2024.12.23
就職レポートNo.802(堺市/中学家庭科教諭)人間環境デザイン学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第802弾! 人間環境デザイン学科19期生(25卒) T.N さん 堺市 中学家庭科教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 高校の時に家庭科の教員免許を取得できる大学を探していました。共学で取得することができるうえに、建築やアパレルの専門分野にも興味があり魅力を感じて選びました。また、高校2年生のとき、学園祭に参加した際に先輩たちが楽しそうにしている姿を見ました。メリハリのある環境で4年間学びたいと考えたからです。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 最初の1年間はコロナの影響であまり登学できない日々でした。2年生からは大学で実技の授業がたくさんありました。私は裁縫がとても苦手でしたが、作品作りをしていくうちに苦手意識がなくなりました。また、教職の授業を並行して履修することで大変な時期もありましたが、私にとって苦手意識がなくなり、将来の目標ができた授業がとても多かったです。専門的な内容を学ぶことで、自信に繋がり、とても充実した4年間でした。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 きっかけは2つあります。大学での授業とアルバイトです。1つ目の大学の教職の授業を通して、家庭科教育の楽しさ、教員としての魅力を感じることができました。2つ目のアルバイトでは、塾で幅広い年齢の子どもたちと関わってきました。その中で、子どもと過ごす時間がとても楽しく、目標に向かってがむしゃらに頑張る子どもたちの背中を少しでも押すことができたときの達成感がありました。この2つのことから、私は家庭科教員を目指そうと思いました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 堺市の教師ゆめ塾セミナーに3回生の11月~2月まで参加していました。そこでは主に家庭科の授業の裁縫実習に取り組みました。裁縫が苦手な生徒のサポートや一人ひとりの進捗状況を把握し、先生と情報を共有しながら、授業を円滑に進めました。また、4回生の11月からスクールサポーターとして、行事や調理実習のサポートを行なっています。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 まずは、筆記試験の勉強です。3回生の後期から行われる対策講座は欠かさずに受講しました。しかし、自習の時間は確保できていませんでした。春休みになり、対策講座に参加すると共に少しずつ自習時間を増やしました。4月頃からは本格的に教職教養と一般知能を並行し、スケジュールを逆算しながら行いました。勉強のスタートが遅かった分、量より質を重視しました。また、テキストは4冊に絞って行いました。反復練習を重ねることで、自信にも繋がりました。次に面接試験対策ですが、面接練習を週1回は必ず行うことを心がけました。面接は得意だったので、その分、より自分の思いを伝えられるように先生方の助言や周りの学生のアドバイスを実行するようにしました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 一人ひとりの子どもたちと全力で向き合い、子どもの心にそっと寄り添い続けたいです。また、子どもたちがつまずいた時にもう一度頑張るきっかけや自信を与える存在になりたいです。そして、子どもたちが何か目標達成したときに一緒になって喜び合い、常にポジティブな声かけをし、背中を押し続けられるような教員を目指します。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員になるなら生まれ育った環境で教育をしたいと考えていました。そのため、地元の自治体に絞って勉強や対策を行いました。そのおかげで、絶対に合格を勝ち取りたいという思いが強くなっていきました。畿央大学には同じ道を目指す仲間がたくさんいるので、周りを頼りながら、前向きに採用試験対策に取り組んでください!皆さんの健闘を祈っています!^^
2024.12.19
