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就職レポート【現代教育学科】

2023.12.19

就職レポートNo.749(滋賀県/特別支援学校教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第749弾! 現代教育学科15期生(24卒) R.S さん 滋賀県 特別支援学校教諭 勤務         【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 私が畿央大学に入学した理由は2つあります。 1つ目は「ダブル担任制による手厚い支援に魅力を感じていたこと」です。大学生活に不安を感じていた当時、サポートする先生方が常にそばにいてくださることが、私にとって魅力的でした。 2つ目は「合格率が高いこと」です。同じ夢をもつ学生が集まっているため、同じ夢に向かってみんなで頑張ることができるところに魅力を感じていました。     【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 1,2回生の間はクラス担任の先生、3,4回生の間はゼミの先生にそばで支えていただき、大学生活を通してキャリアセンターや教採・公務員対策室の先生が何でもサポートしてくださいました。学生と先生との距離が近く、何でも相談することができて、大学生活を送るうえでの心の支えになってくださいました。また、教員採用試験はチーム戦であり、同じ夢に向かって仲間と支え合うことができました。4年間充実した学生生活を送ることができ、畿央大学に入学して本当によかったです。     【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 私が教師を目指そうと思ったきっかけは、祖父と母が教師をしているということです。幼い頃から祖父や母のように「教師になりたい!」と毎年七夕に願いを書き、夢を追い続けてきました。大学に入学して特別支援教育に出会い、ボランティアを通して障がいのある子どもと関わる中で特別支援学校の教員を目指すようになりました。         【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 1,2回生のころはコロナ禍ということもあり、ボランティアの受け入れがほとんどなかったため、教育に関する本を読み漁っていました。自分の目指す教師像を見つけることで、「教師になりたい!」という気持ちが増す一方でした。3回生からは積極的にボランティアに参加し、子どもたちとの関わりをもつことを大切にしていました。教育実習までに現場に慣れておくことも大切です。他にも、教師塾に参加していました。同じ夢を持つ他大学に通う仲間と出会えたことが刺激的でした。         【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 3回生のうちは、春からはじまる教員採用試験対策講座に出席し、教採の試験内容を把握したり、1,2回生で履修した授業を復習したりすることをメインに対策していました。教員採用試験対策講座を通して徐々に試験内容を理解できるようになってから、テキストを使用し問題を何度も解いて見直しをしていました。(テキストは1冊に絞り、1冊を完璧にすることがおすすめです。) 4回生になってからは、模試や過去問をメインに対策を進めていました。自治体によって試験内容が違うので、試験までにきちんと把握しておくことが何よりも大切です。教員採用試験はチーム戦だと思うので、同じ自治体を受ける仲間と面接や模擬授業の練習をしたり、実際に時間を計って過去問を解いてみたりすることも大切です。 また、間違った問題だけを集めたノートや、わからない語句だけをまとめたノートを1冊作っておくと、試験本番前に見返すことができて安心します。     【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 子どもの実態を的確に把握し、一人ひとりの子どもにあった支援や指導を考え、実践できる教師になりたいです。教師の支援や指導によって成長していく子どもたちを見守り、支えていきたいと考えています。 そして、ずっとずっと叶えたかった「教師になりたい!」という夢。やっとスタートラインに立てたように感じているので、これから先も学び続ける教員でありたいです。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験対策中、悩んだり落ち込んだりすることが多々あるかもしれません。私もたくさん悩み、落ち込むことがありました。そんなときは、周りにいる友だち、先生方を頼っていいと思います。同じ夢に向かって走る仲間だからこそ、きっと理解してくれます。そして、自分と向き合うことを大切にしてほしいです。模試の点数が自分だけ上がらない、内容が理解できない、そうなるととても焦るでしょう。でも、自分のペースで何度も見直してひとつずつ理解していくと、必ず結果はついてきます。応援しています。

