2013年9月17日の記事

2013.09.17

畿央大学短期語学留学プログラム 現地リポートNo.11

こんにちは。健康栄養学科2回生の西村佳奈です。 ただいまイギリスに短期語学留学中です。 こちらの生活をレポートします。 長かった語学留学も残り1週間となり、今はロンドンに滞在中です。ロンドンでは自由行動なので、私はコベントガーデンにミュージカルを観に行きました。コベントガーデンの駅の改札にはライオンキングの絵が書かれていました。     劇場に着き、フロントに入ると中にはパブやお土産ショップがありました。 舞台の前と舞台袖にはオーケストラがいて生演奏をしてくれていました。 ミュージカルが始まるとテンポ良く舞台の背景やセットが変わり、それに合わせて演奏が流れ、息をつく暇がないほど迫力がありました。そして何より出演者の方たちの動きや歌声に感動しました。物語の中に笑いも少しずつ入れられていて、とても面白かったです。 私たちは3階から観ていましたが、十分満足できました。     その他に大英博物館にも行ってきました。 先生に一度案内してもらいましたが、そのときは全部を見ることが出来なかったので、もう一度じっくり見に行くことにしました。 大英博物館はとても広く、フロアが1階・2階とあり、さらにLevel-1~5に階が分けられています。私は一通り見て回るのに2時間以上かかりました。どれも見ていて楽しく、あっという間に時間が過ぎてしまいました。 また各部屋が国や時代別に分けられていたので、その時代のその国の文化なども知ることができ、良い勉強になりました。日本についての部屋では、教科書に載っていた埴輪や銅鐸、絵巻などがあり、本物を間近で見れて嬉しかったです。 大英博物館の中で一番印象に残っているのは「clock」のところで、昔のものから最近のものまで様々な種類の時計が置かれていました。からくり時計のように可愛い時計も多くあり、見ていて飽きませんでした。     この1ヶ月間は本当に毎日が充実していました。近くに頼れる人がいないので、すべて自分で解決しなくてはならず、困ったこともよくありました。けれど、このような環境で一度でも生活することが出来て、良い経験になったと思っています。 残りのロンドン滞在も満喫できるよう楽しみたいです。   【関連記事】 短期語学留学プログラム現地リポート1 短期語学留学プログラム現地リポート2 短期語学留学プログラム現地リポート3 短期語学留学プログラム現地リポート4 短期語学留学プログラム現地リポート5 短期語学留学プログラム現地リポート6 短期語学留学プログラム現地リポート7 短期語学留学プログラム現地リポート8 短期語学留学プログラム現地リポート9 短期語学留学プログラム現地リポート10

2013.09.17

畿央彩~第11回畿央祭実行委員Blog vol.18 ~学内企画部ブログ その3

こんにちは!学内企画部署長ゆっこです* 夏休みの活動もあと1日となりました 作業は順調にすすんでいます\(^_^)/     この日の活動内容は ▼ぴったんこかんかんカード作り ▼ブルーシート拭き です!     ▼ぴったんこかんかんカード作り お配りする全てのカードを作り終えました!     全部でなんと1400枚(*_*) 多いように感じますが、楽しくお喋りしながら作業していると、あっというまです   ▼ブルーシート拭き 当日にお化け屋敷で使用するブルーシートをきれいにしました   一番大きいもので10M×10Mもあり、拭くのはもちろん、重たくて運ぶのも大変(・・,*)  またこの日は気温も高く、窓を開けても廊下は暑いっ! もちろんブルーシートをきれいにしたあとは、廊下も雑巾がけしました(^_^)     最後は涼しい部屋で休憩 お疲れさまでした◎