就職レポートNo.801(大阪市/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第801弾! 現代教育学科16期生(25卒) N.T さん 大阪市 小学校教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 畿央大学のオープンキャンパスに参加した際に、一緒にキャンパスを回ってくださった先輩方が、畿央大学の良さや、友達との楽しいお話を聞かせてくださったり、私たちに優しく関わってくださったりして、畿央大学に通う学生さんたちの人柄の良さや一生懸命さに心を惹かれたことがきっかけです。私もそのような人に憧れ、また、そのような魅力をもった人たちとともに同じ夢に向かって頑張ることができる環境に魅力を感じました。また、就職に強いところ、教採・公務員対策室など、就職活動に関わる手厚いサポートがあるところにも魅力を感じ、入学を決めました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 同じ夢を目指す学生たちと切磋琢磨しながら授業に参加できる点や、食堂、ラーニングコモンズ、空き教室、自習室、図書室、階段のおどり場にある机など、勉強できる環境が充実していて、自分に合った集中できる環境を選んで勉強できるところも魅力の一つだと感じました。教員になる上で心配なことや不安なことも、親身になって考えてくださる教採・公務員対策室の先生をはじめ、畿央大学は担任制であるため学部の先生方とも距離が近く、相談しやすい環境が整っているところも魅力の一つだと感じました。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 小学6年生の頃の担任の先生が、子どもの成長や笑顔のために一生懸命になっている姿に感銘を受け、子どもとともに成長できる教師の仕事に魅力を感じ、目指すようになりました。その後、畿央大学教育学部に入学し、小学校の教育実習に参加してから、なりたい気持ちがより強くなりました。「先生との時間、すごく楽しかったありがとう」と声をかけてくれた児童の姿から、子どもが通いたくなる楽しい学校づくりができる先生になりたいと強く思うようになりました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 教育実習を終えてから、子どもと関わる機会の少なさと、学校現場での子どもの姿の知識不足を痛感しました。コロナ禍もあり、小学校で実際の子どもと関わりをもつ機会が少なかったという理由もありました。そこで担任の先生に相談したところ、大阪市の小学校を紹介していただき、スクールサポーターとして3年生の12月から携わらせていただきました。そこで学んだことは、小学校によって子どもの色が全然違うということです。教育実習とボランティアで行く学校を異なる学校にしたからこそ気づけた部分であったため、担任の先生には感謝しています。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 自宅でひとりで勉強することが苦手だったため、まず、対策講座には必ず出席して友達とともに勉強と向き合うことから始めました。その後、いろいろな勉強スペースで勉強して自分に合う環境を見つけ、そこで勉強に励みました。 面接対策は、ひとりでやっても何もまとまらないので、友達に他己紹介してもらったり、教採・公務員対策室の先生に相談したりと人と関わりながら向き合うことを心がけました。面接練習は、多いときは一日に3コマ入れていました。面接練習を入れすぎて、本当の自分を見失いかけたときもありましたが、そのときは友達とたわいもない会話をしたりして、気分転換も大切にしていました。しんどいときには、友達と不安なことを打ち明け合い、ひとりではないことを実感し、心に余裕ができました。 大学に足を運ぶだけで、一緒に頑張っている友達が近くにいることが、私の中で何より頑張れる力になっていました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 子ども達の魅力を最大限に引き出す教員になりたいと思っています。他人と比べ自信をなくしてしまう子どもが年々増えています。しかし、子ども達の魅力や個性はそれぞれ異なり、それは比べて価値を測るものではなく自分たちがそれぞれの個性を認め、磨きあっていくものだと考えています。そこで教師として、子ども達それぞれが輝ける環境を作り、自らの魅力に気付くことができる手助けが大切だと感じます。クラスみんなが輝き、互いを認め合えるそんな学級づくりをしていきたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験は友達とのチームプレイだと学びました。ひとりでは絶対に乗り越えられない長期戦です。しんどいときは誰でもいいので相談して、たくさん吐き出してみてください。みんな自分と同じ悩みを抱えていて、理解してくれて、心の支えになってくれます。面接練習はグループで行うので、他の人と比べてしまって自分を嫌いになってしまうときもあるかもしれませんが、友達や先生方が自分にしかない良いところをたくさん見つけてくださいます。人とたくさん話してリフレッシュしながら、追い込みすぎずに自分のペースで頑張ってください。応援しています!
