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2019.09.26

理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.3

9月5日(木)から7日間 台湾で行われる海外インターンシップに参加!   理学療法学科では、今年で4回目となる「海外インターンシップ」を行います。3回生10名、教員4名で令和元年9月5日(木)~11日(水)の7日間の日程で台湾を訪れます。現地では、国立台湾大学、中国医薬大学、輔仁大学の理学療法学科との交流や、英語での講義・実習・プレゼンテーションに加えて、高齢者の方のデイケアセンターにも訪問させていただく予定です。現地からのレポート第3弾です!   【台湾での観光】 台湾でのインターンシップは台湾の大学との交流だけでなく自ら行きたいところを決め、観光する時間もありました。9月7日(土)は午前中に国立台湾大学での学びをまとめたあと、台北からバスで約2時間のところにある映画「千と千尋の神隠し」のモデルにもなったと言われている九份に行きました。映画の世界に飛び込んだような街の景色に圧倒されました。 その後、無事ホテルに到着!海外で行きたい場所、行き方を決めることの難しさが体験できました。   ▲九份にて   9月8日(日)は台北から中国医薬大学がある台中への移動と観光を行いました。まずは台北市内にある龍山寺に行きました。龍山寺は台北で1番のパワースポットと言われている場所で、願い事やおみくじをしました。日本ではたいていお金を払っておみくじを引きますが、龍山寺では筊杯(ジャオベイ)と呼ばれる赤い三日月型のものを1セット持ち、地面に落として裏と表が出るとおみくじを引けるなどの文化の違いがありました。   ▲龍山寺にて。願い事をしながら線香をそなえます。   過去に世界で1番高いビルになったこともある台北101にも行きました。台北101では小籠包で有名な鼎泰豊(ディンタイフォン)に行き、小籠包を堪能しました!   ▲鼎泰豊の小籠包   台北から台中に移動し、彩虹眷村(レインボービレッジ)にも行きました。ここは、当時取り壊しが決まっていた村を存続させたい一心で、1人の男性が村おこしのために元陸軍の宿舎に落書き(アート)をして有名になった場所です。とてもカラフルでユニークな絵がたくさん描かれていました!   ▲彩虹眷村はこのような絵がいたるところにあります!   【帰国】 9月11日(水)、台湾での1週間も終わり無事帰国!帰国の翌日9月12日(木)には報告会があるため、帰国したその日に報告会の確認を行いました。     【報告会】 9月12日(木)は理学療法学科4回生の実習の報告会があり、実習での経験などの話を聞くことが出来ました。その後、海外インターンシップの報告会を行い、4月から始まった準備や実際に台湾に行って感じたことを発表しました。 報告会では「台湾の学生の授業に対する積極性」「英語の能力の高さ」「台湾の理学療法の特徴」などこの海外インターンシップを通して学んだことを先輩、後輩、先生方に報告できました! 準備の段階でトルコ、フランス、タイといった海外の理学療法についての話を聞き、実際に台湾の大学に行って理学療法のことについて勉強できたことはこれまでにない良い経験となりました!   また、この海外インターンシップを通して、英語の重要性を知れたとともに自分たちの英語能力の低さも実感しました。しかし、4月から始めた昼休みの英語の練習や、夏休みに来ていただいたマリアンヌ先生の指導にあったジェスチャーや笑顔を使うことで、台湾の学生に言いたいことが伝わった時はこれまでやってきたことが報われたような気がしました!   この海外インターンシップで学んだことを今後の学生生活や就職後につなげていきたいと思います。   ▲報告会終了後の集合写真。お疲れさまでした!   理学療法学科3回生 野本大雅   【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.2 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.1 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その2 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その1 理学療法学科 海外インターンシップ記事一覧

