2024.12.16 

就職レポートNo.799(奈良県/中学英語教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第799弾!

現代教育学科4回生 岡田 詩緒里 さん

奈良県 中学英語教諭 合格

 

 

 

 

【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】

私が畿央大学への入学を志望した理由は、高校生のときに芽生えた、教員を目指してみたいという気持ちからでした。そこから、大学のパンフレットやホームページなどを見ていくうちに、教育を実践的に学べる機会が多く保障されているところに魅力を感じました。

 

 

【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】

入学後は、大学の規模が大きすぎないが故に、交友関係が深く築けることを実感しました。空きコマや課題が苦痛に感じたときがありましたが、同じコースや同じ授業をとっている一緒に頑張る友達がいてくれたことで、しんどいことも乗り切ることができました。

 

 

【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】

教師を目指したいと思ったのは、中学時代の、英語の先生との出会いがきっかけです。先生がいつも私にかけてくださった、「頑張ってるね」という言葉により、自分に自信がつきました。生徒たちの頑張りの過程に気づき、その都度、それを伝えていける先生になりたいと思いました。また、教育実習を経て、生徒たちと過ごすなかで、生徒のできるようになったことを一緒に喜べる教師という仕事にやりがいを感じ、教師になりたいという気持ちがより強くなりました。

 

 

【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】

教師になるために取り組んできたことは、母校でのボランティアと学習塾でのアルバイトです。生徒理解の面では、それぞれの生徒に合った声かけができるように、生徒と話す機会をたくさんもつことを心がけていました。ボランティアでは、先生方の、生徒への接し方を見て学ぶことができました。また、生徒たちがどのようなことに悩んでいるか、学校がどのような問題を抱えどのように改善に向けて取り組んでいるかを知ることができました。

 

 

【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】

一次試験が終わるまでは、周りから刺激をもらってやる気になるよう図書館に行ったり、対策講座に出席したりして、勉強している人たちがいる場所で勉強していました。教職教養の筆記試験対策については、教採・公務員対策室の先生が作成してくださった問題を解いたり動画を視聴したりして何度も復習し、覚えました。英語の筆記試験対策では、過去問を解き、出題傾向を掴んでいきました。また、単語帳や文法書で基礎を固め、知っている語彙や表現を増やすことで、語彙や文法だけでなく、リスニングやライティング、リーディングの向上にもつながりました。

二次試験の面接対策では、教育学部や教採・公務員対策室の先生に何度も面接指導で助言をいただきました。その練習期間で、自分の考えや言いたいことをまとめることができ、面接本番では、緊張はしつつも落ち着いて自分の考えを話すことができました。

 

 

 

 

【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】

生徒同士が助け合える環境をつくることができる教師になりたいです。そのためには、まず私自ら、自分の苦手なことも隠さず生徒に見せるということをしたいです。そして、みんなが着飾っていない自然体の自分でいられ、居心地がよいと思える学級をつくりたいです。自分の得意なことで誰かを助け、自分が苦手なことは、周りに助けを求め、補い合える、そのようなクラス内の人間関係づくりに努めていきたいです。

 

 

【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】

教採対策期間は、試験日が近づくにつれ、焦りを覚えしんどいと感じる日が増えていくと思います。しんどさに耐えられそうにないと感じたときには心身を休めてほしいです。自分に合った勉強スタイルを続けてみてください。そして、頑張っている自分を自分で認めてあげてください。頑張れなんてとても言えないけれど、1年後、みなさんが笑顔で大学生活を終えられることを願っています。

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