2013.09.17

学生広報スタッフBlog vol.92~開学10周年記念 看護医療学科シンポジウム「いのちに寄り添う看護」

皆さん、こんにちは! 看護医療学科2回生の学生広報スタッフ、きーさんです☆ 蝉の合唱が鈴虫の独唱に代わり、秋を思わせる日々が続いていますね♪   今年は畿央大学開学10周年の節目。 各学科で様々なイベントが開かれて来ましたが、今回は開学10周年記念看護医療学科シンポジウムについて書きたいと思います(準備の様子はこちら)。 8月29日にホールで本番さながらのリハーサルも行い、本番を迎えました☆   ▲ 朝の様子。会場の準備も万端!テーマは「いのちに寄り添う看護」 きーさんはまず、学生ボランティアスタッフとして来場者の誘導に携わりました。 受付を終えた来場者を、ホール内にいる別のスタッフと連携してそれぞれの座席エリアに誘導。 顔見知りの畿央生から声を掛けてもらったり久々に顔を合わせたりし、ますます発表のやる気がアップ! ボランティアスタッフ業務の後は、すぐに発表者席へ移動しメンバーとともに発表準備です。   ▲先生方とボランティアスタッフの打ち合わせ        ▲受付の様子。スタッフは看護医療学科1、2回生     ▲ 全員スーツ!正装発表チーム☆              ▲学生への謝礼で頂いた大学オリジナルクッキー!!     最初は1回生の発表。 長い間準備や練習を重ねて来た成果をしっかり発揮し、素晴らしい発表になっていました(^^) 高野山宿泊研修で学んだ事を踏まえ、研修前後で医療職を志す考え方にどんな変化があったのか。そして研修を経てたどり着いた、発表者3名それぞれが目指す看護師・保健師像を熱く語っている姿が印象的でした。   ▲1回生発表者(前列4名) ※写真はいずれも29日の直前リハのものです   続いて2回生!きーさんらの出番です。 1回生の夏休みに履修した「チーム医療ふれあい実習」について紹介。 看護・理学・栄養の混成チームで実習を受けた事で、他学科(他職種)の視点を学べた事や専門外の分からない事を教えてもらうつながりが出来た事を強調しました。 実習から1年経った今、こうした下地があったおかげでチーム医療に必要となる職種横断的な考え方、知識、つながりが保たれていると改めて実感しています。   ▲2回生による発表の様子。   この発表に携わった事で、患者さんとのふれあいやコミュニケーション、病院での様々な体験、チーム医療の素養等多くの学びを得られた実習だったと改めて実感しました。   発表が終われば、次は情報交換会の司会! 1人3役、最後の大仕事です。 まずは舞台上でご挨拶☆  ▲伊藤学科長の閉会挨拶に続いて壇上へ。「昭和生まれ」の部分で笑いも取れました(笑)   情報交換会は他学校の皆さんや畿央大学の先生、学生等で賑わいました。学生が多いのでアルコールは無し。でも、参加した皆さんが親睦を深め、おいしい料理を楽しんでいるようでした☆ きーさんも乾杯の音頭を取らせてもらった後はいろんな人と話し、横のつながりを広げる事が出来ました。     このシンポジウムでの発表を通して、実習で得られた学びを振り返り、より深める事に繋がりました。 また、部外講師の講演やパネルディスカッションを拝聴して看護という職種に就き、それを生業とする上での考え方、哲学というものや「いのち」について深く考えさせられました。 学生ボランティアや情報交換会を通して知り合いも増えました。今後の学校生活を更に豊かに出来そうです☆ こうして得られた学びや仲間を大切にし、今後の大学生活を充実したものにして行ければと思います。   最後に、来場者や共にシンポジウムを作り上げた仲間たちの感想を紹介させて頂きます。   ●看護医療学科2回生 浅野友里 畿央ならではの1回生3学科での合同実習を経験できて、そして初めての実習で学んだこと感じたことを代表して発表できてよかったです。これからも看護の勉学に励み、技術を身につけ3回生の実習へと繋げていきたいと思っています。   ●看護医療学科2回生 寺口沙希 こんにちは!看護医療学科2回生の寺口沙希です\(^o^)/ 今回のシンポジウムでは1回生のチーム医療ふれあい実習について発表させて頂きました。この実習では医療関係者と患者さんの関わりを新鮮な目で学びました。今回の発表のために学びを振り返ることができて良かったです。また発表するにあたっては、どう発表すれば相手に伝わるのかが難しくこれからの課題にしていきたいです。 また、4回生の「へき地・離島実習」の発表はその地に暮らす方々との何気無い会話の様子が心に残りました。 他の学生の学びを聞くことがなかったので今回のシンポジウムに参加して様々な方のお話を聴くことができて良かったです。   ●看護医療学科2回生 永井ひかる 今回、10周年という節目ということでこの記念式典が開催されることになり発表者側として参加することができ、本当に貴重な経験をすることができました。この発表のためにチームが作られその中で個人が役割を担い、互いを補い尊重し、一つのことを目標としやり遂げることができよかったです。この発表の機会で学んだことを今後、医療に携わる者となった際に役立てていきたいです。   ●看護医療学科1回生 田中桃加 今回のシンポジウムでの発表を通して、先輩、後輩との生徒同士の繋がり、また先生との繋がりを感じることができました。このような機会を与えていただき、本当にありがたく思います。   ●看護医療学科1回生 蔦屋茉莉亜 私は、このシンポジウムの1回生のまとめ役をさせていただき、チームワークの重要さを感じました。チームで何かをするときは、それぞれが自分の役割をしっかりとこなすことと、一人一人の積極性が大事なのだなと、実感しました。授業の課題と、シンポジウムの準備で大変なときに、メンバーの友達と励ましたり、役割を分担したりすることで、頑張ることができました。自分一人ではできないことを、抱え込むのではなく、周りに手伝ってもらうことも大切だと学びました。 また、入学してすぐにある、高野山での宿泊研修は、1回生にとってはとてもためになるものだと改めて思いました。あの宿泊研修で周りの友達や、先輩方の話を聞くことでさらに自分の将来の看護師像が明確になったと感じています。 発表の場には居ることはできませんでしたが、関わることができて良かったです。ありがとうございました。   ●天理看護学院3年 匿名希望 大学だから僻地とかに行って学べるのはすごくいいなぁと思いました。研修カリキュラムが充実していて、専門学校とは違う魅力を感じました。   ●天理看護学院3年 匿名希望 私はパネルディスカッションが一番印象に残っています。いのちを考えることは自分をもつことが必要なんだなと思いました。患者さんはどんなことを望んでいるのか知るのはすごく難しいと思います。でも対象を理解して、こうすれば少し楽になるかな?喜んでもらえるかな?ともがき考え実践すること全てに意味があると改めて思えました。 スペリチュアルペインは第三者からアセスメントされないようにしたいっていうのは理想だけど、人が死を前に、病気の苦しさを前にした時なかなかそこまで強くはなれないなあと思います。でも病気になる前からリビングウィルについて考えたり、看護師のプロになるために自分を見つめることが大事と思いました。   ●看護医療学科3回生 唐川知子 実習中なので、実習が終わった先輩と話ができて、大変そうだけど、実習頑張ろうと思いました!     ●看護医療学科2回生 匿名希望 最初は他校の人に対して失礼のない対応とか配布物のミスとかいろんなことができるか心配で不安に思ったけど一緒にいた学生ボランティアの仲間や先生のサポートもあってなんとか無事に終わりました。情報交換会での食事も美味しかったです。   ●看護医療学科2回生 森中美幸 ボランティアスタッフとして参加して、このシンポジウムがたくさんの人の協力をもとに行われていることがわかりました。参加した全ての人が「いのち」について改めて考える機会になったと思います。   開学10周年記念 看護医療学科シンポジウム レポート(オフィシャルサイト)

