2010.12.24
就活レポート~就職活動の現場から~No.87
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第87弾!
理学療法学科5期生(11年卒)
西尾 悠さん
大阪 葛城病院 勤務
【その病院施設に決めた理由】
・骨粗鬆症外来、骨粗鬆症研究所があり、卒業研究で行った骨と生活習慣の関係についての知識をより深めることができると考えたため。私が調べた範囲では、骨粗鬆症外来が設置されている病院は他に見つけられませんでした。
・急性期から回復期にかけての幅広いリハビリを提供しているだけでなく、自宅復帰後の患者様と関わり、本当にその人のための治療ができていたか、自己満足になっていないかというフィードバックをスタッフ間で毎回きちんと行われているため。
・将来的には心大血管のリハビリテーションも提供できるようにしていきたいという目標を持たれていたため。
・率直に、見学の際に病院の雰囲気が良いなと感じたため。病院の理念や施設の説明も凄く丁寧にして下さいました。
【就職活動を振り返って】
夏休みの間に数件病院見学に行ったのですが、どの病院も個々の特徴があって、最新機器・設備がある所の見学もできたので結構おもしろかったです。
就活はしんどい…といったことは考えないようにしていました。
【就職活動でPRしたポイント】
履歴書に書いた内容、例えば趣味、特技、どのように勉強・部活動・アルバイトの両立をしたかなどを伝えました。
そして、私は骨粗鬆症に特に興味があったので、大学での研究を生かし、また今後更に勉強と経験を積んでいつか骨粗鬆症予防に関わっていきたい(今現在ではやはり薬物療法がメインだそうです)…といったことを伝えました。
【キャリアセンターと就職サポートについて】
履歴書の添削や試験前に模擬面接をしてもらいました。
面接で緊張して何も言えなくなってしまうタイプなので、練習をして少しでも面接の形式に慣れることができて良かったと思います。
また、こう答える方がより良いというアドバイスや知らず知らずにやってしまっている癖などを指摘して頂きました。
小論対策では、文章の組み立て方が分かったので、当日何とか「起承転結」といった構成をまとめることはできました。
【後輩へのアドバイス・メッセージ】
・小論文を課する病院を受ける場合、新聞を読んだりニュースを見るようにして下さい。(医療系の内容や少子高齢化問題、介護保険など)
私は全く感心のないことがお題だったので、消しカスの量と原稿用紙の崩壊具合が凄いことになりました。
・履歴書に特技を書いておくと、運が良ければ突っ込んでもらえて、会話が弾みます。そうなると緊張もほぐれるので何か特技を探すといいかも知れません。
・せっかく内定をもらっても国家試験に合格できなければ内定取消になるので、就活が終わっても気を抜けません。でも、早めに就活が終われば少しは気持ちが楽になるので、病院探しは夏休みから少しずつ始めておいた方がいいかも知れません。