2014.10.16 

就活レポート~就職活動の現場から~№246

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第246弾!

理学療法学科9期生(15卒) 古野 俊佑さん

京都博愛会病院 勤務

 

DSC09967-horz

【その病院に決めた理由】

きっかけは、畿央大学内での病院説明会でした。内定した病院では、回復期であり、整形・神経系などを広く見られます。また、精神科の病棟があります。最近、社会的ストレスにより鬱病などの精神病を発症する人が多くいます。私は担当した患者様が元気になってもらいたいと考えています。そこで、精神科の患者様の元気を取り戻すような技術やコミュニケーション力が身に付けば、他の患者様に対してもよりよいコミュニケーションができるのではないかと考えています。また、実際に見学させていただき、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・リハビリテーション医のコミュニケーションが十分にできるような、職場環境の良さや新人教育後のフォロー体制が充実していることを目で確認する機会を得ることができ、就職したいという意欲がわきました。

 

【就職活動を振り返って】

私が一番感じたことは、どこを基準にして就職先を選べばいいのだろう。ということでした。各病院特色が大きく異なってきます。その多くは、病院見学をしなければわからなかったです。しかし、私が決めた病院は畿央大学内で説明会があったから決めることができました。なければ病院見学にいくこともなかったかもしれません。また、私が一番苦労したのは、履歴書などの文章の作成でした。大学3年間で講義・アルバイト・部活動など数多く経験しているのですが、自分で表現する力が十分でなく相手に伝えるような文章表現能力を作ることが難しく感じました。この就職活動を通して学んだことは、自分自身を出すことが大事だということがわかりました。

 

【就所活動でPRしたこと】

就職活動でPRしたポイントとしては、自分がどういう人かをわかってもらってもらうことです。私のPRポイントは「面倒見の良さ」なのですが、進学塾で得た経験を活かして、私自身こういう人何だということをPRしました。

 

【キャリアセンターと就職サポートについて】

キャリアセンターの先生方には履歴書の段階からとてもお世話になりました。私の受けた病院は面接のみなので、履歴書が自分の武器です。だからこそ、履歴書は重要になってきます。また、期日も随時なので早く出す方がよかったのです。しかし、上記にもいったのですが、基本的に文章を書くことが苦手で、考えてもなかなか出てきませんでした。そこで、キャリアセンターの先生に添削のついでにどうしたらいいのだろうか、というような質問をしたところ、とても丁寧に一緒に考えてくださりました。そのおかげですぐに履歴書を病院に送ることができました。履歴書を送ると次は面接があるのですが、面接の練習では、日にちを決めて1対1での模擬面接を行うことができました。面接時の立ち振る舞いや声の大きさ、元気の良さ、内容の検討など1回約30~60分で行うことができ、とても学べることが多かったです。そのかいあって、病院を決めることができました。

 

【後輩へのアドバイス・メッセージ】

長期の実習が終わるとすぐに就職活動・卒業研究・国家試験の勉強が始まります。優先順位などありませんが、就職活動を早く終わらすと卒業研究・国家試験の勉強の二つになることから、余裕が少しずつ出てくると思います。また、就職活動については、私も不安がたくさんありましたが、キャリアセンターの先生と面談や練習をすることで少しずつできるという気持ちが生まれてきます。なので、諦めずにがんばることが大事だと思います。学生生活は日に日に減っていきます。もっとこういうことしておけばよかった、その言葉はいわないように日々努力してがんばっていってください。諦めなければ必ず何かつかむことはできます!

この記事をシェアする