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現代教育学科

2013.04.01

2012年度の卒業祭を開催しました!

3月24日(日)に、2012年度の「卒業祭」を冬木記念ホールにおいて開催しました。 卒業祭は昨年も行われたようですが、主に教育学科が中心となり企画していたそうです。しかし、今年の卒業祭は学科を飛び越えて企画しようと考えました。また、卒業生だけでなく、在校生も多く集めて卒業をともに祝おうということになりました。 畿央大学は、学年や学科を問わず、交流を深めることができる大学であると僕たちは思っています。 そのため、大学生活を共に過ごした同級生、先輩・後輩の思い出が強く残っています。 その出会いや交流を忘れないためにも、全学年・全学科を招待することに意味があると思います。 企画は4回生4人で行いました。国家試験など忙しい中、11月頃から企画し始めました。 4年間で築いた繋がりを活かして、たくさんの団体に声をかけました。しかし4人だけで企画するのは少し大変でした。     今年の卒業祭は、軽音楽部や軽音サークルのEMCさんによる演奏、ダンス部によるダンスパフォーマンス、景品の当たるビンゴゲーム、カラオケ大会などを企画しました。観客動員はあまり多くありませんでしたが、とてもかっこいい演奏やパフォーマンスは時間を忘れさせてくれたし、ビンゴゲームでみんな大いに盛り上がりました。     主催メンバーである卒業生として、大学生活の最後のいい思い出ができたことを嬉しく思っています。集客という点では課題を残しましたが、来年も是非ともこの卒業祭を引き継いで盛り上げていってほしいと思います。 最後になりましたが、今回出演していただいた方々、卒業祭に参加していただいた観客の方々にはとても感謝しています。ありがとうございました。     卒業祭主催メンバー 理学療法学科 高橋健嗣 松岡勇祐 首藤隆志 健康栄養学科 堀川一真 看護医療学科 難波佑太朗 現代教育学科 岡田渉

2013.03.31

現代教育学科卒業生が「公立幼・保対策ゼミ同窓会」を開催!

公立幼稚園教諭・保育士になった教育学部の卒業生が、学年を超えて集合! 2013年3月23日(土)、今年度の公立幼稚園・保育園採用試験をくぐり抜けた現代教育学科4期生(2013年3月卒)と私たちの先輩である1~3期生による「公立幼・保対策ゼミ同窓会」が大阪市内で行われました。   仕事がお忙しい中でたくさんの卒業生に参加していただいた結果、20名近い人数となり、この日のためにわざわざ遠方から駆けつけて下さった人もいらっしゃいました。先輩方は働き始めるとなかなか会えない同期の友人達との久々の再会ということもあり、日々の仕事の疲れもこの時間の間は忘れ、さまざまな会話や写真撮影を楽しんでおられました。中には時間を忘れて保育について熱く語っていた先輩もおられ、私たち新卒業生は少しでも多くの情報や考え方を学ぼうと真剣に耳を傾けていました。他にも4月から社会人となり働くうえで気になっていたことや質問も先輩方からたくさん教えていただき、本当に充実した時間となりました。   またこの同窓会には、卒業生だけでなく在学中や卒業後もお世話になっている先生にも参加していただいているため、苦しかった採用試験勉強中に生まれたネタや、思い出話もたくさん出てきて、あっという間に楽しかった時間が過ぎ去ったように感じました。     今回の同窓会は去年に続いて2回目の開催で、先輩との関係作りや同期との近況報告が行えるこのような素晴らしい機会をこれからも大切にしていきたいと、強く感じました。   今年の採用試験を受ける学生の皆さんも、今はしんどいことがたくさんあると思いますが、その先にはそんな辛かった日々を超える楽しさやわくわくが待っています。来年の第3回の同窓会で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!がんばってください!   現代教育学科 卒業生 岩本 翔太

