2021.01.08
就職レポートNo.609(大阪府/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第609弾! 現代教育学科12期生(21卒) H.Y さん 大阪府・小学校 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 きっかけは小学校の時の担任の先生です。その先生は、第一に私たちのことを考え、寄り添い、サポートしてくださいました。そんな先生を見て、私は子どもながらに「かっこいい!私もこんな先生になりたい!」と強く思いました。 また、ボランティアや実習を通して、こんなにも長い時間大好きな子どもたちと一緒に過ごすことができ、自分自身も成長できる職業は他に無いと思ったので、教師を志望しました。 【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 私は、大学4年間で様々なボランティアをさせていただきました。大学1回生の時に「このままの自分じゃ嫌だなあ。何かしよう!」と思い、インターネットで調べ、自然学校でボランティアさせていただくことになりました。その後、もっとたくさんのボランティアをしてみたいと思い、小学校での学習支援ボランティア、英語村スタッフとしてのボランティア、中学校のサマースクールボランティアなどに参加しました。多くの子どもたちと過ごす中で、子どもたちの悩みや不安、興味関心のあることについてたくさん知ることができました。行動すれば、必ず学びがあると思います。 教育実習は、3回生の9月に小学校の教育実習、4回生の8・9月に中学校の英語科教育実習の2回でした。初めは本当に緊張したのですが、子どもたちの可愛さに癒され、「この子たちのために頑張りたい!」という思いで最後までやり遂げることができました。 【畿央大学での大学生活について】 私は、小学校教諭の免許、中学校・高等学校の英語の免許取得予定です。振り返ってみると、決して楽な大学生活ではありませんでした。先生方からの厳しいご指導や課題の多さから、逃げ出したくなることもありました。それを乗り越えることができたのは同じ中高英語を取っている仲間がいたからだと思います。この4年間「きっとこの苦しさはいつか報われるよ」とお互い励まし合いながら、続けてきました。しかし、苦しさだけではなく、英語教育について深く学習することができました。少人数であるため、大学の先生方は一人ひとりに合った手厚いご指導をしてくださいます。そんな先生方のおかげで、大学入学時と比べるとたくさんの知識や技能を身に付けることができたと思います。また、長期休みや課題がない日にはとことん遊びました。ON/OFFの切り替えやストレス発散することも大切だと思います。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 本当にとても手厚くサポートをしてくださいます。新型コロナウイルスの影響で、対面授業ができなかったにもかかわらず、教採・公務員対策室の先生方はオンラインで面接練習をしてくださったり、対策プリントを学内サイトにアップロードしてくださったりしました。 また、面接練習をしているとメンタルが本当に削られます。それは自分自身と向き合うからだと思います。正直、他の人と向き合うよりも自分と向き合う時間が一番しんどいです。そんな時、私は家族、周りの人たち、大学の先生方に助けていただきました。辛いときは、誰かに相談してみてください。きっと親身になって話を聞いてくださると思います。 【理想の教師像】 私の理想の教師像は、子どもたちと全力で向き合える先生です。子どもたちが悩みや不安を言ってくれたり、何か失敗してしまったりした時は、見放さず、最後までとことん向き合っていきたいです。 【後輩へのメッセージ】 私は1回生の時に先輩から教えていただいたある言葉を原動力に大学生活を送ってきました。それは、「大学4年間の中で、熱中できるものを3つ見つけよう」という言葉です。その理由としては、教員採用試験の面接の際に、どのような質問をされても根拠付けとしてそれらの3つに繋げることができるからとおっしゃっていました。私は、その言葉を受けて、何か熱中できるものはないかと4年間探し続けました。その結果、最も熱中できたものは、ボランティア、英語教育、ピアノでした。この3つに関しては、「何を聞かれても答えるぞ!」という気持ちで試験に臨みました。これから教員採用試験を受けるみなさん、畿央大学を受験しようと考えているみなさん、是非、大学生活の中で熱中できるものを3つ見つけてみてください。
2021.01.05
就職レポートNo.608(病院/看護師)看護医療学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第608弾! 看護医療学科10期生(21卒) K.T さん 病院(看護師) 勤務 【その病院に決めた理由】 以下4つの理由からです。 ・三次救急医療機関で、専門性の高い救急医療を学び、実践することができるから。 ・私の長所を活かすことができ、理想の看護師になれる環境があると感じたから。 ・家族が入院している時の看護が良かったから。 ・自宅から通いやすいことで、長期間働くことができるから。 【就職活動を振り返って】 数年前からこの病院で働きたいと考えていましたが、実習先の病院も素晴らしい病院ばかりで、比較、決定するのが難しかったです。 しかし自己分析を深くすることで、過去、現在の自分の考えや将来像を明確にすることができ、病院の決定や志望動機の明確化などがスムーズに進みました。 【就職活動でPRしたポイント】 自分の強みとそのエピソード、またそれらを就職してから活かすことができる具体例をあげて、アピールしました。 また病院の理念や行っている看護と、自分の行いたい看護が一致していることを強調しました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 とても密です。対面、メール、オンラインでどんな些細なことでも親切な指導や助言を頂きました。ネガティブな考えになりそうな時も支えていただき、キャリアセンターと就職サポートがなければ合格しなかったと思います。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 早い段階で、病院の説明会やインターンシップに参加することが大切です。さらに自己分析を行い、己を知りつくすことで、圧倒的なメンタルで面接に挑むことができると思います。頑張ってください!
