2018年11月の記事

2018.11.09

就活レポート~就職活動の現場から~No.492(特別支援学校教諭)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第492弾! 現代教育学科10期生(19卒) K.T さん 奈良県・特別支援学校教諭 勤務            【教師を目指そうと思ったきっかけ】 特別支援教諭を目指そうと思ったきっかけは、障害のある弟のために自分ができることはどんなことでもしたいと思ったことです。その後、特別支援教諭になるための進路を選び、学習を重ねてきました。特に特別支援学校でのボランティアなどを通して、実際に様々な子どもと関わる中で、支援や支えを必要としているすべての子どもたちの思いやニーズを敏感に感じ取り、心から寄り添って支援していきたいという思いが更に強まり、特別支援教諭を目指そうと決意しました。   【ボランティア・教育実習を経験して】 これまでに障害のある子が参加するキャンプや地域で行われる忍者修行体験、特別支援学校等でボランティアをさせていただきました。忍者修行体験では、異なる年齢層の子どもたちが「楽しい!」と思えるような主催者側の工夫など、教育現場でも生かせる様々なことを学びました。このような多様な現場で経験を積むことで、新たな発見ができたり、視野を広げたりすることができたと感じています。教育実習は、日々、自分の課題と向き合う毎日で、あっという間に期間が過ぎるほど充実していたなと感じています。   【畿央大学での大学生活について】 クラス・担任制があるアットホームな畿央大学に入学できて本当によかったなと思っています。入学早々にある宿泊学習をきっかけにクラスの子と仲良くなり、一緒に授業を受けたり、空きコマに課題をしたりと一緒に過ごした時間は本当に楽しくて私にとってかけがえのない時間です。    【畿央大学の教員採用試験対策について】 3回生の10月から教員採用試験対策講座が始まり、その頃から少しずつ自習室に残って勉強するようになりました。対策講座では、ポイントや先生自身の経験談も交えながら一つ一つ丁寧に説明してくださるのでとても分かりやすかったのが印象的です。また、専門的な内容(特別支援)は、勉強の仕方から分からなかったのですが、特別支援の講座も開催してくださるので、分からないことを先生にその都度質問して解決したり、講座を一緒に受けている仲間に相談したりすることができました。私自身、3回生の10月まで、教採・公務員対策室にあまり足を運んだことがなく、初めの頃はとても緊張していたのですが、教採・公務員対策室の方々は、どの方もとても親身に関わってくださるため、気軽に質問や相談をしに行くことができ、今では安心感の方が大きいです。皆さんも不安になったりすることがあると思いますが、その時はぜひ対策室の先生に話に行ってみてください。本当に温かく迎えてくださいます。    【理想の教師像】  見えない部分に心を寄せることができる特別支援教諭を目指しています。その子の見える状態だけでなく、その子がどのような思いをしているのか、何を必要としているのか等を敏感に感じ取り、そのために自分は何ができるのかを常に考えながらその子に合った支援していきたいと思っています。    【後輩へのメッセージ】  「自分に合ったやり方」を見つけることはとても大切だと考えます。私は、自分に合ったやり方を見つけるためにも、また、自学の習慣をつけていくためにも、3回生の10月(後期の教員採用試験対策講座が始まる時期)から自習室で勉強するようにしました。初めの頃は、“○時まで残ってやる”とだけ決めてやっていたのですが、具体的な見通しが立っていないこともあり、勉強に身が入らなくなってしまいました。しかし、「○時から○時までは○○をする」と細かく決めて行うようにしていくと、今何をすべきかが具体的になり、やる気が生まれると同時に、その都度やり遂げられたことへの達成感を得ることができました。教員採用試験勉強は長期間ですので、自分にはどのような勉強法が合っているのかを早い段階から見つけておくことがまずは大切になってくるのかなと思います。また、一人ではやり遂げることができなかったと強く実感しています。勉強方法や進路などについて悩むこともあると思いますが、決して一人で悩まないでください。周りにいる友達や先生方に話してみると、気持ちが軽くなったり悩みを解決することができたりすると思います。心から応援しています。        

