2023.12.19 

就職レポートNo.749(滋賀県/特別支援学校教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第749弾!

現代教育学科15期生(24卒) R.S さん

滋賀県 特別支援学校教諭 勤務

 

 

 

 

【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】

私が畿央大学に入学した理由は2つあります。

1つ目は「ダブル担任制による手厚い支援に魅力を感じていたこと」です。大学生活に不安を感じていた当時、サポートする先生方が常にそばにいてくださることが、私にとって魅力的でした。

2つ目は「合格率が高いこと」です。同じ夢をもつ学生が集まっているため、同じ夢に向かってみんなで頑張ることができるところに魅力を感じていました。

 

 

【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】

1,2回生の間はクラス担任の先生、3,4回生の間はゼミの先生にそばで支えていただき、大学生活を通してキャリアセンター教採・公務員対策室の先生が何でもサポートしてくださいました。学生と先生との距離が近く、何でも相談することができて、大学生活を送るうえでの心の支えになってくださいました。また、教員採用試験はチーム戦であり、同じ夢に向かって仲間と支え合うことができました。4年間充実した学生生活を送ることができ、畿央大学に入学して本当によかったです。

 

 

【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】

私が教師を目指そうと思ったきっかけは、祖父と母が教師をしているということです。幼い頃から祖父や母のように「教師になりたい!」と毎年七夕に願いを書き、夢を追い続けてきました。大学に入学して特別支援教育に出会い、ボランティアを通して障がいのある子どもと関わる中で特別支援学校の教員を目指すようになりました。

 

 

 

 

【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】

1,2回生のころはコロナ禍ということもあり、ボランティアの受け入れがほとんどなかったため、教育に関する本を読み漁っていました。自分の目指す教師像を見つけることで、「教師になりたい!」という気持ちが増す一方でした。3回生からは積極的にボランティアに参加し、子どもたちとの関わりをもつことを大切にしていました。教育実習までに現場に慣れておくことも大切です。他にも、教師塾に参加していました。同じ夢を持つ他大学に通う仲間と出会えたことが刺激的でした。

 

 

 

 

【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】

3回生のうちは、春からはじまる教員採用試験対策講座に出席し、教採の試験内容を把握したり、1,2回生で履修した授業を復習したりすることをメインに対策していました。教員採用試験対策講座を通して徐々に試験内容を理解できるようになってから、テキストを使用し問題を何度も解いて見直しをしていました。(テキストは1冊に絞り、1冊を完璧にすることがおすすめです。)

4回生になってからは、模試や過去問をメインに対策を進めていました。自治体によって試験内容が違うので、試験までにきちんと把握しておくことが何よりも大切です。教員採用試験はチーム戦だと思うので、同じ自治体を受ける仲間と面接や模擬授業の練習をしたり、実際に時間を計って過去問を解いてみたりすることも大切です。

また、間違った問題だけを集めたノートや、わからない語句だけをまとめたノートを1冊作っておくと、試験本番前に見返すことができて安心します。

 

 

【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】

子どもの実態を的確に把握し、一人ひとりの子どもにあった支援や指導を考え、実践できる教師になりたいです。教師の支援や指導によって成長していく子どもたちを見守り、支えていきたいと考えています。

そして、ずっとずっと叶えたかった「教師になりたい!」という夢。やっとスタートラインに立てたように感じているので、これから先も学び続ける教員でありたいです。

 

 

【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】

教員採用試験対策中、悩んだり落ち込んだりすることが多々あるかもしれません。私もたくさん悩み、落ち込むことがありました。そんなときは、周りにいる友だち、先生方を頼っていいと思います。同じ夢に向かって走る仲間だからこそ、きっと理解してくれます。そして、自分と向き合うことを大切にしてほしいです。模試の点数が自分だけ上がらない、内容が理解できない、そうなるととても焦るでしょう。でも、自分のペースで何度も見直してひとつずつ理解していくと、必ず結果はついてきます。応援しています。

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