2024.12.18
就職レポートNo.800(奈良県/養護教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第800弾! 現代教育学科16期生(25卒) H.N さん 奈良県 養護教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 中学生のころから養護教諭になることが夢で、教育学部で養護教諭の免許を取れる近くの大学を探したところ、見つけたのが畿央大学でした。養護教諭の合格率が高く、また大学見学に行った際に、大学の様々な場所で勉強されている先輩たちを目にし、サポートが非常に充実しているというお話を聞き、畿央大学に入学することを決めました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 入学当初はコロナ禍だったこともあり、なかなか大学に来る機会が少なく不安なことも多かったですが、4年間を通してみると非常に楽しく大学生活を過ごすことができたと感じています。充実したサポートや畿央大学ならではのアットホームな雰囲気が私にはとても合っていて、同じ目標を目指し共に頑張る仲間や、いつも温かく見守ってくださる先生方にたくさん出会うことができ、畿央大学に入学して本当によかったと感じます。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 教師をしていた母の話を聞き、小学生のころから教師を志しました。その後、中学生になったときに、養護教諭の方から心と身体の健康の大切さを教えていただき、「児童生徒が健康に安心して学校生活を過ごすために、心と身体の健康という基礎的な部分を支えることができる」という養護教諭の魅力に気づき、養護教諭になりたいと強く思いました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 大学3年生の1年間は母校の小学校で保健室ボランティアに、大学4年生からは奈良県の中学校で保健室と別室登校支援ボランティアに参加していました。小学校と中学校の2つの校種を経験したことで、子どもの発達段階に応じた関わり方や仕事内容の違いなどを知ることができ、深い学びになりました。また、子どもへの救急処置や事務作業などもさせていただき、実践的な知識を多く得ることができたので、ボランティアに参加して本当によかったと思います。 また、赤十字の講習会に参加するなど、養護教諭としての専門性の向上にも努めてきました。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 筆記試験対策では、各種マニュアルや教採・公務員対策室に置かれている参考書などをひたすら読み解いたり、教員採用試験対策講座を受けたりするなどして勉強していました。また、自治体独自の問題に対しては、教員採用試験対策講座での配布資料を用いて分析し、対策していました。 面接対策では、いろいろな先生方の面接指導を受講し、また、友達が面接指導を受けているところの見学にもたくさん行きました。受験自治体に応じた対策や、私の強みを活かすような指導をいただき、笑顔で自分らしく面接に臨むことができました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 「信頼される」養護教諭になりたいです。他の教職員の方々、保護者の方々、学校内外の関係者の方々、そして何より子どもから信頼される養護教諭になりたいです。少しでも痛みが和らぐよう、確かな専門性をもった救急処置を行うことや、些細なメッセージも逃さないよう、子ども一人ひとりと丁寧なコミュニケーションを取ることを大切にしたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 畿央大学の一番の強みは「チーム力」だと思います。勉強をしている中で、不安や焦りを強く感じること、しんどいこともたくさんあるかもしれませんが、周りには最後まで向き合い、支えてくださる先生方や、共に教職を目指し頑張る仲間がたくさんいます。私も、たくさんの方に支えていただいたおかげで、教員採用試験を乗り越えることができました。「畿央大学」という素晴らしいチームの一員として、上手に息抜きもしながら、健康第一で頑張ってください!応援しています!!
2024.12.17
「教採受験者から学ぶ会」を実施しました。
教員採用試験と公立幼保採用試験に合格した4回生が、来年度採用試験を受ける3回生に向けて自身の受験体験を語る「教採受験者から学ぶ会」を、校種や自治体ごとに日程を分けて実施しました。 小学校は11月7日(木)[大阪府]、11月21日(木)[大阪市] [奈良県]、養護は11月7日(木)、英語は11月13日(水)と18日(月)、特別支援は11月20日(水)、栄養は12月5日(木)、そして公立幼保は12月3日(火)に実施されました。 4回生は、いつから受験勉強を開始したのか、どのような教材を用いたのか、面接対策はどのように行っていたのかなど、具体的なエピソードを交えながら、自身の経験を話してくれました。公立幼保では、集団・個人面接や模擬保育の実演も行われ、参加者は試験本番さながらの緊張感と臨場感を味わうことができました。 発表を聞いた3回生は、先輩方の話を聞いて、具体的な勉強方法をイメージできたほか、面接対策の重要性を改めて感じているようでした。 発表後には、フリータイムを設け、3回生は4回生が使用した面接ノートやテキストを手に取り、個別に質問するなど、活発な交流が行われました。 卒論の忙しい時期にもかかわらず、貴重な時間を割いて発表してくれた4回生の皆さん、どうもありがとうございました。 3回生の皆さん、先輩たちのアドバイスを参考に、教採・公務員対策室も全力でサポートしていきます!来年度の採用試験に向けて頑張りましょう!