2019.09.11

理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.2

9月5日(木)から7日間 台湾で行われる海外インターンシップに参加!   理学療法学科では、今年で4回目となる「海外インターンシップ」を行います。3回生10名、教員4名で令和元年9月5日(木)~11日(水)の7日間の日程で台湾を訪れます。現地では、国立台湾大学、中国医薬大学、輔仁大学の理学療法学科との交流や、英語での講義・実習・プレゼンテーションに加えて、高齢者の方のデイケアセンターにも訪問させていただく予定です。現地からのレポート第2弾です!   第5日目:9月9日(月) インターンシップ5日目には台中の中國醫藥大學(CMU)を訪れました。   ▲ CMUの建物   CMUではこの日から夏休み明けの授業始まりとなり、学生さんはすごく明るく私たちを出迎えてくれました。台湾では9月から新年度が始まるため、みんな進級したばかりです。 午前中は、CMUの学生さんと一緒にYu-Jung先生の授業を受けさせていただきました。 授業は英語で行われ、授業はバイタルサインを内容としたもので、各グループに畿央生が1人入り、ゲームや実技を交えたものでした。畿央大学での授業とはまた違ったものもあり、とても楽しく学びのあるものとなりました。   ▲ グループワーク   ▲ 血圧測定の実技   この日の昼食はCMUで学生さんたちと交流しながらいただきました。グループに畿央生が1人だけということもあり最初は不安もありましたが、CMUの学生さんの積極的な話しかけ等もあり楽しく過ごすことができました。   午後からは人―物理治療所という理学療法のクリニックに訪れました。   ▲ 人一物理治療所   ここでは、院長のWu先生からクリニックのことや、ここのクリニックで用いられている技術についてなどたくさんのお話を聞くことができました。台湾と日本では理学療法に関する法律などが異なっており、台湾の理学療法士は開業を認められています。そのため、Wu先生は理学療法士でクリニックを開業されています。特徴として、親指での治療(Finger surgery)を行われており、これはここでしかできない技術だそうです!   ▲ Wu先生による実技指導   人―物理治療所から再びCMUに戻り、畿央大学の宮本先生によるレクチャーを受け、畿央生の発表(日本の観光地ついて)、続いてCMU学生の発表(台湾について、台湾の理学療法について)、畿央学生の発表(畿央大学について、日本の理学療法・高齢者について)を行い、最後にパフォーマンスとして「ソーラン節」を披露しました。 「ソーラン節」の披露後、CMUの学生さんと一緒に「ソーラン節」を踊りました。CMUの学生さんは大いに盛り上げてくれ、楽しんでくれていました。   ▲ 宮本先生によるレクチャー   ▲ 畿央生による発表   この後、CMUの学生さんと夜市に行き、仲を深めることもできました。       第6日目:9月10日(火) 台湾6日目には台湾で初めてできたデイサービス施設の元気學堂を訪れました。   まだ完成してから3年しか経っておらず、同じようなシステムの施設は他にありません。特徴的な点は、保険が下りず利用するには全額負担しなければならないこと、自分達でマンゴーアイスやポチ袋などを作り販売すること、消防署やコンビニで職業体験ができることなどです。   ▲ 元気學堂の皆さんと   訪問してすぐにアイスブレイキングとして利用者の方と文旦の皮剥き競争をしたり、畿央大学の学生からソーラン節を披露したりしました。台湾の文旦は日本のものとは少し形が違いましたが、甘いフルーツで中秋節に食べられるようです。その後、元気學堂​に通う皆さんと一緒に木球と呼ばれる台湾のゲートボールのようなゲームで交流しました。言語の壁はありましたが、ゲームを通じて親睦を深めることができました。   ▲ 木球の様子   利用者の方とはほぼ中国語でのコミュニケーションだったので分からないことがたくさんありましたが、ジェスチャーを交えながら一生懸命コミュニケーションをとりました。お昼は昼食も一緒に頂き、最後には手作りのマスコットをいただきました。   今日でインターンシップのプログラムが全て終わり寂しい気持ちになりますが、このインターンシップで感じたことや学んだことを後期の授業に活かせるようにしたいと思います。   理学療法学科3回生 楠山千智・原口愛美・平井愛梨・福本優衣   【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.1 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その2 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その1 理学療法学科 海外インターンシップ記事一覧

