2024.12.25
就職レポートNo.805(大学病院/看護師)看護医療学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第805弾!
看護医療学科4回生 川西 聖弥さん
大学病院(看護師) 内定
- あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。
私が看護師という職種を志したきっかけは、母親が看護師であることが影響しています。幼い頃から看護師という職業が身近にあり、将来性を考えた時に看護師資格を取っておくことが、今後の役に立つと考えたため、看護師を選びました。このような母親の影響や将来性を考えて看護師を志したのですが、実際に看護の道へ行き、実習の中で患者さんと関わるうちに、自分の行った援助が、患者さんの治療や回復に繋がることにやりがいを実感し、看護師をより強く志すようになりました。
畿央大学に入学を決めた理由としては、大きくは2つあります。1つ目は畿央大学には、看護医療学科だけではなく理学療法学科や健康栄養学科といった学科もあり、他学科との交流ももてるという点に魅力を感じました。2つ目は、担任制度を導入している点です。看護医療学科は忙しいことや、男性である私が看護医療学科に馴染めるかどうか、不安を抱いていました。しかし、担任といった身近に相談できる先生がいることで、自分の精神的な緩和ができると考えました。
- 畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか?
私が入学した当初は、ちょうど新型コロナウイルスの影響で、授業もオンラインになり、サークルや学園祭などが停滞している状況であったことから、充実した大学生活を送ったとは正直言えないです。しかし、友人に恵まれたため、有意義な時間を過ごせたと思います。
印象に残っていることといえば、実習に行ったことですね。それぞれの分野の実習を通して、様々な疾患をもつ患者さんと接してやりがいを感じ、より看護師になりたいと思えるようになりました。
力を入れたことといえば、勉強はもちろん自分の趣味やアルバイト、友人やパートナーと遊びに行き、学生生活を全力で楽しむことに力を注ぎました。
もう一度大学生活を送るのであれば、サークルや学園祭に積極的に取り組んで、自分の大学生活を充実させたかったと感じます。
- 就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。
当院は、大阪市内で唯一の大学附属病院救命救急センターであることに加えて、三次救急医療施設であり、受け入れ患者数が多いことを知りました。また、専門看護師、認定看護師の資格取得のサポートをしており、私自身も将来は救急認定看護師になりたいという思いがあることから、救急外来で勤務したいという気持ちが強くなりました。
看護師としての知識や技術を身につけ、救急の認定看護師を取得し、より高度な医療スキルを身につけた看護師になり、緊急性が高い患者様にも適格な看護を提供したいと思い、この病院を志望しました。
- 就職活動を振り返っていかがでしたか?
大変だったことは、敬語が難しく感じたことです。普段から敬語を使う機会が少なかったため、就職活動を行ううえで敬語に慣れることに苦戦しました。しかし、社会人になると、敬語はコミュニケーションを取るうえで必要不可欠なので、就職活動を機に勉強し、普段から敬語を使うように心がけてよかったと感じます。
キャリアサポートに関しては、実際に対面で質疑応答や作法について教えてくださったので、緊張感をもってサポートを受けることができました。そのようにしていただけたおかげで、本番はあまり緊張せずに受け答えできたと感じます。また、自己PRなどの添削もしてくれたため、心強かったです。
- 就職活動で役立ったツールを教えてください。
ツールに関しては、過去に同じ病院に就職した体験記や、先輩からもらった過去の質問などが役に立ちました。そこから、どのような傾向があるのかを分析し、どのような角度から質問がきても徹底的に答えられるように備えていたので、自信を持って、本番に臨むことができました。
- 後輩のみなさんへメッセージをお願いします!
これから先、記録や人間関係で精神的に追い詰められることがあるかもしれません。でも、自分は一人ではなく、看護医療学科で共に頑張る友人や先輩、担任の先生、そして親などの仲間や味方がいることを忘れないでほしいです。つらいことやしんどいと感じたら、仲間や味方に頼ってほしいと思います。
長々とご拝読ありがとうございました。勉強も頑張りつつ、学生生活を精一杯楽しんでください。