2024.12.16
就職レポートNo.799(奈良県/中学英語教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第799弾! 現代教育学科16期生(25卒) S.O さん 奈良県 中学英語教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 私が畿央大学への入学を志望した理由は、高校生のときに芽生えた、教員を目指してみたいという気持ちからでした。そこから、大学のパンフレットやホームページなどを見ていくうちに、教育を実践的に学べる機会が多く保障されているところに魅力を感じました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 入学後は、大学の規模が大きすぎないが故に、交友関係が深く築けることを実感しました。空きコマや課題が苦痛に感じたときがありましたが、同じコースや同じ授業をとっている一緒に頑張る友達がいてくれたことで、しんどいことも乗り切ることができました。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 教師を目指したいと思ったのは、中学時代の、英語の先生との出会いがきっかけです。先生がいつも私にかけてくださった、「頑張ってるね」という言葉により、自分に自信がつきました。生徒たちの頑張りの過程に気づき、その都度、それを伝えていける先生になりたいと思いました。また、教育実習を経て、生徒たちと過ごすなかで、生徒のできるようになったことを一緒に喜べる教師という仕事にやりがいを感じ、教師になりたいという気持ちがより強くなりました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 教師になるために取り組んできたことは、母校でのボランティアと学習塾でのアルバイトです。生徒理解の面では、それぞれの生徒に合った声かけができるように、生徒と話す機会をたくさんもつことを心がけていました。ボランティアでは、先生方の、生徒への接し方を見て学ぶことができました。また、生徒たちがどのようなことに悩んでいるか、学校がどのような問題を抱えどのように改善に向けて取り組んでいるかを知ることができました。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 一次試験が終わるまでは、周りから刺激をもらってやる気になるよう図書館に行ったり、対策講座に出席したりして、勉強している人たちがいる場所で勉強していました。教職教養の筆記試験対策については、教採・公務員対策室の先生が作成してくださった問題を解いたり動画を視聴したりして何度も復習し、覚えました。英語の筆記試験対策では、過去問を解き、出題傾向を掴んでいきました。また、単語帳や文法書で基礎を固め、知っている語彙や表現を増やすことで、語彙や文法だけでなく、リスニングやライティング、リーディングの向上にもつながりました。 二次試験の面接対策では、教育学部や教採・公務員対策室の先生に何度も面接指導で助言をいただきました。その練習期間で、自分の考えや言いたいことをまとめることができ、面接本番では、緊張はしつつも落ち着いて自分の考えを話すことができました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 生徒同士が助け合える環境をつくることができる教師になりたいです。そのためには、まず私自ら、自分の苦手なことも隠さず生徒に見せるということをしたいです。そして、みんなが着飾っていない自然体の自分でいられ、居心地がよいと思える学級をつくりたいです。自分の得意なことで誰かを助け、自分が苦手なことは、周りに助けを求め、補い合える、そのようなクラス内の人間関係づくりに努めていきたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教採対策期間は、試験日が近づくにつれ、焦りを覚えしんどいと感じる日が増えていくと思います。しんどさに耐えられそうにないと感じたときには心身を休めてほしいです。自分に合った勉強スタイルを続けてみてください。そして、頑張っている自分を自分で認めてあげてください。頑張れなんてとても言えないけれど、1年後、みなさんが笑顔で大学生活を終えられることを願っています。
2024.12.14
