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現代教育学科
2010.02.04
教育の外の世界に目を向け、魅力的な大人に出会うイベントを開催
―「第1回くれよん講演会 in八尾」― 「くれよん」は、教員を目指す学生が「教育の世界以外に目を広げよう!」「社会で生き生きと働く魅力的な大人に出会おう!」と立ち上げた団体です。今回は、その活動第一弾を紹介します。 (代表:教育学部4回生門積健太) 2010年1月16日、「くれよん」は最初のイベントを開催した。この日は私にとって大切で忘れられない1日になった。 なぜなら・・・ 11時30分、朝早くからの準備も終わり、最終リハ開始。そして、受付。これまで重ねた会議では何度も意見がぶつかりあい、苦しい時もあった。楽しくて時間を忘れる時もあった。そんな積み重ねがついに形になるときがきた!! 13時30分、講演会スタート!! まず、自分たちがつくったムービーを流し、アイスブレイクをして、講演開始。 講師は、株式会社フルプラス代表取締役の山本啓史さん。 テーマは「感性を貫く大人になれ!!~想像から脱却し、とてつもなく、イメージせよ!~」 山本さんは現在34歳。7年間のサラリーマン生活の後、1年前に独立して株式会社フルプラスを起業した若手起業家です。大阪の起業家によるオモロビジネスプロジェクト「大阪起業家コミュニティ」主宰もしています。 講演の内容はまさに、私たちのテーマ「わくわく」を駆り立てるものでした。 山本さんは、人生で大きな目標を達成するにはその道筋をイメージすることが大事だと強調し、「イメージとは、結末とそれまでの過程をしっかり考えることができていることをいう。だから、しっかりイメージしてください。イメージできれば、必ずそれは実現します。」と若者に呼びかけました。 参加してくださった方の真剣な眼差しが山本さんに集中し、わくわくするこの瞬間のために私たちはやってきたのです。 講演の後、会場はたくさんの笑顔や明るい言葉で華やかだった。その光景に込み上げてくるものがありました。本当に素晴らしい一日でした。 ●学生団体くれよん http://crayon1113.jimdo.com/ (さらに…)
2010.01.20
卒業前に後輩に伝えたいこと~4回生のボランティア体験談 / 教育学部編~
ボランティアセンターです。 1月12日(火)~18日(月)の昼休みに、交流会「最初で最後のチャンス!?~4回生のボランティア体験談を聴いてみよう!~」を実施しました。教育学部の4回生は、学科開設第1期生です。はじめての卒業生なので自分たちには先輩がいませんでしたが、後輩たちにはできる限りの情報を伝えていきたい!という気持ちも強く、今回の企画にも快く協力してくれました。 1月18日(月)は、現代教育学科4回生の鍋田宏祐さんと門積健太さんに協力いただきました。 2人は同じ活動の経験もあり、その多彩な経験によるスキルを持って協力した事業では、他の学生にも大きな影響を与えてきました。2人に共通するのは「フットワークの軽さ」。興味が湧いたものにはどんどんチャレンジして、そこでの人とのつながりを大切にし、学んだことをまた次に生かす、ということを続けてきました。そのことで自分自身や周囲をも大きく成長させてきた2人です。 ―これまでの活動内容は? 鍋田さん:少年警察ボランティア、クリーン&歴史ウォーク、付属幼稚園の各種イベント、わたぼうし橿原コンサート、広陵町ソフトボール部サポート、公共トイレ掃除、小学校の特別支援教室や運動会サポート、YMCAなど。 門積さん:香芝市の親子広場、少年警察ボランティア、クリーン&歴史ウォーク、小学校の各種サポートや野外活動補助、子ども会企画、付属幼稚園「生活発表会」など。 ―後輩たちへのメッセージ 鍋田さん:"何かやりたいな""自分を変えたいな"と思うのは誰でもできることです。大切なのは、それをすぐに行動に移せるかどうかだと考えます。だからボランティアと難しく考えないで興味あるものにどんどん参加していけばいいと思います。ボランティア先での人とのつながり、点と点がつながり、線ができる。 門積さん:"ボランティアで何かを学びたい、ボランティアで誰かを助けたい"そんなに難しく、ボランティアを考えなくていいと思うよ。何かを始める一歩、少しの勇気で踏み出せる・・・。そんな、一歩にしてほしいなって思います。 ~ボランティアセンターでは、今後も学生同士の交流の機会をつくっていく予定です。~
