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現代教育学科
2025.03.13
就職レポートNo.832(飲食業/総合職)現代教育学科
卒業された先輩のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第832弾! 現代教育学科4回生 岡 未知 さん 飲食業(総合職) 内定 あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 教育実習で授業や休み時間などの学校生活を通して児童とふれあってみて、子どもだけでなく、年齢層問わず人と接したいという思いが出てきたため、企業就職の道を選びました。 就職活動中、マイナビやリクナビを用いて企業探しをしていく中で、自分のやりたいことや業種を広げなければ、就職活動の方向性が定まらないなと考えていました。当初、考えていた業界や業種はとても狭い範囲だったので、自己分析の一環として具体的に将来どのような仕事に就きたいかを考えました。その結果、私は、たくさんの人に喜んでいただけるような仕事がしたい、直接その様子を見ることができる仕事に就きたいという思いが根本にあることに気付きました。それに加えて、飲食系のアルバイトをしている経験があったため飲食業を視野に入れました。 畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? 授業面では、社会科概論の発表で使うスライドの作成にとても苦労したことが印象的です。私の担当した社会科の単元は、5年生の教科書の一番初めに出てくる部分でした。個人的には単元の学びの目的や他学年とのつながりが掴みにくかったため、資料を読み込んだり、今までの学年の発表の中で先生が話していたことなどを照らし合わせたりして、かなり時間をかけていました。その結果、発表も大成功だったので、今となっては強く成功体験として残っています。 また、入学当初は新型コロナウイルス感染症の影響が大きかったですが、その分畿央大学で少しでも多くの思い出を作りたい、できる範囲で人間関係を広げたいと考えていたので、部活動の他に学生自治会である畿友会にも入りました。学年が上がり、畿友会会長になってからも、コロナ前の活気を取り戻すべく、仲間と協力しこれまで行ってきたイベントや、大学創立20周年のイベントを開催しました。この経験を通して、全体を把握して主体的に行動していく力を身につけられたことが、就職活動でのガクチカにもつながっています。 畿央生として、部活動や畿友会、アルバイト等たくさんの活動をしていてよかったなと感じています。 就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 その就職先に決めた理由は、面接でのやりとりの中で、企業の方々に私の内面について興味を持っていただいたからです。形式的な質問と応答ではなく、会話のようなやり取りだったので、もともと用意していた面接対策のエピソードを話すだけでなく、自然と自分からより具体的な話をすることができました。一次面接でも最終面接でも一貫して話しやすい雰囲気を作っていただけたのが印象的でした。また、話の流れの中で、飲食業界の奥深さを学び、より働きたいという思いが強くなりました。 就職活動を振り返っていかがでしたか? 就職活動を通して心掛けたことは、まず自分がどのような仕事に就きたいのかを具体的にして根底に持っておくことです。ただ、飲食がよい、事務職がよいといっただけでなく、自分が少しでも興味を持っている業種や職種に共通していることを、自己分析として考えてみると良いかなと思います。また、ガクチカや自己PR含め自分のよさをアピールできるエピソードを3つほど持っておくことは重要だったなと実感しています。そのくらいエピソードがあれば、面接対策の中で想定していなかった質問にもいずれかのエピソードを話すことで、質問に応えられることが多かったです。 面接はどうしても緊張してしまうので、キャリアセンターの方々と個人面接の練習をかなりしていました。本番で想定していなかった質問がきても動揺を表に出してしまうことは少なくなりました。 就職活動で役立ったツールを教えてください。 ツールとしては、イヤホンです。私の周りは比較的早くに内定が決まった人が多く、マルチタスクが苦手で1か月にたくさんの企業の説明会や面接を受けることが困難だったのもあり、かなり焦っていました。その時に音楽を聴いて、就職活動で焦る気持ちを静めていました。 後輩のみなさんへメッセージをお願いします! 自己分析をするときには、友人や家族などに自分はどんな人なのかを聞いてみるとよいと思います。一人で抱え込んでしんどくなるという方は、周りの人に頼ってみてください!ここまで読んでいただきありがとうございました。
2025.02.26
卒業生との交流会を実施しました。
2025年2月24日(月)、教員志望者を対象として「卒業生との交流会」を開催しました。 この交流会では、小学校教諭・養護教諭・特別支援学校教諭として教育現場で活躍されている卒業生を講師としてお迎えし、それぞれの職種ごとに仕事内容、やりがい、採用試験を振り返ってのアドバイスなどをお話しいただきました。 前半は、卒業生がパワーポイント等を活用しながら発表を行い、写真を交えつつ、子どもたちと関わる中で得た経験や気づきを具体的に紹介してくださいました。 後半は座談会形式で進められ、学生たちが抱える不安や疑問について一つひとつ丁寧に答えていただきました。参加した学生からは、「実際の現場の話を聞いてイメージが湧いた」「学校現場で頑張るモチベーションが上がった」といった声が寄せられました。 ご協力いただいた卒業生の皆さん、お忙しい中本当にありがとうございました。 学生の皆さん、教採・公務員対策室も引き続き全力でサポートしていきます。先輩方の言葉を活かし、採用試験に向けて一緒に頑張りましょう!