就職レポートNo.798(大阪府/支援学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第798弾! 現代教育学科16期生(25卒) C.O さん 大阪府 支援学校教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 高校生のときから特別支援学校の先生になりたいと考えていたので、特別支援学校教諭の免許が取れる大学を調べていました。その中の私立大学で畿央大学を見つけ、大阪府からでも通える、学部定員数が少なく少人数である、就職率が高いなどの魅力に惹かれ畿央大学を選びました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 授業ではグループワークが多く、様々な人と話すことができコミュニケーション力を高め ることができました。私は部活動を掛け持ちして活動したり、1、2回生のときは学園祭実 行委員として活動したりしたことで、自分から積極的に新しいことにチャレンジする力が ついたような気がします。畿央大学は学生同士や先生方との距離が近いので、同じ夢や目標 を持つ仲間、信頼できる先生方にたくさん出会えました。その仲間や先生方に支えられ、教 育実習や教員採用試験も乗りこえることができました。とても充実した大学生活を送るこ とができ、畿央大学に入学して本当によかったと実感しています。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 支援学校での行事を見る機会があり、その支援学校の、子どもたちと熱心に関わる先生方や純粋で生き生きとした子どもたちが、とても輝いて見え、私も支援学校で障がいのある子どもたちの成長に関わりたいと思いました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 1回生の頃から放課後等デイサービスでのアルバイトや、小学校の支援学級でのボランティアを行っていました。また、3回生の後期からは支援学校でのボランティアも始め、この大学4年間で障がいのある多くの子どもたちと関わってきました。この経験から、どんな子どもにでも積極的に関わることができるようになり、自分が目指す教師像が明確になりました。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 私は勉強に集中したり家で取り組んだりするのが苦手だったので、学校にできるだけ来るようにし、教採・公務員対策室の先生方や友達にたくさん相談し、とても助けられていました。教採・公務員対策室の先生方には勉強のやり方や参考書を教えていただいたり、友達には問題をクイズ形式で出してもらったり、覚えやすい言葉で教えてもらったりしたことで勉強へのやる気が出てきました。また、自分が集中できる場所を見つけることも大事だと思いました。私は静かすぎる場所が苦手だったのでずっと食堂で勉強していました。 そして、面接対策はたくさん行いました。何回もするうちに、自分が話したいことが明確になっていき、緊張も次第にしなくなっていくので、何回も受けることで本当に自分の力になっていると実感しました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 子どもたちが自分でできることを増やし成長を実感できるような指導・支援をしていきたいです。また、子どもたちと全力で関わり、一緒に笑い、子どもたちから学んでいくことができるような教師を目指したいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 勉強をしていくうえで自分を追い込まないといけないときもあると思いますが、頑張りすぎて何もかもが嫌になってしまう前に、適度に休憩しながら進めていってほしいです。畿央大学には一緒に頑張れる仲間や先生方がたくさんいるので、自分ひとりで背負いこみすぎず、チーム畿央として一致団結して乗り越えてください。みなさんが合格できることを祈っています。
2024.12.12
就職レポートNo.797(京都府/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第797弾! 現代教育学科16期生(25卒) R.H さん 京都府 小学校教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 私が畿央大学を選んだ理由は、就職に強い大学だからです。また、他の大学と比べて小規模な大学であることも決め手の1つでした。教員採用試験の対策を丁寧におこなってくださる教採・公務員対策室の先生方と3年生から所属するゼミの先生、両方からの指導がとても心強かったです。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 とても充実した4年間を過ごすことができました。教員採用試験についてもそうですが、教採・公務員対策室の先生方と個別に面談する機会があり、一人ひとりのことをしっかりと見てくださっているという安心感がありました。小学校に加えて特別支援学校の免許を取得したいと思い、授業をたくさん履修し大変なこともありましたが、教員採用試験と同様に友だちと支え合って頑張ることができました。そしてなにより、少人数大学ということから先生方とも距離が近く、困ったことがあったらすぐに相談できるという環境がとてもよかったです。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 私が小学校の教員を目指すきっかけとなったのは、小学校6年生のときに担任だった先生との出会いです。