2009.12.22
学外で教育イベント「インプロ・ワークショップ」をやりました。
12月13日、大阪市住吉区で「笑って、はしゃいで、学べちゃう~個性爆発!体験型インプロ・ワークショップ~VOL.2」が行われました。 主催した「ちょけ★ラテ」の代表は畿央大学教育学部3回生の小林大紀くん(ファンキー)で、運営スタッフにも大阪教育大学の学生と一緒に2回生の岡本克己くん(きゃつき)が入っています。 小林くんがインプロワークショップ・ファシリテーターの鈴木聡之さん(すぅさん)と出会い、知り合いの大学生に呼びかけて今年5月に第1回のワークショップを開いたことからこのイベントが始まりました。 インプロは、元々は俳優のトレーニングとして開発された即興劇プログラムで、それが広く学校教育や企業研修、コミュニケーション講座などで応用されるようになりました。失敗や間違いという概念がなく、ありのままの自分を即興で表現することで他者とコミュニケーションをとったり、自分の心と体を開放することが特徴です。 この日は関西地区に住む学生や教員、社会人など20数名が集まり、約4時間のプログラムに参加しました。歩き回って参加者全員とアイコンタクトを取りながら自分の名前と相手の名前を呼び合う「ミーティング・グリーティング」、3人一組になって、ある人が言った動作を次の人が演じ、さらにその人が言った他の動作をさらに次の人が演じる「何やってるの?」、5、6人一組でよく知られた物語を3場面のストップモーションで披露、他の参加者が物語名を当てる「3枚の写真」などのプログラムに取り組んでいました。 畿央大学の学生が学外で他大学の学生や社会人と共同してイベントを企画し、運営する姿をみると頼もしさ、力強さを感じます。
2009.10.15
☆坂本先生の学会発表 in ハワイ☆
~『日米教師教育学会』レポート~ 教育学部現代教育学科 准教授 坂本暁美 私は、平成21年9月15日~21日に(アメリカ合衆国ホノルル市)ハワイ大学で行われた『日米教師教育学会』に今回初めて参加し、模擬授業の効果と比較した『学生の実践的指導力を高めるためのICT遠隔教育実習の効果』を発表をしました。 上の写真は"学生によるインターネットを使ったハワイの子どもたちへの授業(ICT遠隔教育実習)"のようすです。新しい授業スタイルとして色々な分野で応用できると多くの方々からご意見をいただき、その反響は私の想像以上でした。 教育実習(現場)に出る前に学生に専門的な実践力をつけたい、という気持ちは万国共通で大学教員にありましたが、今回の発表は実践力づくりの方法を学力づくりと関連づけしたことが好評でした。他大学でも同じような海外教育実習体験(教育実践研究)発表がありましたが、ICT(情報通信技術)を活用することが、より実用的であると評価を受けました。 また英語教育の研究者からも、コンテンツ不足になりがちな海外交流活動のなかで、伝統音楽という音楽科のコンテンツには大きな役割があるとご指摘をいただきました。「ICT遠隔教育実習」は音楽の学力(感受の育成)だけでなく、教員養成の点でも有意義だと気づきました。今後は、共同研究を申し出ていただいた方々と連絡をとりながら、教員養成や英語教育の面からもこの実践を発展させる方法を考えていきたいと思います。 学会の期間中は、研究発表以外にもハワイの公立高校の見学に行き、いくつか授業を参観させてもらうことができました。アメリカの小学校や高校の授業では、大学のゼミと同じくらい生徒に考えるさせる機会が多くありました。また、アメリカでは教員にカリキュラムの大部分が任せられることから、指導法だけでなく理論についても教師が詳しく語っていることが印象的でした。 これからは、私の経験を学生に伝えることで、学生の学習に対するモチベーションアップにつなげたいです。そのためにも国内にとどまらず海外でも積極的に発表を行い、経験を教育・研究に生かしていきたいと考えています。
