2015.01.27 

教育月刊誌「道徳と特別活動」に、現代教育学科卒業生の記事が掲載されました。

初めまして、畿央大学現代教育学科4期生の河野俊次と申します。
 
今回、縁ありまして文溪堂さんより発売されております「道徳と特別活動」に掲載させて頂くことができました。
(基礎講座:【特別活動実践】赤ペンチェック 「本気で楽しむ児童の育成 ―少人数学級を生かした指導―」 にて掲載)

概略:本校は都心から電車で約1時間半の場所に位置し、東京都でも有数の少人数学校である。近年、少人数学級が増加傾向にある実態を踏まえ、集団としての活動の工夫が求められている。本実践では、特別活動の基本を大事にしながら「少人数学級のよさを生かした指導の工夫」を図っている。4年生の“学級から学校をより良くしたい”という思いがつまった集会活動である。

 
思い返してみれば、この本との出会いは学生時代の空き時間でした。
大学の図書館で、何気なく手に取り読んだことを今でもはっきりと覚えています。「ここに掲載されているような学校だと、毎日が楽しいだろうな。」と、まるで夢のように感じていました。 その夢をつかみ、実践として世に出して頂けたことに感動するとともに、これに満足せず今まで以上の活躍ができるよう身が引きしまる思いです。
 
Kawano Toshitsugu
 
畿央大学は、少しずつ知名度は上がってきたものの、開学間もない大学で「名前」をご存じの方も多くはないでしょう。事実、私たちが就職の際には「畿央大学?聞いたことがないな。」と、苦労をした学生もいました。
「もっと有名になってほしい。」と他力本願な態度を見せる学生もたくさんいたように思います。
しかし、大学の良さや知名度は「入学の難易度」や「歴史」だけでは決まりません。そこに「学生の実績」や「卒業生の実績」があってこそ、大学の価値基準となります。つまり、在学生や卒業生の「一人一人のかがやき」が必要不可欠です。そういう意味で、畿央大学の卒業生として社会的に結果を残していきたいという思いは人一倍大きいです。
 
また、畿央大学は「チーム力」がどこよりも光る大学だと感じています。クラス制による仲の良さ、学部を超えた充実したイベント、教採・公務員対策室の手厚い指導…小規模校だからこその「やさしさ」が大いに溢れています。人と人との関わりを大切にした校風には大変好感をもつことができ、社会人となった今でも自分の中で力強く根付いています。
 
これからも、畿央大学で培ったやさしさを「チカラ」に、在学生や他の卒業生に負けないよう活躍して参ります。そして、実りある社会を築く子どもたちを育てていく決意です。

現代教育学科4期生 河野 俊次

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