2021.01.05
就職レポートNo.607(堺市/公立幼保)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第607弾! 現代教育学科12期生(21卒) Y.M さん 堺市・公立保育所 勤務 【教員(保育士)を目指そうと思ったきっかけ】 自分が通っていた幼稚園や幼稚園の先生が大好きだったことがきっかけで、小学生の頃から漠然と幼稚園の先生になりたいと思っていました。その後、実習や保育所でのボランティアを通して子どもと関わる中で、子どもの成長を近くで見守り、支えていくことができる保育士の仕事に魅力を感じ、改めて保育士を目指そうと思いました。 【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 幼稚園教諭、保育士に加えて特別支援学校教諭の免許の取得を目指していたことから、授業が忙しく、3回生の前期までは全くボランティアができませんでしたが、12月から公立の保育所でボランティアをさせていただきました。参加した期間としては短いですが、毎週いろいろな年齢の子どもたちと関わることで継続的に子どもの姿を見ることができ、成長を感じたり、学べたりしたことが多くありました。公立幼保を受けるときに、面接では自分の経験を語ることも多くあると思うので、ボランティアに参加することはオススメしたいです。 【畿央大学での大学生活について】 私は大学生活の中で3つの免許を目指した勉強だけでなく、部活動や短期語学留学、宿泊研修のスタッフなど興味を持ったことには積極的に挑戦してきました。毎日忙しい生活を送っていましたが、今となって振り返ってみると、たくさんの人との繋がりもでき、とても充実した大学生活を送ることができました。畿央大学は小さい大学だからこそ、アットホームでたくさんの繋がりを作りやすい大学だと思うので、畿央大学へ入学してよかったなと思いました。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 今年度はコロナの影響で3回生春休みの対策講座も全てなくなり、自習室も使えないという例年とはまったく異なる状況でしたが、その中でも対策講座の動画の配信や問題の配布をしてくださり、毎週教採・公務員対策室の先生と学部の先生がオンラインで面接してくださるなど手厚い対策をしてくださいました。何かわからないことが出てきても気軽にメールを送って質問することができ、アポイントをとって対面指導をしていただくこともできたので、エントリーシートの書き方から2次や3次試験の面接、実技指導まで見ていただき、大変お世話になりました。合格することができたのは先生方のサポートのおかげです。 【理想の教員(保育士)像】 私は子どもの力を引き出し、伸ばしていけるような保育者になりたいと思っています。そのために普段から子どもとの関わりを大切にし、子どもの思いを受け止めながら小さな変化にも気付けるようにしたいと思っています。また、子どもには一人ひとりできることや良さなど違いがありますが、それらを受け止め、認めていくことで一人ひとりを大切にした保育を行なっていきたいです。 【後輩へのメッセージ】 私が公立幼保を受験する中で感じたことは団体戦だということです。コロナ禍でなかなか直接会うことは難しかったですが、募集が出たらLINEで連絡しあったり、毎回の面接練習の後にはお互いによかったところを言って励ましあったりしていて、同じ自治体を受験する友達がいた時には試験会場で会うだけで少し緊張が解けてリラックスして受けられたこともありました。1人ではだらけてしまうことも多く、辛い試験勉強でしたが、同じ公立幼保を目指す仲間がいたから頑張れたと思っています。みなさんも同じ夢を持つ仲間とお互いに励まし高め合いながら頑張ってください。応援しています!
