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就職レポート【健康栄養学科】
2022.07.15
2022年度キャリアガイダンスレポート~身だしなみとビジネスマナー編~
キャリアセンターでは、健康栄養学科・人間環境デザイン学科・現代教育学科3回生の一般企業就職希望者を対象に「キャリアガイダンス」を実施しています。前期・後期合わせて約30回のプログラムを用意しており、前期は毎週金曜日2限に対面で実施しています。 7月8日(金)に実施したキャリアガイダンスでは、株式会社CAREER LABOの小松仁美様を講師にお招きし、「身だしなみとビジネスマナー(基礎・常識編)」をテーマにご講義いただきました。 今回は、身だしなみチェックも兼ねて、全員スーツ着用での参加です。 ▼1人1つずつ手鏡を配布、身だしなみをチェックしています。 まず、就職活動を成功させる心構えとして、自分の軸を大切にしつつ、柔軟に対応できる力を養うこと、普段の『無意識の行動』を『意識の行動』へとシフトさせることの2点についてお話がありました。 ▼講義の合間、先生からの「姿勢はどうでしょう?」という問いかけで、姿勢に『意識』が向いています。 ▼「学生」と「社会人」、それぞれに求められているものについてディスカッションしています。 その後、表情、座り方、お辞儀、挨拶など、就職活動における身だしなみやマナーの演習を行い、表情は内面を映し出すスクリーンであるため、第一印象で人柄を伝え、その印象を面接内容で裏付けることが重要と学びました。 ▼お辞儀の角度を確認しています。 また、年々増えている「オンライン面接」についても、受験にあたっての注意ポイントや事前準備を詳しく教えていただきました。 今夏、オンラインのインターンシップ参加を予定している学生にとっては、事前にオンラインならではの注意点やテクニックなどを学ぶ機会になりました。 前期の対面で行うキャリアガイダンスは、今回が最終回でした。 前期最後は、SPI対策第3弾「応用編」の講義動画をOpenCEAS(授業支援型ラーニングシステム)に掲載予定です。 夏季休暇中などの時間を有効に活用し、筆記試験対策も進めていきましょう。
2022.06.07
2022年度キャリアガイダンスレポート
キャリアセンターでは、健康栄養学科・人間環境デザイン学科・現代教育学科3回生の一般企業就職希望者を対象に「キャリアガイダンス」を実施しています。前期・後期合わせて約30回のプログラムを用意しており、前期は毎週金曜日2限に対面で実施しています。 今日はその中から、4月15日(金)に実施した第1回ガイダンスと、6月3日(金)に実施した第8回ガイダンスの様子をご紹介します。 4月15日(金)第1回ガイダンス「今日からスタート!就職活動基礎ガイダンス」 株式会社マイナビのキャリアサポーターの方を講師にお招きし、就職活動のスケジュールや就活生の活動量(エントリー数や内定数)などについてご説明いただきました。 就職活動を進めるうえで、「自己理解」と「仕事理解」が大切とのお話があり、ワークシートを用いて、一人一人の思いや考えを整理しました。10月を目安に、「自分(強み・学び・スキル・価値観など)」「企業(事業内容・強み・特徴など)」「仕事(できること・やりあたいことなど)」の3つの観点で情報収集・整理を進めていくようにとのアドバイスをいただきました。 そして、就活生の多くが活用している「就職情報ナビ」4社の登録会も実施し、それぞれのスマートフォンやパソコンを使用しながら、インターンシップ情報の検索方法などを学びました。 6月3日(金)第8回ガイダンス「エントリーシート~基礎編~」 就職情報ナビ「リクナビ」を運営する株式会社リクルートの方にお越しいただき、エントリーシートの作成講座を実施しました。「伝わるエントリーシート」をテーマに、読み手はどのような方なのか、なぜ自己PRを聞くのか、そこから何を知りたいと思っているのかなどを学びました。 この学びをもとに、リクナビの「OpenES」で一人一人自己PRを作成しました。ほとんどの学生が初めての作成ということもあり、ワークシートでこれまでの「経験」や「強み」を整理した後、OpenES上のAI機能を活用して文章化しました。これにより、自己PRの基本的な形が出来上がりました。今後ブラッシュアップをして、エントリーシートに活用していきます。 参加した学生からは「経験自体ではなく、経験から何を学んだのかが大事だと知り、前向きに捉えることができた」「企業が知りたいのは“らしさ”なんだと分かって良かった」などの感想が寄せられ、ガイダンスの回数を重ねるごとに少しずつ不安が和らいでいる様子が感じられます。 今後のガイダンスについて 前期のキャリアガイダンスもあっという間に折り返し地点を迎え、段々と内容が実践的になってきました。今後、6月・7月のガイダンスでは、適性検査やSPI対策、身だしなみ・ビジネスマナーなどをテーマに学びを深めていきます。 通常は、感染予防対策をとりながら対面でガイダンスを実施していますが、SPI対策については、学生それぞれの得意・不得意に合わせて繰り返し受講ができるよう、OpenCEAS(授業支援型ラーニングシステム)による動画配信を予定しています。入門編、基礎編、応用編と全3回の配信を予定していますので、学生の皆さんはぜひ早めに対策を始めていきましょう!