2018.11.09

就活レポート~就職活動の現場から~No.491(小学校教諭)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第491弾! 現代教育学科10期生(19卒)S.T さん 奈良県・小学校教諭 勤務          【教師を目指そうと思ったきっかけ】 目指そうと思ったきっかけは、小学校の時に出会った担任の先生です。その先生へのあこがれから、大学に進学しました。学んでいく中で、しんどいことや辛いこともありましたが、それ以上に“子どもに教えることの楽しさ”を感じることができました。子どもから教育実習で「できた!分かった!」と言ってもらい、そんな素敵な職業に就きたいと改めて実感しました。   【学校ボランティア・教育実習を経験して】 学校ボランティアでは、さまざまな学年に入らせていただきました。そして、その中で学んだのが、発達段階によって子どもと臨機応変にかかわっていくことの大切さです。学年によっては“子どもたちだけでできること、子どもたちだけでは難しいこと”がありました。すべてを一緒にやるのではなく、自分たちだけでできることは見守ることも大切であると実感しました。教育実習では、長期間同じ学級に入らせていただき、子どもの日々の成長を感じることができました。昨日できなかったことが今日できるようになっているなど、子どもの成長を近くで感じ、自分も学び成長ができて、本当に一日一日が貴重な時間で充実していました。   【畿央大学での大学生活について】 大学生活では、チアリーディング部での活動が一番印象に残っています。大学で初めて、チアダンスに出会いました。なかなか上手くいかずに悩んだこともありましたが、仲間と共に日々練習する中で、一つのものを作り上げることの楽しさを感じました。一人でできなくても、仲間と協働しながら築き上げた達成感は、これからの力にもつながると感じています。大学生になっても熱中でき、輝ける部活に出会うことができたのは本当に宝物です!   【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学の先生方は、本当に親身になって、どんなことにも全力で向き合ってくださいます。悩んだときには話を聞いてくださり、「またがんばってみよう!」と必ず前向きになりました。筆記の勉強では、分からないことの質問にも快く答えてくださります。そして何より、たくさんの資料を用意してくださり、貴重な資料ばかりで、勉強がはかどりました。 面接練習では、教採・公務員対策室の先生方や学部の先生方から様々な視点でのアドバイスをいただきました。今まで以上に、自分と向き合うことができ、貴重な時間を過ごすことができました。面接の試験前には、本番さながらの練習をしていただき、本番でも自分らしさを出すことができました。 本当に手厚く最後まで一緒に頑張ってくださる先生方です。   【理想の教師像】 明るく元気で、笑顔でいられる教師を目指します。子どもがしんどいときやつらいときでも、先生の顔を見るだけで元気になれて、一日を充実して過ごせる力になるようにしたいです。そして、子どもの良いところを伸ばし、一人ひとりが力を最大限に発揮できる学級や学校づくりに励みたいです。そのために、日頃の生活の場面などから、子どもの良いところを見つけ、伝えて伸ばしていきます。それが子ども同士にも広がっていき、一人ひとりの違いを認め合ってみんなが輝くような学級にしたいです。    【後輩へのメッセージ】 やること、やらなければならないことがたくさんあり、焦ることも多くなると思います。しかし、自分のペースを忘れることなく、最後まで全力で諦めずにやり切ることが大切だと思います。その中で、しんどいことや辛いことが出てきますが、一人で抱え込まないことも大切だと思いました。時には、一緒に頑張っている仲間や家族、教採・公務員対策室の先生方に、話を聞いてもらうだけでスッキリし、上手くいくこともあります。また、面接では緊張することもありますが、面接まで十分に自分と向き合って、“自分らしさ”を出すことが大切なのかな、と思います。また、教員採用試験をきっかけに、新たな自分を発見でき、成長につながると思います。頑張るときは集中して、時には息抜きもしながら自分のペースで、なりたい自分を想像して頑張ってください!      