2009.04.12
砂の造形 ~教育学部新入生宿泊研修~
教育学部の新入生の宿泊研修は、例年通り和歌山県の串本において行われました。 2回生、3回生の有志が引率に加わり、教員の補助や指導などで大活躍してくれました。 (さらに…)
2009.03.26
学生のゲームで地域連携 ~幼・小・中連携教育推進プロジェクトに参加して~
阪神・淡路大震災で被災された方々が多く住む兵庫県西宮市の西宮浜で2009年2月15日、「あいさつフェスタ(教育委員会企画)」が開催されました。地域に住む様々な年齢の住民ら約300人が参加し、あいさつをテーマにしたふれあい活動を通して学校と住民の交流が行われました。 畿央大学からは教育学部と健康科学部看護医療学科の学生7名が参加し、あいさつをテーマにした「音楽コミュニケーションゲーム」を行いました。音楽にのせて身振り手振りを交えたあいさつゲームをしたり、状況に応じたあいさつのジェスチャーコミュニケーションをしたり、手話であいさつを伝えたりしました。 主催側の西宮市教育委員会の方や校長先生から、「畿央大学の学生さんの企画・運営力の高さをみせてもらいました。西宮の採用試験を受けて先生になってもらいたい」 「これからは西宮の学校インターンシップやボランティアに是非参加してもらいたい」とのお声をいただきました。 参加した学生達は、 「やるまでは心配なこともあったけれど、大勢の人に受け入れてもらえてすごく嬉しかった。参加できてよかったです」 「たくさんのお褒めの言葉をいただけたことがこれからの自分達の財産になりました」 「自分の将来に向けての夢を支えてくれる方がいるということが何より励みになりました」 など、それぞれの感想を述べていました。そして、参加したことで得られた貴重な経験に感謝していました。 あいさつフェスタの様子は「読売新聞 神戸版」(平成21年3月8日付)にも掲載されました。
2009.03.25
経験の重みを感じる修了証! -後期学校インターンシップの報告会・修了証授与式-
2009年3月16日、後期学校インターンシップの報告会および修了証授与式を行いました。 今期、幼稚園や小・中学校のインターンシップに参加した学生は、合計81名(教育学部76名、健康科学部5名)です。2007年度に大和高田と協定を結んでスタートした学校インターンシップも今では、広陵町、香芝市、上牧町、安堵町、宇陀市、田原本町、奈良市、大阪府堺市に広がり、参加者の総数は297名にもなっています。 報告会では、今年度後期に初めて参加した人、2回生から1~2年継続して参加している学生達が、インターンシップでの個々の経験を発表しあいました。そして、畿央大学の学生という立場だけでなく、将来の夢に一歩近づいた教師の卵という立場で、経験した内容や学んだこと、悩んだこと、解決した方法などについて報告しあいました。 (さらに…)
2008.09.24
ワークショップの司会を務めました!-岡山大学「教育改善学生交流」-
9月18日、岡山大学の学生・教職員教育改善委員会が主催する「第5回教育改善学生交流i*See2008」が開かれ、全国から学生や大学教職員約60名が参加して、FD(教員の授業内容や教育方法などの改善・向上を目的とした組織的な取組み)に関する議論が行われました。 学生・教職員教育改善委員会は、FD活動を推進している岡山大学教育開発センターの下部組織として活動しており、学生が中心となって新しい授業科目の開発や授業改善の提案、イベント開催などを行っています。平成17年度特色GP(特色ある大学教育支援プログラム)としても採択されています。 