2022.01.22
就職レポートNo.670(奈良県/栄養教諭)健康栄養学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第670弾! 健康栄養学科16期生(22卒) S.N さん 奈良県・栄養教諭 勤務 ※撮影時のみマスクを外しています。 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 大学で学んだ栄養学で、学童期の肥満が将来の肥満やその他の生活習慣病の発症につながることを知ったことがきっかけです。 「栄養教諭」という職はそれまで知らず、栄養教諭とはどんなものか知らないままなんとなくで教職科目を履修していました。そんな中で学童期の食生活が将来の食生活に大きく影響することを知り、子どもたちに食育をすることで適切な知識や技能を持った人が増え、その結果、将来生活習慣病を持つ人たちが少なくなるのではないか、「食育は生活習慣病の究極の一次予防」になるのではないかと考えるようになりました。 もとより、本来食事をしなければ生きていかれないほど身体に直結しているのにも関わらず、食事について何も考えていない人が多すぎると感じていた中で、食育を通して健康に限らず食事の大切さや感謝の心など「食」について興味をもたせられる栄養教諭という職にやりがいや強い使命感を感じ、目指そうと思うようになりました。 【ボランティア・教育実習を経験して】 ボランティアは4回生の5月から、教育実習は4回生の9月から行かせていただきました。この経験から学んだことは、実態をよく知ることの大切さと信頼関係の重要性です。 よく言われる「朝食を食べない児童が多い」や「残食が多い」などを改善するために指導方法を考えてもほとんど意味がないと気づきました。なぜなら、指導方法を考えるにあたって想像した子どもたちは自分の頭の中のイメージにすぎないからです。本当は、朝食を食べている子どもが多いかもしれない、残食が多い理由は単なる好き嫌いだけじゃないかもしれない。指導をする子どもたちはどういう力はもっていて、何が足りないか、その子どもたちが足りない力を付けるために一番わかりやすい内容はどういうものかを考えることが効果的な指導をするうえで大切です。 また、効果的な指導にするためには子どもとの信頼関係が必要不可欠です。子どもたちはよく知らない信頼していない先生から言われてもあまり心に響きません。信頼している先生が言うからこそよく聴いてくれ、自分で考えてくれます。栄養教諭は特に担任の先生と比べて短い時間で信頼関係を作ることが求められます。その信頼関係の作り方は経験して身に付けていくものなので、ボランティアや教育実習で積極的に子どもたちとコミュニケーションをとることが大事だと思います。 【畿央大学での大学生活について】 高校までと違って、大学は自分の学びたいことを学びに来る場所です。そのため、自分がやりたいことを頑張る4年間にするのも、卒業のために必要最低限だけで過ごす4年間にするのも自分の自由です。 私は、せっかくの4年間を悔いのないものにするためにやりたいことにどんどんチャレンジしました。栄養学の勉強はもちろん、教職の勉強、アルバイト、部活、遊び、趣味、ボランティア、一人暮らし、卒業研究などいろんなことを経験しました。たくさんのことに取り組んだため、授業や課題と両立するのはきつく、つらい時も何回もありました。しかし、先生方や友達、先輩、後輩、家族などいろんな人に支えてもらって続けることができました。4年間を思い返すと楽な時はなかったけれど、その分すごく充実した4年間になったと感じます。 