大学に入学し、憧れを憧れのまま終わらせず、自分らしさを大切にした小学校の教員になりたいと思い、学問に励んできました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 私がいちばん力を入れたのは、京都府教師力養成講座です。今まででいちばん大変でしたが、本当に受講してよかったと心から言えるほど貴重で充実した期間でした。養成講座での演習を通して、教職に対する熱意が高まったとともに「絶対に京都府で教員になりたい!」と思いました。一方で、養成講座が3年生の1月から4年生の5月まであったため、教員採用試験の勉強との両立に悩むこともありました。そんなときは、教採・公務員対策室の先生のところに行って不安を聞いていただき、勉強方法を相談することで、両立することができました。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 小論文は、教採・公務員対策室の先生にお題をいただき、マンツーマンで添削指導を受けました。小論文の指導を受けることで、法規や自治体の取り組みについて先生が教えてくださったり、自分で確認したりして、知識を深めていきました。面接練習は、自分で積極的に申し込んで練習していました。面接試験直前には、教採・公務員対策室の先生と話し「よし、がんばるぞ」と気持ちを高めてから試験に臨むと、なぜか落ち着いて試験を受けられるという自分なりのルーティーンを作っていました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 学級を、子どもたちが「安心して楽しく通うことのできる」学校の中でいちばんの居場所にしたいです。そして、笑顔が溢れる学校生活を全ての子どもたちが送ることができるように、授業づくりや学級経営の方法などについて学び続けることを大切にして頑張ります。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験は本当に団体戦だと思います。畿央大学という心強いチームの一員として、仲間と一緒に勉強したり、先生方をたくさん頼ったりしてください。きっと力になってもらえます!私は教員採用試験の勉強を通して、「小学校教員になりたい」という熱意や在り方をとても高めることができたと自信をもって言えます。みなさんのもっている素敵な良さを活かして、面接はもちろん、教員採用試験の勉強も自分なりに乗り越えられるように心から応援しています!
2024.12.11
就職レポートNo.796(食品メーカー/品質管理職) 健康栄養学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第796弾! 健康栄養学科4回生 貴島 日菜子さん 食品メーカー (品質管理職) 内定 あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 畿央大学での授業や実習を通して、私には病院や給食会社などでの仕事はあまり向いていないと感じるようになりました。それよりも大学で学んできた栄養学の知識を活かせる食品メーカーで働きたいと思うようになりました。様々な職種を調べてみて、私は几帳面な性格であることなどから、品質管理に携わりたいと思いました。 畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? 印象に残っていることは畿央祭です。3、4回生のときに、揚げパンと牛乳の模擬店を出しました。クラスで協力して看板づくりや調理、販売をしました。私たちが作ったものをお客さんに食べてもらい、喜んでもらえたときはとても嬉しかったです。 就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 品質管理職がある食品メーカーの説明会や面接を何社か受けた中で、当社のホスピタリティを重視しているという社風、オーダーメイド商品を作っていることや新しいことに挑戦していているという強みに惹かれました。また、会社、社員の方の雰囲気や福利厚生など様々な面で比較して、当社が最も働いてみたいと思える会社でした。 就職活動を振り返っていかがでしたか? 私は文章を書くことや、人前で話をするのが得意ではなかったので、苦労しました。キャリアセンターの方に何度もESの添削や面接練習をしてもらい、大変お世話になりました。また、友人や家族にも相談したり、面接練習をしてもらったりしました。話しているうちにエピソードを思い出せたり、客観的に自分のことを知れたりするので、一人で考えるよりも視野が広がります。大学でサークルには入っておらず、アルバイトも短期しかしていなかったので、あまり話せるエピソードがなく、大学での授業や実習、趣味の話などをしていました。心がけていたことは、面接で緊張して声が小さくなってしまわないように意識して話すことです。面接を1日で2社受けたこともありましたが、私はできるだけ説明会や面接の予定を詰め込みすぎないようにしていました。面接で話す内容などが混乱してしまわないように、1つの会社の面接練習にできるだけ時間をかけて挑むようにしていました。