「i*See2008」はその活動の一環として毎年、全国の学生・教職員の参加を募り、FDをテーマに議論するワークショップを開いています。 今年は、ワークショップの司会役・発表者を全国の学生から6名募集し、本学教育学部2回生の白井康則君がその一員に選ばれました。 彼は1班のリーダー(司会)としてアイデアをまとめ、全体発表会では「i*exchange」というタイトルで、学生参加型の授業について議論したあと1年間の各大学での実践活動を持ち寄るという企画をプレゼンしました。 このイベントには、学生が授業改善にかかわっている岡山大学、立命館大学、徳島大学をはじめ、関東から九州まで広い地域からの参加者がありました。 本学からは白井君のほか、教育学部2回生の谷詰真治君と渡辺幸重教育学部教授が参加し、他大学との交流を深めました。
2008.09.24
廣瀬研究室は動物王国!~蝶が舞い、バッタが飛び、メダカが泳ぐ~
廣瀬よし子先生が指導している授業「総合演習」(教育学部2回生)では、環境系・生命系・探検系の約30のグループに分かれてさまざまな体験学習をしています。 ときどき学生が収穫した野菜に動物の卵がついてきたり、学生が動物を採集してきたりするので、廣瀬研究室は動物の楽園になりつつあります。 今年の夏は蝶の幼虫が数匹はいずりまわっていました。そして、先日羽化して蛹から見事なキアゲハに変身、研究室を飛び立っていきました。 研究室のオンブバッタは2世です。というのは、昨年度野菜の葉についてきた卵から生まれたバッタの子供だからです。今年5月に研究室の植木鉢で産まれました。自然ではバッタはイネ科の植物を食べますが、親がミツバしか食べなかったので子供もイネ科の植物があってもミツバしか食べません。食文化はバッタでも伝承されるのですね。研究室の中では放し飼い状態です。 廊下には、リバーウォッチングをテーマにした学生が採集してきたサワガニの水槽があります。研究室からあふれて廊下にポスターと一緒に展示してあるのです。バッタも増えたので研究室にも廊下にも生息しています。公開講座を受けにきた社会人の方が見学にきたりもします。 メダカも体長1、2ミリのころから飼っています。他の教職員が夏休みに家で面倒を見ているのですが、だいぶ増えているということです。近いうちに里帰りしてくるでしょう。 「総合演習」の授業は毎年あります。廣瀬研究室の動物王国がどのように発展するか楽しみです。
2008.08.07
教育をテーマにグループ学習の成果をプレゼン~教育学部「ベーシックセミナー」の発表会~
教育学部には、教育に関するテーマを設定することに始まり、調べてまとめ、発表するまでを少人数のグループに分かれて進める授業「ベーシックセミナー」があります。 毎年クラス担任の指導の下に1回生が取り組みますが、今年度は最初のグループ分けを変更し、各人がテーマを掲げて賛同者を募る方法を取ったので、クラスを超えたグループができました。 取り組んだテーマは、養護教諭の仕事や小学校の内外における子どもたちの行動、食育、情報技術の利用など多彩で、その成果は授業の中ですべてのグループが発表することで確認しあいました。 最終授業では、その中から選ばれた4グループの発表があります。 観客は教育学部の全学生とクラス担任など教育学部の教員です。 今年度発表したグループのテーマは 「保健室の先生の気持ち~内部から見た保健室~」「日本の幼稚園と海外の幼稚園」「学習指導要領の変遷~これからの教育を考える~」「小学校教育における休み時間の役割」でした。高校の先生にインタビューしたり、小学生の休み時間の様子をビデオ撮影したりした工夫と努力が評価されたのでしょう。 英語のグーチョキパーの歌を歌いながら学生全員で手遊びをする場面もありました。 ベーシックセミナーの活動に参加することで、どのグループの学生も教育実践の一端に触れ、教育活動に対する具体的なイメージが膨らんだようです。
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