2025.02.01
就職レポートNo.822(公立幼保)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第822弾! 現代教育学科4回生 竹内 彩萌さん、田中 里菜さん、中村 紗瑛子さん、前田 環さん 大阪市 保育士 合格 羽曳野市 幼稚園教諭・保育士 合格 今回の合格体験は、採用試験を共に乗り越えた4名のみなさんにお話をお聞きしました。 【幼稚園教諭(保育士)を目指そうと思ったきっかけを教えてください】 竹内 保育士を目指そうと思ったきっかけは、小さい頃から保育士という職業に憧れをもっていたことです。保育士になってみたいという思いから、中学生は職業体験では保育士を選択し、高校では夏休み期間に保育園でボランティア活動をさせていただきました。それらの体験を通して、子どもと関わる楽しさを改めて実感しました。また、先生方と子どもたちとの関わりを見て、私も先生方のような保育士になりたいと強く思い、目指そうと思いました。 田中 中学生の時に参加した職業体験がきっかけで保育士を目指しました。当初は子どもが好きだったことから選んだ体験先でしたが、子どもたちと一緒にいる時間がすごく楽しく感じました。また、子どもの姿を目にして、保育士となって子どものかけがえのない成長を支えていきたいと思いました。大学入学後も実習を経験する中で、より保育士になりたいという気持ちが大きくなりました。 中村 幼いころから公立の幼稚園教諭として働く母の姿に憧れがあったことがきっかけでした。自分自身も子どもが好きだったこともあり、子どもと関わる仕事がしたいという思いから公立幼保試験に強い畿央大学を選びました。 前田 私も、幼い頃から先生という職業に憧れをもっていました。また、年の離れた弟の世話や子どもと関わる機会の中で、保育所や幼稚園の先生になりたいと思うようになりました。中学校での職業体験では保育所を選択し実際の保育に参加し、より保育者になりたいという思いが強くなりました。また、畿央大学での学びや実習を通して、幼児期の子どもの成長に関わることができる職業の魅力に改めて気付くことができました。 【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習の経験はどんなものでしたか】 竹内 教育実習では、実際に保育士という仕事を体験するため、自身の実践力を身につける大きな機会になりました。また、大学での学びを活かして、多くの実践や挑戦ができる場でもあり、新たな学びに気付くこともたくさんありました。そして、教育実習を通して、今の自分に足りていない部分が明確にわかったため、大学で足りていない力を養うなどして、自身の成長にも繋がる大きな機会になりました。 田中 今まで保育実習、幼稚園教育実習、小学校教育実習を経験しました。どの実習でも悩むことや辛いことがありましたが、それ以上に子どもたちと過ごす楽しい時間や子どもの可愛さ、子どもの成長を感じる瞬間に保育士という仕事に魅力を感じました。楽しく保育を行っている先生方を見て、私自身も全力で楽しく子どもたちと過ごしていける保育を行いたいという目標ができました。 中村 4年間で保育園、幼稚園、児童発達支援事業所、小学校と様々な実習に参加しましたが、その中でも1か月と最も長期間であった幼稚園実習が印象に残っています。長い期間を通して関わる子どもの姿や先生方からたくさん学び、最終週に行う責任実習では子どもたちと自分自身も楽しみながら保育を実践することができ、大きな達成感と自信にも繋がりました。どの実習も初めは分からないことだらけで不安も大きかったですが、先生の見様見真似で子どもと関わってみるなど、なにより積極性のある姿勢が大切だと感じました。 前田 インターンシップやボランティアの経験はありませんが、実習や保育補助のアルバイトを通して、実践的な学びがたくさんありました。講義などで基礎的な知識を身につけることはもちろん大切ですが、自分の知識を実践する経験や実際の保育だからこそ得られる学びがありました。そして、子どもたちを愛しく思う気持ちや保育者という職業の喜びを感じ、一生の思い出になるたくさんの体験をすることができました。 【畿央大学での大学生活を振り返ってみて、どのようなものでしたか】 竹内 一言で表すと、「充実!」です。この4年間を通して、新しい友人にも恵まれながら多くの実習を乗り越え、大変であった採用試験期間も毎日のように友人と勉強に励んでいました。また、私は大学生からダンスに挑戦したいという思いから周りに友人がいない中でダンス部に入部し、学部関係なく多くの人と交流することができ、挑戦することができた4年間でした。 田中 私は幼稚園教諭、小学校教諭、保育士の3つの資格や免許を取得することを目指していたため、忙しく過ごしていました。ですが同じ夢をもつ友達と一緒に課題や授業を乗り越えていきました。今まで5回の実習に参加したのですが、実習前は緊張や不安がたくさんありました。そんな時には皆で応援メッセージを送り合ったりしていたことも実習中の心の支えとなりました。その中で友達との絆も深まったと感じています。 中村 私も幼稚園教諭、保育士、小学校教諭の3種の免許取得ができるよう授業を取っていたので、授業と課題に追われる日々でしたが、空きコマに友達と一緒に課題をしたりお菓子を買いに行ったりなど、忙しいながら楽しく過ごすことができました。