2013.09.17

本学教員が、ミクロネシア連邦で健康増進に関する調査を実施中!vol.1

看護医療学科の堀内です。9月1日から28日までの日程で,昨年度5カ月間在外研究で過ごしたミクロネシア連邦ポンペイ州へ来ています。 今回は,ポンペイ州における高齢者の生活実態と高齢者のための健康増進事業(日本でいう介護予防事業)実施の可能性に関する調査です。   在外研究中の調査結果等から,現地へのフィードバックの一つとして「高齢者の健康増進のためのシステムの構築」に関する事業提案をミクロネシア連邦ポンペイ州公衆衛生局にしたところ,逆に『畿央大学とのコラボの可能性』を尋ねられました。国際協力を学んだ学生時代からの恩師や海外で活動する友人知人などのアドバイスも参考に,独立行政法人国際協力機構(JICA)の「草の根技術協力」という国際協力には経験の少ない組織や大学などが参入できる枠組みへ大学組織として参入する,つまり,畿央大学が国の税金を預かり国際保健医療協力に参入するという案を大学に相談し了解を頂きました。 まだ海のものとも山のものとも分かりませんが,JICA関西センターの「国際協力,次の一歩プログラム」というスキームに畿央大学として申請し助成を受けることができたので,まずは,前述の「草の根技術協力」の企画書(12月締め切り)を書いてみようと考えています。   ▼フィールド調査の様子です。   7人で暮らしているが,仕事や学校で日中はひとりという82歳の女性。目も耳も不自由になったのでほとんど家から出なくなったという。日本統治時代に覚えた日本語は今でも少し話せると,日本語で自己紹介をしてくれた。   ▼10人を超える大世帯だけれど,やはり昼間はひとりという76歳の女性。   ▼火を起こすのは大仕事なので,料理をするのは一日一回。 特に日中独居高齢者がひとりでかまど仕事をすることはありません。   ▼息子や嫁は働きに行っているので,孫の世話をしているという高齢夫婦 孫が祖父母を看ている世帯も多い。 世界では途上国を含むほとんどの国で平均寿命が延びており,WHOも高齢化への対応をすべての国と地域に呼びかけています。 しかし,国際保健医療協力の対象分野としてはまだ焦点は当たっていません。 命の重みが,生まれた国や地域に左右されることなく平等であるために,自分にできることはなんだろうかと国際保健の道に進みました。 その時々で立ち位置やアプローチの方法は異なりますが,医療支出の財政負担を考えると経済力に乏しい国や地域ほど予防に力を入れる意義は大きく,元気な高齢者を支援する保健政策の重要性をわかりやすい形にして関係機関に説明していければと考えています。 看護医療学科 准教授 堀内美由紀