2023.12.15

就職レポートNo.747(奈良県/中学英語教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第747弾! 現代教育学科15期生(24卒) R.N さん 奈良県 中学英語教諭 勤務         【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 教育学部に「英語教育コース」が新しく開設され、英語教諭を目指しながらも、6か月間にわたる海外留学ができるところに魅力を感じたからです。     【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 入学当初はコロナ禍で、大学生活を楽しめるのかな..と不安もありましたが、対面での授業が始まると友達もでき、毎日が充実していました。畿央祭や誕生祭などのイベントがとても楽しかったです!!     【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 自分の頑張りを認めてくださった先生に憧れたからです。私は英語が苦手だったので、毎日、単語を暗記するようにしていました。その姿を先生が褒めてくださり、自分の頑張りを見てくださる先生がいることに励まされました。そのことがきっかけで、英語が楽しく大好きになり、私もそんな先生になりたいと思いました。     【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 カナダでのセメスター留学とボランティア活動です。6か月間にわたるセメスター留学では、ホームステイをしながら現地の語学学校に通いました。間違うことを恐れずに自分から積極的に話しかけ、英語力を向上させることができました。また、カナダの日本語学校では、小学生に日本語や日本文化を教えるボランティア活動に参加しました。言語を教えることに難しさを感じましたが、生徒の日本語が上達した時の嬉しさはとても大きかったです。         【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 筆記試験の対策では、「参考書とプリントを全部覚えるぞ!!」という気持ちでひたすら読み、暗記しました。面接練習では、教採・公務員対策室の先生方が自治体ごとに、熱心にご指導してくださいました。奈良県の集団討論練習では、英語教育コースだけでなく学校教育コース、保健教育コースの学生と一緒に行うため、多様な視点からの意見に触れることができました。 また、英語科の先生方に英語での面接・集団討論練習も行っていただきました。日本語の面接・集団討論とは異なる表現の仕方を学ぶことができました。 教採・公務員対策室の先生方、英語科の先生方、ボランティア先の先生、友人、たくさんの方に面接練習をしていただき、自信をもって本番に臨むことができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。         【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 私は長時間勉強するのが苦手なタイプなので、場所を変えて、気分転換をしながら勉強するようにしていました。畿央大学には図書館や自習室など、たくさんの学習スペースがあるので、ぜひ活用してください!不安な気持ちになる時もありますが、焦らずに自分のペースで頑張ってください!You can do it!