2013.03.28

平成24年度学校インターンシップ最終報告会を行いました。

平成24年度後期は広陵町9名、香芝市28名、大和高田市14名、八尾市20名、上牧町・宇陀市・斑鳩町・田原本町・奈良市・堺市あわせて16名、計87名が活動に参加し、3月13日(水)にその最終報告会を開催しました。 全体会では学生へ本時ご助言頂く香芝市、大和高田市、上牧町の各教育委員会の先生方の紹介があり、その後、教員から最終報告会のねらいと本時の流れについて、説明がなされました。 全体会終了後、各分科会に分かれて、学生が自身の活動について発表し、成果と課題を共有し、意見交換がなされました。また、教育委員会の先生方からご講評とご助言頂きました。     ここでは,学生の報告から学校インターンシップの成果と課題についてまとめたものを紹介します。 1 学生にとっての成果 ○ 現場の先生方からの学べたこと ・ 教師教育現場で子どもと真摯に向き合う教師の姿勢を間近に見ることができた。 ・ 高学年・低学年によって教師の指導や指示の方法が違い、今後に活かしたい。 ・ 子どものいないときの教師の仕事がわかった。 ○ 子ども達とのかかわりから学べたこと ・ 子どもの立場になって会話することが大切と気付かされた。 ・ 1年を通して子どもたちの成長を実感できた。 ・ 子どもが興味・関心から発揮する力を知った。 ・ 年齢から幼いと考えていた子どもが、実際にはとてもしっかりしていて印象が変わった。 ○ 今後の学生生活への活用 ・小学校でみた授業を模擬授業でも活かしていきたい。 ○ その他 ・ 初めの頃は自分のためにインターンシップに通うという意識であったが、気がついてみると、子どもたちのために通うインターンシップへと変化していた。 ・ 途中から、学びたいこと、研修したい事を担任の先生にお願いできるようになった。 ・ 教師になりたいという意識が高まった。   2 学生にとっての課題 ○ 子どもとのかかわりについて ・ 始めは自分から近付いてくる子どもにしか関われなかった。子どもと関わるタイミングをつかむことが難しかった。 ・ けんかが起こった場面や蹴ってきたりものを投げてきたりする子どもを叱ることの難しさと大切さを感じた。 ・ どうしても友だちのような距離感で接してしまい、子どもとの距離のとり方が難しかった。 ○ 自分自身について ・ 人前で話すことが苦手・緊張することを克服したい。   3 指導助言の先生方より ・ 学校・園から,インターンシップの学生はよくやっていると報告を聞いており、引き続き来てほしいと声がある。 ・ 最終報告会での学生の悩みは、どの学生にもいえる悩みである。(昨年もほぼ同様) ・ インターンシップでは20日ほどしか学校に入っていないし、教育実習でもやはり20日ほどしか学校に入らない。しかし学校は200日ある。皆さんが経験したのは学校の日常のごく一部に過ぎない。現場は若い力を求めている。インターンシップが終わった後も時間を見つけて積極的に学校に入って行ってほしい。そして学校のことをもっとたくさん知ってほしい。 ・ 学校や幼稚園は大規模・小規模で変わってくるが、今後のインターンシップやボランティア、ディアティーチャープログラム等の多くの経験を積み重ねていく中で理解するように。 ・ 子どもは教師の一挙手一投足をよくみているので、自分から関わっていくにはまず挨拶をすることからが効果的である。しかし、行動の全てを無理に意識することはない。 ・ 子ども同士のトラブルの関わりが曖昧だといじめに発展することがあるので、子どもの声をよく聞くこと。 ・ 特別支援学級の子どもを担当した学生が多かったようだが、特別支援学級の子どもにうまく対応できるようになれば普通学級の子どもにはさらにうまく対応できるようになるので、よい経験になったと思う。 ・ 現場に出れば教育業務以外の仕事も任せられることが多いが、事務の経験的な仕事や雑務も含めて教師の仕事と考え、大切にしてほしい。 ・ 子どもへの対応力だけでなく、大人(保護者)への対応力も身に付けてほしい。 ・ 現場に出ると毎日が新しい経験の連続で、インターンシップ報告会のようにそれらの経験を振り返る時間はなかなか取れない。しかし教師としての成長のためには、忙しい中でも反省の時間を持つことが大事である。 ・ 教師の醍醐味は子どもとの心の交流を通じた充実感にある。それはお金には替えられないものである。皆さんの発表を聞いていてそのことを感じた。「こんなクラスにしたい」「こんな子どもに育てたい」という気持ちを持った教師になってほしい。