2021.01.04
就職レポートNo.606(奈良県/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第606弾! 現代教育学科12期生(21卒) K.T さん 奈良県・小学校教諭 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私が教師になりたいと思ったきっかけは、小学生の頃の先生の言葉です。私はサッカーをしていたこともあり、学校でも男女共に話をしたり、積極的に発言・提案したりしていました。それを見ていた先生が、「第2の先生みたいだね」と言ってくださいました。そこから、教師という仕事に興味が湧き、私も先生のような子どもの可能性を広げられる教師になりたいと思いました。 【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 私は、担任の先生から「学校インターンシップに行くといいよ」と言われ、母校へ学校インターンシップに行きました。様々な学年に入らせていただき、支援をしたり、一緒に遊んだりしました。子どもとの接し方や先生方の言動、授業の進め方など現場から学ぶことがたくさんありました。そして、学校インターンシップが終わった後も子どもと関わりたいと思い、学習支援ボランティアへ行くことにしました。主に特別支援学級に入ることになり、そこでは、一人ひとりに特性があり、児童にあった課題をされていることを学びました。実際に子どもと触れ合うことで、新たな学びがあったり、学校で学んだことを実践できたりして、とてもいい経験になりました。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学はクラス制で、入学してすぐに宿泊研修へ行きました。クラスで行動することが多く、知っている人がいない私でも簡単に友達をつくることができました。また、同じ夢に向かって頑張っている人が多いため、課題や実習、教採など困ったときも共に乗り越えることができました。部活やサークルでは、違う学部の友達とも仲良くなり、畿央祭や旅行など楽しい思い出がたくさんできました。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学は、3回生の頃から対策講座があり、自習室や問題集など勉強する準備が整っています。今年はコロナウイルスの影響で、対面での対策講座はありませんでしたが、毎週資料を作ってくださり、家でも勉強することができました。面接練習では、遠隔で行ったり、予約をとって対面で行ったりして、試験前になると、様々な先生方が空いている時間に指導してくださいました。適切なアドバイスをいただき、自信をもって試験に臨むことができました。 今年は試験内容が変更になって不安なことや大変なこともありましたが、先生方が相談に乗り、応援してくださったおかげで合格することができました。教採・公務員対策室の先生方や学部の先生方にたくさんお世話になり、とても感謝しています。 【理想の教師像】 私は、子どもの可能性を広げられる教師になりたいです。サッカーで、試合のたびに子どもたちのメンバーやポジションをかえることで、様々なことに挑戦でき、新たな発見や子どもの持っている能力を引き出すことができました。また、子どもは褒められたことにより、自信を持ち、進んで練習するようになりました。このことから、子ども一人ひとりをしっかりと理解し、挑戦できる場を設けることで、可能性を広げられる教師になりたいです。 【後輩へのメッセージ】 早くから勉強すること、面接はたくさんの先生に見ていただくことが大切だと思います。私は、部活動しかしておらず、勉強は不安でした。しかし、対策講座に早くから参加していたため、少しずつ苦手なところをなくすことができました。また、面接練習では、自分ではわからない癖や良い言い方など、適切なアドバイスをいただけるため、様々な先生に見ていただくといいと思います。 試験を受けて一番思ったことは、今頑張っている部活動やボランティア、アルバイトを最後まで自信をもって取り組んでほしいということです。自分では当たり前だと思っていても他の人にはない良い経験になるからです。 最後に、一人ではしんどくなったり、妥協したくなったりすることもあると思います。そんなときは、教採を受験する友達と一緒に励ましあって、後悔のないよう全力を出してほしいと思います。自信をもってみんなで頑張ってください!
