2015.03.17 

学生広報スタッフBlog vol.165~看護医療学科伊藤学科長退任記念講演

こんにちは!学生広報スタッフ・きーさんです(^^)
 
プレエントランスセミナーでの一期一会を経て、入学後は授業や課外活動で大変お世話になった看護医療学科の伊藤明子学科長☆
この3月で退任される事となりました。
3月14日(土)に、畿央大学で退任記念講演が行われ、きーさんも参加させて頂きました♪
 
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▲受付は看護の先生方☆                    ▲ナイチンゲール像♪
 
金子学部長のご挨拶に続き、現在看護医療学科で教鞭を執る4人の先生(学科長の教え子)からのメッセージがDVDで紹介されました☆ 伊藤学科長はベッドメイキングがとても美しく、シワ一つ無かったのだとか。40歳頃の写真も映し出されていました☆
 
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▲学部長から学科長の略歴などご紹介             ▲教え子の先生方よりビデオメッセージ♪
 
続いて伊藤学科長の記念講演☆
看護教育に携わって四十数年の伊藤学科長は、教育に対する思いも強く持たれていて、50歳を過ぎて発達人間学で修士号を取得されたそうです。情操教育の大切さも強調されていて、その中で先日行われた畿央大学第1回目の戴帽式について感動したとおっしゃっていました☆
高校教員の経歴もある伊藤学科長は、高校と大学との違いに戸惑いながらも管理職として奈良県立医科大学での看護学科4年制発足に尽力され、その後畿央大学に赴任されました。
最初、教育学部に赴任されたというのも、このような経歴があったからなんですね(^^)
そして畿央でも看護医療学科発足にご尽力 ☆ 初代学科長に就かれました。
「人の生活に密着した体験をさせたい」という思いからは離島・へき地医療体験実習が、そして「専門職の連携無しに看護の専門性は発揮出来ない」という思いからはチーム医療ふれあい実習が誕生する事となりました☆
いずれも畿央大学の特色となっているカリキュラムで、長期に渡る教員生活で、学生とともに臨床の現場に赴く事も多かったご経験が反映されているんだなと思えました♪
 
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▲いつものように優しい口調でご講演♪         ▲臨床現場での忘れられない経験から導き出された看護観
 
退任後は、信州で生活されるという学科長☆
老年期への過渡期にある成人の発達を研究テーマの一つとされている学科長は、ライフサイクルの心理学等の著書があるレビンソンを引き合いに出し、中年期の人は自分の事を余り語らないとおっしゃいます。 そして、語る事がいかに大事かとも話され、今後私(伊藤学科長)がどんな風に生きているかチェックして下さい。聞いてくれれば全て話しますと笑顔で話されていました(^^)
 
最後に伊藤学科長が座右の銘とされている「上善如水」(上善は水の如し)という言葉を紹介され、講演を締めくくられました。
これは、最高の善とは水の働きのようなものである。水は万物の生長を立派に助けて、しかも競い争う事が無く、多くの人がさげすむ低い場所にとどまっている、というような意味だそうです(金谷治著 老子 講談社学術文庫より)。
この後は先生方からの記念品や花束贈呈、発起人(河野先生)挨拶☆
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学外の方々や卒業生、在学生など多数が聴講に来られたのも、伊藤学科長のお人柄のあらわれなのだと思います♪
きーさんにとっても伊藤学科長との一期一会は生涯の財産!
これからも人生の恩師として、いつまでもお元気で☆
そして、来年のきーさんらの卒業式には是非来て下さいね!
 
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▲卒業生の先輩たちと!                         ▲激レアな白衣姿!(戴帽式にて)
 

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