2019.09.10

理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.1

9月5日(木)から7日間 台湾で行われる海外インターンシップに参加!   理学療法学科では、今年で4回目となる「海外インターンシップ」を行います。3回生10名、教員4名で令和元年9月5日(木)~11日(水)の7日間の日程で台湾を訪れます。現地では、国立台湾大学、中国医薬大学、輔仁大学の理学療法学科との交流や、英語での講義・実習・プレゼンテーションに加えて、高齢者の方のデイケアセンターにも訪問させていただく予定です。現地からのレポート第1弾です!   第1日目:9月5日(木) 海外インターンシップ1日目は桃園国際空港から台北市内に移動する途中、輔仁大学を訪問しました。輔仁大学への訪問は今年が初めてです!     ▼輔仁大学で!     Sam先生が出迎えてくださり輔仁大学の紹介、台湾でのカリキュラム制度など台湾の理学療法についてのレクチャーを受けました。慣れない英語でのレクチャーだったので全員が体を前にしてSam先生のお話に必死についていきました。日本と同じ部分もあれば初めて聞く内容もあり学びを深めることができました。Sam先生からは輔仁大学の靴下、マンゴーケーキのプレゼントも頂きました。   ▼Sam先生の講義     この日の夜は今後の予定、プレゼンテーションの確認、披露するソーラン節の練習を行い、翌日の国立台湾大学(NTU)への訪問に備えました。   ▼Sam先生と福本先生       第2日目:9月6日(金) 海外インターンシップ2日目は朝からNTUへ行き、午前中はNTUのWang先生が大学の紹介を聞きました。NTUでは日本と同じ4年制からDPT(Doctor of Physical Therapy)の6年制のカリキュラムへ移行が進められていますが、6年制では研究や自分の興味のある分野で実習ができるなど、専門性をより突き詰めることができるといったメリットがあるとおっしゃっていました。   ▼DPTプログラムについて教えて下さるWang先生     その後、大学内にある研究室や附属病院にあるPTセンターを見学させて頂きました。   ▼特殊なトレッドミルを経験     ▼国立台湾大学附属病院のPTセンター       NTUの学生たちとランチをした後は、まず宮本先生から呼吸疾患の理学的評価についてのレクチャーを受けました。この時はNTUの学生と二人ペアになってコミュニケーションをとって、一緒に触診や打診などを行いました。     ▼レクチャーの様子       次に、Wang先生から理学療法においてのエコーを使うことの有用性について、実際にエコーでの評価をしてもらいながらレクチャーを受けました。Wang先生のレクチャーでは専門的な英語が多く、聞き取るのが難しく、畿央の先生方の解説でようやくわかりました。もっと英語を勉強して聞き取れるようになりたいと強く感じました。   ▼リアルタイムで筋肉の構造を見せてもらいながらのレクチャー         その後、我々日本の学生とNTUの学生でプレゼンテーションを行いました 私たちは2つのグループに分かれて、「日本の大学生の1日(観光)」、「畿央大学の紹介と日本の理学療法や高齢者問題」についてプレゼンしました。この日のために毎週授業で英語の勉強とプレゼンの練習をしてきました。発音を意識したりやジェスチャーを使いながら話すなど日頃行わないことが多く難しいことが多かったですが、渡航前のマリアンヌ先生からのレクチャーもあり、いいプレゼンになりました。NTUの学生達の反応が良くとても盛り上がりました。   ▼観光班のプレゼン   ▼畿央大学の紹介と日本の理学療法についてのプレゼン   最後に、余興として日本の伝統的な踊りであるソーラン節を踊りました。NTUの学生たちのほとんどはソーラン節を見るのが初めてでしたが、踊りの意味や掛け声に興味を持ってくれて、最後は一緒にソーラン節を踊りました。   ▼NTUの学生とソーラン節!                                                                                                                                                              ▼第1日目に一緒に参加してくれたNTUの学生たちと   夜はNTUの学生の案内で夜市に行きました。 おいしいご飯や夜市ならではの雰囲気を満喫し、また臭豆腐などの台湾独特の食べ物にも挑戦しました。そのなかでもNTUの学生たちと交流することができました。英語でコミュニケーションを取ることは簡単ではありませんでしたが、ジェスチャーなども含めてコミュニケーションを取りすごく思い出に残る時間を過ごすことができました!   ▼夜市にて   理学療法学科3回生 森田 晃優・宮田 晶穂 【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その2 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その1 理学療法学科 海外インターンシップ記事一覧