2020.12.25
就職レポートNo.605(大阪市/養護教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第605弾! 現代教育学科12期生(21卒) K.M さん 大阪市・養護教諭 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 養護教諭を目指そうと思ったきっかけは、中学生の時に出会った養護教諭に憧れたことでした。笑顔がとても素敵で、どんな話も丁寧に聞いてくださり、近くにいるだけで癒しをくださる保健室の先生にたくさん支えて頂きました。また、つらい気持ちを抱えて保健室に来室した友達が養護教諭と話しているうちに自然と笑顔になっていく姿をみてとても素敵な仕事だと強く思い、養護教諭を目指すようになりました。 【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 2回生の頃から保健室のボランティアに参加させて頂きました。子どもたちと関わったり、身近で養護教諭の職務をみさせて頂いたりと実際の学校現場でしか学ぶことのできない貴重な学びをたくさん得ることができました。参加して本当によかったと思います。 教育実習は、養護実習と小学校実習の2つの実習を経験しました。2つの実習を通して、保健室と教室で見せる子どもの姿の違いや養護教諭以外の先生方の視点など多くのことを学ばせていただきました。養護教諭の職だけではなく、他の先生方の職務も理解しておくことの大切さを実感しました。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学での大学生活は、周りの方々に恵まれ、笑顔の絶えない4年間だったと思います。周りは教育者を目指す人が多く、友達は心優しくて温かい人ばかりでした。これから先も関わっていきたいと思える友達と出会えたことに、畿央大学に来てよかったと何度も思いました。 私は養護教諭と小学校教諭の免許を取得予定だったため、時間割は毎回びっしりで学生生活はほとんどが授業や課題に追われていました。しかし、その分友達と過ごす時間も多く、時には楽しく、時には切磋琢磨しながらできたので充実した学生生活になりました。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学の教員採用試験対策は本当に手厚かったと思います。3回生の前期から面談や対策講座が始まり、4回生には本格的に面接の指導も始まりました。教採・公務員対策室の先生方は、私たち一人ひとりを見て的確なアドバイスをくださいます。私も、受験する自治体や不安なことなど、たくさん相談に乗って頂きました。気持ちが疲れてしまったり、進路に対して不安になったりしたときに教採・公務員対策室に行くと心を明るくしてくださる先生方や同じ夢を持ち努力している仲間がいて、何度も励まされました。私の大好きな場所です。たくさん応援して背中を押してくださった先生方に、感謝の気持ちでいっぱいです! 【理想の教師像】 子どもたちの命と健康を守り育てることのできる保健室の先生になりたいです。子どもたちを守るためには、自分自身がたくさん勉強して知識や技術を身に付けなければいけないと思います。子どもたちのために、いつまでも学び続けられる養護教諭になりたいと思います。 【後輩へのメッセージ】 畿央大学の良いところは、「みんなで頑張る」ところだと思います!小学校教諭、幼稚園教諭、栄養教諭など、養護教諭以外のさまざまな校種を目指している仲間と共に切磋琢磨できたことは、私の力となりました。養護教諭は倍率が高く難しいと言われたり、思うように結果が出ずに落ち込んでしまったりすることもあるかもしれませんが友達や先生方の存在は本当に大きかったです。 養護教諭にとって体調管理も大切な仕事の1つだと教わりました。教員採用試験は長期戦になるので無理しすぎず、自分にあった方法で、自分のペースで!応援しています!
2020.12.24
就職レポートNo.604(鉄道会社/技術職)人間環境デザイン学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第604弾! 人間環境デザイン学科15期生(21卒) M.Yさん 鉄道会社(技術職) 勤務 【その企業に決めた理由】 大学からの案内で会社説明会に参加しました。駅の設備や建築物の保守、管理、計画、デザインを行い、地域の鉄道インフラを支えるというところに惹かれました。私にとって鉄道インフラはとても身近で、自分がたくさんの方の役に立てていることを実感できるからです。 また、大学での学びを活かすことができるということも決め手になりました。そして、女性も働きやすい環境が整っていること、土日休み、通勤のしやすさなども踏まえ、将来的に長く働くことができると感じました。 【就職活動を振り返って】 3回生の8月から1月にインターンシップに参加。エントリー数は50社程度、会社説明会は13社(内5社がweb説明会)、ES提出数は11社、面接数は6社です。 インターンシップ後、早期選考に参加した企業から3月中旬に最初の内定をいただきました。その後も就活を続け、6月下旬に決定先の企業から内定をいただきました。 3月は説明会や面接で忙しい上、ES、ポートフォリオの作成もあり、とても大変でした。SPI対策はほとんどできませんでした。本格的に就活が始まる3月までにESのネタ集め、ポートフォリオの作成、SPI対策をやっておけばもう少し余裕を持てたと思います。 【就職活動でPRしたポイント】 設計演習で畿央祭に展示していただいたこと、ファッションショーに参加したこと、ゼミでの活動のことを各企業の求める人材に合わせて使い分けていました。 問題や課題に対して自分がどのように考え、行動したのか、その結果どのようになったのか、そしてその経験から学んだことや身についていることをアピールしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 内定をいただいたうちの2社はキャリアセンターからの案内でインターンシップや説明会に参加した企業でした。最終的に就職先を決めるときも相談に乗っていただきました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 3月からはとても忙しくなるので、それまでにできる対策をしっかりしておけば余裕をもって就活できると思います。 うまくいかなくても深く考えすぎず、自分に自信をもって、前向きに頑張ってください。
