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現代教育学科
2013.02.27
第3回 養護教諭の勉強会を行いました。
畿央大学教育学部卒業生(1期生)の廣田有加です。 平成25年2月16日(土)に、現役の養護教諭をメイン対象に「第3回養護教諭の勉強会」を行いました。 この勉強会は、平成23年11月に第1回目を実施し、教育、心理、医療など幅広い分野に携わる養護教諭として、卒業後も常に最新の知識を習得すること、様々な地域・校種の養護教諭の情報交換の場となることを目的として開催してきました。 今回の勉強会では大和高田市の山根整形外科医院長である山根先生より「救急処置」の講義、畿央大学教育学部教授の岡本先生より「養護教諭のコーディネーション」の講義と演習をしていただきました。 「救急処置」では、外傷の基本から、分かりやすく、笑いも交えながら、講義をしていただき、様々な症例写真より今後同じような事象が起こったときどのように動くか、学ぶことができました。 「養護教諭のコーディネーション」では、コーディネーションの定義、また実際にどんなところでコーディネーションが行われているか、これからどのような視点でコーディネーションしていくかを講義していただきました。学校内外を問わず組織で連携することが求められる中、養護教諭としてどのようにコーディネートしていくかを学ぶことが出来ました。 また、学生時代に授業を受けていた岡本先生の講義を久しぶりに聴けてとっても嬉しかったです。 勉強会の後は五位堂駅近くのおしゃれカフェbrarivaにて懇親会を開催しました!! 男性の参加者はひとりだけ。ほとんど女子会状態で、あんなことやこんなこと、話しもかなり盛り上がりました。 卒業後もみんなと勉強できて意欲が高まり、また同じ職種の人たちと現場での楽しいエピソードから悩みまで色々と話し合えたことで、仲間がいることを再確認できました。みんな仕事柄でしょうか・・・とても聴き上手、しゃべり上手です(笑) これからは、グループワークや討議など、形式ももっと工夫しながらみんなで勉強し高め合っていきたいと思います。畿央大学の卒業生以外の参加も可能としていますので、また新たな出会いがあることも楽しみにしにしています。
2013.02.26
SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第10回目授業
真美ヶ丘第二小学校科学クラブ向け「多機能ロゴ・ロボット」最終授業で発表会! 2013(平成25)年2月25日、真美ケ丘第二小学校科学クラブ(4~6年生児童26人)で*SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」の第10回目の最終授業を行いました。(畿央大学指導教員:現代教育学科 奥田俊詞先生、情報センター長 福森貢先生、協力:教育学部学生) *SPP選定事業:独立行政法人科学技術振興機構(JST)では小学生から高校生の科学分野人材育成のための制度として「サイエンスパートナーシッププロジェクト(SPP)」を毎年募集しており、これに畿央大学が応募・選定された事業です。 科学クラブ部員26人が8チームに分かれてそれぞれ機能の異なるロボット(①ベルトコンベア、②グランドローバー、③ヒューマノイド、④ロボットアーム、⑤スコーピオン、⑥サウンドロボット、⑦トライボット、⑧インテリジェントカー)の組み立てとプログラムダウンロード、動作確認は前回2月18日の第9回目授業で終わり、最終回のこの日はいよいよチームごとの発表会です。自分たちが組み立てたロボットの名前と動き、特徴、苦労した点、センサーの働きなどを他のチームのみんなを前に発表し、実際に動かせて見てもらいました。ほとんど同じようなパーツを使っていながらセンサーひとつでまるで違った動きをするのがわかります。今度はあんなロボットを作りたい、もっと複雑なセンサーで再挑戦したい、など科学に対する子どもたちの夢が膨らんでいるようです。SPP最後の授業には校長先生が来てくださって、目を輝かせ真剣に取り組んでいる科学クラブ部員にエールを送ってくださいました。 昨年5月から始まったSPP選定事業もようやく終了したことに指導教員・協力学生も安堵の気持ちを隠せませんでした。クラブ顧問の丸谷先生、北川先生のご指導のすばらしさのおかげです。本当にありがとうございました。しんどかったけど、また来年もやりたい、と思うのは子どもたちばかりではないようです。TAとして協力してくれた教育学部現代教育学科の学生たちの多くは小学校教諭として子どもたちの教育に携わっていきますので、近い未来の教師像を味わっているようでした。 