大学では1人で過ごせる強さも必要ですが、一緒に頑張れる友達の存在は本当に大きかったと感じます。 前田 一言で表すと「あっという間だった」というのが一番に頭に浮かびます。特に3回生の幼稚園教育実習からの1年はとても濃く、一瞬でした。振り返ると、講義や試験に向けた勉強とアルバイトなどの両立は大変で辛いなと思うこともありましたが、振り返ると楽しかったことばかりを思い出します。また、大学でできた友達の存在によって大学生活だけでなく、学校以外での生活もとても充実したものになりました。 【畿央大学の採用試験対策について教えてください】 竹内 畿央大学の採用試験対策は、多くの情報を教えていただき、今の自分に合わせて勉強面から実践面まで様々な対策をしていただきました。また採用試験対策ができる機会を多く設けてくださるため、不安だった採用試験も本当に心強く望むことができました。多くの先生方が採用試験の合格に向けて一つ一つ丁寧に指導してくださったことを非常に感謝しています。 田中 初めは採用試験についてとても不安がありましたが、教採・公務員対策室の先生がそんな悩みも聞いてくださり、励ましてくださいました。また最後まで一緒に試験対策、面接対策をたくさん行ってくださり、はじめは不安でしたがどんどん自信がついてき、落ち着いて試験を受けに行くことができました。教採・公務員対策室の先生方の手厚いサポートで最後まで頑張ることができました。 中村 畿央大学は本当に採用試験対策が豊かです。採用試験に対して無知な私でしたが、何をいつ始めたらいいのか、エントリーシートの書き方、自治体別の対策方法など採用試験の0から100までの情報提供をしてくださいました。公立幼保対策の先生には不安なことがあれば相談にのっていただき、精神面でのサポートもしてくださいました。充実した支援と先生方のサポートのおかげで合格することができたと感じます。 前田 畿央大学の採用試験対策はとても手厚いと大学入学前から耳にしていましたが、実際に採用試験を経験し、本当にその通りだと思いました。たくさんの先生がサポートしてくださりとても心強かったです。先輩方の試験内容を参考にしながら様々な形式の試験に対応した対策をしてくださり、些細な心配事でも親身になって相談にのっていただいたおかげで試験を乗り越えることができました。 【あなたの理想の保育者像について教えてください】 竹内 理想の保育者像は、臨機応変に対応できる保育士だと考えています。子どもに対しては気持ちに寄り添いながら、その状況に合わせて子ども主体の保育や活動を展開していきたいと強く思っています。また、保護者の方に対しても安心して子どもを預け、悩みや相談を気軽に打ち明けることができるような信頼関係を築きながら、家庭に合った対応も十分に行うことができる保育士になりたいです。 田中 私の理想の保育者像は、子どもに寄り添い、子どもが安心して関わることができるような温かく優しい保育者です。子どもの思いや気持ちに敏感に気付き、きめ細やかに対応していくことで信頼関係を築き、子どもの安全基地となりたいです。そして子どもがたくさんのことにチャレンジできるように、一緒に様々な経験を積んでいきたいと考えています。 中村 理想とする保育者像は、子どもをまるごと受け止める保育士です。子どものありのままの姿をまるごと受け止め、認めてあげることで子ども自身が自分のことを大好きになれるような保育を行いたいです。また、日々の保育の中で子どもの「いいところ」を見逃さず、見つけた「いいところ」を積極的に子どもや保護者と共有することを心がけたいです。 前田 理想の保育者像は、寄り添う心を大切にした保育者です。どのような場面でも子どもの気持ちを受け止め、寄り添える保育者の存在は、家庭から離れ不安な気持ちをもつ子どもたちにとって安全基地となることができると考えます。また、子どもだけでなく保護者の方や職場の方に対しても相手の立場に立ち、寄り添う姿勢を大切にすることで良い関係を築けるような関わりを意識したいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします】 竹内 採用試験期間中は、本当に何度もくじけてしまいそうになり辛い時がありました。しかし、そんな時には友人や先生方、家族など周りの人に多くの相談にのってもらい、気持ちを吐き出していました。今ではこの経験を通して本当に頑張ってよかったと心から思っています。みなさんもこのような状況の時には我慢せず、周りの人に気持ちを吐き出してみてください。大切なのは、妥協せず合格したいという気持ちを強くもち続けることです。そのような強い気持ちをもって頑張ってください。応援しています。 田中 長い採用試験期間は、周りと比べて自信がなくなってしまうこともあるかもしれませんが、教採・公務員対策室の先生が励まし、最後まで一緒に対策を行ってくださいます。対策で自分の強みを知り、自信をもって試験を受けることができるので、最後まで諦めず頑張ってください。不安もあると思いますが、教採・公務員対策室の先生や家族、周りの友達に相談しつつ、適度に息抜きしながら頑張ってほしいです。 中村 一人ではなかなか集中力が続かなかったので、春休み中も学校に来て友達と一緒に勉強するようにしていました。採用試験は個人戦ではなく団体戦です。一人で抱え込んで頑張り過ぎず、友達と励まし合いながら一緒に過ごすことで、みんなも頑張っているから自分も頑張ろうと前向きな気持ちで採用試験期間を乗り越えることができました。長い採用試験期間の中で行き詰ってしまうこともありますが、しんどい時こそ、人と会ってうまく息抜きをしながら最後まで頑張ってください! 前田 自分の将来について考えることや採用試験は、不安やプレッシャーに押しつぶされそうになることもあると思いますが、先生方は絶対にサポートしてくださいます。また、試験に向けた対策は、試験だけでなくその先の将来に必ず役に立ちます。頑張る時とリラックスする時、オンとオフを大切にしながら頑張ってください。残りの学生生活、沢山の思い出をつくってください。