就職活動を始めたころは、面接を受けるのは不安でいっぱいでしたが、終わった後には人前でも自信をもって話せるようになったと感じています。 就職活動で役立ったツールを教えてください。 リフレッシュ方法は、アニメを見ることです。私はアニメを見ることが好きなので、就職活動期間中もアニメを見たり、友人とアニメ映画を見に行ったりしていました。面接などうまくいかず落ち込んでいても気分をリフレッシュでき、気持ちを切り替えることができました。 後輩のみなさんへメッセージをお願いします! 就職活動は忙しくて、大変だと思いますが、様々な会社のことを知って、自分がそこで働いている姿を想像したりするのは楽しいと感じるときもあります。面接などで失敗したりして辛くなることもあるかもしれませんが、趣味とか友人と話したりするだけで気持ちが楽になると思うので、息抜きもしながら最後まで諦めずに頑張ってください。
2024.12.09
就職レポートNo.795(調剤薬局/管理栄養士職)健康栄養学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第795弾! 健康栄養学科4回生 筒井 結衣さん 調剤薬局 (管理栄養士職 ) 内定 あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 生きていくうえでなくてはならない“食”を通して人を健康に導けるようになりたいと思ったからです。小さい頃から食べることが好きで食に関わる仕事がしたいと思ったとき、母から管理栄養士という仕事があることを教えてもらいました。食事の楽しみを失わないように管理しながらも健康のサポートができるという仕事にとても魅力を感じ、目指すようになりました。 畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? 同じ目標をもった友達や自分の悩みに真剣に向き合ってくれる担任の先生が居てくれたおかげですごく充実した生活を送ることができたと思います。高校生のときに文系だったこともあり、最初は理系分野の授業内容に苦戦しましたが、基礎からわかりやすく教えてくれるので次第に理解できるようになりました。実習では様々なグループで活動するので色んな人と関わり合うことができ、協力しながら1つの課題をこなす楽しさと達成感を味わうことができました。 畿央大学の行事の中では、特にクリスマス会が印象に残っています。授業後に友達とクリスマスパーティーをしてから、大学主催のクリスマス会に参加し、恒例のビンゴゲームで盛り上がって、寒い中ビンゴゲームの景品が当たらなかった悔しさを分かち合いながら帰るのが楽しかったです。 就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 内定先の企業理念と品質基本方針にある「あなたにやさしい」、「自分を患者自身に置き換えて接するよう心がける」というフレーズに惹かれたからです。説明会に参加したときに社員の皆様がとても温かく、優しい接し方で本当にこのフレーズを大切にしていることを肌で感じることができ、私もそうなりたいと思いました。また、内定先の調剤薬局の管理栄養士は、病気の予防と改善の両方に関わることができるところも魅力の1つだと思います。 就職活動を振り返っていかがでしたか? 自己分析をして自分の魅力を伝えるという機会はなかなかないと思います。だからこそ苦戦すると思います。最初の頃は自分の思いを言語化するのが難しく、失敗しては改善方法を考え、実践する、の繰り返しでした。そのような中で私が特に意識したことは「本音で自分に向き合い、ありのままの自分で相手と関わること」です。様々な就職活動の参考になる自己PR方法を目にするうち、その例にとらわれすぎて無意識に背伸びをしている自分に気が付きました。そんなときに周りの人からありのままの自分で挑んだほうが自分の魅力を活かすことができると教えてもらい、無理に取り繕うことをやめてから気持ちが楽になりました。 就職活動は大変なことも多いですが、自分を見つめなおすいい機会だと思います。 就職活動で役立ったツールを教えてください。 マイナビ、リクナビで気になる企業を絞り込んでエントリーし、就活会議で情報収集をして面接対策をしていました。また、企業のホームページで詳しい事業内容をノートやスマートフォンなどにまとめていました。また、面接後に何かご褒美を作ると気持ちの切り替えができるのでいいと思います。趣味の時間を設けたり、美味しいものを食べたり、自分なりの息抜きを見つけてみてください。 後輩のみなさんへメッセージをお願いします! 就職活動を始めるのはなかなか気乗りしないかもしれませんが、終わってみるとやってよかったと思えるいい経験だと思います。マイナスなイメージばかり考えずに「まずはやってみる!」につきると思います。 行動してみると意外とすぐに慣れてくるはずです。しかし、しんどいときは息抜きも忘れずに。プライベートタイムでは自分のことを大切にしながらも、面接では秘めたる魅力を存分に発揮してください!応援しています!!