2013.03.25

被災地支援~現代教育学科 古川ゼミ 宮城県の気仙沼を訪問

こんにちは。教育学部現代教育学科3回生、古川ゼミの玉木佑果です。 3月8日(金)から12日(火)まで、宮城県の気仙沼へ行ってきました。 今回で三度目の訪問となりました。(一度目2012年2月、二度目2012年8月)     <今回気仙沼へ行った目的> ①小学校・高等学校・特別支援学校の先生方の話を聞くこと ②お母さん方の話を聞くこと ③震災から2年目の3月11日を肌で感じること   学校には、ご自身が被災者である先生もたくさんいらっしゃいます。 家が津波で流されたり、ご家族を亡くされたり、勤務していた学校が被害にあったりと、非常に辛い経験をしながらも毎日がんばっておられます。 今年は極寒だったこともあり、運動場が使えない、体育館も使えないことで、子どもたちはストレスが溜まり、苦しい状況だそうです。   2013年3月11日14時46分 宮城県気仙沼向洋高等学校 仮設校舎の職員室で先生方と一緒に黙祷させていただきました。   下記は、11日の午前中、私に授業を見学させてくださった先生から、夜にいただいたメールです。 「2年前の今、学校から3㌔内陸の中学校に避難し、真っ暗で寒い中、大勢の生徒たちといました。情報もあまりなく、信じられないことが、起こったらしいしか分からず、長い夜を過ごしました…。大きい余震が頻繁で、とにかく寒く、トイレも大変でした…。今夜もあの日みたいに、寒いですね。」   気仙沼へ行くと、毎回感じること、思うことがたくさんあります。 テレビでは決して伝わらないことばかりです。   古川先生と一緒に行動することで、分かったことがあります。 支援は信頼関係がない上では成立しないということ。 信頼関係を築くためには、継続的に足を運ぶことが必要なのだということを学びました(先生は毎月訪問しています)。 私も、気仙沼で出会い、話をしてくださった先生方や子どもたち、地域の人々に会いに、必ずまた行きたいと思います。   ▼気仙沼復興商店街 南町紫市場 「揚げたてコロッケ屋」さんの中で。 緊急派遣カウンセラーの国重先生、気仙沼市内の高等学校の養護教諭の先生、古川先生、私。     是非一度、皆さんも気仙沼へ足を運んでみてほしいです。   ▼気仙沼の有志が行っている追悼イベント「3月11日からのヒカリ2013」   光の柱には、震災の記憶を刻んでいく「いしぶみ」になってほしいという思い、未来を照らす光になってほしいという思いも込められています。   現代教育学科3回生 被災地支援サークル「HOPEFUL」 玉木 佑果   【関連ブログ】 ▼被災地支援~教育学部生有志が、宮城県南気仙沼小学校へボランティアに! https://www.kio.ac.jp/information/2012/04/post-492.html

2013.02.28

2012年度後期「マミポコ親子ひろば」1月・2月の活動報告!

近隣の未就園児の親子を対象に、毎週月曜日の午前10:00~、大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。 1月は普段の自由遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどの活動をしました。 後期に入って子どもたちも親子ひろばの環境に慣れ、大学生と一緒に遊んだり、体操遊びでは体をおもいきり動かして楽しく活動している姿が多く見られました。   2月は後期最後の活動として、お楽しみ会を開きました。普段の自由遊びを少しした後、「たまごをパカッ」という親子で出来る触れあい遊びをしました。親子で出来る遊びなので、子どもはもちろん保護者の方もとても楽しそうにしていました。   活動終了後には学生スタッフ一同感謝の気持ち等を含め、ひよこのストラップをプレゼントしました。子どもたちはすぐに身に付けたりしてくれ、とても嬉しかったです。 お楽しみ会は普段の自由遊びだけでなく、学生が主体となって遊びをすることでまたいつもとは違う雰囲気の親子ひろばになり、学生スタッフも良い経験になりました。   2012年度の親子ひろばの活動が終了しました。1年間子どもたちの成長を見ることで、多くのことを学び、感じることが出来ました。来期も親子ひろばがより良いものになるように頑張っていきますので、よろしくお願いします。                     マミポコ親子ひろば 広報 秋田真奈美                                  中川麻美  【マミポコ親子広場関連ブログ】 ▼2012年後期マミポコ親子広場 10月の活動報告! https://www.kio.ac.jp/information/2012/11/201210-1.html ▼2012年前期マミポコ親子ひろば 7月の活動! https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/2012-2.html ▼2012年前期マミポコ親子ひろば 5・6月の活動報告! https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/201256.html ▼2012年後期マミポコ親子ひろば11月・12月の活動報告! https://www.kio.ac.jp/information/2012/12/post-612.html

