2022.11.21

英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.4~11月のビクトリアとナイアガラの滝!

2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。コロナ禍の影響で延期になっていた3回生と2回生あわせて11名が、2022年9月17日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。現地からのブログ第4弾です! こんにちは。教育学部 現代教育学科 英語教育コース3回の藤井愛理です。今回は「11月のビクトリア」そして休日に訪れた「ナイアガラの滝」についてブログを書いていきたいと思います!   11月のビクトリアについて ◧サマータイム終了 3月から始まったサマータイムが11月6日(日)で終わり、日本とビクトリアの時差が1時間伸びて17時間になりました。午前2時になるタイミングで再度1時に戻るため、通常より1時間長く眠れました。   ◧ビクトリアで初雪 11月7日(月)には、ビクトリアで今年初めての雪が降りました!         例年では、クリスマス頃にビクトリアで初雪が見られるみたいなのですが、1か月以上も早く雪が降り、これには現地の人たちも驚くほど異例の出来事でした。   ビクトリアの冬といえば「寒い!」というイメージを持たれる方が多いと思いますが、本当にその通りで、雪が降った日やその翌日には最低1度まで気温が下がり、ダウンジャケットとマフラーや手袋を身に付けていても寒いと感じるぐらいでした。   雪が止んでからは晴れの日が続いており、とても過ごしやすいです。         写真では伝わりにくいですが、夜にはきれいな星空を眺めることができます。         ◧スポーツ 人生で初めて、カナダの国技の一つであるアイススケートを体験しました!氷の上を滑るという非日常体験ができました。         そのほかに、カーリングにも挑戦!ルールから丁寧に教えてくださるので、楽しみながら参加できました。     ナイアガラの滝 in トロント 休日にトロントに行き、ナイアガラの滝を訪れたのですが、そこには何とも迫力のある素晴らしい景色が広がっていました。         ボートに乗って、滝の近くまで行くことができました。 滝に吸い込まれるんじゃないかと、少し不安に感じながら乗船しました。   ボートに乗った数分後、なんと綺麗な虹が!!言葉を失うほどの絶景を楽しむことができました。         私の日常はこんな感じで、とても楽しく過ごしています。 最後までお読みいただきありがとうございました。 以上、ビクトリアから藤井でした!     現代教育学科 英語教育コース3回生 藤井愛理     【関連記事】 英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.3~ビクトリアとトロントへ! 英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.2~ロッキー山脈ツアーとサンクスギビングデイを体験! 英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.1~ホームステイ先に到着! セメスター留学1期生、カナダへ出発!~現代教育学科 英語教育コース 「セメスター留学」が始まります!~現代教育学科

2022.11.20

第20回畿央祭実行委員Blog vol.10~畿央祭を終えて【学内企画部署より】

第20回畿央祭お疲れ様でした!学内企画部署です! 今年は新型コロナウイルス感染対策を行いながら、外部の方をお招きすることができ、多くの方々と畿央祭のテーマである「紬(つむぐ)」ことができました!   学内企画部署のメイン企画であるお化け屋敷は実行委員がお化け役となり、来場者の方に楽しんでもらえるよう内装や小道具にこだわりました。 毎年恒例のお化け屋敷の他にも月型モニュメントのフォトスポット、スタンプラリーなど様々な企画を行いました。たくさんのお客様にご来場していただき、達成感に満ち溢れています!!         学内企画部署員のみんなが朝早くから夜遅くまで協力してくれたおかげで、第20回畿央祭に相応しい企画を作り上げることができました!! 周りの様子をしっかりみて行動できる頼りになる2回生!そして笑顔で積極的に動いてくれる1回生!みんなのおかげで畿央祭を楽しめたことを心から嬉しく思います! 学内企画を選んで実行委員になってくれたみんなのことを誇りに思います!! 先輩方から受け継いだ学内への思いを後輩たちに託し、来年また畿央祭を作り上げていく姿に期待をしています!!!       学内企画部署長 人間環境デザイン学科2回生 小川颯祐 現代教育学科2回生 尾原由佳 理学療法学科2回生 藤田梨桜     【関連記事】 畿央祭実行委員ブログ記事一覧はコチラ 第20回 畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。  