2024.12.09
就職レポートNo.794(大阪市/中学英語教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第794弾! 現代教育学科16期生(25卒) A.T さん 大阪市 中学英語教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 畿央大学を選んで入学した理由は、畿央大学の担任制に魅力を感じたからです。入学後に授業についていけるか、英語力をどうやって上げるか、など悩みがたくさんある中で、担任の先生による年2回の面談はとても心強いと思い、入学を決めました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 先生と学生との距離の近さがとてもよく感じられました。英検2次試験の面接練習や、大阪市教師養成講座で行う模擬授業へのご指導、そして留学や教員採用試験に関する相談など、先生方が寄り添ってくださったので、悩んだり不安に思ったりすることなく教員採用試験を乗り越えられました。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 中学2年生の時に出会った英語の先生です。その先生に出会うまでは、英語の授業とは、教科書を音読したり単語を繰り返し発音したりするだけというイメージをもっていました。しかし、その先生が行う授業は、洋楽から英語を学んだり、教科書の音読や単語の練習も工夫して行ったりしてくださったので、その先生のおかげで私は英語に興味をもつことができましたし、その出会いがなければ英語を好きになることもなかったと思います。私もその先生のように、生徒が英語に対して前向きになれるような授業をしたいと考え、英語教員を志望しました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 フィリピンへ語学留学に行ったことや、大阪市教師養成講座を受講したことです。 大学3年生の夏休みに1か月間フィリピンへ語学留学に行きました。留学前はスピーキングがとても苦手で、英語で話すことが好きではなかったのですが、語学学校の先生や現地の方とコミュニケーションを取ることによって、自身の英語力に自信をもてるようになり、積極的に発言できるようになりました。 大阪市教師養成講座では、様々な教授法を学び実践を繰り返すことで、自身の授業力を向上させることができました。そのおかげで、最後の模擬授業では緊張せずに、楽しみながら授業をすることができるようになりました。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 筆記対策は、ひたすら過去問を解いたり、BBCやThe Guardianなど英字新聞を読んだりしていました。長文に使われている英単語がなかなか覚えられずに苦戦しました。 実技のグループディスカッション対策は、トピックに対する自分の意見を英語科の先生に聞いていただいたり、TED talksの動画を視聴してリスニングしながら様々な分野の知識を蓄えたりしていました。 面接対策は、多くの教育学部や教採・公務員対策室の先生方に面接練習をしていただき、自信をもって伝えられるようになりました。面接練習を通して、自分の教師像を確立することができたと感じました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 生徒と一緒に学んでいける教師になりたいです。教師の仕事はその科目を「教える」のではなく「生徒の学びを支える」ことだと考えています。授業の中で自分の想定していない回答が生徒から出た時には、それを拒まずに「こういう考え方もあるのか」と自分が学べるようにしていきたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験までの道のりは、先が見えなくてとてもつらく感じると思いますが、教育学部や教採・公務員対策室の先生、同じ教採を受ける仲間と協力しながら最後までがんばってください!