2023.12.08

就職レポートNo.742(岸和田市/公立幼保)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第742弾! 現代教育学科15期生(24卒) M.N さん 岸和田市 公立幼保 勤務         【幼稚園教諭(保育士)を目指そうと思ったきっかけを教えてください】 幼少期に幼稚園の先生に憧れをもっていたことが保育者を目指したきっかけです。 幼稚園の先生の太陽のような温かい笑顔は今でも覚えているほど魅力的で、私自身、毎日元気をもらっていました。そのため、いつしか私も先生のような明るい笑顔で子どもたちに元気を与えられる存在になりたいと思い、保育者になる道を選択しました。大学で幼児教育を学ぶ中で先生の存在の大切さを改めて感じ、保育者になることを決心しました。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習の体験はどんなものでしたか】 私は家が遠方にあり、通学時間の都合でボランティアをすることができませんでした。実際に保育ボランティアに行けなかったので、子どもたちの長期的な成長の様子がわからないこと、子どもとの関わりが短いことを感じたので、もっと2、3回生の時間のあるうちにボランティアを経験すればよかったです。 しかし、保育実習では子どもたちと同じ時間を過ごし、たくさん遊んだり実際に保育を行ったりすることができ、とても貴重な経験でした。子どもの様子や対応に悩むこともありましたが、子どもたちや先生方から多くのことを学ばせていただきました。実習最終日にもらった子どもたちからの歌のプレゼントは、この職業を目指してよかったなと感じる一番の出来事となりました。     【畿央大学での大学生活を振り返ってみて、どのようなものでしたか】 1回生の間は新型コロナウイルスの影響でほとんど登学することができませんでしたが、2回生から勉強やクラブ活動、友達など全てにおいて充実した大学生活を送ることができました。勉強では、私は幼保の免許だけではなく小学校教諭の免許の取得も目指しており、授業数や課題がしんどいこともありましたが、授業を通して、それぞれの良さや保育とのつながり、小学校実習では実際の幼保小連携など、働いた後にも生かすことができる知識をたくさん身に付けることができました。勉強が大変な時もありますが、小学校免許を畿央大学で取得したことは後悔していません。またクラブ活動では、Afro-izm republic(ダンス部)に所属し、副部長をしていました。学部や学年が違う人たちと共に切磋琢磨し、作品を作り上げたことは私の宝物です。行事の企画運営は大変なこともありましたが、仲間と協力する大切さ、企画する楽しさなど多くのことを学ぶこともでき、尊敬できる先輩、後輩、大切な仲間ができました。畿央大学に来たからこそできた経験や出会いが多く、自分にとってとても大切な場所です。         【畿央大学の採用試験対策について教えてください】 教採・公務員対策室の先生方には、試験期間だけではなく長期間にわたりとてもお世話になりました。3回生の時から4回生にかけて対策講座があり、一人では向き合えない勉強にも向き合うきっかけになりました。定期的な面談があったことで自分に合った就職先について考えることができ、私はこの面談がなかったら公立幼保を視野に入れることができていませんでした。 私は、第一志望の自治体の試験日が他の人よりも早く、全体での面接練習が始まっていない時期だったので不安がありました。しかし、受験する自治体に合わせた時期に個別に面接練習を何度もしていただいたおかげで、自分の思いを自分の言葉でしっかり伝えることができるようになり、自信につながりました。将来について不安に感じるときには、親身に相談に乗ってくださったり、対策室で温かく受け入れてくださったりしたことで安心して試験に挑むことができました。私が公立保育所の保育士を目指せたこと、第一志望の自治体に受かったことは、畿央大学の採用試験対策があり、先生方がいてくださったからこそだと思います。本当に感謝の気持でいっぱいです。         【あなたの理想の保育者像について教えてください】 私は、子どもたちと共に成長することができる保育者になりたいです。 子どもたちは、一人ひとり違った素敵な世界をもっています。そのため、一人ひとりの違った個性にしっかりと向き合い、子どもたちの思いや考えを受けとめ、保育者はもちろん子ども同士でも尊重しあう毎日を共に過ごすことで、大人になっても自分だけの素敵な世界をもち続けることができる保育を実現していきたいです。 保育者として、子どもたち一人ひとりの個性に触れて向き合うことで、本当に様々なことに気付かされ、たくさん子どもたちから学ぶことができます。私は、そんな子どもたちがいるからこそ、保育者として私自身も成長できることに感謝の思いを忘れずに保育を行っていきたいです。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします】 将来を決める上での悩みや、試験を受けている段階での先の見えない不安などが本当にたくさん出てきます。勉強が思わないように進まない時もあります。しかしそんな時には自分を責めるのではなく、「明日からまた頑張ろう」と切り替えてください。そして教採・公務員対策室の先生や友達に悩みを話してみることで、気持ちを落ち着かせることができます。また、去年受験している先輩と繋がり、今の状況を相談したりすることで乗り越え方を見つけることもできます。 私は、面接は自分の気持ちを伝えたり紹介したりする機会であると考え、面接官の人の目を見てしっかりと伝えるようにしていました。緊張しますが、自分の思いと一番合う自治体に受かります!ですので、自分を大切にゆっくりと自分と会う自治体を見つけてください。頑張っているあなたはそれだけで凄いです!応援しています!