2020.12.24
就職レポートNo.603(大阪府/栄養教諭)健康栄養学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第603弾! 健康栄養学科15期生(21卒) A.C さん 大阪府・栄養教諭 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 中学生の頃に理科担当の先生が高校受験の頑張りを認めてくださったことがきっかけです。その先生は担任でもなければ、特に親しいというわけでもなかったのですが、難関だと言われていた高校受験に挑む姿を日々見届けてくださっていたからこそ出る言葉で私の努力を認めてくださいました。それをきっかけに何事にも諦めずに努力することができ、今の私がいます。そのように教師とは一人の子どもの人生の支えにもなることができ、私もそのような教師になりたいと思いました。 【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 2回生の時に学校インターンシップ、4回生の9月に教育実習に行きました。どちらも短期での経験ではありましたが、私にとっては大きい経験になりました。この短期間にも子どもの成長を身近に感じることができ、教師だけでなく子どもからも学ぶことがたくさんありました。 そして、この経験は教採にも必ず役立ちます。自分自身が経験してきたからこそ出る答えに勝るものはないと教採を通して思いました。長い時間ボランティアを経験してきた教育学部の人の面接ではその人にしか出せない答えで説得力が強く感じました。 出会う子ども一人ひとり全く同じ子はいません。みんな違っているからこそ、その子にあった対応が求められると感じました。そのため、ボランティアなど子どもと関わる経験を増やし多くの子どもと触れ合う事が必要だと思います。 【畿央大学での大学生活について】 私は入学当初から栄養教諭を目指していました。そのため、授業以外での食や調理の勉強と人と関わることの経験を積みたいと考えました。そこで、イタリアンレストランとテーマパークの従業員をアルバイトとして1回生の頃から続けていました。他にも、バレーボール部の女子代表や畿央祭実行委員会実行委員長を任せていただきました。授業や課題が多くある中で両立していくことがとても大変であっという間の4年間でした。しかし、多くのことをこの4年間で経験してきたからこそ人のために働く魅力や人に対する思いやりの心、食に対する感謝の思いや信念など多くのことを学ぶことができ、充実した4年間でした。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 教採・公務員対策室・健康栄養学科・教育学部の先生方、同じく教採合格を目指す栄養・教育学部の仲間たち…私は多くの人に支えてもらいました。 栄養の勉強や課題、アルバイトに追われる日々で教採対策を始めたのは2月中旬からと遅いスタートで試験直前まで余裕のない教採対策でした。そして教員のための知識関連はなじみがないため勉強が難しくほとんどの範囲が一から覚えていくことから始まりました。そんな中でも教採・公務員対策室の先生方が教採に関わること全てにおいて支えてくださり、まとめた資料やアドバイスのおかげで闇雲にならず計画的に優先順位を決めてなんとかやっていました。そして、校種が違っても同じ教採合格を目指す友人がいてくれたことが私の心の支えでもありました。一緒に頑張っている仲間の姿に背中を押されたり、意見を言い合いお互いに高めあったりしていました。そのおかげで自分の中のモチベーションが保たれ頑張ることができたんだと思います。 そして、教採対策は「どういった教師になりたいのか」、「自分は何をしたいのか」など自分自身と見つめ合うことができる時間でもあると思います。 【理想の教師像】 「子ども一人ひとりと真剣に向き合って、子どもたちの食の支えとなる栄養教諭」です。 食生活や置かれている環境は子どもたちによって違います。そのため、子ども一人ひとりを大切に一生懸命向き合っていきたいと思います。 そして、人とは子どもの時期の食事が人生に大きく影響を与えます。私は子どもたちに生涯を通して何事にも挑戦してほしいと思っています。その土台となる体を作るために食事の面から子どもたちを支えていきたいです。そして、子どもたちが自ら望ましい食生活を送り元気に笑顔で過ごしてもらいたいです。 【後輩へのメッセージ】 私は、栄養教諭を目指していましたが、本当にそれでいいのか他にやりたいことをとらなくてもいいのかと悩んだことは沢山あります。そうなった時には、誰かに相談することや他の人の話を聞くこと、実際に経験してみることで何かしら自分が大事にしたいものが見えてくると思います。大学4年間はそれが充実してできる時期だと思います。 そして、苦しい辛い時はあります。そのような時でも努力すればいつかはきっと花が咲くということを信じてください。不安になった時は昨日までの頑張ってきた自分を思い出してください。 私は挑戦したいことを周りからは不可能だとたくさん言われてきました。ですが、何事にも可能性はゼロではなく自分で切り開いていくものだと思います。 今うまくいかないことがあった時はまだ先にあるんだと思います。友達や支えてくれる人を大切に、 どんなことでも頑張って楽しい大学生活にしてください!
