2019.05.23 

2019年度 運動器リハビリテーションセミナー「基礎編」を開講しました。

今年で8年目となる「畿央大学運動器リハビリテーションセミナー」が、始まりました。
今年度も4回のセミナーを予定しており、『患者様の見立て方』にフォーカスを当てたコンテンツをご用意しました。

2019年5月19日(日)は「基礎編」として、『医療画像について』『骨と生活習慣病』『運動器の痛みとリハビリテーション』『Fascia(ファシア)』の講義を行ないました。

畿央大学運動器リハビリテーションセミナー1-1

「医療画像について」
担当:理学療法学科 福本准教授
医療画像の原理や撮影方法など、特に超音波検査について時間を割き、今後の理学療法現場における超音波検査の
有用性と展望について講義をしました。

畿央大学運動器リハビリテーションセミナー2-1

「骨と生活習慣病」
担当:理学療法学科 峯松教授
骨の基礎的な部分から生活習慣病に至る経緯と骨への影響、また、その評価、いわゆる「見立て」に関して講義をしました。

畿央大学運動器リハビリテーションセミナー3-1

「運動器の痛みとリハビリテーション」
担当:理学療法学科・畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 前岡准教授
運動器の疼痛に関して、神経系からの疼痛の考え方を運動器リハビリへ応用するための評価方法について講義をしました。

畿央大学運動器リハビリテーションセミナー4-1

「Fascia(ファシア)」
担当:理学療法学科 今北教授
『Fasciaってご存知ですか?』から講義が始まり、近年注目されているFasciaについてわかりやすく解説し、国際Fascia学会で受賞された自身の基礎実験データなどを提示し、臨床現場への応用についても講義をしました。
 
 
毎回のことですが、受講者の方々は大変熱心に聴講していただきました。
次回は基礎実習として豚検体を使用した膝の解剖実習とエコー実習(7月28日)を開催します。
その後、評価編(10月27日)、評価応用編(2020年1月26日)と続きます。

●今後の運動器リハビリテーションセミナー詳細

評価から問題点を抽出し、問題点を打開するためのリハビリテーション(理学療法)プログラムを構築することは日々臨床で実施されていることと思います。その際、いわゆる『見立て』が重要であることは周知の事実かと思います。
リカレントともに最新情報を得ることで日々臨床に活用いただければと考えております。
各回、若干の空きがありますので、お早めにお申し込みください。スタッフ一同、お待ちしております。
 

理学療法学科 准教授 福本貴彦

 

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