2019.09.10

理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~台湾に向けて!その2

理学療法学科では、今年で4回目となる「海外インターンシップ」を行います。 3回生10名、教員4名で令和元年9月5日(木)~11日(水)の7日間の日程で台湾を訪れます。現地では、国立台湾大学、中国医薬大学、輔仁大学の理学療法学科との交流や、英語での講義・実習・プレゼンテーションに加えて、高齢者の方のデイケアセンターにも訪問させていただく予定です。   インターンシップに向けて、毎週木曜日の昼休憩と5限を利用し、英語での会話やプレゼンテーションの練習を行ってきました。また、昨年度に引き続き、英語力アップだけでなく、海外の文化や理学療法の現状を知るために、日本に留学中の海外の先生をお招きし、レクチャーをしていただきました。   6月6日にはブルジュ先生(トルコ)、7月4日にはクレマンス先生(フランス)、7月11日にはアン先生(タイ)にレクチャーをしていただき、各国の理学療法の特徴について英語で教えていただきました。ゆっくりと丁寧に話をしていただきましたので、レクチャーの内容も理解でき、また英語のリスニング力も鍛えることができる良い機会となりました!   トルコのブルジュ先生と   ▼フランスのクレマンス先生と   ▼タイのアン先生と   また、夏休みに入るとマリアンヌ先生から英語の発音、プレゼンテーションの秘訣を教えていただきました。練習を重ねるごとにマリアンヌ先生から褒められることが多くなり自分自身でも始めに比べ、成長できていることを実感できました。   ▼マリアンヌ先生と   さらに、昨年の海外インターンシップに参加された4回生の倪君から中国語の指導もしていただきました。中国語の発音は難しかったですが、分かりやすく教えていただきましたので、自分の名前や簡単な単語であれば話すことができるようになりました。       日本との文化の違いや理学療法の違いについて、台湾に行く前から英語で聞くことができたとともにリスニング力もついてきた気がします。 いよいよ出発となりますが、最後まで練習を行って、良いプレゼンテーションができるように、また現地では台湾の理学療法を学び、学生交流もしたいと思います!   理学療法学科3回生 野本大雅・野間惇志   【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その1 理学療法学科 海外インターンシップ記事一覧

2018.09.21

理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾 現地リポートvol.3

理学療法学科では、台湾での海外インターンシップを実施しています。3年目となる2018年は台風21号で関西国際空港が使えなくなる波乱の幕開けでしたが、日程短縮をして3回生15名と教員4名が現地を訪問。現地からのレポート第3弾です!   9月12日(水) 台湾での滞在も、もう最終日を迎えました。 台中から台北の桃園国際空港へ向かう途中に、彩虹眷村(Rainbow village)に寄りました。     眷村は、以前、老兵が多く住宅も決して立派ではなかったので、再開発計画により取り壊される予定でした。しかし、そこに残っていた黄じいさんは、突然、ペンキで家の前の壁に絵を描き始め、当時の台中市の市長が黄じいさんの描いた絵で色彩豊かになった眷村に感動し、台中市の特徴ある公園として残すことになったそうです。     かわいい絵が多かったので、たくさん写真を撮り、台湾の最後の思い出にしました。     関西国際空港は使えないため、台湾から成田空港へ戻り、そこからシャトルバスで新宿のホテルへ向かって、宿泊しました。    9月13日(木) 7時にはホテルを出て、新幹線で大阪へ!移動中の新幹線でも報告会の確認を行いました。   そのまま畿央大学に戻り、理学療法学科全学年が唯一集まる全体症例発表会へ参加し、4回生の実習での経験、学びを聞くことができました。そして、ようやく海外インターンシップ報告会です。     準備から台湾での4日間で感じたこと、得たことを先輩・後輩・先生方に伝えるため、報告会を行いました! 報告会では、「英語力のなさを痛感した」「台湾学生たちの授業姿勢に刺激を受けた」「日本と海外の文化の違いを知ることができた、台湾の人々のあたたかみを感じた」などたくさんの思いを伝えました。   報告会には1回生から4回生まで想像より多くの方が来てくださり、この興奮が少しでも伝わっていれば嬉しいです! 台湾の学生とも仲良くなれましたが、参加したメンバー同士の仲も深められたと思います。     今回参加してみて、改めて、積極性や自分の気持ちを伝えることの大切さ・英語力不足を感じました。 インターンシップで得たことを授業や日常に生かし、より自分自身を高めていけるようにしたいと思います!   最後になりましたが、今回は台風の影響で中止になる可能性があったにもかかわらず、改めて予定を調整していただいた事務局の方々、先生方、JTBの方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございました!       理学療法学科3回生 伊藤隼人・川上雅子   ●過去の理学療法学科海外インターンシップ in 台湾の記事はコチラ