2020.12.23
就職レポートNo.602(大阪市/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第602弾! 現代教育学科12期生(21卒) W.T さん 大阪市・小学校 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 教師を目指そうと思ったきっかけは、教育実習やボランティアで自分の直接的な関わりを通して、子どもたちの成長や笑顔を見られることにやりがいを感じたことです。大学1回生の頃から積極的にボランティアに参加したり、教育実習を経験したりする中で、子どもたちの成長や笑顔をたくさん見ることができる教師という職業にとても魅力を感じ、教師を目指すようになりました。 【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 大学1回生の頃から、月に1回地域の子どもたちと課外活動に取り組むボランティアに継続して参加していました。毎回活動内容や参加する子どもが異なっていたため、状況に合わせて自分から子どもに積極的に関わり、一人ひとりの性格を理解した上で声掛けや支援をすることの大切さを学ぶことができました。 また、教育実習を体験したことで教師になりたいという思いがさらに強くなりました。教育実習の期間は記録や授業づくりなどに追われ大変な毎日でしたが、それ以上に、毎日子どもたちの笑顔をたくさん見ることができることや実際に子どもたちに授業をする中で「わかった!」「なるほど!」という反応を見ることができることにとてもやりがいを感じた1ヶ月間で、この教育実習は私が教師を強く目指そうと思った大きなきっかけにもなりました。現在も教育実習でお世話になったこの小学校でボランティアとして教師になるための勉強をさせていただいています。 【畿央大学での大学生活について】 私は、小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、保育士資格を取得するため、授業や課題が多く、毎日忙しい日々を送っていました。そのような多忙な日々の中でも、同じような状況の友達と一緒に課題をしたり、たくさんの先生方からも励ましていただいたりとても温かい環境で自分が学びたいことを全力で学ぶことができた4年間だったと思います。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学の教員採用試験対策はとても手厚かったため、私自身も安心して教員採用試験に臨むことができました。新型コロナウイルスの影響でなかなか例年通りの対策ができない中、自宅で勉強できるように資料をたくさん作ってくださったり、リモートで面接練習をしてくださったり、状況に合わせて手厚い支援をしてくださいました。 また、対面での面接練習や模擬授業練習も、数えきれないほどしていただいたおかげで、実際の教員採用試験は落ち着いて自分の思いを試験官の方々に伝えることができました。練習のときにかけていただいた励ましの言葉やアドバイスは今でもとても印象に残っています。 【理想の教師像】 私の理想の教師像は、子どもたち一人ひとりの個性や良さを伸ばし、輝かせることができる教師です。教育実習やボランティアで多くの子どもたちと関わる中で、子どもたち一人ひとり違う個性や良さがあるということを学び、個々に応じた関わりを身につけることができました。この経験を活かして、理想の教師像を実現することができるように日々努力し続けたいと思います。 【後輩へのメッセージ】 教員採用試験の期間、周りと比べてしまい落ち込むこともあると思います。実際に私自身もたくさん悔しい思いをしました。しかし、そこで落ち込むだけで終わるのではなく、どうしたらもっと自分の思いを伝えることができるのか、自分の良さは何かと考えることを怠らなかったことが合格に繋がったのではないかと感じています。 そして、一番伝えたいことは、メリハリをつけて教員採用試験対策をすることの大切さです。たまには一緒に頑張っている仲間と世間話をしたり、映画やドラマを見たりするなど自分なりの息抜き方法でリラックスする時間も作ってみてください。ただし時間は決めて(笑)メリハリをつけて対策することで、対策の時間がより充実したものになると、私は実際に経験して感じました。 大変なことも多いですが、自分の教師になりたい!という強い思いがぶれなければ大丈夫です。頑張ってください、応援しています!
