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人間環境デザイン学科
2018.01.30
畿央大学で初のエクステリアプランナー2級合格!~人間環境デザイン学科
人間環境デザイン学科の学生の多くは、一級、二級建築士やインテリアプランナーの資格をめざします。その他にもさまざまな資格・免許がありますが、エクステリアプランナーという資格もあります。そのエクステリアプランナー(2級)に畿央大学では初めて2回生・外尾華奈子さんが合格しました。 ▼エクステリアプランナー(2級)に合格した外尾華奈子さん 日本エクステリア建設業協会のHPによりますと、エクステリアプランナー資格制度はエクステリア工事に従事する設計・工事監理の資格を認定して技術、知識の向上を図るとともに、エクステリア工事に対する信頼性を高め、快適で豊かな住環境や生活環境の向上に寄与することを目的として制定された制度です。2級エクステリアプランナーは、一般住宅や共同住宅の建物廻り(外構)全般の設計に従事する基本的知識を有している者に与えられる称号です。 【外尾 華奈子さんのコメント】 私は、庭を含めた綺麗な家の外観を見て憧れを持ち、この学科に来たので元々エクステリアには興味がありました。自分で勉強しようと思って調べたところ、エクステリアプランナーのことを知りました。試験は学科試験(マークシート50問)と実地試験(記述を含む学科と作図)に分かれます。学科に関しては教科書を何回も読んで、わからないところはインターネットで調べて勉強しました。作図は今まで授業の課題で取り組んできた描き方とは違っていたので解答例を見ながら練習し、試験前には問題を試験と同じA3サイズの用紙でコピーして解きました。人間環境デザイン学科の陳先生に何度か見て頂き、理解を深めることが出来ました。 何より自分で興味のある資格を見つけられたのが一番良かったと思います。この資格を活かせるように、これからも自主的にいろんなものを見て学習していきたいです! 【関連記事】 「インテリア設計士2級」に23名全員が合格!~人間環境デザイン学科 3回生がカフェの空間デザイン・工事に協力!~人間環境デザイン学科 「バーンデザイン」農業小屋アート~人間環境デザイン学科 東向アーケードサイン・デザインコンペに挑戦!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ
2018.01.26
認知症カフェ(ひまわりカフェ)の看板制作に協力!~人間環境デザイン学科/広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト
平成30年1月21日(日)に私たち人間環境デザイン学科1回生6名が、特別養護老人ホーム大和園で開催されている「認知症カフェ(通称:ひまわりカフェ)」にお邪魔してきました。ひまわりカフェは、健康に強いまちづくりを推進する広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」の一環で行われており、畿央大学からは看護医療学科の山崎先生が参加しています。私たちはひまわりカフェの存在を町民の方に広く知っていただけるよう、人間環境デザイン学科の西山先生の指導のもと看板制作を担当することになっており、当日は現地の様子を見学させていただきました。 この日は台湾から国立雲林科技大学建築室内設計学科の曾先生が看護医療学科の山崎先生、人間環境デザイン学科の陳先生と一緒に訪問されていました。曾先生は、日台交流協会の助成を受けて日本の認知症カフェを調査するために来日中で、奈良県・徳島県・福岡県の10か所を訪問するなかで、最初の訪問場所が大和園ということでした。 ▲学生の紹介 私たちは、参加者の方々とクロスワードや漢字パズル、シナプソロジーなどの脳活トレーニングや体操を一緒にさせて頂きました。皆さん楽しそうに活動されており、私たちも一緒に考えたり交流することができ、楽しい時間を過ごさせて頂きました。日常では高齢者の方々と関わる機会も少ないので、とても貴重な体験をすることができました。 ▲プログラム 誤嚥(ごえん)予防の話 ▲クロスワードや漢字パズルに取り組む参加者の方々 ▲シナプソロジーなどの脳活トレーニング 実際の様子を見学させていただき、皆さんと交流したことで、ひまわりカフェを訪れる方々に気に入って頂き、ひまわりカフェを知らない方々にも立ち寄っていただけるような看板を制作できるように頑張りたいと思いました。 次回のひまわりカフェは、2月18日(日)です。次は健康支援学生チームTASKの皆さんにバトンタッチします。ご興味のある方はぜひ参加してみてください! 人間環境デザイン学科1回生 上田琴乃、海本有希、岡田由希、陣田真衣、谷村菜緒、堀祐実 【関連記事】 Timberize TAIWAN 2017 Student Competitionで佳作&入選賞を受賞!~人間環境デザイン学科 竹取公園ツリーハウス『みんなのひみつきち』披露式典~人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ~ 3回生がカフェの空間デザイン・工事に協力!~人間環境デザイン学科 畿央祭・ウェルカムキャンパス企画展示「紐庵」~人間環境デザイン学科 ●広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」ホームページ
2017.12.27
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.52~12月勉強会は「家庭内事故を防ぐ住まいづくり」!