それでも、まだまだやりたかったけどできなかったこともあるので、自分の心や身体と相談しながら、いろんな人に助けてもらいながら皆さんも頑張ってほしいなと思います。有意義な4年間にするか棒に振るかは自分次第! 【畿央大学の教員採用試験対策について】 栄養教諭を目指す健康栄養学科のみなさんは、教職の勉強だけでなく、栄養学の科目も併せて履修しないといけないです。そのため、教採の対策を行う3回生後期からでは、教育学部の学生よりも遅れてのスタートとなります。私も、教採の対策講座を受け始めたのは3回生後期から、問題集などを使用して自分で勉強を始めたのは4回生の直前である2月から始めました。教採の模試では、教育学部の学生が「この時期にはこの点はとっておかないといけない」と言っている点すらもとれず、面接の入室の仕方すらも知らず、模擬授業のいろはもほとんどわからない状態でした。しかし、教採・公務員対策室の先生方をはじめとして、教育学部の先生、外部の教採対策の講師の先生、健康栄養学科の先生、教育学部の学生、ともに栄養教諭を目指す友達などたくさんの人にサポートしていただきました。その結果、何とか栄養教諭として合格することができました。 他の学生と比べて不安になってしまうことも長期間の勉強で結果がでずモチベーションが下がってしまうことも多々ありました。それでも続けてこられたのは、先生方が空いている時間を見つけて対策講座以外の時間でも指導してくださり、教育学部の学生がよい見本として前を走り続けてくれ、友達とともに励ましあいながら切磋琢磨してきたからです。どれか一つでも欠けたら続けられていないと思うし、この、「チームとして教採を頑張ろう」という意識・雰囲気こそが畿央大学の教員採用試験対策の良さだと思います。みなさんが教採に真剣に向き合えば、その姿勢に真剣に向き合って支えてくれます。一人で抱えることなく、いろんな人に助けてもらいながら頑張ってほしいと思います。 【理想の教師像】 私の理想の教師像は、「食」の面白さ・楽しさを伝え、子どもたちが豊かな人生を送る手助けができる栄養教諭です。 前述のように、「食べる=生きる」と言えるぐらい生きていくためには食事は切っても切り離せません。つまり、食事が楽しくなれば人生も楽しくなる、ということです。そのように、子どもたちの人生が豊かになるよう「食」の面白いところ、楽しいところ、素晴らしいところを伝えることができる栄養教諭を目指しています。 【後輩へのメッセージ】 伝えたいことは各項目で伝えてきたつもりなので、改めてメッセージとして言えることがあるか分かりませんが、大学4年間や教採を通して私が強く感じたのは、「人は決して一人では生きていけない」ということです。 私は大学4年間や教採でたくさんの挫折を経験しました。やることに追われる日々で心が疲れ、毎日の生活がしんどくなって大学を辞めようと思ったことも数回あります。しかし、そんなときに助けてくれるのは家族であり、友達であり、先生方でした。話だけを聞いて共感してくれる人もいれば、「やるしかない」と奮い立たせて前を向かせてくれる人もいました。そのおかげで何とか頑張ってくることができました。 人によっては、「自立できていない」と感じる人もいるかもしれません。しかし、私はそれでいいと思います。人は助けて助けられて生きていくものだと思っているからです。困っている人が誰かに助けられ、その人がまた困っている人を助ける。そのような助け合いの輪こそが人の良さでありAIが発達している現代において人にしか出せないぬくもりであると感じます。 結果はどうであれやり続けたことは必ず力となって自分に返ってきます。思い返したときに「あの時は頑張ったなぁ」と思えるように、一人で抱え込みすぎず、周りの人の助けをもらいながら充実した大学生活にしてください!