2022.11.19

第20回畿央祭実行委員Blog vol.9~クリーンキャンペーンと実行委員お別れ会

こんにちは!第20回畿央祭web制作担当の吉田光大と溝口裕那です。 畿央祭は2日間とも大盛況に終わり、最高の思い出となりました。今回は畿央祭翌日のクリーンキャンペーンと実行委員各部署のお別れ会の様子を紹介します。   クリーンキャンペーン 畿央祭翌日は片付け日として設けており、ごみの回収や大学周辺の掃除、野外ステージの解体作業、その他各部署の片づけを行いました。     実行委員各部署のお別れ会 クリーンキャンペーンが終わると各部署でお別れ会を行い、実行委員が作ってきてくれた動画をみんなで視聴している部署もありました。 恒例のつなぎに寄せ書きをし、1人1人が思い思いのメッセージを刻んでいると、これまでみんなで頑張ってきた思いがこみ上げてきました。           第20回畿央祭web制作担当 吉田光大・溝口裕那     【関連記事】 第20回 畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。 第20回畿央祭実行委員Blog vol.5~伝統の「つなぎ」とパンフレットが完成! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.4~学長先生を再び訪問! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.3~各部署紹介! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.2~学長先生に実行委員がご挨拶! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.1~231名の実行委員が始動!

2022.11.18

第20回畿央祭実行委員Blog vol.8~2日目・閉会式レポート!

こんにちは!第20回畿央祭web制作担当の吉田光大と溝口裕那です。畿央祭2日目の様子をレポートします。   畿央祭2日目もたくさんの方にお越しいただきました。野外ステージでは、ジャグリングやアカペラ、アコースティック部によるパフォーマンス、そして2日目恒例のダンス部によるショーケース、実行委員によるダンスなどが行われました。           アリーナや模擬店でも、1日目に引き続きとてもにぎわっていました。参加していただいた方々も楽しんでいただけたようです。           いよいよ畿央祭も幕を閉じようとしており、最後に閉会式を行いました。 ここでは、模擬店売り上げトップ3の発表と、畿央祭を一番盛り上げた団体の発表がありました。   模擬店部門で第一位に輝いたのはチーズドックを販売したソフトボール部でした!また、畿央祭を一番盛り上げた団体はダンス部のアフリパでした!   閉会式ではサプライズとして統括・部署長が一緒になりダンスを披露してくれました!長い間、本当にお疲れさまでした!         【関連記事】 畿央祭実行委員Blogはコチラ 第20回 畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。

2022.11.17

令和4年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート

2022年11月4日(金)に開催された理学療法学科卒業研究発表会を梶原先生が教員視点でレポートします! ▶学生レポートはこちら 今年度の理学療法学科の卒業研究発表会は計25演題の発表が行われました。研究テーマは運動器や脳科学、呼吸器系、物理療法、動物実験による基礎研究、コミュニケーション、高齢者、ウィメンズヘルス、統計など多岐にわたりました。         理学療法学科では3年次に各教員のゼミへ配属されると、そこから4年次の11月に行われる「卒業研究発表会」に向けて、先行研究を調べたり、ゼミ生同士で相談をしたり教員の指導を仰ぎながら研究計画を立てていきます。昨年、一昨年はコロナ禍の影響もあり学外でデータを取る研究はほとんどありませんでした。しかし、今年はコロナ禍以前と同等とはいかないまでも学内だけでなく地域の方に協力いただいてデータを取っている研究も増えており、感染対策をしっかりとった上で徐々に出来ることが増えてきているのを実感しました。全体として今年もよくまとまった発表だったと思いますが、個人的にはウシガエルの心臓を用いた生理学実習の項目の検討についての発表を興味深く聞きました(理学療法学科には獣医の教員がいます)。         今年度も感染対策を行った上で、無事に卒業研究発表会を開催することが出来て良かったと感じています。普段は「聞く」側であることが多い学生たちにとって、冬木記念ホールという大きなホールに立って発表することは大いに緊張することだったと思いますが、同時に貴重な経験になったことと思います。   7分間という発表時間は準備の前には長いように感じたかもしれませんが、実際に発表する段階になると思いの外短く、伝えたいことを時間内にまとめるのに苦労した学生も少なくなかったと思います。3分間の質疑応答では、教員からの鋭い質問に緊張しながらも自分たちの考えを述べることが出来ていました。さらに、今年度は聴講していた3回生からも例年より質問のための挙手が多かった姿が印象的でした。         今回の発表が満足のいくものだった学生もいれば、心残りがある学生もいるかもしれません。しかし、卒業研究を立案、実施していく中で分からないことを深く探求したこと、まだまだ感染対策などで制限も残る状況で今出来る範囲で最大限のことをする為に工夫をしたことは、きっと臨床に出た時に患者さんにより良い医療、より良い理学療法を提供し学び続ける力になると思います。   卒業研究は終わりましたが、すぐに国家試験の対策が待ち受けています。   今年も合格100%をめざして頑張りましょう!!         理学療法学科 助教 梶原由布   【関連記事】 令和3年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート 令和3年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート 令和2年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート 令和2年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート

2022.11.17

第20回畿央祭実行委員Blog vol.7~開会式&初日レポート!

こんにちは! 第20回畿央祭web制作担当の吉田光大と溝口裕那です。 畿央祭1日目の様子について、レポートしたいと思います!!   開会式は、まずは学長先生から開式にあたってのお言葉をいただき、続いて畿友会会長の岸さんの挨拶、そして最後は実行委員長の松岡さんからの挨拶で、待ちに待った畿央祭がスタートしました。 初日は天気にも恵まれ、青空の下真っ白なつなぎがキラキラと輝いていました。           たくさんの来場者で溢れていた1日目。 アリーナでは一般参加の子どもたちが遊びに来てくれて、楽しそうに遊んでいる姿や笑顔を見ることができ、実行委員として嬉しい気持ちになりました。ダンスを披露すると一緒に踊ってくれる子どもたちも!       アリーナの中で実施された展示部署企画の「えしりとり(絵しりとり)」は、意外にも学生に人気で、長いしりとりが出来上がっていました!         模擬店では、早々に食べ物が売り切れるほどの人気ぶりで、ゲームの景品としてディズニーのペアチケットが当たっている人もいました。         また、実行委員長と副実行委員長たちが企画したフリーマーケット「紬LOHAS MARKET」では、たくさんのものが出品され、学生だけでなく保護者の方や一般来場者の方にも大好評!         大盛況に終わって疲れももちろんありましたが、2日目がより楽しみに、より盛り上げようという気持ちになりました!   第20回畿央祭web制作担当 吉田光大・溝口裕那   【関連記事】 第20回畿央祭実行委員Blog vol.6~前日準備 第20回 畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。 第20回畿央祭実行委員Blog vol.5~伝統の「つなぎ」とパンフレットが完成! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.4~学長先生を再び訪問! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.3~各部署紹介! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.2~学長先生に実行委員がご挨拶! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.1~231名の実行委員が始動!

2022.11.17

令和4年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート

2022年11月4日(金)に開催された理学療法学科卒業研究発表会を、梶原ゼミ4回生が紹介します! ▶教員レポートはこちら   理学療法学科4回生、梶原ゼミの松井文香と溝口菜々です。理学療法学科卒業研究発表会についてレポートさせていただきます。   発表当日までの活動 3回生前期の「理学療法研究法」で論文の探し方や読み方を学びました。その後、先生や興味のある分野などからそれぞれが考え、各々希望のゼミを選択しました。   3回生後期では「理学療法研究法演習」にて本格的なゼミ活動を始めました。自分達で論文を探し、紹介した上で内容について皆で議論をする抄読会を行った上で研究のテーマをそれぞれ決定していきました。その後、本格的に実験へ取り組み、発表へ向けて準備を進めました。   私達が所属する梶原ゼミでは、産後女性の手や手首の痛みが日常生活動作に及ぼす影響に焦点を当て、疼痛部位や痛みの強さだけではなく子どもの抱き方や月経の再開状況などを調査し、痛みに関連する要因を検討しました。アンケート作成などは、先生から指導を受けながらメンバー全員で協力して準備を進めました。解析結果、考察を分かりやすい言葉で説明することや、見やすい発表スライドを作成することが難しく、時間を費やしました。   発表当日 今年度は17ゼミから全25演題の発表が行われました。1演題につき、7分の発表と3分の質疑応答がありました。私たちのゼミは発表内容が多く、制限時間内に収め、なおかつ聞きやすいスピードで発表するように努めました。         去年に引き続きコロナ禍ということもあり様々な制限がありました。そんな中、研究内容や方法について、ゼミの仲間や担当の先生と試行錯誤を繰り返し、無事に発表会を迎えることが出来ました。それぞれ分野の異なる発表は、非常に興味深いものばかりでした。質疑応答では4回生や先生方だけでなく、3回生からも様々な視点からの意見・質問があり、発表内容をより深く理解することにつながりました。         今回の研究で得られた経験や知識を4月から始まるそれぞれの舞台で存分に発揮し、日々精進していきたいと思います。最後にご協力いただいた方々並びにご指導頂きました先生方に厚く御礼申し上げます。         理学療法学科4回生 松井文香・溝口菜々   【関連記事】 令和4年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート 令和3年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート 令和3年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート 令和2年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート 令和2年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート  