2023.12.06

就職レポートNo.741(兵庫県/小学校教諭)現代教育学科

就職レポートNo.741(兵庫県/小学校教諭)現代教育学科   就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第741弾! 現代教育学科15期生(24卒) Y.O さん 兵庫県 小学校教諭 勤務         【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 母からの「先生を目指すなら、畿央大学は教員採用試験の合格実績が良いから、小学校の先生になるならおすすめだと知り合いが言っていたよ」という言葉がきっかけでした。そこから、オープンキャンパスに参加し、大学の雰囲気や設備・環境が自分に合っているなと感じました。そして、将来はここで勉強して、小学校の先生になりたいなと思ったので、畿央大学を選びました。     【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 とても充実した学生生活でした。最初は、実家から遠いこともあって、知り合いが1人もおらず、不安な気持ちでいっぱいでした。しかし、授業やサークルなどを通して、信頼できる友達、先輩、後輩ができ、温かい人間関係を構築することができました。 また、私は教職クラブに所属していたので、教師を目指す仲間がたくさんできました。その同期たちがいたからこそ、つらい時や苦しい時を乗り越え、中身の濃い学生生活を送ることができました。         【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 私が教師を目指そうと強く思ったのは、小学校の教育実習に行ったことがきっかけです。それまでは、教師になりたいという漠然とした気持ちしかありませんでした。そんな中、教育実習で子どもたちが、「先生の算数の授業、面白かった!」という言葉をかけてくれました。その時、教材研究や授業準備を頑張ってよかったなと心の底から感じ、教師というやりがいのある職業に「絶対なってやる」と思い、教師を目指しました。     【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 私は、小学校の実習校で週1回ボランティアをさせていただきました。ボランティアでは、先生方の子どもに対する関わり方や授業の進め方などを観察し、取り入れ、実践することを心掛けました。そこで学んだことが、子どもたちへの関わり方や教員採用試験の面接試験に役立ちました。     【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 「分からないところや不安なことがあったらその日のうちに解決すること」を大切にしていました。特に、数学や理科の問題が分からない!ということがかなりあったので、教採・公務員対策室の先生や理数系が得意な友人に分からない問題をとにかく質問し、できるまで何度も繰り返し問題を解きました。面接試験対策や実技試験対策でも、自分が納得いくまで練習を重ねることで、徐々に不安から自信に変えることができました。         【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 子どもたちから、「困ったら先生に相談したら大丈夫」と思ってもらえるような教師になりたいです。そのためには、子どもたちの声に耳を傾け、考えや価値観を尊重できるようになる必要があります。子どもたちのことを第一に考え、そっと手を差し伸べられたらと考えています。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験に必要なのは、「絶対に教師になってやる」という強い想いです。筆記試験、実技試験、模擬授業など、やることがたくさんあったので、投げ出したい気持ちになりました。しかし、教師になりたいという想いがあったからこそ、ここまでこられました。つらい時こそ、自分の中にある想いに目を向けると、やる気が出てきます。

2023.11.28

就職レポートNo.738(奈良市/事務職)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第738弾! 現代教育学科15期生(24卒) M.D さん 奈良市 事務職 勤務         【畿央大学を選んで入学した理由を教えてください】 少人数のクラス制のため、自分が授業などで疑問を抱いた際に質問しやすいと考えたためです。 また就職の際は、実績もあり、手厚くサポートしてくださると確信していたためです。     【畿央大学での学生生活を振り返ってみて、印象に残っていることは何ですか】 友人との何気ない休み時間です。卒業が近づいてくるたび、何気ないこの時間がなくなってしまうのが感慨深く、もう少し、学生でいたいと感じることが多くあるからです。     【公務員を目指そうと思ったきっかけは、何だったのでしょうか】 実際に、奈良県知事選挙、奈良県議会議員選挙の際、選挙受付事務と投票立会人に従事した経験があります。そこで、市役所の仕事内容などを近くで見させていただきました。その際、市役所という場所がいかに市民のサポートだけでなく、暮らしに影響を与えるかを実感しました。この経験から、市役所という市民と身近な場所で、市民の方々のサポートや、利便性を向上したいと考えたからです。     【就職試験に向けて取り組んだことを教えてください】 一番力を入れたのは、一次試験でした。どんなに面接について頑張っても一次試験を通過しないと意味がないからです。とにかく、一つの参考書を10周近くしました。二次・三次試験の面接では、過去の報告書やインターネットのサイトを参考にしたり、自分で予想したりなど、質問されそうなことに対してひたすらにwordに綴り、頭の引き出しを増やすことに専念していました。         【教採・公務員対策室の就職サポートについて教えてください】 私は、主に添削をしていただきました。教採・公務員対策室の先生のサポートは、自分では気づくことができなかった点に気づくことができ、とてもお世話になりました。また、参考にできそうな新聞や自治体についての記述などを渡してくださり、視野を大きく広げることができました。         【将来の夢・目標をどうぞ】 夢や目標についてはかなり漠然としていますが、社会人になって自分に後輩や部下ができた際、仕事面で頼れるだけでなく、一緒にいて心地よい先輩・上司になることです。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします】 これから就職活動をするにあたって、様々な葛藤や紆余曲折があると思いますが、人生の分岐点と言っても過言ではない時期ですので、悔いのないように頑張ってください。しんどくなり、悩む時期は誰にでもあります。その時は一旦休憩して、友人との時間などで気持ちを癒やしてください。

