2019.09.02
明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.3~人間環境デザイン学科
明日香村国際サマーワークショップ2019
International Summer Workshop in Asuka 2019
人間環境デザイン学科では、2年次配当「海外インターンシップ」の一環として『明日香村国際サマーワークショップ2019』を開催しています。畿央大学(人間環境デザイン学科)学生2・3回生22名と台湾の高雄大学の学生12名が明日香村に集い、空き家の利活用提案や町並み調査などを行っています。8月25日(日)から8月31日(土)まで、明日香村で約1週間過ごす中で、旧集落における課題に向き合い、地域活性化につながる提案を行います。
●3日目:8月27日(火)
この日は、2日目に決めた岡地区チームと栢森地区チームに分かれてそれぞれ調査へ。
① 岡地区→集落街道再生計画
② 栢森地区→空き家の利活用提案
AM9:30 栢森地区チーム 空き家周辺を散策
▲栢森地区チーム散策の様子
栢森地区チームは、空き家の利活用提案の参考に栢森周辺を散策することに。
散策中に気づいたことは、栢森の家の外壁には防虫・防腐の効果を持たせる焼き板が使用され、岡地区とはまた違った印象を持ちました。
▲梁について説明をしている様子
AM10:00 岡地区チーム 岡地区を散策
岡地区では岡本邸を訪問し、岡本邸の歴史や以前計画していた改修工事の過程のお話をお伺いした後に、つばいちカフェに行き古い家の改修例とさるすべりを見学しました。
▲岡本邸を見学 管理人さんの説明を聞く様子。
PM13:00 各チーム議論と作業の開始
両チーム散策終了後は、チームに分かれてそれぞれの課題についての議論と作業を開始。
議論をしていく中で、意見を伝える手段として絵を用いてみたり写真を見せてみたりそれぞれの手段で伝え合うと、日本と台湾の違いや共通点など様々な発見があり、とても良い時間を過ごせました。
▲岡地区チーム 各チームに分かれて議論する様子
▲栢森地区チーム 各チームに分かれて議論する様子
この日初めて、各チームの課題についての議論を本格的に始め、お互いの意見を伝える難しさや相手の意見を読み取る難しさを感じましたが、より一層相手のことを理解しようという気持ちが高まり、集中した議論になったのではないかと思います。
1日中、チームでの議論を中心に活動しましたが、どのチームも集中し初日よりもお互いに緊張感が薄れたような気がします。
3日目の最後は、
「お疲れ様。」
「辛苦了(xīn kǔ le シンクーラ)」
日本と台湾それぞれのねぎらう挨拶の言葉で終了しました。
明日は明日香村を離れて東大寺、今井町へ見学に!とても楽しみです。
人間環境デザイン学科3回生 岩城柚葉
主催:畿央大学
共催:国立高雄大学(台湾)、明日香村商工会、大和飛鳥ニューツーリズム
後援:明日香村役場
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