2020.12.22
就職レポートNo.601(堺市/養護教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第601弾! 現代教育学科12期生(21卒) A.M さん 堺市・養護教諭 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 <恩師への憧れ> 私が、「保健室の先生になりたい!」という夢を持ち始めたのは、小学5年生の時に出会った養護教諭の先生に憧れたことがきっかけです。怪我をした時に手当てをしてくださるかっこいい姿や、時には優しく安心感があり時には厳しい先生の姿に憧れました。 <子どもたちの命と健康を守り、育てたい> 養護実習やスクールサポーターでは、怪我や体調不良、保健室登校等で来室する子どもたちに出会いました。その中で、子どもたちが元気に学校生活を送ることができるように健康面を支えたいと確信しました。 【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 <養護実習・スクールサポーター(保健室)・健康診断ボランティア> 養護教諭の職務1つ1つの大切さや、判断の誤りが命にも繋がるという責任感、基本的には一人職であり、膨大な職務をこなす大変さを身に染みて感じました。その中でも、怪我をした時や何か悩みがある時等、どんな時でも入りやすい保健室であるように「暇そうに見せることがプロ」だと気づきました。 保健室に来室した子どもが「ありがとうございました。いってきます!」と保健室を出る頃には元気になり、笑顔で教室に戻っていく姿を見て、養護教諭の魅力とやりがいを感じました。そのため、学校という大好きな場で、「子どもたちの命と健康を守り、育てたい!」という思いがさらに強くなりました。 <小学校教育実習・スクールサポーター(教室での学習支援)> 授業づくりや子どもたちとの関わり、保健室だけでは分からない教室での様子等、本当に多くのことを学ばせていただきました。授業をすることはとても難しく、発問の仕方や全体を見ること、一人ひとりへの声かけ、学習指導案通りではなく子どもの反応に応じて臨機応変に進めること、「間違えても大丈夫」という発言しやすい雰囲気づくりの大切さに気づきました。 1か月間、小学校教諭の立場から学ばせていただく中で感じたことや気づいたことを養護教諭になった際に、保健教育や子どもたちとの関わりに生かしていきたいと思います。 【畿央大学での大学生活について】 大学の宿泊研修スタッフ、オープンキャンパススタッフ、教職クラブ、養護教諭に加えて小学校教諭免許の取得、日本赤十字社のベーシックライフサポーターや救急法救急員の資格の取得等、常に今の自分を超えようとする向上心でいろいろなことに挑戦し、成長できた4年間でした。 畿央大学は、アットホームだからこそ、他学年や他学科との繋がりも強いところが魅力的です。先輩方の背中を見て、「私もいろいろなことに挑戦し、頑張ろう!」と思うことができました。また、苦手なことを一緒に克服しようと宿泊研修で約200人の前でスピーチをする等、夢に向かって共に高め合う大切な仲間の存在はとても大きかったです。 畿央大学で過ごした4年間は私にとっての誇りです。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で例年のように大学で勉強できる機会は少なかったです。しかし、オンラインと対面を組み合わせた筆記試験対策、面接試験対策共にとても手厚く、いつも親身になって応援して下さったので、困難な状況の中でも少しずつ力をつけることができ、「良い報告をしたい、頑張ろう!」と思うことができました。また、日々友だちとオンラインで面接練習や筆記テスト等をしたことの積み重ねは大きかったです。さらに、畿央大学の強みだと感じたことは、養護教諭だけではなく、小学校教諭や栄養教諭、特別支援教諭等をめざす仲間と面接練習をすることで自分自身の考えを広げ、深められたことです。 このような厳しい中でも歩みを止めず、最後まで一歩一歩やり遂げることができたのは、夢に向かって共に頑張る仲間やどんな時も親身になって応援してくださり、時には成長のため、厳しく指導してくださった先生方のおかげです。教員採用試験はとても大変でしたが、今振り返ってみると、長いようであっという間だった素敵な思い出です。小学校の卒業文集に書いた夢、中学校卒業時に20歳の自分への手紙に書いた夢を追い続け、叶えることができ、とても嬉しいです。この感謝の気持ちを忘れず、4月からどんな困難があっても乗り越えていきたいと思います。 【理想の教師像】 私は、「子どもの発するサインにいち早く気づく」教師が理想です。その理由は、子どもの発するサイ ンを早期発見し、早期対応に繋げることが子どもの命と健康を守り、育てることに繋がるからです。 そのために、観察の視点を持ち、保健室来室時や登下校時の様子に注意し、情報共有を密に行うことにより、子どもの言動の背景理解に努めていきたいと思います。また、子どもとの信頼関係があるSOSを出しやすい存在になれると思うので、信頼関係をつくるためには次の3つのことを大切にしていきたいと思います。 ① 子どもが安心できるように、冷静かつ適切に救急処置を行うこと。 ② 子どもの思いを受け止める優しさはもちろん、時には子どもの力を信じてそっと背中を押すこと。 ③ 日頃から子どもたちとの関わりを大切にし、「応援している・見守っている」と伝えること。 このような養護教諭をめざして、一歩一歩頑張っていきたいと思います。 【後輩へのメッセージ】 これから、筆記で思うように成績が伸びなかったり、面接で自分自身を見失ったりすることもあるかもしれません。本当に、先生になりたいのか等、悩みも出てくるかもしれません。でも、それは、自分自身と向き合っている証拠だと思います。悩みながらも歩みを止めず、焦らず、視野を広げて考えてみても良いと思います。私が大切にしていたことは、「試験に合格するため」だけではなく、「養護教諭になったときのために学ぶこと」です。例えば、救急処置の範囲であれば、本当に目の前の子どもを助けられるのかをイメージし、冷静で適切な判断ができるように学んでいました。そのため、祖母が急に心停止した時も落ち着いて行動することができました。 養護教諭は狭き門ですが、身体を大切に!計画的に自分のペースで!仲間と共に!夢に向かって、焦らず最後まで自分を信じて頑張ってください! 合格した時の嬉しさはすごいです!応援しています!!