2018.09.19

理学療法学科 海外インターンシップ2018 in台湾 現地リポートvol.2

理学療法学科では、台湾での海外インターンシップを実施しています。3年目となる2018年は台風21号で関西国際空港が使えなくなる波乱の幕開けでしたが、日程短縮をして3回生15名と教員4名が現地を訪問。現地からのレポート第2弾です!   9月11日(火) 海外インターンシップ3日目は、台中市にある「元気学堂」という高齢者向けのデイサービスにお伺いしました。     私たちが施設に入ると、高齢者の方々から日本語でのご挨拶をいただき、歓迎のダンスも披露してくださいました。     こちらの施設は、健常高齢者と要介護高齢者(軽度認知障害)とが共に参加できる珍しい施設です。また、キーワードは“Freedom”で、体操、絵画や歌などプログラムを自分で選択することができるのも特徴の一つです。さらに、イベントが盛りだくさんあり、近隣の小・中学校との多世代交流や、旅行、自分たちで収穫したマンゴーから、アイスを作って販売したりもしています。特に驚いたのは、利用者さんのコンビニアルバイト体験なども地域と連携して実施されています。     その後はグループに分かれて、エッグロールと擂茶作り。 エッグロールは卵に砂糖やゴマなどを混ぜた生地を固くなるまで焼き、筒状に巻いたものです。擂茶は、茶葉以外にゴマやピーナッツなどをすりつぶして作る伝統的なお茶の一つです。スタッフ、高齢者の方々が丁寧に作り方を教えてくれましたが、全部中国語で、会話をすることが難しく感じることも多くありました。しかし、日本語を話せる方もいらっしゃったり、名札が置いてあったので名前の読み方を聞いたりなどしてコミュニケーションの方法を工夫しました。一緒に作ることで心が通じあえた気がしてとても嬉しかったです。     スタッフの方が最後の仕上げをしてくださっている間に、踊りを披露して頂いたので、我々もお返しに急遽ソーラン節を踊りました!!   そして、みんなで作ったエッグロールと擂茶をいただいた後、昼食までご一緒させていただきました。食器の後片付けは自分自身でされていました。また、帰りには、施設特製のマンゴーアイスのお土産ももらい、私たちが何か支援する側と思っていたのに、おもてなしだけでなく、元気までもらったような気がします。言葉が十分伝わっていなくても皆さん終始笑顔で、楽しい雰囲気をつくってくれたのはスタッフの方々でした。スタッフの方にお尋ねすると、利用者の方々を“家族”と思って接することを大事にしているとおっしゃっていました。     今回、スタッフ、利用者の方々の活動を実際に見たり、交流したりすることで、日本との違いを知り、高齢者とのコミュニケーションや支援の方法について考えるきっかけとなりました。このような施設は日本にはなく、高齢者が自分で健康を維持していく、また地域で支えていくということを少し理解することができたのではないかと思います。   その後は、ホテルに戻ってインターンシップの振り返りと報告会の準備です。 1月に申し込んでから学内での事前準備、現地での内容をまとめ、先生含めて会議をしました。実際の活動を説明するだけでなく、自分たちが何を感じて、何を学んだかをまとめるのに時間がかかりました。     ある程度形になったので、昨日の夜市に引き続き、中国医薬大学の学生に台中市を案内してもらい、宮原眼科という有名なお土産屋さんなどおすすめの観光地を巡りました。     授業やプレゼンではなかなか会話が続けられませんでしたが、観光しながら、好きなアニメ、趣味の話など積極的に英語で話しかけられ、こちらも必死に答え、最後には台湾の学生と国籍の差も感じないくらい仲良くなることできました!プレゼンの勉強で得た英語力とはまた違った英語力が自然と身についたのではないかと思います。     明日は台北を出発し、成田に帰国し、東京のホテルで1泊して畿央大学へ向かいます。今回の経験や学びを報告会で伝えたいと思います。   理学療法学科3回生 伊藤隼人・川上雅子   ●過去の理学療法学科海外インターンシップ in 台湾の記事はコチラ