2022.01.17
就職レポートNo.667(三重県/栄養教諭)健康栄養学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第667弾! 健康栄養学科16期生(22卒) S.F さん 三重県・栄養教諭 勤務 ※撮影時のみマスクを外しています。 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私は高校生の時に、食習慣を見直したことで貧血の症状が改善されたという経験から、食の大切さを伝えられるような職に就きたいと考えていました。また、子どもが大好きだということから、子どもと関わる職にも就きたいと考えていました。そこで、調べるうちに栄養教諭の存在を知り、とても魅力を感じたことがきっかけです。 【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 2回生の時に学校インターンシップ、3回生の時にボランティアに行きました。実際に現場に入ることで、発達段階に応じた児童とのかかわり方や、食の課題がある児童へのかかわり方等について身をもって体験することができました。特に偏食を持った児童が、自分の働きかけによって少しずつ克服していく様子が見られたとき、感動とともに栄養教諭になりたいという思いがより強くなりました。 教育実習では、2週間という短い期間でしたが、児童が日々成長していく姿や、教師としての児童とのかかわり方、授業の作り方について貴重な経験をたくさんすることができました。また、自分が授業をすることで児童の意識・行動が段々と変わっていく様子が見られ、改めて栄養教諭という存在の大切さを実感しました。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学では、学校での取り組みのほか、ボランティア募集情報の提供もされているため、いろいろな分野において経験を積める機会がたくさんあると感じます。私は学校インターンシップ、ヘルスチーム菜良、学校ボランティア、子ども食堂ボランティアに参加しました。 教育の面・食の面などあらゆる視点から自分の知識を深めたり、貴重な学びを得たりすることができます。 また、畿央大学は先生との距離が近いという魅力もあります。定期的に担任面談がありますし、不安に思うことや疑問などいつでも先生に相談することができるため、本当に心強かったです。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 筆記・面接対策をはじめ、願書の書き方などもとても手厚くサポートしていただきました。特に面接練習は何回も見てもらうことで自信にもつながりました。そして定期的に面談もしていただき、とても相談しやすい環境だったと思います。 また、教育学部の学生と同じ場で面接練習ができたことが私にとってはとても良かったと思います。教職に対する熱い思いや、面接練習での立ち振る舞いなどたくさん刺激をもらえました。 【理想の教師像】 「子ども一人ひとりとしっかり向き合える栄養教諭」です。 ボランティアで、偏食や肥満、食物アレルギー等様々な食の課題を抱える子どもに出会ってきました。そういった子ども達に対し、一人ひとり真摯に向き合っていきたいと考えています。子どもの頃の食生活は生涯の食生活に大きな影響を与えます。だからこそ子どもたちに食に関する正しい知識や食事の楽しさ等を伝えられるよう、食育活動を積極的に行っていきたいです。 【後輩へのメッセージ】 「後悔先に立たず」です。ボランティアでも勉強でも「した方がいいのか?」となったら早めに行動することが大切だと思います。 そして自分のペースで計画的にコツコツと努力し続ければ、結果はついてきます。 しかし、栄養教諭は非常に狭き門で、不安になったり焦ったりすることがあると思います。そんな時は一人で抱え込まず周りの人に相談してください。私自身、栄養教諭の倍率の高さに、無理なんじゃないかと弱気になることが多々ありました。その度に先生方が温かい言葉をかけてくださったり、家族や友達が支えてくれたりしたおかげで乗り越えることができました。 たまには息抜きもしながら、全力で頑張ってください。応援しています!!
