2014年8月30日の記事

2014.08.30

学生広報スタッフBlog vol.139~福島に届け!「絵葉書プロジェクト」

こんにちは!学生広報スタッフで被災地支援サークル「HOPEFUL」所属の みー です!   HOPEFULは、東日本大震災を契機として畿央大学の学生有志により設立されたサークルで、被災地支援イベントへの参加、企画・運営などの活動をしています。   8月の初めには「絵葉書プロジェクト」を行いました。このプロジェクトは、福島県の仮設住宅に住んでおられる方に、絵葉書を送る活動です。     「遠く離れた奈良県から、自分たちにできることはないだろうか」と考え、立ち上げたプロジェクトです。 一枚一枚手描きした絵葉書は、HOPEFUL主催で8月18日から20日まで、福島県の子どもたちを対象に行われた「のびのびキャンプ2014」にスタッフとして参加した、福島大学の菅野くんに託しました。     現地で絵葉書を手渡すと、菅野くんは「一枚一枚全部手描き!?」と、とても驚いた様子で受け取ってくれました★   その菅野くんから、絵葉書について報告がありました! 8月28日(木)、福島県二本松市の杉内多目的運動広場 応急仮設住宅の自治会長さんに、手渡されたとのことです!     自治会長さんは「こういうの嬉しい。みんな喜ぶよ。秋の絵が描かれているのがいいね。遠くから想いを届けてくれてありがとう!」と、受け取ってくださったそうです。 30枚ほどがこの仮設住宅にお住みの方々に配布され、残りは、また別の場所で配布される予定です。   奈良から、配布された方々に、絵葉書を通して少しでも気持ちが届けばいいなと思っています!   また、今回仲介役となってくれた菅野くんとHOPEFULとは、「のびのびキャンプ」を通してつながりました。支援の中で繋がった仲間も大切に、さらに活動を展開していきたいと思っています★   残りの絵葉書が届けられる様子や、HOPEFULの今後の活動については、このブログやHOPEFUL facebookページで報告させていただきます! ぜひ、ご覧ください★   【関連記事】 学生広報スタッフBlog vol.137~被災地支援サークル「HOPEFUL」活動報告

2014.08.30

短期語学留学プログラム2014 現地リポートvol.9

イギリスに留学中の現代教育学科1回生の細川光生です。   先日、カンタベリー大聖堂と聖オーガスティン修道院を訪れました。 どちらも世界遺産に登録されている、歴史的な建造物です。 カンタベリー大聖堂は1400年以上イギリス国教会の総本山として、現在も活動を続けている教会で、毎日世界で名高い聖歌隊による礼拝などが行われています。 大変高い建造物なので、カンタベリーのどこからでも見えるのですが、入場料を払っていざ大聖堂を目の当たりにするとあまりの大きさと美しさに息をのみました。また、私は普段神に祈りを捧げるような人間ではありませんが、中に入ると、あまりの神々しさにそのような意思に駆られました。礼拝が毎日行われているためか、観光客の他にも現地の人もたくさん訪れていました。       カンタベリー大聖堂とは別に、もう一つの世界遺産である聖オーガスティン修道院は、下の写真のようにほとんど跡地のようになっています。これは16世紀にヘンリー8世によって破壊されてしまったからです。こちらには訪れている人々も少なく、とても静かで穏やかな場所でした。ベンチも数か所に設置されており、のんびりとした時を世界遺産で過ごすことができました。     さて、世界遺産のことはここまでにして、これからはたくさんの写真と共に、イギリスでの日々を紹介していきたいと思います。     