2016.09.16 

イギリス短期語学留学プログラム現地リポート vol.4

9月3日から始まったイギリスの短期語学留学も折り返し点を過ぎました。当初は違い環境での生活や英語に苦労していたみんなも少しづつ慣れ、イギリス生活を楽しむことができるようになっています。日本とは全然違う環境でこそ学ぶことのできる様々なことを日々吸収しています。
学生からのリポート、第4弾です!
 
イギリスのカンタベリーにあるコンコルドインターナショナルスクールという語学学校に通いはじめて一週間が経ちました。ここでは様々な国の人たちが少人数のクラスに別れて英語を学んでおり、私も平日の午前中はここで授業をうけて、午後や休日はカンタベリーの街の観光などをしています。
 
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長時間のフライトを終え、ロンドンからカンタベリーに移動し、ホームステイが始まりました。私のホストファミリーはお母さん、お父さん、11歳の息子さんのいる三人家族の家庭でした。まず家に着くと家の中を案内してもらい、お風呂やごはんの時間、洗濯の日などについての説明を受け、さっそく夜ごはんの時間です。私はとにかく緊張と不安でいっぱいでしたが、全員席に着くと、三人で顔を見合わせて「いただきまーす!」と笑顔で私に向かって言いながら歓迎してくれました。しかし、もちろん飛び交う言葉は英語ばかりで、このこときは家族の笑顔で楽しそうに話している会話もうまく聞き取れず、言いたいことがあっても上手に伝えられない状況にとても辛さを感じました。
そして、翌日からいよいよ語学学校がはじまります。授業中は他国の人たちの発言の積極性やすらすらと話している姿にただただ圧倒され、ついていけない戸惑いしかないまま授業1日目が終わりました。
 
私のホストマザーは語学学校の事務のお仕事をしている方だったので、最初の朝は一緒に連れて行ってもらいましたが、帰りは自分たちだけ地図一枚と教えてもらった情報を頼りに学校を出ました。ネットも繋がらない状況なので自分が今どこにいるのさえもわからなくなり、通りすがりの人に尋ねるなどして、行きの倍の時間がかかりましたがなんとか近くまで辿り着くことができました。しかし、家の近くまで来ても、見た目がそっくりな建物ばかり並んでいるので、どれが自分の家かもわからなくなり、別の家に入りそうにもなりました。はじめての場所を歩くというのは本当に難しかったけれど、この街の人の優しさを感じることができました。
 
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1週間がたった今、学校ではクラスメイトのみんながとてもフレンドリーに話しかけてくれるので他国の友達も増え、授業にも慣れて楽しみながら学ぶことができるようになってきました。ホームステイ先でも、みんなでテレビを見たり、今日あった出来事や明日の予定を話したり、夜ごはんの用意を一緒にしたりなど、日本とは違う習慣などもあり最初は慣れないこともありましたが、ホストファミリーが私が理解するまで話してくれたりしてだんだん生活にも慣れてきました。残り半分の学校生活もすぐに終わってしまうのだろうと寂しい気持ちもでてきています。この国の街を歩いていると、360度どこを見渡してもまるで映画のワンシーンのような、絵になるような、日本では味わえない光景がいっぱいです。私たちは残り一週間学校で英語を学び、四日間のロンドン観光を良い体験の機会として楽しみたいと思います。

人間環境デザイン学科3回生 島田咲紀

 

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