2025.01.31
就職レポートNo.821(学習塾/講師)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第821弾! 現代教育学科4回生 山田 圭祐さん 学習塾(講師) 内定 あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 教育心理学に興味があり、学校教育に力を入れている上に心理学を学ぶことが出来る環境であったことから畿央大学への入学を決めました。 大学での教育実習の経験を経て、学習においてより一人一人に対してアプローチができる仕事をしたいと考え、塾講師という職種を志しました。 畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? やっておいてよかったこととしては、教育実習に行ったことです。教育実習に行ったことで、今まで知りえなかったことを知ることができ、自分の将来について深く考える機会となったためです。 やっておけばよかったと思うことは、もっと色んなことを学んでおけばよかったということです。就職活動をして、社会人に近づく中で、もっと大学で色んなことを学ぶことに時間を割いていたらなぁと痛感しています。 就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 私が志望していた塾業界であり、企業研究をする中で特に熱量や育成力の高さを感じ、最終的に初めての内定である就職先を選びました。 就職活動を振り返っていかがでしたか? 大変だったこととしては、内定を頂くまでに非常に苦労し、親や兄弟、友人などに心配かけてしまっているという申し訳なさと自分自身の無力さを感じながら、就職活動を進めないといけなかったことです。 学んだこととしては、就職活動はいかに自分自身を理解し、企業側に売り込めるかだということです。自分はどんな仕事が向いているのか、どんなことが得意なのかを把握して、企業側に売り込むことが大事だなと痛感しました。 また、就職活動では礼儀やマナーはしっかりと遵守することを心がけていました。当然ですが、礼儀やマナーを疎かにするだけで、印象は悪くなってしまいます。何より、選考であっても、説明会であっても自分のために時間を取っていただいているため、礼儀やマナーは遵守するようにしていました。 キャリアセンターのサポートについては、もっと早くに相談していればよかったと感じています。かなり就職活動に詰まった状態で時期としても遅いタイミングでキャリアセンターに相談したため、キャリアセンターの方々にもご心配をおかけしたなと思っています。行き詰る前に相談しておけば、苦労は少なかったのかなと思っています。 後輩のみなさんへメッセージをお願いします! 就職活動ほど自分の内面と向き合うことはないですし、周りの状況が気になることもあまりないと思います。それでも、自分の目指したい将来に向けて、じっくり考えて納得いくように考えてみてください。そのためにキャリアセンターに相談したり、家族や友人に相談したりたくさん動いてみてください。さまざまな視点から自分の良さや目指したいことが見つかるかもしれません。 また、辛くなったときは素直に休んだり、友達と遊んだりしましょう。休むことで考えをまとめやすくすることができるため、こまめに休みを入れて就職活動をする方がいいと思います。 最後になりますが、礼儀やマナーを忘れないようにしてください。あなたの良さを伝えるための準備をしっかりと整えて臨んでください。皆さんが目指す将来に向けて邁進していくことができることを切に願っています。応援しています。
2025.01.28
プレティーチャーズガイダンスを実施しました
学校や園で先生として4月から新たな一歩を踏み出す4回生を対象に、プレティーチャーズガイダンスを実施しました。 このガイダンスは、年度当初に必要な業務や準備、社会人としての心構えなどについて、教育学部と教採・公務員対策室の教員が講義を行い、不安なくスタートできるようにするものです。 今年度は、1月14日(火)、1月15日(水)、1月16日(木)、1月20日(月)、1月21日(火)の5日間にわたり、合計6講座を実施しました。 学校教員志望者は、服務やコンプライアンス、板書のポイント、教室掲示物の作成方法、学級経営のポイントについて学びました。また、幼保志望者は、保育者としての心構えやクラス通信の書き方について学びました。 4回生の後期になると履修する授業も限られており、採用試験に向けて一緒に頑張ってきた友人と教室で講座を受けるのは久しぶりでした。講座中には懐かしむようにお互いを励まし合う姿もみられました。 4回生のみなさん、大学生活の残りわずかの時間も、一日一日を大切に過ごしてください。みなさんが4月から先生として活躍されることを期待しています!