こちらで日用品を購入するときは、日本でいう100円ショップと同じような£1ショップ”Poundland”をよく利用しています(写真①)。まあ実際のところ、£1=約180円で日本の100円ショップと比べるとかなり高めなのですが…(笑)   今回の留学中、僕はホームステイをさせてもらっています。その同じホームステイ先に滞在しているフランス人の女の子Leonorとは通っている学校は違いますが、毎日一緒に登校しており仲良しです(写真②)。   また、ホームステイしている所はかなりの田舎で、広大な土地が広がっています。道路や畑が、先が見えないほど続いていて、見ているだけで開放的な気分にしてくれます(写真③)   ただ、毎日イギリスの食事を食べていると、日本食が恋しくなってきます。なので、現地で知り合った慶應義塾大学在学中の日本人の山﨑紀子さんと街にある日本料理レストラン”wagamama”を訪れました。僕は野菜焼きそば、のりこさんはラーメンを注文しました。日本の焼きそばやラーメンとは全く異なるものでしたが、食事をしながらのりこさんに英語を教えてもらったり、大学について話し合ったりと、楽しく有意義な時間を過ごせました(写真④)   今までの内容を振り返ると観光に来ているような印象を与えてしまいますが、今回ここイギリスに来ている理由は留学ということで、平日にはちゃんと学校に通っています。授業中に取り扱う内容としては日本の高校1年生までに習う内容がほとんどですが、すべて英語で授業が行われるので、読み取り、聞き取るだけでなかなか大変です。ただでさえ、僕は英語がとても苦手なので、毎日必死です。でも、先生は分かりやすくなおかつ愉快な授業をしようとして下さるし、クラスメイトもみんないい人で、楽しく学ぶことができています(写真⑤)。     8月25日は同じ留学メンバーである中田朋実さんの誕生日だったので、中田さんのホームステイ先で誕生日パーティーが開かれて、みんなでお祝いをしました(写真⑥)   中田さんのホームステイ先以外にも、放課後などの時間に他のメンバーのホームステイ先にお邪魔させてもらっています。中村友香さんのホームステイ先を訪れたときには、昼食としてパスタとピザを振る舞って頂いたので、みんなでワイワイしながら美味しい食事を食べられました(写真⑦)。   また、放課後に街を歩いていたら、スペイン人の女の子に「日本人ですか?」と尋ねられ、話をしていると英語と日本語を学んでいたようで、日本の漫画やアニメ、きゃりーぱみゅぱみゅなど、日本のことについて日本語と英語を交えて話しました(写真⑧)。   家の近くにある広場では雨の日以外、放牧されている羊を見ることが出来ます(写真⑨)。   また、家でのんびりと過ごしているとき、夕焼けがとてもきれいだったので、思わず写真を撮りました(写真⑩)。     これまで書いてきたこと以外にも、毎日新鮮で様々な経験をさせてもらっています。 現地でも様々な方たちとの良い出会いがあり、毎日感謝でいっぱいです。 イギリス滞在日数も残り2週間近くとなり、折り返し地点に立とうという所です。 残された時間もあっという間に過ぎてしまうと思うので、毎日精一杯英語や異文化を学び、そして毎日笑顔で楽しんで過ごしていきたいと思います!     【関連記事】 短期語学留学プログラム現地リポート1 短期語学留学プログラム現地リポート2 短期語学留学プログラム現地リポート3 短期語学留学プログラム現地リポート4 短期語学留学プログラム現地リポート5 短期語学留学プログラム現地リポート6 短期語学留学プログラム現地リポート7 短期語学留学プログラム現地リポート8  