2022.01.14
就職レポートNo.666(保育園/栄養士)健康栄養学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第666弾! 健康栄養学科16期生(22卒) H.T さん 保育園(栄養士) 勤務 ※撮影時のみマスクを外しています。 【その園に決めた理由】 合同説明会の際に、園長先生が食育についてとても熱心にお話してくださり、保育の一環として、食育がとても重要視されていると感じたためです。 また園見学の際、とても雰囲気が良いなと感じました。 【就職活動を振り返って】 初めて保育園・こども園の合同説明会に参加したのは、4回生の4月でした。多くの場合、栄養士は欠員が出てからの募集のため、この時期で栄養士募集がある園はほとんどありませんでした。そのため「栄養士です」というとお話を聞かせてもらえないことも多く、思ったように就活が進まず苦労しました。 資料やサイトに栄養士募集と出ていなくても、気になる園があれば電話してみたり、合同説明会では「栄養士ですが、お話聞かせていただけませんか?」と聞いてみると、求人情報には出ていなかったことが分かったりすることもあったため、自ら積極的に行動することがとても大切だと実感しました。 【就職活動でPRしたポイント】 企業の就活でよく聞く、学生時代に力を注いだことなどは全く聞かれませんでした。それより、子どもとの接し方や自分自身の人柄を見られているような印象でした。そのため、だれとでも分け隔てなく話すことができる点や真面目な空気は壊さないようにしながら、常に笑顔で明るい雰囲気で面接に臨むことを意識しました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 私は初めての面接から就職活動が終了するまでが短期間だったため、面接練習や履歴書の添削以外でキャリアセンターを利用することはほとんどありませんでしたが、3回生の夏ごろに一度就職活動について不安に感じていることを相談しに行ったことがあります。その時にキャリアセンターの先生に、保育園・ こども園志望ならボランティアなどを通して子どもと接する経験を今のうちに積んでおいたほうが良いというアドバイスをいただきました。その後ボランティア活動に参加したことが就職活動を進めていくうえでとても役に立ちました。些細なことでもキャリアセンターの先生方は親切に相談に乗ってくださるため、不安に感じることがあれば一度話を聞いてもらうことをオススメします。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 私の場合は周りに保育園・こども園志望の友達がほとんどいなかったため、相談することもできず不安でいっぱいでした。しかし子どもの成長に食の面から携わりたいという軸を一つ強く持っていたため、最後までブレずに、また周りと比較して焦ることもなく就職活動を終えることができました。やはり、何か一つ軸を持つことはとても大切だと思います。まだ時間はあるので、一度自分と向き合って、やりたいこと、やりたくないこと、大切にしていることなどを整理してみるといいと思います。最後まで焦らず、自分のペースで頑張って欲しいです。応援しています(^^♪
2022.01.05
就職レポートNo.660(病院/管理栄養士)健康栄養学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第660弾! 健康栄養学科16期生(22卒) M.Y さん 病院(管理栄養士) 勤務 ※撮影時のみマスクを外しています。 【その病院に決めた理由】 決めた理由は2つあります。 1つ目は、地域に密着した病院で、急性期から回復期、慢性期、在宅、通所リハビリテーションなど幅広い医療を提供されていることです。 2つ目は、健康な地域住民の方々に対しても、イベントの実施や地元企業と協同して弁当の企画・販売などの活動を行っていることです。 このように、様々な方面から栄養管理に携わることができると考えました。 【就職活動を振り返って】 病院の管理栄養士を目指していましたが、面接対策や委託給食会社のことも知るため、委託給食会社の中から数社絞って選考を受けました。 3回生の2月頃から履歴書の添削や面接の練習をしていただくなかで、まだ病院の求人が少ない時期に履歴書の内容や面接での話し方をある程度固めることができたので良かったと思っています。 また、企業と病院の面接では異なる部分もありますが、何度か企業の面接を経験していることで病院の面接に落ち着いて挑むことができました。 病院の就職活動に専念する方法、企業の選考も受けて病院の就職活動をする方法、どちらもあると思いますが、私にはこの方法が合っていたと思います。 【就職活動でPRしたポイント】 サービスエリアの新メニュー開発企画への参加や授業の大量調理実習から学んだことや工夫したこと、今後どのように活かそうと考えているかについて話しました。 面接では予想通りの流れにならないことも多いため、完璧に全て伝えようとせず、その場の雰囲気や会話の流れに合わせて話しました。また、相手の目を見て笑顔とハキハキした声で話すことを常に心がけていました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターの方々には大変お世話になりました。 履歴書の添削や面接の練習では、上手く言葉で表現できないときに私の伝えたい内容を汲み取って、より伝わりやすい表現を提案していただきました。 その他にも電話のかけ方や書類の書き方など、気になったことがあれば些細なことでも相談に乗っていただきました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 私は絶対に病院で働きたいという気持ちがあり、就職先が決まるのは卒業後になってもいいと思っていたので、そこまで焦らずに就職活動を進めることができました。 しかし、そうは言っても周りが着々と就職先を決めていくと不安になるときもありました。 私はキャリアセンターの方々や先生方、友達、家族に相談することで乗り越えられたので、皆さんも一人で悩み過ぎず、信頼できる方々を頼ってみてほしいです。 周りと比べて不安になるときもあると思いますが、焦らず自分のペースで頑張ってください!
