてきて泣いているのだなと思っていました。この施設を支えているオーナーさんに、これは別れですか?と聞くと、「そうだよ。人を噛んだから。」と言われその時は又新しい飼い主が見つかるといいなと思っていました。でもいつも以上に回りの犬が騒がしくすごく吠えていたり、遠吠えをしたりしている犬もいました。その時私は薄々なにか変だなと感じました。 そして数分がたち、何人かスタッフの方がロープの向こうに行ったので私も仕事に戻ろうとロープを超え檻の中を見ると、先程まで飼い主と戯れオモチャで遊んだりしていたのに、その大きな体が地面に横たわり毛布に包まれ黒色の大きな袋に入れられる光景が飛び込んできました…。私はこの数分の間に何があったか即座に分かりました。 安楽死です。 私の目の前で起こった出来事です。 私はテレビでこのような出来事の光景を見たことはありますが目の前で起こったのは初めてですごく動揺していました。そのあと私は少し放心状態になり色々飼い主の気持ち、私の家で飼っている犬がこうなった時の気持ち、獣医師の気持ちを考えると涙が溢れでてしまいました。すごくショッキングな出来事で仕事をするどころではなかったです…。涙が止まらず何も考える事ができなくなりました。 その光景が目に焼き付きいまだに忘れられないです。決して忘れてはならないことです。あの犬は命を張ってこのような現状がある事と命の大切さを私に教えてくれたのだと思います。私は明日帰国の為、朝がすごく早く荷造りができていないので早く退勤する予定でしたが、このような出来事があり、自分に出来る事を最後までやりきろうと決め悔いの残らないように最後まで自分に出来る事と最後の仕事を終えました。 するとスタッフの方にオフィスにおいでと言われ、オフィスに行くと最後まで頑張ってくれてありがとうとメッセージカード付きのプレゼントをもらいました。最初の頃は早く仕事が終わらないかなと思っていましたがここでの思い出が甦り又涙が込み上げてきました。最後にスタッフの方と写真を取りました。サプライズに私がすごく可愛がっていた犬を連れて来てくれ一緒に最後のボール遊びをして写真を取り号泣しました…。そのあと最後の仕事を5時までやりきり、そして最後に犬の1頭1頭の小屋に行き、いい飼い主が必ず見つかるよ。元気で。又戻ってくるから。と1頭1頭に声をかけてきました。 最後にこの3週間の間暇があればキャッチボールして遊んでいた犬の所に行き別れを惜しんでいました。普段、寝るための小屋の中にはエサバコだけでオモチャは入れないのですがその犬が奥から又ボールを口に加えてきて、私にボールを投げて投げてと私の目の前までもってきたのです…。しかし柵がありそのボールを投げてあげる事が私は出来ず、ごめん。ごめん。と泣きながら声をかけ続けていました。 私は必ずここに戻って来ると決心しました。本当にこのオーストラリアと言う国に来てたくさんの人たちに出会えたくさんの事を学びました。職場をあとにする前に1頭1頭の顔を眺めいい飼い主に必ず出会えるよ、元気で!と声をかけてきました。 色々と犬には励まされ考えさせられ自分の弱いところを見つめ治させてもらいました。ただの犬と一般の人は思っていると思います。たかが犬ですが、その犬たちは心が折れた私を励ましてくれ、頑張れ、負けるな、諦めるな!と勇気をそして命の大切さを与えてくれました。犬だけでなくステイ先の家族、仕事場の人たち、自分の家族、友達にも励まされ、たくさん助けてもらいました。職場には同じインターンシップで来られていた日本人の方が1人だけいましたがその方は週3回の出勤で昼までの仕事でした。しかし私は平日は全て仕事で観光も長々出来なく初めは仕事が嫌でしたがそれだからこそ学べた事は沢山あります。今となれば本当に帰りたくありません。 そして家族との別れの日。 このインターンシップで自分はすべてにおいて変わったと胸をはって言えます。またいつの日か必ずオーストラリアを訪れこちらの家族に会い、またボランティアでこの職場を訪れ少しでも力になりたいと強く思っています。この貴重な体験をこれから先忘れることなく上手くいかなくなったときは思い出し、一人でも多くの人にこのような現状があることを伝え、これからの人生の励みにしていきたいです。 人間環境デザイン学科3回生 樽井彰吾 【関連記事】 「海外インターンシップ」体験レポートNo.9 「海外インターンシップ」体験レポートNo.1