2024.12.23
就職レポートNo.802(堺市/中学家庭科教諭)人間環境デザイン学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第802弾!
人間環境デザイン学科4回生 中村 友香さん
堺市 中学家庭科教諭 合格
【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】
高校の時に家庭科の教員免許を取得できる大学を探していました。共学で取得することができるうえに、建築やアパレルの専門分野にも興味があり魅力を感じて選びました。また、高校2年生のとき、学園祭に参加した際に先輩たちが楽しそうにしている姿を見ました。メリハリのある環境で4年間学びたいと考えたからです。
【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】
最初の1年間はコロナの影響であまり登学できない日々でした。2年生からは大学で実技の授業がたくさんありました。私は裁縫がとても苦手でしたが、作品作りをしていくうちに苦手意識がなくなりました。また、教職の授業を並行して履修することで大変な時期もありましたが、私にとって苦手意識がなくなり、将来の目標ができた授業がとても多かったです。専門的な内容を学ぶことで、自信に繋がり、とても充実した4年間でした。
【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】
きっかけは2つあります。大学での授業とアルバイトです。1つ目の大学の教職の授業を通して、家庭科教育の楽しさ、教員としての魅力を感じることができました。2つ目のアルバイトでは、塾で幅広い年齢の子どもたちと関わってきました。その中で、子どもと過ごす時間がとても楽しく、目標に向かってがむしゃらに頑張る子どもたちの背中を少しでも押すことができたときの達成感がありました。この2つのことから、私は家庭科教員を目指そうと思いました。
【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】
堺市の教師ゆめ塾セミナーに3回生の11月~2月まで参加していました。そこでは主に家庭科の授業の裁縫実習に取り組みました。裁縫が苦手な生徒のサポートや一人ひとりの進捗状況を把握し、先生と情報を共有しながら、授業を円滑に進めました。また、4回生の11月からスクールサポーターとして、行事や調理実習のサポートを行なっています。
【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】
まずは、筆記試験の勉強です。3回生の後期から行われる対策講座は欠かさずに受講しました。しかし、自習の時間は確保できていませんでした。春休みになり、対策講座に参加すると共に少しずつ自習時間を増やしました。4月頃からは本格的に教職教養と一般知能を並行し、スケジュールを逆算しながら行いました。勉強のスタートが遅かった分、量より質を重視しました。また、テキストは4冊に絞って行いました。反復練習を重ねることで、自信にも繋がりました。次に面接試験対策ですが、面接練習を週1回は必ず行うことを心がけました。面接は得意だったので、その分、より自分の思いを伝えられるように先生方の助言や周りの学生のアドバイスを実行するようにしました。
【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】
一人ひとりの子どもたちと全力で向き合い、子どもの心にそっと寄り添い続けたいです。また、子どもたちがつまずいた時にもう一度頑張るきっかけや自信を与える存在になりたいです。そして、子どもたちが何か目標達成したときに一緒になって喜び合い、常にポジティブな声かけをし、背中を押し続けられるような教員を目指します。
【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】
教員になるなら生まれ育った環境で教育をしたいと考えていました。そのため、地元の自治体に絞って勉強や対策を行いました。そのおかげで、絶対に合格を勝ち取りたいという思いが強くなっていきました。畿央大学には同じ道を目指す仲間がたくさんいるので、周りを頼りながら、前向きに採用試験対策に取り組んでください!皆さんの健闘を祈っています!^^