2021.12.17
就職レポートNo.653(食品商社/総合職)健康栄養学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第653弾! 健康栄養学科16期生(22卒) H.K さん 食品商社(総合職) 勤務 ※撮影時のみマスクを外しています。 【その企業に決めた理由】 就職活動を進めていく中で、 幅広い食品や商品を扱いたいという思いになり、メーカーや小売ではなく、食品商社に決めました。フルカテゴリーの食品を扱っているということや将来性があるということ、実際にできるかどうかは別として、その会社で自分のやりたいことが明確に持てることなど就職した後のことを一番に考え、この会社に決めました。 【就職活動を振り返って】 一番苦労したことはESを通過することです。ESの通過率は2割程でした。それでも、少しでも興味のある会社は無理だと思わずにとにかくESを出し続けました。ESに限らずですが、就職活動はとにかく行動に移していくことが大切だと思います。 通過率を上げていくためのポイントの一つは視野を広げることだと思います。そうすることで新しい分野に興味を持ったり、自分に合う会社と出会えたりすることもあります。決めつけずに色んな会社を見て欲しいと思います。また、友達や家族、先生からアドバイスを頂き、客観的な意見を聞くことも大切だと思います。自分では気付けないところもたくさんあったので、アドバイスを参考にESや面接を改善していくことで通過率が上がりました。 【就職活動でPRしたポイント】 文化祭実行委員の部署長をしたことを中心にPRをしました。そこで自分がどのような役割をしていたのか、なぜその行動をとったのかを明確にしておくと良いと思います。またPRに限らずですが、中学、高校からの経験とも紐づけておくことで、深掘りされても答えることができると思います。私の意見ですが、丸暗記はおすすめしないです。自分が経験してきたエピソードの整理をしておくと、あとは自分の経験や考えを述べるだけなので、面接で聞かれる内容は話せるようになると思います。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターでは、面談と面接対策でお世話になりました。3回生後期の面談では、不安に思っていることや何をすればよいか分からないと相談しました。親身に相談に乗ってくださり、不安を解消することができました。また、面接対策では、フィードバックを頂くことができて、客観的に自分のことを知ることができました。就職活動は一人でやるよりも、周りからの意見やアドバイスがとても参考になると感じたので、困った時はキャリアセンターに頼ることも一つの手段だと思います。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動中は先の見えない将来に不安を感じていました。しかし、振り返ってみれば色んな会社を知り、多くの人と出会えた就職活動はいい経験になり、自分を成長させてくれたと思います。私は、企業就職の中では就職活動を終えるのが遅く7月末まで続けていました。周りと比べて焦ってしまったり、実習や卒業研究があることでしんどいと感じることもありましたが、納得いくまで就職活動を続けてよかったと思っています。また友達や家族の存在も大きかったです。就職活動を終えた友達が、ESを一緒に考えてくれたり、話を聞いてくれたり、たくさん助けてくれました。一人でやっていると心が折れていたと思います。辛い時は周りの人に頼って息抜きをしながら、最後まで諦めずに頑張って欲しいです。納得のいく就職活動ができるよう応援しています。
2021.12.10
就職レポートNo.649(委託給食会社/管理栄養士)健康栄養学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第649弾! 健康栄養学科16期生(22卒) K.S さん 委託給食会社(管理栄養士) 勤務 ※撮影時のみマスクを外しています。 【その企業に決めた理由】 全部で10社ほど受けましたが、その全部が第一志望という感じで、正確な第一志望を決めないまま最終までいったので、企業からいくつか内定を頂いてからすごく悩みました。どの企業にもそれぞれその企業の良さや雰囲気があって、それを取捨選択するのが難しかったです。 最終的にこの会社に決めた理由として、1番の決め手となったのは、説明会や1次・2次面接を受けた際の雰囲気が1番良く、自分に合っているなと感じたからです。