2014.08.30

学生有志による被災地支援「のびのびキャンプ2014」を、福島県で開催!

福島の子ども24名を招いて、2泊3日のキャンプを開催!   こんにちは。のびのびキャンプ2014代表、畿央大学教育学部3回生の永田理奈と申します。 8月18日(月)から20日(水)の2泊3日で、福島県国立磐梯青少年交流の家にて被災地支援「のびのびキャンプ2014」を開催しました。キャンプには福島県の子ども24名、大学生22名(畿央大学20名、福島大学2名)が参加し、3日間を無事に過ごせたことを報告させていただきます。これも多くのみなさまからのご支援、ご協力の賜物と感謝しております。 なお、のびのびキャンプ2014は住友商事様、子どもゆめ基金様から助成をいただき実現しております。   「のびのびキャンプ」は東日本大震災が発生した2011年に、短期間で避難所を転々としたり外で自由に遊べない福島県の子どもやその保護者の皆さんのために「大自然の中で”のびのび”と思いっきり遊んでこころとカラダをリラックスしてもらいたい‼︎」という一人の教員の思いから始まったキャンプです。福島県のボランティアグループ「ひらそる」の皆さんから県内の子どもたちに呼びかけていただき、2011年は栃木で、2012年は私たちの大学のある奈良県で、2013年は福島県で開催いたしました。3年間にわたり多くの子どもたちと教職員・学生が交流を深め、言葉では言い表せない感動と強い絆が生まれました。 昨年行われたのびのびキャンプ2013は、初めて学生が主体となって企画・運営を行いました。それを近くで見ていた私たちはキャンプの企画・運営の大変さを知り、教職員の皆さんの手を借りることなく自分たちの手で準備を進めていくことに弱気になったこともありました。それでも、被災地支援サークル「HOPEFUL」として新たな後輩や同期と活動していく中で、   「被災地のために、福島の子どもたちのために何かがしたい!」 「今まで築いてきた絆を大切にしたい!」 「子どもたちを笑顔にしたい!」   という強い思いが、私たちの背中を押してくれました。 「誰かに見守ってもらえる安心感のなかで、のびのび過ごす」という今までのコンセプトに加えて、今年は「自分と未来」をテーマに福島県のこれからを担っていく子どもたちが自分を見つめ、希望を持って力強く生きていこうと思えるキャンプにしたいというねらいをもって取り組みました。     実際、キャンプが始まると子どもたちは想像以上に助け合って「のびのびキャンプ」を作り上げてくれました。 初めてキャンプを経験する学生が大半を占めているにもかかわらず、子どもたちの声にきちんと耳を傾け、本当は何を訴えたいのだろうか、どのようにすればより良いグループ作りができるのだろうか、楽しい活動になるのだろうか…と夜遅くまで話し合いながら真剣に子どもたちと接していました。日を追うごとにグループでの活動に一体感が生まれたのは、学生が子どもたちのことを思い、真剣に向き合うことができていたからだと思います。     震災から3年。関西では報道の量、関心が薄れているのを感じています。大学でも震災当時に大学生だった先輩たちは卒業しました。「支援の継続」という面で大きな転機を迎えています。しかし震災を、福島を忘れずに私たちから発信していくことが私たちの使命であり、福島の皆さんとの絆を深めていくことにつながるのだと信じています。   今回はのびのびキャンプ2012を通してつながった福島大学と共催し、福島県内の子どもの募集や窓口としてお力をお借りしました。キャンプ当日は正規メンバー以外に既に社会人として働いている畿央大学、福島大学、いわき明星大学のOB、OGやひらそるの皆さん、発起人である看護医療学科の堀内先生も遠方からサプライズで応援に駆けつけてくれました。 ひらそる代表の小山さんからは「あたたかい心をお土産にそれぞれの場所に持ち帰れるキャンプ」という言葉をいただきましたが、キャンプを通して生まれた絆が今でも強く存在していることを、大変嬉しく思っています。     2012年以降のキャンプの様子は、facebookページでご覧になれます。参加メンバーによるフォトレポートもブログ投稿させていただく予定です。また、10月19日、20日に開催される畿央祭において写真展示も開催する予定ですので、お立ち寄り頂ければ幸いです。   最後になりましたが、キラキラした笑顔いっぱいでキャンプを盛り上げてくれた子どもたちと、私たちに大切なお子さまをお預けくださいました保護者の皆様、本当にありがとうございました。   これまでに培ってきた絆を大切にして、畿央大学被災地ボランティアサークル「HOPEFUL」は活動を続けます。今後ともよろしくお願いします。   被災地支援サークル「HOPEFUL」 のびのびキャンプ2014代表 永田 理奈   ~ Special Thanks ~ キャンプにはのびのびキャンプ2011以来、ご協力をいただいている「キャンプのプロ」である吉藤先生に帯同していただきました。プログラム企画からリスクマネジメントまで幅広く相談に乗っていただくなど、あたたかく見守っていただきました。吉藤先生なくしてキャンプの成功はあり得ませんでした。ご多忙な中、福島の皆さんのためにお時間をいただき、本当にありがとうございました。     ■関連リンク 畿央大学の学生による被災地支援「のびのびキャンプ」facebookページ 畿央大学被災地支援サークル「HOPEFUL」facebookページ (学生団体)福島大学災害ボランティアセンター   ■関連記事 のびのびキャンプ2014保護者説明会を福島県で開催!~被災地支援サークルHOPEFUL 被災地支援「のびのびキャンプ2014」~キャンプ本番まであと1ヶ月! 学生広報スタッフBlog vol.130~被災地支援「のびのびキャンプ2014」第二回セミナーを開催! 学生広報スタッフBlog vol.129~被災地支援「のびのびキャンプ2014」に向けて!   ■過去のキャンプ開催記事 学生・教職員有志の被災地支援「のびのびキャンプ2013」を福島県で開催!  福島の子どもを奈良へ!被災地支援「のびのびキャンプ2012」を開催しました! 学生・教職員有志による東日本大震災支援のための「のびのびキャンプ2011」を実施! ふくしまの笑顔をつなぐボランティアグループ”ひらそる”によるキャンプレポート

2014.08.30

「奈良県母性衛生学会」参加レポート~助産学専攻科

  皆さん、こんにちは。 7月26日(土)に、助産学専攻科7名全員で、『第29回奈良県母性衛生学会』に参加してきました。 前回の京都で開催された日本母性看護学会学術集会に続けての2回目の学会参加です。   助産師が行う性教育のあり方や、妊娠期からの胎児との愛着形成を促す要因と看護等様々な研究発表がありました。 学会での発表内容を聞いて、知らないことがたくさんありました。 これからも、さらに勉強をしていこうと思いました。     私たちは9月から別々に、それぞれの病院に実習に行きます。 今回の研究発表を聞いて、助産技術をみがき産婦さん褥婦さんを援助できるようになりたいと思いました。 これからも、各自のめざす助産師になれるよう日々努力していこうと思います。 助産学専攻科 角田美也子