2018.11.08

就活レポート~就職活動の現場から~No.490(病院)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第490弾! 理学療法学科13期生(19卒) K.F さん 病院(理学療法士) 勤務     【その病院に決めた理由】 私の実習先は全て急性期病院だったのですが、一つの病期に特化するのではなく、どんな患者様にも対応できるようになりたいと思うようになりました。病院見学に行った時の雰囲気や、急性期から維持期までを法人内で経験できるという点に魅力を感じて受けようと思いました。   【就職活動を振り返って】 実家に戻るか関西に残るかでかなり迷いました。初めは急性期病院に行きたいと思っていたのですが、実習で急性期しか見ていなかったので他の病期の病院も見てみようと思い、病院見学はたくさん行きました。病院見学で出会った方などにその場で話を聞いたりもしていました。受験先は専門試験や小論文もあったので、時間のある時に少しずつ国家試験の勉強もするようにしていました。   【就職活動でPRしたポイント】 私は日本理学療法学生協会(JPTSA)の活動をしていました。履歴書はそこで副大会長をしていた時の経験などを振り返って作成しました。また、自分がどのような理学療法士になりたいかということもアピールしました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 丁寧な指導をしていただき、感謝しています。私は就職活動の時期に部活もしていたため、あまり時間がなかったのですが、竹本さんと相談し時間を合わせていただき面接練習などをしていただきました。また、受験を決意してから応募締め切りまでに1週間もなかったので、メールで履歴書の添削などをしていただき、とても助かりました。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 自分のペースで進めていっていいと思います。今はネットなどで病院見学を申し込める場所も多いので、少しでも気になると思ったら何カ所か見学してみることをおすすめします。そして、自分の中で譲れない条件を決めて(住宅補助があるか、など)絞っていけばいいと思います。専門試験などの勉強は友達とやると楽しくできました。焦らずに自分が納得できる場所を見つけてください、応援しています!      

2018.11.08

就活レポート~就職活動の現場から~No.489(病院)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第489弾! 理学療法学科13期生(19卒) T.H さん 病院(理学療法士) 勤務   【その病院に決めた理由】 私は、小学生の頃から野球をしていた経験から、スポーツ分野に興味がありました。また、実習を通して、運動器疾患への興味も高まったこともあり、運動器・スポーツ分野をみることができる病院への入職を考えていました。その中で、私が内定をいただいた病院は、地元に近く昔から運動器・スポーツの分野で有名な病院であり、とても興味がありました。病院見学に行った際に、自身が目指す理学療法士になることができる環境であると感じたため受けることにしました。   【就職活動を振り返って】 総合臨床実習が終わってから病院を探し始めたのですが、第1志望の受験申込の締め切りまで2週間もないほどであったため、とてもバタバタしたなという印象です。締め切りまでの少ない日程の中での病院見学、履歴書の作成、筆記試験・面接試験の対策などとても慌ただしかったので、もう少し余裕をもって準備したかったなと思う部分もありました。しかし、無事第1志望の内定をいただいた時は本当にうれしい気持ちでいっぱいでした。就職活動を振り返ると、もう少し実習中から病院のことを調べ、受験日の把握などをしておけばよかったなと感じました。   【就職活動でPRしたポイント】 自分の持ち味は「積極的に何事にも取り組んでいくことができる姿勢」であるということをPRしました。これまでの自分の経験を踏まえ具体的に伝えることを心がけました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 他の学生の対応もある中、面接の指導や履歴書、その他様々な書面の添削など本当に親身に対応してくださりとても助かりました!メールで丁寧な対応をしていただいたおかげでスムーズに就職活動を行うことができたと感じています。         【後輩へのアドバイス・メッセージ】 実習前はどんなところで働きたいなど具体的なイメージはあまりないかもしれません。でも、実習で様々な病院・施設をみると思います。その中で自分にあった病院・施設、自分が将来どんな風に働きたいなど色々なイメージができてくると思います!また、たくさんの患者様との出会いを通して、自分のやりたい分野などもでてくると思います。そういった様々なことを踏まえて、自分の行きたい病院・施設を探すといいと思います!実習は大変だと思いますが、その中で病院を少しでも調べる時間があればぜひ調べてみるといいと思います。あとは、たくさんの病院見学に行っていろんな病院をみるのも大事だと思います。キャリアセンターに過去の先輩方が受けた資料があるので、受験前はそれらを見て対策などをしたらいいと思います。その病院で働いている知っている先輩がいる場合はどんどんお話を聞くといいと思います!!また、自己分析をしっかりとして履歴書や面接に役立ててください。就職活動張ってください!!      