2018.09.11

理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾 現地リポートvol.1

理学療法学科では、台湾での海外インターンシップを実施しています。3年目となる2018年は、3回生15名と教員4名が現地を訪問しています。現地からのレポート第1弾です!     今年は9月6日(木)~12日(水)の日程でしたが、台風21号の影響により関西国際空港が使用できなくなりました。急遽、出発日が9月9日(日)に変更となりましたが、本日無事に日本を出発し・台湾に到着することができました!     9月9日(日) 新大阪から福岡空港を経由して台湾に到着!! 台湾で有名な台北101に行き、観光と初の台湾での食事を行いました。   バスで約2時間かけて、台中に無事到着し、タピオカミルクティーが有名な春水堂で晩御飯を食べました!夜まで明日行われるプレゼン発表の準備を行いました。   9月10日(月) 2日目は本日の訪問先で余興として行う「ソーラン節」の朝練からスタート! 台中公園に行って最終確認のために何回も練習し、本番に備えました。   中国医薬大学(CMU)を訪問し、午前中は呉定中先生(Dr.Wu)の授業を受講しました。運動器疾患患者の評価や治療についてデモンストレーションを交えた内容でした。     すべて英語での授業だったので聞き取ることが精一杯でしたが、今までの知識を活用し何とか理解できました。CMUでは普段から英語での授業と聞き、英語をもっと身に着けたいと思いました。また、CMUの学生は、授業でも自ら前に出たりするなど積極的で熱意があり圧倒されました。     午後からはDr.WuのPTクリニック見学をしました。日本では理学療法士が開業することはできませんが、台湾では医師からの処方があればPTクリニックを開くことができ、Dr.Wuの人一物理治療所は10人のPTがいて、台湾でも大きい施設で、PTそれぞれが個別の部屋を持っているそうです。部屋は非常にきれいで、そこでは患者にわかりやすいようにアプリを用いて指導をおこなっていました。     その後はまたCMUに戻り、畿央大学松本先生からのレクチャー、CMUの学生からの発表、そして、畿央大学からの発表(和食について、畿央大学について、日本の理学療法について)と盛りだくさんでした!   松本先生によるレクチャー   CMUの学生からの発表   半年かけて準備したプレゼンとソーラン節の発表はとても緊張しましたが、英語での発表を全員ができ、ソーラン節も盛り上がり、とても達成感がありました!   英語でプレゼンテーション!   ソーラン節!(学園祭の最後に実行委員有志が踊るのが恒例で、畿央生には馴染みがあります)   全員で集合写真!   中国医薬大学の皆さん、ありがとうございました!!   理学療法学科3回生 伊藤隼人・川上雅子 ●過去の理学療法学科海外インターンシップ in 台湾の記事はコチラ

2018.03.06

海外インターンシップ in オーストラリア現地レポートvol.1

平成30年2月24日(土)から3週間、現代教育学科3回生がオーストラリアのブリスベンでの海外インターンシップに参加しています。語学力の向上はもちろん、現地の学校で「アシスタントティーチャー」として参加し、子どもたちとふれあいながら児童英語教育のあり方を考えます。 参加学生からのレポート第1弾をお届けします!     到着して1週間が経ちました。だいぶこちらの生活にも慣れ、コミュニケーションも取れるようになってきました。最初は分からないことだらけでしたが、ブリスベンの人はみんな暖かく、とても親切です。   到着して第一週目の土日には、ホストマザーにブリスベンを案内してもらいました。オーストラリアはとても自然が豊かで、家の一つひとつが大きく、日本とは違った風景です。ブリスベンには大きな川があり、フェリーが交通手段のひとつになっていることにはとても驚きました。 月曜日〜金曜日は、MUNRO CENTREでインターンシップをさせていただいています。MUNRO CENTREには0〜3までの子どもたちが52名生活しています。しかし日本と違って、子どもたちは毎日通っているわけではなく、子どもによって出席する曜日が決まっているようです。   生活の様子や保育の様子は、日本の幼稚園や保育園とは全く異なります。朝の会や設定保育など決まったプログラムは特になく、子どもたちはそれぞれ好きなおもちゃで遊びます。その中でも、日によって保育者が子どもの様子を見ながらおもちゃを選んで出しています。保育者は子どもたちの安全を見守りながら、遊びを充実させたり、ずっと同じ遊びを続けている子どもに声をかけ、他の遊びに誘導したりします。   私は1歳のクラスに入らせていただいています。1歳の子どもたちはまだ何も話せませんが、言ったことはなんとなく理解してくれます。英語が全然話せず、簡単な単語を並べることしかできませんが、最初は話しかけても反応してくれなかった子どもが日に日に心を開き、笑顔を見せてくれたときはとても嬉しかったです。   またMUNRO CENTREでは毎日子どもたちの遊ぶ様子を写真に撮り、保育者たちが様子を記録しています。保護者にとって言葉で伝えてもらうだけでなく、写真で子どもの様子を確認できるのはとても嬉しいのではないかと思います。     あと2週間、できる限りの英語に挑戦し、積極的に行動して、様々なことを学んできたいと思います。   現代教育学科3回生    伊藤 慧 【関連記事】 ●理学療法学科 海外インターンシップ2017 in 台湾シリーズはコチラから! ●看護医療学科 海外インターンシップ2017 in オーストラリアシリーズはコチラから!