その他にも、社員食堂や学校給食、高齢者施設など幅広く事業を展開している点や先輩社員の方の話なども決め手となりました。 【就職活動を振り返って】 たくさんの企業に履歴書を書いたり、面接を受けたりなど大変なこともありましたが、就職活動をトータルして振り返るとたくさんの刺激があって楽しくもありました。自己PRなどでの自分の強みを知るために、人生で今までにないくらい自分と向き合い、強みや長所などの自分の良い点などを考えたりしていると、自己肯定感もあがり、就職活動をする前より自分に自信がつき、強く、余裕をもった人に成長できた気がします。真剣に就職活動や自分と向き合うとなにか少しでも得られることがあると思います。また、企業の方とメールや電話、お会いしてコミュニケーションを取るにあたり、社会人として必要なマナーや言葉遣い、礼儀などを、より学び、身に付けることも出来ました。 【就職活動でPRしたポイント】 主に受けていた企業が委託給食会社であったこともあり、給食センターでの臨地実習の学びを通しての自己PRをしていました。またその際に深入りしてもらえるように話をし、面接官の方とコミュニケーションをはかれるようにも意識していました。その中で気を付けていたことは、緊張して言葉がつまりそうになることやパッと浮かばないこともあったのですが、必ず一息おいて心を落ち着かせてから、笑顔でゆっくり話すことです。また、どんな質問に対しても、私についてのイメージやどんな人かを知ってもらうために、具体的な自分の体験やエピソードとともに話すことも意識していました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターの方にはすごくお世話になりました。就職活動を始め出した時期が3月下旬で、それまでにあったオンラインでのキャリアガイダンスの授業も全く見ていない状況でした。何から始めればよいか分からず、自分の力だけでは進めないと思い、まずキャリアセンターに『就職活動について何も分からないのですが何から始めて、どう進めていけばいいですか?』と相談に行ったところ、すごく優しく一から全部丁寧に色々教えてくださいました。 エントリーシートに書く内容から文章の添削、面接の練習や受けている企業についての相談など、就職活動においてのすべてと言っていいほどサポートしていただきました。就職活動を進めるにあたってなにか少しでも不安や疑問を持っている方はキャリアセンターの方にまず相談してみることをおすすめします。なにか必ず力になってくれると思います。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 私が就職活動において大切だと思ったことは、エントリーシートや面接で伝えたい自分のこと、就職活動のスケジュールの流れなど、色々なことをきちんと整理し準備しておくことです。またメールなどのマナー、面接では笑顔と明るい雰囲気と余裕をもつことを心掛けました。 履歴書の締め切りや面接などが続き上手くいかないと、心がくじけそうになってやめたくなる時もあると思いますが、焦らず、自分のペースで、自分の就職活動においての軸をしっかり持って取り組むと必ず上手くいくと思います。友達と比べたりして焦ることや自分の軸がブレそうになる事もあると思いますが、人は人、自分は自分と思い最後まで妥協せず、自分のやりたいことを信じて頑張ってください。 キャリアセンターへ相談することやインターネットで検索することで、なにかヒントが見つかると思うので上手く活用してみてください。応援しています。
2021.12.03
就職レポートNo.645(食品メーカー/食品開発)健康栄養学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第645弾! 健康栄養学科16期生(22卒) S.O さん 食品メーカー(食品開発) 勤務 ※撮影時のみマスクを外しています。 【その企業に決めた理由】 自分がしたいと思っていた商品開発の仕事に携われる職場だと思ったからです。 また、面接していただいた管理職の方が女性で、長く働ける職場でもあると感じました。 【就職活動を振り返って】 私は、就職活動を3回生が終わる3月から始めました。昔から興味があり、自分の興味のある仕事が食品企業の商品開発の仕事だったので、その仕事ができそうな企業の説明会を1か月の間に10社以上聞きました。その他にも、薬局や委託給食会社にエントリーをしましたが、内定をいただいても自分のしたいことではないので頑張れないと思い、最終的には今の内定先1本で就職活動を進めていきました。 