2023.11.20

就職レポートNo.736(橿原市/公立幼保)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第736弾! 現代教育学科15期生(24卒) A.Y さん 橿原市 公立幼保 勤務         【幼稚園教諭(保育士)を目指そうと思ったきっかけを教えてください】 幼稚園教諭を目指したきっかけは、当時の幼稚園の先生に憧れたからです。 私は幼稚園に入りたての頃、よく泣く子でした。しかし、その度に先生が寄り添ってくれたことを覚えています。そんな先生との出会いで、幼稚園も先生も大好きになり、そんなあたたかい先生になりたいと思ったことがきっかけです。 また、私が中学生の時にいとこが生まれお世話をする中で、できなかったことができるようになる成長の喜びを身近で感じ、そのような子どもたちを身近で支えていくような保育者になりたいと改めて実感しました。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習の体験はどんなものでしたか】 教育実習では、保育園・幼稚園・こども園・施設とさまざまな形態で子どもたちの姿を見ることができ、子どもを一番に考えた保育者の方々の言葉がけや援助は、大きな学びとなりました。また、3回生の秋から公立園でスクールサポーターを始め、実習では学ぶことができない長期的な目で子どもの成長を見守ることができたり、季節の行事に参加したりすることができました。スクールサポーターの他に子ども食堂でのボランティアもしていたのですが、園生活だけでなく子どもたちを地域で見守って支えている方々の姿を見ることができ、より一層、地域で子どもを育てていく大切さを知ることができました。様々な経験ができたことから、実際の現場で保育に携わらせていただくことは一番大きな学びになると感じたので、ボランティア活動に積極的に参加することをオススメします!         【畿央大学での大学生活を振り返ってみて、どのようなものでしたか】 畿央大学での大学生活を通して尊敬できる先生や友達にも出会うことができ、とても恵まれた環境だったと感じます。2年間ほどコロナ禍によってオンライン授業が多く登学日数が少ない日々を過ごした時期もありましたが、学びの多い4年間でした。実習や実践的な授業も多く、座学だけではない学びも深められました。この大学で学んだことを現場で活かしていきたいです。     【畿央大学の採用試験対策について教えてください】 教採・公務員対策室の先生方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。とても温かく優しい先生方ばかりで、辛いときに話をするだけでも対策室に行き、先生方から元気をいただいていました。辛いときには一緒に悲しんでくださり、嬉しいときには一緒に喜んでくださる一人ひとりに寄り添った先生方の支援のおかげで、私のすぐ落ち込んでしまうような性格でも今回の試験を乗り越えることができました。畿央大学での先生方との出会いがなければ、最後まで頑張れていなかったと思います。改めて私も保育者として、そのような一人ひとりに寄り添えるような素敵な先生になりたいと感じました。本当にありがとうございました。         【あなたの理想の保育者像について教えてください】 私の理想の保育者像は、思いやりの心をもった保育者です。 子どもたちや保護者、他の保育者にも常に日頃から感謝の気持ちを忘れず伝えていきたいと思います。思いやりの気持ちをもちながら保育を行うことで、一人ひとりの個性や価値観を大切にし、認め合えるようなそんな温かい保育者になりたいです。 思いやりをもって接することで、周りにも思いやりの気持ちが広がっていき、子どもたちにも自分の気持ちを大切にすることはもちろんのこと、周りの人たちの気持ちも大切にできるような心を育んでいきたいです。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします】 採用試験は長期戦です。しっかり休める時は休んで切り替えを大事にしてください!私はとても心配性だったので、3回生の冬ぐらいからは毎日大学で過ごしていました。辛い時もしんどい時もありましたが、一緒に頑張り合える仲間や先生方のおかげで今こうして合格をいただけたのだと思っています。 畿央大学の良いところは、みんながライバルではなくみんなで頑張って合格しようという気持ちがあることです。自分1人ではできないことも、みんなとなら乗り越えられます。 この試験を通して、自分自身が成長でき自分にとって良い経験だったなと思えるときがきっとくるはずです。 最後まで諦めずに頑張ってください。応援しています!