【関連記事】 真美ケ丘第2小学校科学クラブ向け「レゴ・ロボット」製作活動! https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2-5.html SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第3回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/spp3.html SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第4回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2012/06/spp4.html 2012年度SPP選定事業『マミポコ・子どもサイエンス「ロボットを作ろう!」』(香芝市内小学生向け)を開講しました。 https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/2012spp.html SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第8回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2013/01/spp8.html SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第9回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2013/02/post-628.html
2013.02.21
2012年度後期マミポコ・キッズの活動が終了しました。
10月からはじまった後期マミポコ・キッズは、計6回の活動をもって終了となりました。最後の2回の活動もブログで紹介したいと思います。 「マミポコ・キッズ」では、近隣の小学生を対象に、室内遊びや外遊び、伝承遊びを通じて子どもたちの人間関係を築くお手伝いをしています。グループや年齢の違う子ども達と触れ合ううち、相手や自分の良さに気付くことができます。子ども同士の関係性が広がって、大勢で遊ぶことが苦手な子も、お友達と楽しく遊べるようになっていきます。 第5回の活動は、外遊びでした。寒い中、子どもたちは元気いっぱい活動することができました。ダンボールの上に乗せたボールを、グループ全員で運ぶ「ボール運び」では、どう持つのが一番いいのかを話し合って工夫することができました。また、「ばななおに」では、友達を助けるなど、子どもたち同士で助け合っていました。グループ内の仲間意識や思いやりが見られた第5回の活動でした。 第6回の活動では、アリーナ全体を使ってすごろくをしました。それぞれのマスにあるゲームやミッションを、グループのみんなと協力しながらクリアしていきました。最終回ということもあり、緊張している子どもも少なく、最初から笑顔いっぱいの活動ができました。さいころを投げるとき、順番を決めていたり、何人かで一緒に投げるようにしていたりと、グループのみんなが楽しめるよう子どもたちで話し合っている姿がたくさん見られました。最後に、グループごとにこれまでの活動や第1回のときにそれぞれが書いた自分の目標を振り返りました。また、グループリーダーからプレゼントをもらって、子どもたちはとても嬉しそうでした。 マミポコ・キッズでは、第6回の活動の時に、保護者の方々にアンケートを書いていただきました。感想・意見の中には、「参加してよかったです」「子どもが毎回楽しみにしていました」「家でよくマミポコの話をしていました」「子どもの成長が見られました」といった、私たちにとってとても嬉しい感想・意見を書いてくださったものばかりでした。また、改善点を書いていただいた方もいて、わたしたちが気付けなかったところにも気付くことができました。 2012年度後期マミポコ・キッズはこれで終了となりますが、これからも保護者や地域の方々とのつながりを大切にし、マミポコ・キッズをさらによりよいものにしていけるよう、私たち大学生スタッフはがんばっていきたいと思います。 マミポコ・キッズ広報 現代教育学科 2回生 津村 真紀帆 1回生 浜岡 優生 1回生 山地 美咲 【マミポコ・キッズ関連ブログ】 ▼2012年度前期「マミポコ・キッズ」がはじまりました。 