2022.11.16

ハンセン病療養所で、当事者家族の声から「医療と人権」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」

畿央大学 健康科学部 看護医療学科では2015年度より保健師対象科目「健康学特論」において、受講者を岡山県瀬戸内市にある国立療養所長島愛生園に直接赴き、納骨堂に献花し、往時に使用されていた収容施設や監房跡等も見学し、そして、現在も入所されている回復者の話に耳を傾けてきました。文准教授からのレポートです。 コロナ禍で「疾病と差別」の問題がクローズアップされる中、ハンセン病問題を再び学ぶことは非常に意義のあることです。「ハンセン病」は主に皮膚や末梢神経をおかす感染症ですが、今では治る病気で日本国内における新規感染者は毎年0~数名程度です。しかしながら治療が遅れてしまうと、感染症そのものが治癒した後も顔や手足など、人に見える部分の末梢神経に後遺症を残したことから、長きにわたって人々の差別の目にさらされてきました。また、1996年まで続いた「らい予防法」により、病気は治っているにもかかわらず療養所への「強制入所」を余儀なくされてきました。     2020、2021年度は新型コロナウイルス感染症の影響で現地に赴くことができませんでしたが、3年ぶりに35名の学生と2名の教員で愛生園に訪問することができました。到着後、私たちはまず、長島愛生園歴史館主任学芸員の田村朋久さんから、「人権が尊重される社会のために~ハンセン病問題から学ぶ~」について講演していただきました。         講演中に回覧させていただいた「二重構造の湯吞み」です。     ハンセン病は感染症そのものが治癒しても末梢神経に後遺症が残ることが多く、熱さを感じません。一般的な湯呑みだとやけどをしてもわからないのです。この湯呑みはそれを防ぐための工夫がなされています。   昼食をはさみ、午後からは歴史館の見学を行いました。午前の講演に引き続き、田村主任学芸員が館内の解説をしてくださいました。         その後、園内の見学に移りました。     ▼歴史館の外景     ▼当時の患者専用の収容桟橋     収容後すぐに入れられた回春寮と続き、監房跡を見学しました。学生たちは、「事前学習では学んでいたけれど、実際に自分の目で見ると当時のことを想像してしまう」と口々に話していました。   その後、亡くなっても「社会復帰」が叶わなかった方々が眠る納骨堂と、1996年まで続いた優生保護法(優生保護法施行以前も行われていましたが)による強制堕胎の胎児を祀る水子地蔵の前でそれぞれ花を捧げ、手を合わせました。           最後に田村主任学芸員から「継承講話」という形で入所者のお話を伺うことができました。   長島愛生園を訪問した学生の感想 ●長島愛生園に来るまでは、隔離されていた島があることやハンセン病の患者さんが入っていた収容所があることについての知識だけで頭の中で想像していたけど、実際に足を踏み入れることで本当にあったのことを実感した。印象に残ったのは新良田教室での授業の、「嘘は悪いことではなく堂々とつけ」という教えで、自分を隠して過ごすことを余儀なくされているように感じた。また、ハンセン病が遺伝病と誤解されていたことから子どもをつくることができず、語り部が高齢化により減少しているなかで、ハンセン病についてや、大きな差別があったことについて忘れ去られてしまうのではないかという懸念があることを知り、この島で今まで生きてこられた人たち一人一人の人生を無駄にしてはいけないと感じ、後世に伝えていきたいと思った。   ●収容浅橋を見学している際に、この場は家族などの付き添いとの別れの場所であったことを知り、何も知らされずにこの場所に連れられてきたハンセン病の患者はどのような気持ちになったのかと胸が痛くなった。   ●当時使われていたまま残っていた施設を見学して、少しひんやりした空気や独特のにおいを感じ、1人でこの施設につれてこられた少年少女たちがどれだけ心細く、辛かったのか、少し体感することができました。   ●「深海に生きる魚族のように、自らが燃えなければ何処にも光はない」(明石海人)という言葉が強く印象に残った。   ●今回のハンセン病患者だった人の実体験のお話を聞いたり、園内の見学などを通して、差別や偏見、排除は誰も幸せにならないと考えました。私たちは差別や偏見を生まないためにも正しい知識と理解を持ち、関心を持つことが大切であると学ぶことができました。   ●学んだ私たちがまずは周りの家族や友達に伝える、そしてその伝えた友達がまた他の人へと継承することで、過去の過ちを繰り返さないことの一歩へ近づくと思いました。 この研修を通して、たくさんのことを学びました。これを学んだで終わらすのではなく、では次に私たちができることは、というように行動へ移していきたいと思います。   ●私自身もこの授業を受けていなければ、ハンセン病について知らないままであったかもしれない。ハンセン病について関心を持つこと、正しい理解をすることが差別・偏見を無くすために最も大切なことであると考えることができた。   ●ハンセン病について学習した私たちが周りの人に学修した内容を伝えていくことが大切だと思いました。   ●長島愛生園に行き、「社会の偏見と差別が人生を大きく変える」ということを強く感じました。 訪問後、畿央大学にて 愛生園訪問の翌々日11月5日(土)には、元ハンセン病家族訴訟原告団副団長の黄光男(ファン・グァンナム)さんに大学にお越しいただき、対面でお話を伺うことができました。黄光男さんは昨年から畿央大学にて講演をいただいています。         ハンセン病は当事者のみならずご家族にも甚大な差別がありました。黄さんは、ご自身の家族の事例を挙げながら、その差別について切々と語られました。また、ギターを手にされ、ご自身が作詞作曲した「閉じ込められた生命」、「思いよ とどけ」などの弾き語りを披露していただきました。学生たちはその歌、その思いに聴き入っていました。 参加学生の感想   ●長島愛生園での学びを踏まえて、話を聞くことができ、より関心を持ち、積極的に理解することができました。ハンセン病患者の家族の方に実際に話を聞いて、苦痛や憎みで心がいっぱいになりました。病気がうつってしまうからと避けて差別をすることは簡単だと思いますが、差別をなくす国を作ることが最も大切だと改めて思いました。   ●「閉じ込められた生命」という歌の歌詞でらい予防法という法律を「人を守るための法律ではなく人を閉じ込めるための法律だったんだ」と表現していたことが非常に印象に残った。   ●社会からの差別を受けた被害者のご家族の講義を聞いて、凄惨な差別の歴史があったことを実感し、胸が痛みました。この歴史が繰り返されることがないよう、自分に何ができるのか改めて考えさせられました。またさまざまな想いを込められた歌にとても感動しました。   ●在日朝鮮人であることを隠して生きるのはおかしいと思い、自分で本名を名乗るようになった黄さんが、家族がハンセン病だったということは周りに言えなかったと聞きました。在日朝鮮人の方もあってはならない差別を受けている現状があるのに、比較はできないかもしれないがハンセン病はそれを超えるほど酷い差別を受けるものだったのだということが伝わってきた。   ●「らい予防法がなければ、私の両親はこのような形になっていなかった」このような言葉を聞いて、とても心が痛みました。療養のために、家族や両親のもとから離され、当事者も家族もつらい思いをしてきた方が日本には多くいたことを考えると、この胸が痛みます。この講義を受けるまで何も知らなかったことが恥ずかしいと感じるとともに、どうして義務教育の間にこのような日本であった悲惨な出来事を学ばなかったのか疑問に思いました。今、大学でこの講演を聞くことができて、とてもよかったです。   ●医療者をめざす身として、噂などに惑わされず、科学的根拠をもとに行動することが大切であると思いました。     この授業の締めくくりでは、学生たちが7つの班に分かれ、それぞれ真剣にディスカッションを行い、その成果を発表しました。     受講生たちは本科目の主たる内容である「医療問題と人権」の一端を深く学び、胸に刻むことができたと思います。今後も、まだ社会に残る差別の解消に向けた取り組みにかかわり、人道・人権尊重を主体とした医療従事者養成に寄与していきたいと考えております。   最後に、黄光男さん、田村朋久さん、長島愛生園のみなさまには貴重なお時間をいただきありがとうございました。改めてお礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。   看護医療学科 准教授 文鐘聲     【関連記事】 ハンセン病当事者家族から「疾病と差別」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」 国立療養所長島愛生園でハンセン病回復者の現状を体感する~看護医療学科「健康学特論」 ハンセン病療養所長島愛生園を見学~看護医療学科