2013.02.27

第3回 養護教諭の勉強会を行いました。

畿央大学教育学部卒業生(1期生)の廣田有加です。 平成25年2月16日(土)に、現役の養護教諭をメイン対象に「第3回養護教諭の勉強会」を行いました。   この勉強会は、平成23年11月に第1回目を実施し、教育、心理、医療など幅広い分野に携わる養護教諭として、卒業後も常に最新の知識を習得すること、様々な地域・校種の養護教諭の情報交換の場となることを目的として開催してきました。   今回の勉強会では大和高田市の山根整形外科医院長である山根先生より「救急処置」の講義、畿央大学教育学部教授の岡本先生より「養護教諭のコーディネーション」の講義と演習をしていただきました。   「救急処置」では、外傷の基本から、分かりやすく、笑いも交えながら、講義をしていただき、様々な症例写真より今後同じような事象が起こったときどのように動くか、学ぶことができました。 「養護教諭のコーディネーション」では、コーディネーションの定義、また実際にどんなところでコーディネーションが行われているか、これからどのような視点でコーディネーションしていくかを講義していただきました。学校内外を問わず組織で連携することが求められる中、養護教諭としてどのようにコーディネートしていくかを学ぶことが出来ました。 また、学生時代に授業を受けていた岡本先生の講義を久しぶりに聴けてとっても嬉しかったです。   勉強会の後は五位堂駅近くのおしゃれカフェbrarivaにて懇親会を開催しました!! 男性の参加者はひとりだけ。ほとんど女子会状態で、あんなことやこんなこと、話しもかなり盛り上がりました。 卒業後もみんなと勉強できて意欲が高まり、また同じ職種の人たちと現場での楽しいエピソードから悩みまで色々と話し合えたことで、仲間がいることを再確認できました。みんな仕事柄でしょうか・・・とても聴き上手、しゃべり上手です(笑) これからは、グループワークや討議など、形式ももっと工夫しながらみんなで勉強し高め合っていきたいと思います。畿央大学の卒業生以外の参加も可能としていますので、また新たな出会いがあることも楽しみにしにしています。

2013.02.26

SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第10回目授業

真美ヶ丘第二小学校科学クラブ向け「多機能ロゴ・ロボット」最終授業で発表会!   2013(平成25)年2月25日、真美ケ丘第二小学校科学クラブ(4~6年生児童26人)で*SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」の第10回目の最終授業を行いました。(畿央大学指導教員:現代教育学科 奥田俊詞先生、情報センター長 福森貢先生、協力:教育学部学生)   *SPP選定事業:独立行政法人科学技術振興機構(JST)では小学生から高校生の科学分野人材育成のための制度として「サイエンスパートナーシッププロジェクト(SPP)」を毎年募集しており、これに畿央大学が応募・選定された事業です。   科学クラブ部員26人が8チームに分かれてそれぞれ機能の異なるロボット(①ベルトコンベア、②グランドローバー、③ヒューマノイド、④ロボットアーム、⑤スコーピオン、⑥サウンドロボット、⑦トライボット、⑧インテリジェントカー)の組み立てとプログラムダウンロード、動作確認は前回2月18日の第9回目授業で終わり、最終回のこの日はいよいよチームごとの発表会です。自分たちが組み立てたロボットの名前と動き、特徴、苦労した点、センサーの働きなどを他のチームのみんなを前に発表し、実際に動かせて見てもらいました。ほとんど同じようなパーツを使っていながらセンサーひとつでまるで違った動きをするのがわかります。今度はあんなロボットを作りたい、もっと複雑なセンサーで再挑戦したい、など科学に対する子どもたちの夢が膨らんでいるようです。SPP最後の授業には校長先生が来てくださって、目を輝かせ真剣に取り組んでいる科学クラブ部員にエールを送ってくださいました。   昨年5月から始まったSPP選定事業もようやく終了したことに指導教員・協力学生も安堵の気持ちを隠せませんでした。クラブ顧問の丸谷先生、北川先生のご指導のすばらしさのおかげです。本当にありがとうございました。しんどかったけど、また来年もやりたい、と思うのは子どもたちばかりではないようです。TAとして協力してくれた教育学部現代教育学科の学生たちの多くは小学校教諭として子どもたちの教育に携わっていきますので、近い未来の教師像を味わっているようでした。    【関連記事】 真美ケ丘第2小学校科学クラブ向け「レゴ・ロボット」製作活動! https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2-5.html   SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第3回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/spp3.html   SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第4回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2012/06/spp4.html   2012年度SPP選定事業『マミポコ・子どもサイエンス「ロボットを作ろう!」』(香芝市内小学生向け)を開講しました。 https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/2012spp.html    SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第8回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2013/01/spp8.html   SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第9回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2013/02/post-628.html  