https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2012-1.html ▼2012年度前期マミポコ・キッズの活動も残すところあと2回!! https://www.kio.ac.jp/information/2012/06/post-522.html ▼2012年度前期マミポコ・キッズの活動も無事に終わりました!! https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/2012-4.html ▼2012年度後期「マミポコ・キッズ」が始まりました! https://www.kio.ac.jp/information/2012/11/post-602.html ▼2012年度後期「マミポコ・キッズ」第3回・第4回活動レポート! https://www.kio.ac.jp/information/2012/12/201234.html
2013.02.19
SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第9回目授業
真美ヶ丘第二小学校科学クラブ児童26人向け「多機能ロゴ・ロボット」完成!! 2013(平成25)年2月18日、真美ケ丘第二小学校科学クラブ(4~6年生児童26人)で*SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」の第9回目授業を行いました。(畿央大学指導教員:現代教育学科奥田俊詞先生、看護医療学科福森貢先生、協力:学部生) *SPP選定事業:独立行政法人科学技術振興機構(JST)では小学生から高校生の科学分野人材育成のための制度として「サイエンスパートナーシッププロジェクト(SPP)」を毎年募集しており、これに畿央大学が応募・選定された事業です。 昨年5月から始まった「ロボットを作ろう!」のSPP授業は実質今回で終了します。8チームそれぞれの課題は違った動きをするロボットたち(①ベルトコンベア、②グランドローバー、③ヒューマノイド、④ロボットアーム、⑤スコーピオン、⑥サウンドロボット、⑦トライポット、⑧インテリジェントカー)で、ロボットアームやセンサーを取り付け、組立が完了したロボットにプログラムをダウンロードすることにより“たましい”が入り、思ったとおりの動きをします。やっとの思いで組み立てたロボットを実際に動かすと、子どもたちは目を輝かせながら「やったぞー!」の歓声をあげていました。 このロボットは壁などの障害物を感知するとバックしてまた動き出すプログラムをインプットしています。まるで「お掃除ロボット」みたいだと子どもたちは手をかざしたり自分の顔を近づけたりして動かしていました。今日は3年生の児童が科学クラブ見学に訪れました。4年生になったらクラブ活動ができるのでいろんなクラブを回っているのです。この3年生の中から新しい科学クラブ員がきっと来てくれるでしょう。 ロボットの組み立てと動作確認は今回の9回目授業で終わり、次回最終回は8チームそれぞれの発表会です。組立で苦労した点、自分たちのロボットがどのような動きをするのか、どういうセンサーが組み込まれているのか、そしてそれはどのような役に立てそうなのか、子どもたちなりに考えてもらいます。 最終回をお楽しみに!! 【関連記事】 真美ケ丘第2小学校科学クラブ向け「レゴ・ロボット」製作活動! https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2-5.html SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第3回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/spp3.html SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第4回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2012/06/spp4.html 2012年度SPP選定事業『マミポコ・子どもサイエンス「ロボットを作ろう!」』(香芝市内小学生向け)を開講しました。 https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/2012spp.html SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第8回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2013/01/spp8.html
2013.02.04
真美ヶ丘第二小学校2年生児童18名が大学"探検"に来てくれました!