2023.11.07

就職レポートNo.734(奈良県/養護教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第734弾! 現代教育学科15期生(24卒) M.O さん 奈良県 養護教諭 勤務         【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 私が畿央大学を選んだ理由は、養護教諭の合格率がとても高かったからです。そもそも関西圏で養護教諭の教員免許を取れる大学は少なく、看護学部ではなく教育学部で教員免許を取りたいと考えていたので、その中でも合格率の高い畿央大学を選びました。     【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 とても楽しい学生生活を過ごすことができました。人数が他の大学に比べて少ないこともあり、学生同士だけでなく先生方とも深い関わりがありました。私は部活やサークルなどには属していなかったのですが、それでも同じ授業や教員採用試験の勉強などを通してたくさんの友人ができました。仲間がいたからこそ、いろいろなことに頑張れました。     【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 きっかけは、小学校のときの養護教諭の先生に憧れたからです。その先生はケガをした子どもや体調不良の子どもだけでなく、みんなが楽しく学校に過ごすためにいろいろなことをしてくださいました。私の一番仲がいい友達が不登校になってしまった時もその先生のおかげで自分がどうしたらいいのか考えることができ、そこから養護教諭という職業に魅力を感じるようになりました。     【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 大学2回生から母校の中学校の学習支援員、3回生の教育実習後から小学校の保健室ボランティアをしていました。学習支援員では、特別支援学級に在籍する生徒の通常学級での学びの支援をしており、生徒一人ひとりに寄り添うことの大切さを身をもって学びました。保健室ボランティアでは実際に児童へ応急処置をするなど、実践的な力を身に付けることができました。実際に教育現場で働くときのためにもボランティアには参加しておくべきです。         【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 とにかく「毎日朝から晩まで大学にいる」ということをモットーにしていました。一次試験対策では、教採・公務員対策室にある参考書や、対策講座で配布されるプリントを活用しながら勉強し、学内模試で自分の弱点を見つけ克服するようにしていました。また面接対策では、畿央大学は実際に教育委員会にいらっしゃった先生が面接指導にきてくださるので、とても質の高い面接練習ができました。         【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 「一人ひとりをしっかりとみる」ことができる養護教諭になりたいです。保健室に来る機会の少ない子どもについてもその健康課題を発見するなど、子どもたちみんなが楽しく学校生活を送ることが出来るよう働きたいです!特に養護教諭は学級担任とは違い全校の児童生徒を対象としているので、保健室での応急手当や廊下ですれ違う時など、子どもと関わる一瞬一瞬を大切にしていきたいです。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験はチーム戦です。一人で勉強するのもいいですが、周りの友達と情報共有をしながら切磋琢磨したほうが頑張れるし、伸びます。しんどくて、もう勉強やりたくない、どうせ受からないと思うときもありますが、最後までみんなで頑張ってください!応援しています。