2025.01.23
合格した先輩に訊く!“教採・公務員対策室”とは-公立幼保編-(Part2)
教採・公務員対策室では、教員採用試験や公立幼稚園教諭、保育士等の公務員試験への対策・支援を行なっています。 今回は、公立幼稚園教諭・保育士採用試験に合格した現代教育学科4回生の坂田優希さん、清水日和さん、武田果那さん、田矢朋歌さんに、教採・公務員対策室で行なっているサポート内容や先生方とのエピソードについて語っていただきました。 今回は、後半(Part2)をご紹介します。 ※前半(Part1)はこちら ■「では、対策室の先生の模擬保育、実技対策についてはどうでしたか。」 清水 ピアノの導入の仕方など、試験官に「導入をやって良いですか?」と尋ねる場面の練習ができたので、本番でもスムーズに対応できました。試験官の前でピアノの前に立って挨拶をすべきか、それとも面接官の前で挨拶をすべきかなど、細かい部分まで教えてくださったのでとても役に立ちました。 坂田 ピアノに集中しがちですが、本番ではここはどうすれば良いのかなど、普段は気づきにくい点も教えてくださって。例えば、試験室に入ってどこでノックをするのかなど、事前に確認できたおかげで、本番でも落ち着いて対応できました。実演では、みんなで意見交換する場を設けていただいたのが本当に良かったです。自分のアイデアを先生に相談し、より良い作品にするためのアドバイスをいただきました。また、複数回参加することで、大人数の前で発表する練習にもなり、自信がつきました。 清水 友達と協力して課題に取り組むことができ、良い刺激になりました。合格・不合格に関わらず、みんなを応援し合える雰囲気が良かったです。 田矢 最初は、結果によって人間関係がギクシャクするのではないかと心配していましたが、そんなことは全くありませんでした。 清水 一回もそうなったことはないですね。素直におめでとうって言えました。あれはすごいです。 また、私は手遊びとかピアノだけではなく、絵画製作もご指導いただきました。立体的な作品を作るための様々な技法で、例えば、紙を丸めて立体感を出したり、色の使い方を工夫したりするなど、普段思いつかないようなアイデアがたくさん得られました。 田矢 立体的にするのも、ただ丸を作るとかではなくて、「紙をぐちゃぐちゃにしてみましょう」など様々な方法を教えてくださったから、試験本番で周りの人がたくさんいるなかでも、落ち着いてできました。 武田 人の絵を描く練習では、服の色をあらかじめ決めておくなど、時間の有効活用方法を教えてくださいました。 田矢 あとは、ダンスですね。 坂田 あー!サイドステップ! 田矢 対策室の先生に見ていただき、部屋を広くつかうことも教わり、安心して臨めました。試験当日は予想外の曲が流れてしまいましたが、サイドステップで乗り切りました。 ■「ありがとうございました。他に、みなさん自身にとって、印象深いエピソードみたいなことがあれば、教えてください。」 清水 志望していた自治体の結果が悪かった時、もう公立幼保の道は諦めようかと考えていました。その時に対策室の先生に相談したら、一緒に泣いてくださいました。「公立幼保をやめるのは、決して逃げることではない」と、とても優しい言葉をかけてくださって。さらに泣きました。 武田 私も何回一緒に泣いたのだろうっていうくらい、一緒に泣いてくださいました。私たちの気持ちを全部受け止めてくださる。そして、嬉しい時は一緒に喜んでくださる。 清水 飛び跳ねて喜んでくださいますよね。本当に良かったねって。 武田 対策室の先生は、私にとって心の拠り所でした。ずっと先生がいてくださるから、きっと乗り越えられる、そう思っていました。 清水 絶対的な味方ですよね。 武田 他大学の人に話を聞いても、先生のような方はおられないようです。先生がいらっしゃらなかったら、今の私はここにいません。ここまで手厚く対策してくださっているのは畿央大学だけだと思います。 坂田 私はいつも母に、対策室の先生のことを話していました。先生の存在を、いつも近くに感じていました。 武田 そう、私も、先生にはずっとそばにいてほしいです。 清水 試験の時、先生に同じ空間にいていただきたいと心から思いました。見守ってくださっているだけで、安心できたと思います。面接練習でも、実技でも必ず褒めてくださるので、安心して取り組むことができました。 坂田 先生は、否定的なことは一切おっしゃいません。何かをより良くしようという前提で話してくださるので、「今の自分がダメなのではない」と思えました。そのため、ちょっとした不満や不安も相談することができました。そして、一つ一つ丁寧に解決策を見つけてくださいました。 清水 私は、自分がうまくできなかったと思っていたことを相談すると、「この内容は素晴らしいから、どのようにまとめればいいか一緒に考えよう」と、決して否定せず、一緒に解決策を考えてくださいました。 武田 先生は、「これをやっておきましょう」と指示するだけでなく、一緒に調べて考えたりしてくださるので、駆け込み寺のように、とりあえず対策室へ行こう、と思うようになりました。 清水 エントリーシートを書く際も、自治体の情報を一緒にパソコンで調べてくださって。その自治体で重要視されていることなどを教えていただき、印刷して渡してくださるなど、一人ひとりにしっかりと向き合っていらっしゃることに感動しました。 坂田 一つ上の先輩に、「とりあえず対策室に通っていれば大丈夫だから」と言われたことがきっかけで、先生のことを知りました。最初は、それほど深く知らなかったので、そんなにすごい先生なんだと思ったことを覚えています。先日、後輩に体験を話す機会がありましたが、私は後輩に対して同じことを言っていました。「とりあえず対策室の先生に聞けば大丈夫だから」と。 「最後に、あなたにとって、教採・公務員対策室とは?」 清水 対策室がなかったら、就職が決まらなかったのではないかと思うくらいです。相談できる人がいる場所です。資料なども多くあり、何かしらの情報を教えてもらえる場所です。 武田 ここに来ると不安がなくなるというか、何か解決するような気がします。対策室の先生も相談にのってくださり、先輩の報告書を見て、こんな対策をしているのだということを知ることができます。 坂田 学校で例えると、保健室のような場所です。とりあえず何かちょっとした時にパッと行くことができます。一般的に大学は先生と学生との距離が遠いイメージをもっていました。