こんにちは!健康支援学生チームTASK※人間環境デザイン学科2回生の竹葉海翔です。 2017年12月21日(木)に「家庭内事故を防ぐための住まいづくりの工夫」をテーマに勉強会を行いました。 ※TASKはThink, Action, Support for Health by Kio Universityの略称で、学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 今回は人間環境デザイン学科の学生が中心になって、 ・玄関・アプローチ ・階段廻り ・お風呂場 ・キッチン の4つの場所について、グループごとに事故が起こりやすい場所の問題点とそれに対する改善点を話し合ってもらうグループディスカッションをしました。 ディスカッション後に発表してもらい、解決案や内装のデザインの工夫などを説明して理解してもらいました。家の内装は誰にとっても身近なことなので、今回の内容が今後自分の知識の一つとして活用してもらえたらなと思います。 ▲最後は全員でTASKのT!! 人間環境デザイン学科2回生 竹葉 海翔 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。
2017.11.29
Timberize TAIWAN 2017 Student Competitionで佳作&入選賞を受賞!~人間環境デザイン学科
人間環境デザイン学科3回生の田中創と春花拓海です。 この度、台湾で開催された「Timberize TAIWAN 2017 Student Competition」というコンペに人間環境デザイン学科から3チームが応募し、そのうち2チームが予選を通過しました。そして2017年11月25日(土)最終選考会に出席するために、3回生6名、2回生2名、教員2名で台湾まで行ってきました。 このコンペでは英語でプレゼンテーションをする必要があります。専門的な用語も多数含まれていて翻訳に苦戦しましたが、人間環境デザイン学科の先生(三井田先生と陳先生)以外に教育学部のムース先生にも翻訳や発音、プレゼンテーション指導にご協力頂きました! 苦戦しながらもプレゼン資料を完成することができました。先生方、本当にありがとうございました。 それでは予選を通過した2作品を紹介させていただきます。 【1チーム目】 悠々自適 ~自然と共に~ 「外の世界に煩わされずに、自分らしく生活を送る」ということをコンセプトに考えました。 この住宅は、中庭を広く持ち風を活かすために、夏には涼しい風が吹き込むように。冬には寒い風を妨げるように考えました。また、台湾の高温多湿な環境を過ごしやすくするために、鞘屋根(さややね)構造という日本の伝統的な屋根構造を採用し、自然と共に生活できる住宅を設計しました。 コンペの会場に入ると、他の発表者の模型も並んでいて、周りの学生たちが台湾語で会話をしていて、その空気感だけで、ものすごく緊張しました。いざ、本番では頭が真っ白になり、声が震えてしまうほど緊張してしまいましたが、たくさん練習をしていたおかげで、スムーズにプレゼンテーションを行うことができ、入選賞(第6位)を受賞することができました。 今回のコンペでは、普段の学生生活では経験できないような緊張感や達成感など、様々なことを学ぶことができました。また、初めて訪れた台湾で、日本語が通じない世界、日本とは異なる文化の建築様式、食べ慣れない本場の台湾料理など、日本で勉強や生活をしているだけでは決して味わえないようなことも経験することができました。 この経験はこれからの学生生活の学習意欲の向上だけでなく、将来、社会に出ても役立つものになったと実感しています。本当に貴重な経験ができました。ありがとうございました! ▼(写真左から)竹葉海翔・久保友樹・田中創・今西一志 【2チーム目】 風のない家に快適さはない この住宅は、台湾の強い日差しと湿度への対策として、家の周囲を覆う日よけのルーバーや、1階から4階まで伸びる大きな吹き抜けを採用しています。 実際の木材を使った軸組模型の製作や発表用の台本の英語翻訳など、苦労した点を挙げるとキリがありませんが、2回生と3回生が力を合わせて一つの作品を作り上げていくという過程はとても楽しいものでした。 本番では、審査員の方々から鋭い質問が飛んでくることもあり、自分たちの未熟さを実感する結果になりましたが、何度も練習したおかげで英語での発表も上手くいき、第4位に与えられる「佳作」というとても名誉な賞をいただくことができました。 それだけでとても光栄なことではありますが、他のチームの作品もとても素晴らしく、もっと発想や技術を磨かなければいけないと感じました。この先の大学での勉学により一層励んでいきたいと思います。 ▼(写真左から)服部七海・春花拓海・佐川大介・前田光貴 今回の活動を通して、私たちのプランに何度も助言をいただいたゼミの先生方や英語での発表にアドバイスをいただいたムース先生に、この場を借りて感謝を申し上げます。本当にありがとうございました! 人間環境デザイン学科3回生 田中 創・春花 拓海 【関連記事】 竹取公園ツリーハウス『みんなのひみつきち』披露式典~人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ~ 3回生がカフェの空間デザイン・工事に協力!~人間環境デザイン学科 畿央祭・ウェルカムキャンパス企画展示「紐庵」~人間環境デザイン学科