2018.11.02

就活レポート~就職活動の現場から~No.488(栄養教諭)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第488弾! 健康栄養学科13期生(19卒) A.M さん 奈良県・栄養教諭 勤務         【教師を目指そうと思ったきっかけ】 管理栄養士の臨地実習で、子どもと熱心に向き合われている姿や仕事に誇りを持って取り組まれている栄養教諭の先生の姿を見て、このような人になりたいと思いました。また、子どもも食べることもとても好きだったことから、栄養教諭を目指しました。   【ボランティア・教育実習を経験して】 ボランティアでは子どもたちとの関わり方や普段の様子を見ることができました。特に子ども食堂のボランティアでは食べること・料理を作ることを通して、マナーや食の知識が子どもにより差が大きいことを理解し、子どもたちと一緒に食を考えるという経験ができました。 教育実習では自分の授業を行わせていただき、指導における多くの課題・改善点を知ることができただけでなく、私の魅力を活かした指導を学ぶことができました。   【畿央大学での大学生活について】 他大学と比べて、学校の規模が小さく、先生・学生同士の距離が近いところが魅力だと思います。健康栄養学科は3回生までクラスごとで実験や実習などの授業を受けることが多く、顔見知りの人たちの中で楽しく、様々な考えに刺激を受けながら、栄養について学ぶことができました。   【畿央大学の教員採用試験対策について】 3回生の前期まで教員採用試験について何もしていなかったのですが、10月から試験対策や面談があったことで素早く勉強に取り掛かることができました。面接対策ではたくさんの先生に見ていただくことで、自分について深く考える機会になりました。また、教育学部の人たちと一緒に試験対策をできたことは、とても刺激になり、「私も頑張ろう」と最後まで思えました。   【理想の教師像】 気軽に「先生」と声をかけてもらえる栄養教諭です。そのために、直接会話をすることや、他の先生や子どもたちと積極的に関わることはもちろん、おいしく安全で、誰かと話したくなるような楽しい給食を作れるようになりたいです。   【後輩へのメッセージ】 採用人数が少なく、何を勉強すれば良いか分からず、採用試験は不安になります。上手くいかないこともたくさんあります。でも、友達や先生と話したり、息抜きをしたりして無理をしすぎないことが大切だと私は思います。一人だと思わず、ぜひ周りの人に相談してみてください。応援しています。        

2018.11.02

就活レポート~就職活動の現場から~No.487(病院)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第487弾! 看護医療学科13期生(19卒) H.F さん 病院(看護師) 勤務   【その病院に決めた理由】 肺がん等の腫瘍や呼吸器疾患など私の担当したい分野に力を入れていること、家から近いこと、病院見学に行ったときの看護師さんの学生に対する振る舞いがとてもやさしかったことから、この病院に決めました。   【就職活動を振り返って】 実習に行く前は、自分がどのような病院、どの分野に合うのかわからず、イメージがつかめませんでした。それでも、実習を重ねていく中で、自分に合う病院はこんな感じなのかなと漠然とイメージできてきました。病院合同説明会に行っても、たくさん病院がありすぎてどこが良いのかわかりませんでした。しかし、個々の病院を見学することで、病院の雰囲気の違いがとてもよくわかりました。そのため、病院合同説明会の中で気になった病院は実際に見学し、自分に合っていて、自分がしたい看護ができるのかを考えることは大切であると思いました。また自分に合っている病院を焦らずじっくり探すためには、早めからの就職活動が大切であると思いました。   【就職活動でPRしたポイント】 見学した5つの病院の中で、この病院の温かみのある雰囲気に魅力を感じていることや、私の過去の経験から呼吸やがんに苦しむ患者さんのために力になりたいという思い、この病院で働きたいという強い思いを伝えました。また、面接中は笑顔を忘れずに、はきはきと答えるようにしました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 私が自信を持てるまで何回も、エントリーシートを添削してもらったり、面接練習に付き合ってもらったり、また不安な気持ちを伝えると励ましてもらったりと、就職活動中、キャリアセンターの存在は本当に大きく、感謝の気持ちでいっぱいです。いろいろ支えてくれるので就職活動中のキャリアセンターはとても心強い存在になると思います。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 病院合同説明会や病院見学に行って自分が働きたいと思う病院を探し、早めに行動することが本当に大切です。私は1月に病院合同説明会に行きました。自分が就職したいと思える病院で働けるように頑張ってください!