進めていく中で苦労したことは、リモートでの面接で画面を通しての面接官との目線の合わせ方や、話しているときの表情など、対面で人と話すのとは違っていたので慣れるまでに時間がかかったことです。しかし、社会人になってもリモートで仕事をする機会があると思うと、とてもいい勉強になったと思います。 【就職活動でPRしたポイント】 私はゼミやクラブ、ボランティア活動など、大学での活動を一切せずアルバイトばかりしていたので、PRできることはアルバイトのことしかなかったです。 特に、内定先の会社は「地域に合わせた商品開発」を強く推していたので、私の個人飲食店でのアルバイト経験からアピールできると思い、まずはアルバイト先の地域の特産品を使ったメニューについて話して興味をもってもらうことから始めました。 また、総菜の商品開発をしている会社なので、最終面接までにスーパーを回って、内定先の会社の商品と他社商品との比較をして、多方面から意見を言えるよう準備したこともアピールするために工夫したことです。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 私はあまりキャリアセンターを利用できていませんでした。今になって思うと、履歴書の作成や面接の練習などキャリアセンターの就職サポートを利用できていたら、もっと就職活動で苦労することはなかったと思います。私はどうしてもわからないことがあったときだけ、キャリアセンターの先生にメールをしていたのですが、どんなに急でも丁寧に対応していただけたので、本当に不安なときに頼りになりました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 私がいただいた内定は、今の内定先の1つだけです。周りには内定を何社もいただいている友達がいっぱいいました。でも周りと比べることなく自分のペースで就職活動を進められたことで、負担なく就職活動を終えることができ満足しています。 皆さんも自分がしたいことを軸に思いつめることなく頑張ってほしいです。とても応援しています!
2021.02.22
就職レポートNo.626(病院/管理栄養士)健康栄養学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第626弾! 健康栄養学科15期生(21卒) A.M さん 病院(管理栄養士) 勤務 【その病院に決めた理由】 食の面から治療に貢献できる病院の管理栄養士を目指していました。 この病院に決めた理由は2つあります。一つは、給食業務を委託していない直営の病院だということ。管理栄養士として、食事について栄養指導を行うときに病院食についてしっかりと理解したいと思ったため直営の病院を希望しました。 もう一つは、急性期であること。急性期は経過が早く、刻一刻と変化していく患者さんの状態を把握することが必要です。限られた時間の中で適切な栄養管理がしたいと考えました。 【就職活動を振り返って】 もともと病院の管理栄養士を目指していたのですが、3回生の臨地実習先で病院の管理栄養士がイメージしていたのと異なったため、企業のことも知りたいと思い企業インターンシップに参加しました。 企業での就業体験を通して、改めて病院への想いが強くなり、4回生になる前の春に、企業ではなく、病院1本に絞りました。企業も受けて、病院の栄養士を目指そうと思ったのですが、私の性格を考えるとどちらも中途半端になると思い、病院の一択に絞りました。 【就職活動でPRしたポイント】 大学の授業での大量調理の実習や、アルバイト、部活動のエピソードを入れてアピールしました。 様々なエピソードがあると思いますが、就職先の特色に合わせたエピソードにすると自分の伝えたいことがまとまりやすいと思いました。また、管理栄養士になってやりたいことも聞かれたので、自分の興味がある分野について話しました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 履歴書の添削・面接の練習をしていただきました。何度も何度も、納得のいく文章になるまで添削していただき、とてもまとまりのある文章を書けるようになりました。 また、面接の練習も本番前のぎりぎりにお願いしてしまったのですが、練習していただき、緊張することなく面接に挑めました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 自分は何をするのが好きなのか、何をしたいのか自分と向き合えるいい時なので、ゆっくりと向き合ってください。 その中でいい就職先が見つかりますように祈っています。