しかし、畿央大学に入学してそのイメージが変わりました。畿央大学がアットホームと言われる理由がとてもよくわかりました。対策室にそれが詰まっているように感じます。 田矢 お家って感じです。最初は少し入りづらく、厳格な印象を受けましたが、対策室の先生方は皆さん優しく対応してくださり、相談したい先生が不在の場合でも、「後で伝えますね」と他の先生方が優しく声をかけてくださるので、とてもありがたかったです。 坂田 公立幼保について詳しく聞ける場所があるというのは、とても大きいですね。 田矢 就職に強いんだなって実感しました。入学前から公立幼保の合格率が高いとは聞いていましたが、自分が就職できるかどうかはすごく心配だったんです。今となっては、対策室があるから結果が出せるんだって納得しました。 武田 就活をしていく中で、対策室があることで、本当に畿央大学に入学して良かったと心から思いました。 清水 これだけ力を入れてくださるから、みんな本気で取り組めるんだろうなって感じました。そういう雰囲気にしてくれる場所なんだろうなって感じます。 坂田 すごく充実した1年でした。大学生活で、一番良かったと言えるくらい、自分自身も頑張れたし、友達とも仲良くなれたし、充実感があります。 清水 利用回数が多い方が自分のためになります。1回生や2回生は対策室に来にくいかもしれないけれど、漠然と公立幼保に就職を考えていたり、気になってたりしているのだったら利用するべきですね。 武田 先輩の受験報告書を見るだけでも参考になりますよね。 清水 報告書を見て良いものか迷う方もいるかもしれませんが、漠然とした就職活動のイメージでも、どのような勉強が必要なのか、面接ではどのような質問がされるのかなど、具体的な情報を得ることは非常に有益だと思います。 合格率が高いという実績は決して誇張ではなく、その裏にはしっかりしたサポートがあるということを実感しました。 いかがでしたでしょうか。 今回は、公立幼稚園教諭・保育士採用試験に見事合格された4名のみなさんに、教採・公務員対策室でのサポート内容や先生方とのエピソードを語っていただきました。 4名のみなさん、どうもありがとうございました。 「保育教諭になりたい」というみなさん、夢の実現に向けて、一緒に頑張っていきましょう! ※合格した先輩に訊く!“教採・公務員対策室”とは-教採編-はこちら
2025.01.22
合格した先輩に訊く!“教採・公務員対策室”とは-公立幼保編-(Part1)
教採・公務員対策室では、教員採用試験や公立幼稚園教諭、保育士等の公務員試験への対策・支援を行なっています。 今回は、公立幼稚園教諭・保育士採用試験に合格した現代教育学科4回生の坂田優希さん、清水日和さん、武田果那さん、田矢朋歌さんに、教採・公務員対策室で行なっているサポート内容や先生方とのエピソードについて語っていただきました。 今回は、前半(Part1)をご紹介します。 ■「まずは、教採・公務員対策室を知ったのはいつでしたか。知ったきっかけを教えてください。また、その時の感想や印象についても教えてください。」 武田 3回生の春の進路ガイダンスで教採・公務員対策室のことを知った気がします。 清水 私は3回生の春に、対策講座のプリントを取りに来たときでしょうか。その当時、公立幼保志望か私立幼保志望かで悩んでいたけれど、対策室の先生と相談して、早めの対策が必要だとアドバイスいただき、対策講座を受けていました。 (注:教採・公務員対策室では対策講座を欠席したみなさん用にプリントを置いています) 田矢 3回生の10月、11月頃の幼保専門の対策講座で、画用紙で星を切ったことは覚えています。その時はうまく切ることができなかった気がします。 坂田 3回生の後期に、対策室の先生との面談もありましたよね。だから、それ以降、対策室を利用する回数が増えました。 ■「教採・公務員対策室を初めて利用したのはいつですか。利用する前、そして利用した現在とではイメージは変わりましたか。」 清水 1、2回生の時期は、対策室を利用していませんでしたが、3回生になってからは、進路のことだけでなく、あらゆることを対策室の先生にご相談するようになりました。 武田 確かに。何か困ったことがあれば、まず相談する、というのが習慣になりました。 坂田 相談する場所が対策室の先生になりました。 田矢 初めて対策室に入ったときは、とてもドキドキでした。最初は「どうすればよいのだろう」って戸惑いました。でも、今では「失礼します。」って自然に入室するイメージ。すっかり慣れましたね。 清水 そうですね。今では普通にガチャって扉を開けて、対策室に入りますね。 坂田 はじめは少し固いイメージをもっていて、本当に必要な時だけ行っていたのが、今では気軽に入ることができますね。 清水 4回生の先輩が対策室を利用しているイメージが強かったので、自分が入っていいのかな、優先順位として、4回生の人から利用するのかなと思っていました。 (※注:優先順位は全くありませんので、1、2、3回生も気軽に利用してください。) ■「教採・公務員対策室ではいろいろなサポートを行なっていますが、まず、進路面談について、実際に面談を受けたみなさんに、受けてどうだったかをお聞きしたいと思います。進路面談、どうでしたか。」 清水 面談はとても丁寧で、私の話をじっくりと聞いてくださいました。面談を受けるまでは公立幼保の受験の流れを理解していませんでしたが、自治体によって試験内容が異なることなど、丁寧に教えていただきました。 坂田 私も、3回生の冬に実施されていた、「4回生の先輩から学ぶ会」に参加して、漠然とした不安や、「結局どうしたら良いの?」という不安や悩みを相談しました。不安を1つずつ解消する感じで進めてくださって、何を取り組めばいいのか分かるようになりました。 武田 面談を受けた時は、どの自治体を受けるのか決まっていない時期でしたが、「この自治体では、このような試験が行われていますよ。」って教えてくださって。それがきっかけで、受験先を決めることができました。 清水 面談前は、試験形式が似ている自治体をほとんど知りませんでしたので、「何も分かりません」と正直に伝えました。すると、たくさんの資料を用意し、一人ひとりに丁寧に対応してくださいました。 田矢 私は、先輩が受けたことのない地方の自治体を受験することが多かったのですが、それでも一生懸命調べてくださり、「今の時期でもこの自治体の募集が出てるけど、どう?」