2023.11.04

就職レポートNo.733(奈良市/公立幼保)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第733弾! 現代教育学科15期生(24卒) S.Y さん 奈良市 公立幼保 勤務         【幼稚園教諭(保育士)を目指そうと思ったきっかけを教えてください】 幼稚園、小学校の時の2人の担任の先生に憧れ、「私もこんな人になりたい!」と思ったことがきっかけです。さらに、私は子どもの頃から小さい子のお世話をしたり、一緒に遊んだりすることがとても好きだったので、その頃からずっと将来の夢は先生になることでした。その後、大学の授業を受けたり、実習・ボランティアを経験したりする中でどんどん幼稚園教諭(保育士)になりたいという気持ちが大きくなっていきました。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習の体験はどんなものでしたか】 保育実習、幼稚園実習、施設実習、小学校実習を経験しました。どの実習においても大変な部分はありましたが、それ以上に子どもの可愛さに癒されたり、子どもの成長に関わる魅力を感じたりと、さらに保育者になりたいと思うような充実した実習になりました。現場の保育者の方はその時のその子にあった声かけや援助を即座に行ったり、子どもの意欲を引き出すような関わりをしたりと毎日学ぶことがたくさんあり、理想の保育を見つけることができました。         【畿央大学での大学生活を振り返ってみて、どのようなものでしたか】 大学生活は、授業や実習、ボランティア、部活動とたくさんの経験をすることができ、とても楽しい4年間でした。授業や実習をするうちに、小さい頃からの夢だった保育者に近付いていることを実感できたり、その大変さや楽しさを共有する友達ができたりしました。授業や部活動を通してたくさんの出会いがありましたが、何事にも一生懸命に取り組む尊敬できる人ばかりでした。採用試験で辛いときもありましたが、励まし合いながら一緒に頑張ってくれる周りの人のおかげで乗り越えることができました。畿央大学に来て本当に良かったと感じています。     【畿央大学の採用試験対策について教えてください】 畿央大学は採用試験対策がとても充実しています。3回生の頃から対策講座が始まり、各自治体に応じた対策を集団から個人まで何度もしてくださります。私も数えきれないほどお世話になり、この手厚い支援がなければ合格できなかったと思います。さらに、温かい先生ばかりで、面接練習が上手くいかない時には私が伝えたいことを一緒に考えたり、私の良さを伝えてくださったりしたおかげで常に前を向いて頑張ることができました。         【あなたの理想の保育者像について教えてください】 私の理想の保育者像は、私が保育者を目指すきっかけとなった2人の憧れの先生です。1人は毎日降園時にその日のその子との出来事を一人ひとりに話してくれる先生で、もう1人はたとえ失敗しても必ず良いところを見つけて褒めてくれる先生でした。それらの関わりにとても安心し、自分のことをしっかり見ていてくれたんだと嬉しくなったことを覚えています。私もそのような保育者になれるよう子ども一人ひとりと丁寧に関わることを大切にしたいです。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします】 採用試験を受けるにあたって、各自治体の試験の時期が重なったり、どこまで対策したらいいのか分からなくなったりと大変なことがたくさんあります。でも、周りには一緒に頑張ってくれる先生方や友達がたくさんいます!休憩もしっかりしながら、試験で力を発揮できるように頑張ってください。応援しています!!

2023.11.01

就職レポートNo.732(三重県/養護教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第732弾! 現代教育学科15期生(24卒) K.T さん 三重県 養護教諭 勤務         【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 高校2年生でオープンキャンパスに参加した際、先輩方と先生方のあたたかい雰囲気に接し、楽しく学べそうだと感じたのがきっかけです。自宅からも近く、ボランティア活動や勉強に時間を充てることができると思ったことと、担任制があることにも魅力を感じ、受験を決めました。     【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 新型コロナウイルスの影響で入学してすぐパソコンを使っての遠隔授業だったのが残念でしたが、とても充実した毎日を過ごすことができました。友達にも恵まれ、何より同じ目標に向かって頑張れる仲間に出会えてよかったです。先生方もいつでも相談に乗ってくださり、心強かったです。規模や担任制、アットホームな雰囲気が自分にぴったりの大学で、心から畿央大学でよかったと思っています。     【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 体調の面で悩んでいたときに、養護教諭の先生が最後まで話を聞いて、アドバイスをくださったときに、学校にこのような安心できる場所があるっていいなと思ったのがきっかけです。私も児童生徒が心身ともに健康で楽しい学校生活を送れるようにしたいと考え、志望しました。     【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 ボランティアでは、教室での学習支援や養護教諭の先生のお手伝い等をさせていただきました。あいさつ運動から参加させていただいたり、休み時間は校内を歩いたりして、多くの児童と関わることを意識しました。健康診断などが行われるときは、できるだけ参加し、勉強させていただきました。また、赤十字や消防署で行われている救命講習に参加し、一次救命処置等の応急手当の勉強をしました。         【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 3回生の後期から実施される模試を1つのゴールと考え、そのゴールから逆算し、今何をするべきなのか考え、毎日やることリストを書いて勉強していました。私は学校よりも家の方が集中できるタイプだったので、対策講座がある日以外は家で勉強していました。 筆記は過去問を何周もして、対策講座のプリントを解いていました。面接は多くの先生方からご指導いただき、小論文は教採・公務員対策室の先生に何度も見ていただきました。実技や模擬授業も家で練習し、先生に見ていただきました。         【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 私は、心身の不調や不安、悩みを抱える児童生徒にいち早く気づき、再び明るく笑顔で学校生活を送られるよう支援できる養護教諭になりたいです。また、生涯心身ともに健康に過ごせるように様々な角度から指導・支援できるような養護教諭になるため頑張ります。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 勉強をしていると、不安な気持ちになったり、しんどくなったりすることもあります。でも、同じ目標を持った仲間や先生方、家族など身近な人が支え、応援してくださったおかげで頑張れました。最後まで頑張るしかないですが、私はとにかく「後悔しない」という目標をもってやり切りました。たまには休憩もしながら頑張ってください。応援しています。