2022.11.15

第20回畿央祭実行委員Blog vol.6~学園祭前日レポート!

こんにちは!第20回畿央祭web制作担当の吉田光大と溝口裕那です。今回は畿央祭の前日準備を取り上げていきます!         畿央祭前日、それぞれの部署が翌日に迫った畿央祭本番のために頑張って準備を行いました!       野外ステージの設営は特に大変でしたが、他部署の応援などもあり頑張って設営することができました。           また、長年にわたってつなぎのデザインをお願いしている書道家のもーちゃんさんが激励に来てくださり、一緒に写真を撮ることができました!五位堂駅の路上で活動をしている際に、当時の実行委員から依頼されたことがきっかけで、毎年ご担当いただいているそうです。2ショット写真も撮らせていただく機会があり、握手会のような列ができていました。               第20回畿央祭web制作担当 吉田光大・溝口裕那       【関連記事】 第20回 畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。 第20回畿央祭実行委員Blog vol.5~伝統の「つなぎ」とパンフレットが完成! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.4~学長先生を再び訪問! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.3~各部署紹介! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.2~学長先生に実行委員がご挨拶! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.1~231名の実行委員が始動!

2022.11.14

畿友会(学生自治会)だよりvol.83~球技大会を開催しました!

皆さんこんにちは!畿友会です!   11月5日(土)に畿友会主催の球技大会が開催されました。畿友会役員を含む1回生から4回生までの学生、総勢58名の参加がありました。たくさんのご参加ありがとうございました!     ※写真撮影時、運動時のみマスクを外しています。     当日は天候にも恵まれ、秋晴れの空の下、皆さんの楽しそうな様子や学部や学年を超えて仲良くなっている様子を見ることができて、私たちもとても嬉しかったです!           結果は、以下の通りです。   ▼3位 白チーム 賞品:ジャンボお菓子     ▼2位 青チーム 賞品:LUSH(ラッシュ)     ▼1位 桃色チーム 賞品:Yogibo Mate(ヨギボーメイト)       畿友会では今後も学生の皆さんが楽しめるイベントを開催していきます! 次回のイベントは「クリスマス会」を予定しております! たくさんのご参加お待ちしております!   参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました!   畿友会広報部 看護医療学科1回 梅原麻綺   <畿友会公式SNS> Instagram:@kiyukai_kio Twitter:@kiyukai_kio LINE:https://lin.ee/cecl0Ki   ・今年度の活動 畿友会(学生自治会)だよりvol.82~七夕イベントに集まった畿央生の願い! 畿友会(学生自治会)だよりvol.81~3年ぶりに対面開催の保護者懇談会をサポート! 畿友会(学生自治会)だよりvol.79~クラブ・サークル対象「緊急対応講習会」を開催! 畿友会(学生自治会)だよりvol.78~「1回生応援!! 畿友会ワードラリー2022」が開催されました! 畿友会(学生自治会)だよりvol.77~2022年度の執行委員紹介!