2010.11.11 

卒業研究発表会 ~理学療法学科~

11月5日、6日、理学療法学科の卒業研究発表会が開催されました。

 

2日間で42演題の発表が行なわれ、その後、活発なディスカッションをしました。
履物や床面など生活環境に関する研究や身体イメージ、脳機能、スポーツ心理の研究、物理的刺激や課題に対する身体各機能の反応に関する研究、動物実験による骨、筋、神経の基礎研究など、理学療法に関連したさまざまな方面からの研究発表がなされました。
臨床実習などを終えてホッとする時間もなく、卒業研究に入り、指導教官とともに数ヶ月間を実験計画、データ収集・解析、結果の解釈から考察、プレゼンテーション作成、発表準備と多くの時間を研究に費やしました。
 

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今すぐにでも全国学会に出せるほどのすばらしい内容もたくさんあり、質の高さがうかがえました。
本学の特徴として、指導教員の専門分野が多分野に分かれており、また、それぞれの教員自身も学会発表や論文掲載で日ごろから研究に対し研鑽しています。もちろん大学院での指導も行なえるほど実力を持っています。そのような教員から指導を受けることでより深く、また幅も広く洗練された研究が可能となっています。
 

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学生たちは毎日、毎日、夜遅くまでデータ解析を行なったり、文献を読んだり・・となかなか大変な日々を送りましたが、この機会に養った思考は研究以外にも非常に役に立つと思います。また、先輩方は病院に就職してからも、「患者さんをよくしたい!」「自分の技術や能力高めたい!!」ということで大学院に入学したり、大学に足を運んで教員と一緒に研究を行なったりしています。
今回の卒業研究で研究の第一歩を踏み出しました。これを機会に患者さんのために、また自分のために、もっともっと自分を高める努力をしていきましょう!!
すばらしい発表、お疲れ様でした!!

理学療法学科教員 一同

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