2023.01.12

就職レポートNo.723(東大阪市/公立保育士)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第723弾! 現代教育学科14期生(23卒) K.O さん 東大阪市・公立保育士 勤務     ※撮影時のみマスクを外しています。     【幼稚園教諭(保育士)を目指そうと思ったきっかけ】 中学生の時に自分が通っていた保育所へ職業体験に行ったのがきっかけです。元々、子どもと関わることが好きで学校が終わってから保育所に遊びに行っていました。職業体験が終わってから所長先生(自身の元担任)から、「ピアノも弾けるし子どもが好きなら保育士を目指してみたら?」と声をかけてもらい職業として意識するようになりました。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を体験して】 大学2回生の後期からは実習先の児童養護施設、3回生からは実習先の公立の認定こども園にボランティアへ行かせていただきました。 実習期間よりも長くその園の子どもたちと関わることができるので、長期的な視点での子どもたちの成長を見取ることができました。様々な行事にも参加させていただき、一つひとつの行事を乗り越えるたびに成長する子どもたちの姿を見て元気をもらったり、この職業の良さを感じたりしていました。 児童養護施設でのボランティアでは主に小学生から高校生までの子どもたちと関わりましたが、幅広い年齢層、多様な子どもたちと関わることは自分にとって、とてもプラスになりました。 保育園・幼稚園・こども園に関わらずいろいろなボランティア先に行くのも楽しいです。     【畿央大学での大学生活について】 新型コロナウイルスが流行し、1年間は何もできない期間がありましたが、とても充実していました。 保育士・幼稚園教諭の免許に加え小学校教諭の免許状取得の勉強もあったので、忙しかったですが、学びの多い4年間でした。実習の数も多かったですが、いろいろな子どもたちと関わることができたので楽しかったです。 また、部活動は軽音楽部に所属し学内・学外のライブや畿央祭でのライブなど趣味の合う友達や先輩・後輩など、たくさんの人と楽しみました。大学生活の思い出を振り返った時に軽音楽部での思い出が多く、楽しんでいました。     【畿央大学の採用試験対策について】 教採・公務員対策室の先生方には本当にお世話になりました。3回生の時から対策講座を開いてくださったおかげで自然と勉強できていたような気がします。 座学だけではなく実技試験に関しても対策をしてくださり、試験本番の際にとても役に立ちました。 試験が終わるまで支えてくださった先生方には、感謝の気持ちでいっぱいです。     【理想の保育者像】 子どもたち一人ひとりと全力で向き合い、その子どもの良さを引き出せる保育者です。 どの子どもにも、苦手なことと得意なことがあります。「できない部分」だけを見るのではなく、子どもたちとしっかり向き合うことでその子どもの得意なことを伸ばして支えたり、保護者の方と一緒に子どもの成長を喜んだりしていけたらいいなと思います。 目の前の子どもにとって何がいいのか常に考えて寄り添い、支えていきたいと考えています。     【後輩へのメッセージ】 受ける自治体によっては本当に長期間、勉強することになります。 試験が終わるまでフルスロットルで頑張りすぎるのもしんどいので、自分のペースで休むときにはしっかり休んで、勉強するときには勉強して、子どもと関わるときは全力で関わると良いです。全てが自分の経験になると思って頑張ってみてください。 しんどいときもありますが、やることをやっていれば合格します。応援しています。