教育学部ボランティア学生8名が案内役でアチコチを探索! 畿央大学からもっとも近い広陵町立真美ケ丘第二小学校2年生は生活科の校外学習として、2009(平成21)年から毎年、畿央大学の見学に訪れています。 今年度は2013(平成25)年1月30日午前11時から12時の1時間、引率の先生に連れられて元気な2年生18名が歩いて来てくれました。教育学部学生のボランティア8名が出迎え4つのグループに分かれて大学構内を案内しました。 教育学部の学生は普段、マミポコキッズや実習、学校インターンシップなどで児童に触れる機会が多いのですぐに慣れてリーダーシップを発揮していました。子どもたちからは予期せぬ質問攻めにあうこともしばしばあり、「お兄ちゃんたちはどうして大学に来てるの?」「大学を出たら何になるの?」「大学の先生ってどんな研究をしてるの?」「学校の階段は全部で何段あるの?」など、難しい?質問にもてきぱきと答えていました。 みんな大学の近くに住んでいる子どもたちで、秋の大学祭に来たことがあるようですが、授業中の教室や図書館、営業中の学生食堂はほとんど知りません。 子ども達は、実際の授業の見学は少し遠慮気味でしたが、みんな目を丸くして興味津々。そっと勉強中の学生の机をのぞきこんだり、引率の学生にわからないことをすぐに訊ねたりしていました。そして首から吊り下げた記入ボードにメモします。メモ欄が足りなくて裏面を使って気付いたことを熱心に書き綴る児童の姿も見られました。 L101の空き教室を見学した時、広さに驚き、自分の体を使って、「僕の25人分や!!」と広さを測ったり、机の数を仲間と競争しながら数えてみたり・・・その後の気付きメモも忘れません。 食堂を訪れた時は、小学校で食べる給食はみんな同じものを食べるけれど、大学の学食は自分で好きなものを選んで食べられるということに気付いたようです。メニューや実際に出された食事に「どれか一つ食べさせて~」なんていう言葉もどこからか聞こえてきました。 また、ヤマザキの大型トラックが学内に入ってきた時、「でっかい!!」と子どもたちが目を輝かせていました。駐輪場のバイクにも興味を持ったようで、大人にとっては何気ないことでも、子どもたちの心をワクワクさせるものがたくさんあるということに改めて気付かされました。 あっという間に1時間が経ってしまいました。大きくなったら畿央大学に入学してくださいね。
2013.02.01
節電パトロール実施中!(エコキャンパス推進委員会)
畿央大学では「エコキャンパス推進委員会」を立ち上げて、エコ活動や節電などに取り組んでいます。今年の冬の状況についてメッセージが届きましたので紹介させて頂きます! 日頃はエコ活動にご協力いただき、ありがとうございます。 今冬、本学では、冬の節電目標を「平成22年度比5.6%削減」として設定しましたが、例年になく寒い日が続き、12月の電気使用量が平成22年度に比べ、4.8%も増加しています。(12月の電気代は約350万円です!!) 節電強化の一環として、夏に引き続き「節電パトロール」を実施しています。 この日は、エコキャンパス推進委員である現代教育学科の生野先生に加え、現代教育学科の草刈さんと大政さんが節電パトロールに参加してくれました。 パトロールは主に講義室のエアコン設定温度と室内に設置してある温度計をチェックして、適正温度かを確認します。エアコンは20℃設定を推奨していますが、27℃設定の部屋も見られたとのことでした。 パトロールを終えたお二人からは、「普段意識していなかった部屋の温度のことが、意識できた」「設定温度の高い部屋は廊下との温度差がすごかった」との意見をいただきました。 エコ活動の一番のポイントは「意識」です。何気ないことも意識すれば違う見方ができるので、単なる温度設定とは捉えずに20℃にすれば節電に結び付くことを意識してみてください。 また、過剰な温度設定による室内外温度差は体調面にも影響してきます。これから定期試験や国家試験など重要な試験も控えていますので、体調管理の面からも温度設定には気をつけて下さい。 また、別班ではエコキャンパス推進委員会である健康栄養学科の餅田先生と総務部職員がC棟とE棟を巡回しました。 こちらは講義室の他にいくつかの個人研究室をノーアポ調査しましたが、過剰な温度設定もなく適正温度でした。突然の訪問にも快く調査にご協力をいただき、ありがとうございました。 夏の暑さは服で体感温度を調節するには限界がありますが、冬の寒さは服の着こなしで調節ができます。ウォームビズで寒さを乗り切りましょう。 その他にも教室・トイレの退室時消灯、PC使用後の電源OFFも忘れず、省エネ・健康のために階段を利用するなど、節電にご協力をお願いします。 エコキャンパス推進委員会
2013.01.29
アウトドアサークル「The kiwo会」1月の活動報告!