2020.12.21
就職レポートNo.600(給食委託会社/管理栄養士)健康栄養学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第600弾! 健康栄養学科15期生(21卒) A.I さん 給食委託会社(管理栄養士) 勤務 【その企業に決めた理由】 もともとは病院や施設といった直営の管理栄養士になる!と意気込んでいました。ただ業界研究のため給食委託会社についても調べていく中で、業界を絞るのではなく、新卒として様々な業界に挑戦し、その上で自分に本当に合う業界を探そうという考えに変わっていきました。 給食委託会社5社受験し4社から内定をいただき、中でも病院や施設、社員食堂やスポーツ分野など幅広い事業を展開され、全国に事業所を持つ給食委託会社に決めました。 【就職活動を振り返って】 私は就職活動をする上で1冊のノートを用意していました。履歴書やエントリーシートで書いた内容は絶対に面接で突っ込まれるので、そのノートに全て書き込んでいました。他にも説明会のメモや面接時に聞かれた質問など、就活に関連することは全てこの一冊に書き込むようにしていました。 スマホだと気づいたらSNS開いていますし、パソコンだと開くのも持ち運びも大変なので、ノートだと電車や寝る前とかどんな隙間時間でも見られるのでおすすめです。 【就職活動でPRしたポイント】 面接で必ずと言ってもよいほど毎回聞かれたのはやはり、自己PR・学チカ・志望動機の3つが主軸となって面接が進められました。一次面接だけでなく、最終選考でも面接官が変わるため同じことを聞かれた企業が多数でした。この3つは履歴書にもある項目なので面接で話す内容と相違がないよう気を付けていました。 他には管理栄養士を目指したきっかけや、入社したらどういった事にチャレンジしたいかなど話を掘り下げられるため、例えば管理職に就くためにキャリアアップを図りたい、など将来の管理栄養士像は描いておき、それを具体的に話せるようにしておきました。 また、他社の選考状況についてもよく聞かれました。私は全て給食委託会社であったため、その中で軸にしているもの、言わば何を基準でそれらの企業を選んだのか、他社との比較ができるように、5社ともこの企業でしかできないこと、特有の特徴というものを探し話を掘り下げられたときにちゃんと答えられるよう対策をしていました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 履歴書やエントリーシートの添削は、1から10までキャリアセンターの方にしていただいていました。 私は文章を考えるのが苦手で、苦手なりにとりあえず伝えたい内容を単語で書き出して何とか文章にしてから、コロナ禍で対面での相談ができなかったので、担当の谷口さんに全てメールで添削を何度もお願いしていました。その他にも、企業に提出する書類で疑問に思ったことや、臨地実習中の就職活動方法など、細かいことも含めて問い合わせていました。キャリアセンターは上手に活用すればよいと思います。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 私にはこんなところ絶対受からへん、と初めから諦めるのではなく、気になった企業はどんどん積極的に受けてほしいです。 自分の可能性を自分で勝手に決めつけ、その幅を狭めてほしくないです。未だ続くコロナ禍での就職活動が、またこれから始まりを迎えようとして不安も募るかと思いますが、その分支援して下さるキャリアセンターや先生、友達や先輩もいるので、一人で悩まずどんどん頼ると良いかと思います。 最後にもう一度、面接で聞かれた質問は面接終了後必ず書いておいた方がいいです! 就活頑張ってください!!応援しています。