2019年6月24日の記事

2019.06.24

大和丸なすピザが競演!4大学対抗「P-1グランプリ」参加レポート~ヘルスチーム菜良

令和元年6月8日(土)・9日(日)にイオンモール大和郡山で行われた「P-1グランプリ」に本学のヘルスチーム菜良※が出場しました。   ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。   大和郡山市、石釜ピッツェリア&BARサンプーペーとヘルスチーム菜良は、大和の伝統野菜「大和丸なす」をはじめとした大和郡山産野菜を使用した各大学1種類合計4種類のピザを共同開発。4大学対抗のピザバトルを「P-1グランプリ」と銘打ち、奈良女子大学からは「レモン薫る初夏のビタミンカラーピザ」、帝塚山大学からは「和風とカレーのコラボ!パリッともっちもちピザ」、近畿大学からは「大和野菜をはさんだ2種のソースピザ」、そして畿央大学からは「初夏を感じる大和野菜たっぷりモッチリーザ」がそれぞれ出品されました。     今回、販売においてピザの試食会も行われ、四大学のピザを食べようとたくさんの人が集まりました。試食のピザを用意するのが大変でしたが、無事にすべてのピザを提供することができました。「おいしい!」という声が多く聞こえ、ピザのこだわりの点などを伝えることができ、たくさんのピザが売れたのでとてもうれしかったです。     そしていよいよ結果発表の時が来ました! 結果は…帝塚山大学の「和風とカレーのコラボ!パリッともっちもちピザ」が優勝でした!!   畿央大学は惜しくも優勝を逃しましたが、大和郡山産野菜を4種入れたことやお餅を入れたこと、紫陽花に見立てた盛り付けなどを高く評価されました。     2連覇を達成をした帝塚山大学さん、おめでとうございます!   P-1グランプリ、試食会ともに大盛況のまま終わることができて、四大学合同の活動で他大学の方々と交流することもできたので、とてもいい体験をすることができました。 イオンモール大和郡山店へお越しいただいた皆さま、ありがとうございました!   健康栄養学科1回生  五反田奏   ~参加したメンバーの感想~ ピザのメニュー開発を通じ、限られた食材の中でインパクトのあるメニューを考えるのは非常に難しいことを学びました。しかし、イオン、シェフ、農家などのたくさんの方々からアドバイスをいただいたおかげで独自性のあるピザを販売することができました。 残念ながら私達のピザは最優秀賞に選ばれませんでしたが、ピザバトルに参加したことによりメニュー開発の難しさ、大和野菜(特に大和丸なす)、私達が考えもしなかった他大学のアイデアを知ることができ、勉強になりました。 来年もピザ開発をする機会があれば、チャレンジしたいと思います! 3回生 徳原有実   ●ヘルスチーム菜良とピザが奈良テレビ「はじめましてツキムラです。」に取材されました。 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。                  

2019.06.24

オープンキャンパス企画「一食の栄養量を調べよう」レポート!~ヘルスチーム菜良

令和元年6月9日(日)に畿央大学のオープンキャンパスが開催されました。 ヘルスチーム菜良*1では、学生がスタッフとして参加し、食育サッとシステム*2を用いて日頃の食生活がどれほどのカロリーか、どれほどの栄養を摂取できているのか、などを見直してもらう体験コーナーを実施しました。   (※1)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 (※2)食育サッとシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。     今回、14時から17時の間に、なんと80名もの方に参加していただきました!     評価が少し厳し目の食育サッとシステムは、5つ星のうち星が2つでも十分な方ですが、今回の参加者の方々は星が3つ、4つの方が沢山おられました。普段から栄養に気を遣って食事をされている方が多く、中には星が5つ出た方もいらっしゃいました。     私たち学生も、たくさんの来場者の方々と栄養についてお話ができ、とても楽しい時間を過ごせました。 1回生はまだまだ未熟者ですが、改めて栄養についてもっと深く学びたいと思える機会にもなりました。 参加してくださった方々に少しでも参考になったと感じていただければいいなと思います!     健康栄養学科1回生  前川彬乃   ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。

