2008.08.05
少人数指導の下で取り組んだ"学問の方法"の成果を披露~健康科学部「基礎ゼミ」発表会~
前期の授業は期末試験で終わり、学生は夏休みに入りますが、”大学の学び”を学ぶ健康科学部「基礎ゼミ」の最終授業では各ゼミの発表会が行われました。
今年度の基礎ゼミでは25人の指導教員別に数名から十数名のグループに分かれてテーマに取り組みました。
「健康ってなんだろう?」「子どもの健康問題を解明してみよう」などは学部の特徴が現れており、「筋肉の仕組みを知って筋トレをしよう!」「人体の仕組みを漫画で理解する」などは理学療法学科の教員が指導しているとすぐにわかります。
「おいしく食べる体のしくみを考える」は健康栄養学科の教員が、「『ケア』を考えてみよう」「『心の病気』と『心の健康』について考える」は看護医療学科の教員が指導しています。
といっても各ゼミは健康科学部4学科の混合チームですから、学科に直結する専門の内容に取り組むのが目的ではありません。あくまでも大学で学ぶ姿勢や喜びを知ることがねらいですから、「貧富の地域間格差」「臓器移植」「青年の社会的自立を考える-ひきこもり支援の視点を中心に-」など幅広いテーマがあります。
担当教員も健康科学部と決まっているわけではなく、「ライフスキルと健康教育」は教育学部の教員が指導しています。
発表は、24ゼミが冬木記念ホールでプレゼンテーションを行い、7ゼミがホール横のギャラリーでポスターセッションを行いました。
「基礎ゼミ」のホール発表は朝の1限目から昼を挟んで4時限目までの長丁場で行われました。
昼休みの時間はポスターセッションがあり、同級生や教員が担当の学生の説明に感心しながら聞いていました。
プレゼンテーションは、パワーポイントや動画を使ったり、劇を入れたりして工夫が見られました。「『生んでくれて、ありがとう』~命の大切さ~」の発表では、感動のあまり涙ぐんでいる学生や教員の姿も見られました。
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