2013.02.21

2012年度後期マミポコ・キッズの活動が終了しました。

10月からはじまった後期マミポコ・キッズは、計6回の活動をもって終了となりました。最後の2回の活動もブログで紹介したいと思います。 「マミポコ・キッズ」では、近隣の小学生を対象に、室内遊びや外遊び、伝承遊びを通じて子どもたちの人間関係を築くお手伝いをしています。グループや年齢の違う子ども達と触れ合ううち、相手や自分の良さに気付くことができます。子ども同士の関係性が広がって、大勢で遊ぶことが苦手な子も、お友達と楽しく遊べるようになっていきます。 第5回の活動は、外遊びでした。寒い中、子どもたちは元気いっぱい活動することができました。ダンボールの上に乗せたボールを、グループ全員で運ぶ「ボール運び」では、どう持つのが一番いいのかを話し合って工夫することができました。また、「ばななおに」では、友達を助けるなど、子どもたち同士で助け合っていました。グループ内の仲間意識や思いやりが見られた第5回の活動でした。   第6回の活動では、アリーナ全体を使ってすごろくをしました。それぞれのマスにあるゲームやミッションを、グループのみんなと協力しながらクリアしていきました。最終回ということもあり、緊張している子どもも少なく、最初から笑顔いっぱいの活動ができました。さいころを投げるとき、順番を決めていたり、何人かで一緒に投げるようにしていたりと、グループのみんなが楽しめるよう子どもたちで話し合っている姿がたくさん見られました。最後に、グループごとにこれまでの活動や第1回のときにそれぞれが書いた自分の目標を振り返りました。また、グループリーダーからプレゼントをもらって、子どもたちはとても嬉しそうでした。   マミポコ・キッズでは、第6回の活動の時に、保護者の方々にアンケートを書いていただきました。感想・意見の中には、「参加してよかったです」「子どもが毎回楽しみにしていました」「家でよくマミポコの話をしていました」「子どもの成長が見られました」といった、私たちにとってとても嬉しい感想・意見を書いてくださったものばかりでした。また、改善点を書いていただいた方もいて、わたしたちが気付けなかったところにも気付くことができました。   2012年度後期マミポコ・キッズはこれで終了となりますが、これからも保護者や地域の方々とのつながりを大切にし、マミポコ・キッズをさらによりよいものにしていけるよう、私たち大学生スタッフはがんばっていきたいと思います。               マミポコ・キッズ広報 現代教育学科                        2回生 津村 真紀帆                        1回生 浜岡 優生                         1回生 山地 美咲   【マミポコ・キッズ関連ブログ】 ▼2012年度前期「マミポコ・キッズ」がはじまりました。 https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2012-1.html ▼2012年度前期マミポコ・キッズの活動も残すところあと2回!! https://www.kio.ac.jp/information/2012/06/post-522.html ▼2012年度前期マミポコ・キッズの活動も無事に終わりました!! https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/2012-4.html ▼2012年度後期「マミポコ・キッズ」が始まりました! https://www.kio.ac.jp/information/2012/11/post-602.html ▼2012年度後期「マミポコ・キッズ」第3回・第4回活動レポート!  https://www.kio.ac.jp/information/2012/12/201234.html