青空の下「密告中」ゲームで盛り上がりました! KIO's Smile Siteをご覧の皆さん、はじめまして! アウトドアサークル「The kiwo会」会長を勤めさせていただいています。 教育学部2回生、とっくんこと、片岡利允です! 毎月1回活動を行っているのですが、今回は1月の活動の報告をさせていただきます。 1/20(日)、青空広がる絶好のアウトドア日和の中、馬見丘陵公園にて2013年一発目の活動が行われました! 参加者は、活動班も合わせて30人!僕が会長になってからは最少となりましたが、みんなの内側で燃えたぎるエネルギーは最大だったことは間違いなし! 10:23 誰も遅れることなく五位堂からバスで出発し、馬見丘陵公園に到着。 今回の活動である密告中のルール説明。同時にグループ発表。 その後、腹が減っては戦が出来ん!ということで、それぞれ作戦を立てながらお弁当♪ そして、いよいよ順に番号をもらって、ゲームスタート!!! ここで、今回の密告中(The kiwo会オリジナル)の説明をします。 三人一組に分かれ、それぞれ背中に番号(3ケタor4ケタor5ケタ)をつけます。 敵の背中につけられた番号を見て、名前とその番号を本部に密告すればチームに1pt 敵チームの代表を密告すれば2pt。間違えれば逆に同じ点数が減点されます。 寝そべったり、壁に貼り付いたりは禁止です。 時間が経過するごとに発令されるミッションをクリアして、補助アイテムを獲得し、よりゲームを優位に進めることができます。ボーナスチャンスもあります。 といった感じです!!! ▼気付かれないようにそぉーっと… 3人で背中隠しているーせこいぞー!▼ ▼ミッションに失敗し、腰にはうるさい鈴が(笑) ▼本部でひとまず休憩♪ 3時間もの間死闘が繰り広げられ、そして、結果が出ました! 上位3チームには景品があります!(初めに参加賞でカイロが配られました) 1位のチームには、なんと!!!3人お揃い色ちがいの水筒が!!! ▼おめでとー!!!いいなー!!! 16:05 終バスに無事乗り、五位堂まで帰ってきました! 泥だらけになるくらい大はしゃぎしていたのに、大きな怪我もなく、無事活動を終えることができて良かったです♪ 活動班のみんなほんまにありがとう!!! 何度も会議をして、企画が丸つぶれたしたこともあったし、前日は1日中アルルにこもって準備して、大変やったけどやりきってくれたみんなに拍手!!!!!ぱちぱち!!!!
2013.01.29
清教学園高等学校情報科の授業見学をさせていただきました!
2012年11月22日、高等学校「情報」教員免許取得希望者4人で清教学園高等学校を訪問し、情報科の授業を見学させていただきました。授業は前回の復習と生徒からの質問に答えることから始まりました。生徒が書いたフローチャートを教材提示装置で大きく映し、その間違いなどの解説を電子黒板上で書き込みながら指導されています。また、乱数の説明では、インターネット上のゲーム動画も見せながら解説されていました。先生の話を聞くだけではなく、電子黒板に書かれる説明を見る生徒たちの表情はとても真剣でした。フローチャート、条件分岐、疑似乱数など、自分が高校時代には聞いたこともなかったことばかりを学習していたことに驚きました。 2時間目は、プログラム作成です。その説明も電子黒板を使っておられました。蟻の左右の触覚が線に触れているかどうかを判断し、どちらに回転させて進めるかという、プログラムの答えではなく、考え方を話しておられました。さらに、頭の中だけで考えるのではなくノートにフローチャート等を書くようにということもおっしゃっていました。 プログラム作成が終わった後はグループ活動でした。車についたセンサーがどの位置で反応するかというセンサーの値を測り、表やグラフにまとめ、考察しました。活動中は、生徒同士の会話や先生と生徒の会話もあり、とても楽しそうな雰囲気で活動していました。 授業の最後に、学んだことを「振り返りシート」に書き、生徒自身で授業の振り返り活動を行っていました。そして、この「振り返りシート」が次の授業につながるとのことでした。 授業が終わってから、先生のお話を聞かせていただきました。授業では、生徒からの質問に応じてより深い話をしたり、普段の生活体験と結びつけたりするので、クラスによって発展的な内容が加わることもあると言っておられました。他にも、生徒が興味のあることをのばすこと、概念だけ言ってあとは生徒が考えられるようにすること、一つの話に別のことを関連させて話すこと、生徒が考えてわからなかったことに関して質問をすることで、自分で解決する方法を見いだす為に自学自習することができるようにしていること、などを伺いました。 生徒が自分で考えることのできる授業は、とても面白いと感じました。そして、その準備には、多くの知識が必要であるということもわかりました。生徒が自分で考えることで、授業の内容もより定着するだろうと感じました。また、電子黒板やプロジェクタなどの情報機器を活用することにより、授業の内容が視覚化されていたので、授業者による情報機器の使い方の工夫は特に大切だと思いました。 来年度、高等学校「情報」科の教育実習に行くので、生徒にとってわかりやすい授業や生徒が自分で考えて活動できる授業を作れるようになりたいと思いました。 (現代教育学科 3回生 横峯愛奈)