などと声をかけてくださいました。本当に感謝しています。 坂田 対策室の先生が後押ししてくださったから、受験した自治体もあります。自分だけでは調べきれていない自治体があったのですが、募集状況をお聞きして、受験を決めることもありました。 相談の際には事前にメールでアポイントを取って、「ここの時間に行ってもいいでしょうか」「少しお時間がある時に相談させてください」など連絡し、何度も対策室へ行きました。 清水 私はアポイントなしで行くときもありました。 武田 毎日行っていたこともあります。 私たちは食堂で勉強をしていましたが、勉強していない時は、先生がいらっしゃる対策室へ行こうという流れになっていました。 田矢 友達が対策室に行くから、じゃあ私も行くってなりました。 坂田 気づいたら、対策室の先生と話している時間が長くなっていて。聞きたいこと以外にも、小さな不安などを話すと、先生はそれを全部聞いてくださいました。 清水 全部解決しますよね。 ■「では、次に筆記試験の対策講座について、講座を受けてどうだったかをお聞きしたいと思います。筆記試験の対策講座、どうでしたか。」 清水 対策講座を受けていると自然と勉強しますよね。あの空間にいると。 坂田 みんながいるから、自分も勉強しないといけないという気持ちになりました。 武田 勉強の習慣! 田矢 対策講座が朝からあったため、受講後はすぐに帰宅せずに大学に残って、勉強をすることもありました。それから、貸与PCを使用したテストセンター対策講座もありましたよね。ペーパー試験と勝手が違うので、とてもドキドキしていました。 清水 対策講座は行くべきです。時間を有効活用できます。 ■「面接・模擬授業対策は、教育学部の先生方にもたくさんご指導いただいたと思いますが、ここでは、教採・公務員対策室の先生の面接指導についてお聞きしたいと思います。対策室の先生の面接指導は、受けてどうでしたか。」 坂田 自分が志望する自治体に焦点を当てた面接対策をしていただき、先輩の受験報告書を参考に、本番で聞かれそうな質問の対策をしてくださったことが大変ありがたかったです。また、より深く聞かれそうな質問に対してアドバイスをいただきました。 武田 何を話せばよいか迷っているときに、どうすればよいのか、丁寧に答えてくださいました。 清水 面接練習を重ねるごとに、自分が成長していることを実感しました。同じ質問でも、よりまとまりのある聞きやすい回答ができるようになっていました。これは対策室の先生方のおかげだと感じています。 坂田 集団面接の講座では、他の受講生の様子を観察することで多くのことを学ぶことができました。みんながどんどん上手になっているのがわかり、刺激になりました。同じ質問でも、それぞれ違った答え方をしているのを聞き、自分の引き出しを増やすことができました。私は結局、試験本番では集団面接を受けませんでしたが、友達が集団面接で聞かれた内容を試験本番で聞かれた際に、自分の言葉で話すことができました。これは集団面接対策講座に参加していたおかげだと感じています。 武田 集団面接の練習をしていたおかげで、本番で急遽集団面接になった際にも対応することができました。面接室に入室する際の所作など、事前に知っていれば慌てずに済むことを学びました。集団面接では全員が入室するまで待たなければいけないですからね。 坂田 不安な状態で話しているときに、良い点や改善点などを具体的に指摘してくださるので、自信につながりました。褒めてもらえることは嬉しいですし、改善点も具体的に教えてくださるので、とても参考になりました。 武田 全部「うんうん」って感じで聞いてくださるから、とても話しやすい! 清水 はじめの頃の面接練習は、緊張してガッチガチでした。何を話せばよいか分からずまとまらなかったですね。 武田 私は30秒くらい黙ってしまいました。 清水 私も、「えっと、はい・・・・」のように。着地点がわからないから、消えるように言葉が終わっていたこともありました。面接はやはり回数をこなすことが大切だと思います。 それから、オンライン面接の練習もしてくださいました。本番と同じように複数の部屋に分かれて、カメラの操作なども練習して。対面だけでなく、オンライン面接の練習もできたので、とてもよかったです。動画面接の相談にのっていただいた友達もいました。 田矢 「このように話そうと思っているのですが、どうでしょうか」と、対策室の先生に相談している友達や、フリップを作って相談している人もいました。先生は、具体的なアドバイスをしてくださったので、安心できました。 清水 みんな、先生に相談していましたね。 ※後半(Part2)はこちら
2025.01.20
就職レポートNo.814(大阪府/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第814弾! 現代教育学科4回生 北裏 実夢 さん 大阪府 小学校教諭 合格 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 クラス・担任制であることを知り、身近に相談できる先生がいるというところに心強さを感じたからです。また、私は最終的には小学校のみの免許取得にしましたが、複数免許取得が可能ということを知り、将来の視野が広がると考えたからです。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 先生との関係性を身近に感じ、学生の人数が他大学と比較すると少ないこともあり、アットホームな環境下で大学の友達と遊んだり、アルバイトにも勤しんだりと充実した大学生活を送ることができました。また、教員採用試験の期間には友達と大学で切磋琢磨し、励まし合いながら取り組みました。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 大学3回生の教育実習を終えて教員への志望がより高まりました。緊張して発表できなかった子どもが、私の声かけにより頑張って発表し、クラスメイトから温かい拍手をもらい、顔を綻ばせる表情を見た時に教員としてのやりがいを強く感じました。自分の言葉がけや行動でより多くの子どもたちの可能性を広げていきたいと考え教員を目指しました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 週に1回母校へスクールサポーターに行っていました。