2013.02.19

SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第9回目授業

真美ヶ丘第二小学校科学クラブ児童26人向け「多機能ロゴ・ロボット」完成!! 2013(平成25)年2月18日、真美ケ丘第二小学校科学クラブ(4~6年生児童26人)で*SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」の第9回目授業を行いました。(畿央大学指導教員:現代教育学科奥田俊詞先生、看護医療学科福森貢先生、協力:学部生) *SPP選定事業:独立行政法人科学技術振興機構(JST)では小学生から高校生の科学分野人材育成のための制度として「サイエンスパートナーシッププロジェクト(SPP)」を毎年募集しており、これに畿央大学が応募・選定された事業です。   昨年5月から始まった「ロボットを作ろう!」のSPP授業は実質今回で終了します。8チームそれぞれの課題は違った動きをするロボットたち(①ベルトコンベア、②グランドローバー、③ヒューマノイド、④ロボットアーム、⑤スコーピオン、⑥サウンドロボット、⑦トライポット、⑧インテリジェントカー)で、ロボットアームやセンサーを取り付け、組立が完了したロボットにプログラムをダウンロードすることにより“たましい”が入り、思ったとおりの動きをします。やっとの思いで組み立てたロボットを実際に動かすと、子どもたちは目を輝かせながら「やったぞー!」の歓声をあげていました。   このロボットは壁などの障害物を感知するとバックしてまた動き出すプログラムをインプットしています。まるで「お掃除ロボット」みたいだと子どもたちは手をかざしたり自分の顔を近づけたりして動かしていました。今日は3年生の児童が科学クラブ見学に訪れました。4年生になったらクラブ活動ができるのでいろんなクラブを回っているのです。この3年生の中から新しい科学クラブ員がきっと来てくれるでしょう。 ロボットの組み立てと動作確認は今回の9回目授業で終わり、次回最終回は8チームそれぞれの発表会です。組立で苦労した点、自分たちのロボットがどのような動きをするのか、どういうセンサーが組み込まれているのか、そしてそれはどのような役に立てそうなのか、子どもたちなりに考えてもらいます。 最終回をお楽しみに!!   【関連記事】 真美ケ丘第2小学校科学クラブ向け「レゴ・ロボット」製作活動! https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2-5.html SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第3回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/spp3.html SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第4回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2012/06/spp4.html 2012年度SPP選定事業『マミポコ・子どもサイエンス「ロボットを作ろう!」』(香芝市内小学生向け)を開講しました。 https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/2012spp.html  SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第8回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2013/01/spp8.html

2013.02.04

真美ヶ丘第二小学校2年生児童18名が大学"探検"に来てくれました!

教育学部ボランティア学生8名が案内役でアチコチを探索!   畿央大学からもっとも近い広陵町立真美ケ丘第二小学校2年生は生活科の校外学習として、2009(平成21)年から毎年、畿央大学の見学に訪れています。 今年度は2013(平成25)年1月30日午前11時から12時の1時間、引率の先生に連れられて元気な2年生18名が歩いて来てくれました。教育学部学生のボランティア8名が出迎え4つのグループに分かれて大学構内を案内しました。       教育学部の学生は普段、マミポコキッズや実習、学校インターンシップなどで児童に触れる機会が多いのですぐに慣れてリーダーシップを発揮していました。子どもたちからは予期せぬ質問攻めにあうこともしばしばあり、「お兄ちゃんたちはどうして大学に来てるの?」「大学を出たら何になるの?」「大学の先生ってどんな研究をしてるの?」「学校の階段は全部で何段あるの?」など、難しい?質問にもてきぱきと答えていました。   みんな大学の近くに住んでいる子どもたちで、秋の大学祭に来たことがあるようですが、授業中の教室や図書館、営業中の学生食堂はほとんど知りません。   子ども達は、実際の授業の見学は少し遠慮気味でしたが、みんな目を丸くして興味津々。そっと勉強中の学生の机をのぞきこんだり、引率の学生にわからないことをすぐに訊ねたりしていました。そして首から吊り下げた記入ボードにメモします。メモ欄が足りなくて裏面を使って気付いたことを熱心に書き綴る児童の姿も見られました。   L101の空き教室を見学した時、広さに驚き、自分の体を使って、「僕の25人分や!!」と広さを測ったり、机の数を仲間と競争しながら数えてみたり・・・その後の気付きメモも忘れません。   食堂を訪れた時は、小学校で食べる給食はみんな同じものを食べるけれど、大学の学食は自分で好きなものを選んで食べられるということに気付いたようです。メニューや実際に出された食事に「どれか一つ食べさせて~」なんていう言葉もどこからか聞こえてきました。   また、ヤマザキの大型トラックが学内に入ってきた時、「でっかい!!」と子どもたちが目を輝かせていました。駐輪場のバイクにも興味を持ったようで、大人にとっては何気ないことでも、子どもたちの心をワクワクさせるものがたくさんあるということに改めて気付かされました。   あっという間に1時間が経ってしまいました。大きくなったら畿央大学に入学してくださいね。