2013.01.29
SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第8回目授業
真美ケ丘第2小学校科学クラブ児童26人向け「多機能ロゴ・ロボット」完成間近! 2013(平成25)年1月28日、真美ケ丘第2小学校科学クラブ(4~6年生児童26名)で*SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」の第8回目授業を行いました。(畿央大学指導教員:現代教育学科奥田俊詞先生、看護医療学科福森貢先生、協力:学部生) *SPP選定事業:独立行政法人科学技術振興機構(JST)では小学生から高校生の科学分野人材育成のための制度として「サイエンスパートナーシッププロジェクト(SPP)」を毎年募集しており、これに畿央大学が応募・選定された事業です。 8グループに分かれた科学クラブメンバーは、2012(平成24)年5月14日の第1回目授業から6月18日の第4回までの間に廊下を走行する比較的単純なロボットを作りました。 11月に入ってからはいろんなセンサーを付けた様々なタイプのロボット(①ベルトコンベア、②グランドローバー、③ヒューマノイド、④ロボットアーム、⑤スコーピオン、⑥サウンドポット、⑦トライポット、⑧インテリジェントカー)の組み立てに挑戦しています。 たとえば、①ベルトコンベアロボットは、ベルトコンベアで運んできたロゴブロックの色識別によって区分け作業を行う複雑な命令をインプットします。⑤スコーピオンロボットは、まるでスコーピオン(さそり)のように近づいてきたものに針攻撃をします。8班がこれら①~⑧の別々の課題に取り組んでいます。 年間10回のロボット組立授業をこなしますが、学校行事や夏・冬休みなどで2か月近く開くときもあり、また小学校での1回の授業時間は45分と短く思うように進行しないのが難点です。しかし子どもたちが真剣に取り組む様子をみていると科学の授業ってこんなに興味深いのかとあらためて感心させられます。次回は最後の組み立てとプログラミング完成の予定。その成果が楽しみです。 【関連記事】 真美ケ丘第2小学校科学クラブ向け「レゴ・ロボット」製作活動! https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2-5.html SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第3回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/spp3.html SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第4回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2012/06/spp4.html 2012年度SPP選定事業『マミポコ・子どもサイエンス「ロボットを作ろう!」』(香芝市内小学生向け)を開講しました。 https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/2012spp.html
2013.01.25
「大学・高校教育実践ソリューションセミナー」に参加しました!
内田洋行株式会社大阪支店で開かれた「大学・高校教育実践ソリューションセミナー」を見学させて頂きました。 教育の情報化と聞いて一番先に思い浮かぶのは、ゼミでもよく使用している電子黒板でした。しかし、実際見に行ってみると様々なものが展示されていていました。最新の機能を搭載した電子黒板、タブレット PCを使った学習用ソフトウェア、聞き手の反応を見ることのできるクリッカー、高解像度のプロジェクタ等々……本当にたくさんのものがあって、学校で利用できるものの多さに驚きました。どこを見ても興味深くて面白かったです。 中でも一番感動したのは、3Dプリンタです。内部で樹脂が形を作っていく様子を見せてくださって、とてもワクワクしました。 こんな機器が当たり前にある環境で、どんな授業ができるのか。未来の教室が楽しみです。 (教育学部3回生 村上舞子)
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