実際の教育現場に日常的に入らせていただくことで、採用試験の面接の際に自分がどんな教員になりたいのか、どんな学級を作っていきたいのか明確に話せるようになりました。また、私は海外支援に興味があったので、カンボジアの小学校にも足を運び現地での教育実践について学びました。人と違った経験をしておくことも面接で話せることにつながると思います。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 筆記の勉強や面接対策など、すべきことが多いため、必ずスケジュールを立てて取り組むことを意識しました。本命の大阪府に合格するために問題傾向が似ている他府県を受験したり、試験日程が早い自治体の試験を受けて場慣れしたりということを意識しながら併願しました。また、筆記では毎週の教員採用試験対策講座への出席に加えて、分からない問題をそのままにせず先生や友達に聞いたり、間違えた問題に印をつけそれが無くなるまでひたすら取り組んだりしました。面接ではなるべく多くの先生方の面接指導を受け、面接ノートを作って自己分析をし、試験対策を行なっていました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 子どもたちの可能性を広げることのできる教員になりたいと考えています。そのためには子どもが安心して自らの個性を発揮できる場の空気づくりが欠かせません。子どもの頑張りや努力を積極的に認めるような言葉がけを行い、自己肯定感を高め、多くのことに挑戦できる環境を作っていきたいと考えています。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験で最も大切なのは健康であることだと考えています。身体はもちろん精神的な面においても安定させていくことは大切です。周りと比べてしまったり、点数が伸び悩んだりと壁にぶつかることがあるかもしれませんが、横で頑張っている仲間、親身になってくださる先生方、周りには多くの味方で溢れているのだということを決して忘れないでください。自分を信じて頑張るみなさんの健闘を祈っています。
2025.01.15
就職レポートNo.811(ホテル業/総合職)現代教育学科
職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第811弾! 現代教育学科4回生 野﨑 有紗さん ホテル業(総合職) 内定 あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 元々英語科教員を目指して畿央大学に入学しました。しかし、この大学で教育を学び、また留学などのたくさんのことを経験したのち、もっと自分の伸ばせる部分を伸ばしたいという考えに変わりました。それが言語力についてです。それから、一旦は教員ではなく、言語を操ることができる仕事につきたいと考えました。ホテル業や航空業、貿易業などたくさんの職種の説明を聞きました。そして実際、私が内定をいただいた会社は8割程度が外国人のお客様で、色々な国の方が来るそうです。私自身が目指すものとマッチしていたため、この会社を選びました。 畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? 印象に残っていることとしては、留学に行ったことです。やっとコロナのパンデミックが明けた頃で、まだまだ人々が警戒している中だったため、もちろん不安もありましたが、実際行くとたくさんの国の友人ができ、またホストファミリーにも恵まれ毎日のように楽しい日々を送ることができました。もちろん、途中では学力に伸び悩んだり、伝えたいことが明確に伝えられなかったりもしましたが、それでも前向きに勉強に取り組んだことで、より充実した留学生活を送ることができたと考えています。実際、就職先でも、この経験は大いに役に立つと考えているので、その点も含めてとても良かったと思っています。 就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 実際に受けた会社は2社で、そのうち内定をいただいた会社が1社であったため、その会社に決めました。面接を受ける前には40社ほど説明会などを聞いていましたが、その中で自分にマッチしているか、条件に合っているかという部分を考慮し、面接を受ける会社を選抜しました。そのため、一つの会社に集中することができ、企業研究なども誰よりもできていたと感じました。 就職活動を振り返っていかがでしたか? 就職活動を始めたころは、教員に関しても悩んでおり、就職活動に専念することができておらず、また精神的にも不安定であったため、苦しかったのを覚えています。キャリアセンターの方にもたくさん面談や面接練習に付き合っていただき、何とか乗り越えることができたと思っています。また、内定をいただいた会社はその中でもチャンスを与えてくれたことで、内定をつかむことができたと思っています。 就職活動で役立ったツールを教えてください。 就活サイトはワンキャリアや就活会議を使っていました。またマイナビやリクナビで常に会社を調べていました。 後輩のみなさんへメッセージをお願いします! くじけることもあるかと思いますが、最後までやりきると素敵なことが待っていると思います。頑張ってください。応援しています。
2025.01.15
卒業生との交流会(公立幼保)を実施しました。
2025年1月11日(土)、1~3回生の幼保志望者を対象として「卒業生との交流会」を実施しました。保育教諭として公立の保育現場で活躍されている卒業生を講師として迎え、仕事の内容、やりがい、学生に伝えたいことなどを講演いただきました。 前半は、卒業生一人ずつ発表形式で行い、日頃の子どもとの関わりの中から得たものを話していただきました。また、リトミックや手遊びなどの披露もあり、学生も一緒に手遊びをしていました。 後半は座談会形式で行い、学生が不安に感じていることなどについて丁寧に答えていただきました。学生にとって今回の交流会は、将来を考える貴重な時間となりました。 卒業生のみなさん、忙しい中ご協力ありがとうございました。 学生のみなさん、教採・公務員対策室も全力でサポートしていきますので、卒業生の先輩の言葉をしっかりと受け止め、採用試験に向けて頑張りましょう!