2016.03.04 

大学院研究生の論文が国際雑誌Bio Med Research International 誌に掲載!~健康科学研究科

本学大学院健康科学研究科研究生の藤田浩之さんの論文が国際雑誌Bio Med Research International 誌に掲載されました。この研究は「ワーキングメモリ」という注意機能が運動パフォーマンスのみならず,前頭葉の活動も異なることを明らかにした結果であり、多面的な姿勢制御のリハビリテーションに貢献する成果です。
 

Role of the Frontal Cortex in Standing Postural Sway Tasks While Dual-Tasking:A Functional Near-Infrared Spectroscopy Study Examining Working Memory Capacity

fujita
 
●研究生 藤田浩之さんのコメント
電話をしながらテレビを見る、バランスを維持しながら異なる運動をするなど、ヒトは日常生活において注意をそれぞれの刺激に対して適切に切り替え・配分を行うことで、2つの異なることを並行して行うことが可能です。このように2つの事を同時に行うこと=「二重課題」には、それぞれの課題に対する注意のコントロールが求められます。本研究は「二重課題中の姿勢制御」に関わる脳活動を調査したものであり、バランス訓練の開発の一助になるものであると考えています。
 
日本語での概要は、ニューロリハビリテーション研究センターのプレスリリースでもご覧になれます。
▼画像クリックでもアクセスできます。
fujitanrc

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