2019.06.24

「救急救命講習」受講レポート!~現代教育学科一年次配当「キャリア形成セミナー」

現代教育学科1回生は、2019年6月13日(木)・20日(木)・27日(木)に広陵消防署・消防団の方々による「救急救命講習」を受講しました。「救急救命講習」は1回生の必修科目である「キャリア形成セミナー」の中で毎年実施しています。 教職に就くための学修を中心とする現代教育学科生が、教育現場で何よりも大切な子どもの命を守ることについて体験的に学ぶ機会となりました。現代教育学科1回生は、5月末に大阪教育大学附属池田小学校を訪れ、「学校が安全であるとはどういうことか」「学校が安全であるために教員は何をすべきか」などについて学んでいます。これらの学びによって、救急救命に対する問題意識を明確に具体的にもって受講していたと感じました。 以下、2名の学生の感想文を紹介します。   ▲テキストを参考に救急救命の流れを学ぶ   【受講した学生の感想】  初めて救命講習を受けて、私でも救える命があることを教わりました。そして、AEDは命を救うための大切な道具だと知りました。普段から、AEDを目にすることはあったと思いますが、どんなものかよく知りませんでした。もちろん、使い方もわかりませんでした。 しかし最初に見せていただいた動画で、いざというとき、側にいる私たちの対応がその人の命を左右することを目の当たりにしました。実習では消防団の方々が、倒れている人を見つけてから救急車が来るまでの対応を丁寧に教えてくださるだけでなく、私たちの演示に対して色々なケースを想定した助言をくださいました。そこで、幼児と大人では胸骨圧迫の方法が異なることや、パッドを貼る部分が水に濡れているときの対応の仕方など、たくさんのことを教わりました。 受講して、一番大切なのは「助けようとする勇気」だと思いました。救急救命の場面に出くわしたとしたら、きっと戸惑ってしまいとは思いますが、今日教えていただいた「助けようとする勇気」をもって、焦らず自信をもって自分から行動しようと思います。  現代教育学科幼児教育コース1回生 岡村遥佳   ▲写真左:倒れている人の状態を確認する  写真右:胸骨圧迫について学ぶ   私は1ヶ月ほど前に、自動車教習所で応急救護処置について学んでいたので、救急救命講習の受講は今回が初めてではありませんでした。教習所では二人一組で5分間の心肺蘇生を行ないましたが、今回は三人一組で8分間の心肺蘇生とAEDによる除細動を行いました。この8分間は、救急車が到着するまでにかかるといわれる時間です。とても長く感じましたが、交代しながら協力して行うことで一人一人の負担は軽減しました。救急救命には、周囲の人との協力が大切だと感じました。そして、友達との演示や演示の仕方の交流を通して、一次救命処置である心肺蘇生とAEDによる除細動とをどのように連続させるのかを学ぶことができました。これらを連続させることが救命率に大きく関わるそうです。 将来、保育現場での就職をめざす私には、子どもたちの命を守る責任があります。救急措置を必要とする場に直面したとき、自分は何をすべきか、何ができるか、正しい判断力と行動力が必要だと感じました。いざというときに、今日教わったことが実践できるようになりたいです。 現代教育学科幼児教育コース1回生 沖本有加   ▲写真左:赤ちゃんへの胸骨圧迫の仕方を学ぶ 写真右:人工呼吸について学ぶ   ▲AEDの使い方について学ぶ   本学学生の教育のためにご協力いただきました広陵消防署・消防団のみなさまにあらためて御礼を申し上げます。   現代教育学科教授 髙田恵美子   【関連記事】 広陵消防署による「救急救命講習」を受講!~現代教育学科 広陵消防署による救急救命講習~教育学部「キャリア形成セミナー」