2017.11.07
畿央祭・ウェルカムキャンパス企画展示「紐庵」~人間環境デザイン学科
人間環境デザイン加藤プロジェクトゼミで、畿央祭にて行う「茶室づくり」は今年で7年目となります。 毎年、学生主導で茶室の「テーマ」を設定することになっています。 今年は「紐」を使ってつくる茶室「紐庵(ひもあん)」になりました。 2つのグループ(各約10名)に分かれ、それぞれ違ったデザインで制作しました。 「紐」という漢字は糸偏に丑と書きます。 1つめのグループは、木製の「丑」という字を骨組にして、その骨組に糸が巻き付くことで「紐庵」になるというアイデアです。紐の素材に紅白の毛糸を用い、和の空間をつくりました。 ▼製作メンバー 2つめのグループの紐庵は、細い棒をアーチ状にして構造を組み立て、荷造り用ひもで全体を覆うというものです。 少し丸みを持たせ、ドリームキャッチャーのような神秘的な茶室をめざしました。 ▼製作メンバー 毎回悩まされる条件の1つが、<プレハブ(あらかじめ工作されたもの)>でなければならないという点です。 元来、茶室は仮設的な要素が強いのですが、プロゼミでつくる茶室も保管場所等の問題から、畿央祭前日に1日で作り上げ1週間後には跡形もなく解体される運命にあります。 昨年の紙庵は制作に手間取り夜遅くまで時間がかかりましたが、今年は両庵とも順調に作業が進み、夕方には完成しました。畿央祭では決まって子どもたちが中に入って遊びまわります。今年は破壊されることもなく無事に終了し、ホッとしています。 人間環境デザイン学科 准教授 加藤 信喜 【過去の茶室記事】 2011年 ~浮游庵 fu-you-an(浮く茶室) 2012年 PET庵(ペットボトル茶室) 2013年 「段庵」(ダンボール茶室) 2014年 「蹴鞠庵」(サッカーボール型茶室) 2015年 「ゲル庵」(モンゴル移住民の移動式住居) 2016年 「紙庵」(トイレットペーパーと古新聞の茶室)
2017.11.02
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.49~広陵町×畿央大学「健康・体力測定会」に協力!
こんにちは。健康支援学生チームTASK※、人間環境デザイン学科2回生の藤原朋香です。 平成29年10月28日(土)、畿央大学体育館にて広陵町の住民の方を対象にした健康・体力測定会を行いました! ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 この測定会は、畿央大学と広陵町が連携して行っている「広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト」の一環として、年に2回実施されているものです。測定内容は、体組成、骨密度、血管機能、腹囲、握力、長座体前屈、ファンクショナルリーチテスト、立ち上がり歩行測定、足趾握力、膝進展筋測定の10項目です。 台風が接近していてあいにくの天気でしたが、たくさんの方々にお越しいただきました! ▼長座体前屈と膝進展筋の測定の様子 私はこの測定会に初めて参加したのですが、測定しながら住民の方々とお話ししていて、普段から運動や食事に気を付けているという方、この測定会に以前も参加されていて、前回の結果と比べた感想を述べられる方などがいて、みなさんの健康意識の高さにびっくりさせられました。また、みなさんから笑顔でありがとうと言ってもらえて、とてもうれしかったです。 ▼恒例!TASKの「T」で写真撮影(^^)/ 学科の学びを超えた経験ができることが、TASKのいいところだと改めて感じました。次回もぜひ参加したいと思います! 人間環境デザイン学科2回生 藤原 朋香 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。 広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」ホームページ
2017.10.23
竹取公園ツリーハウス『みんなのひみつきち』披露式典~人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ~
畿央大学は地元広陵町と包括連携協定を締結し、健康や教育分野を中心にさまざまな取り組みを行っています。 「近隣の小学生たちが楽しく遊べる場所を作ろう!」と、2・3回生合同で地域の課題解決に取り組む人間環境デザイン学科のプロジェクトゼミ(三井田ゼミ、清水ゼミ、陳ゼミ)が、広陵町の都市整備課と連携して町内にある竹取公園に製作したツリーハウス。 ●ツリーハウスプロジェクト前半の記事はコチラから! ●ツリーハウスプロジェクト後半の記事はコチラから! 10月14日(土)に、完成したツリーハウス『みんなのひみつきち』披露式典が行われました。 愛称『みんなのひみつきち』には、竹取公園に遊びに来た誰もが楽しくワクワクするような場所にしたいという学生達の思いが込められています。 式典には、広陵町の山村町長と本学の冬木学長にもご参列いただきました。また、学部生と制作に協力してくれた小学生たちも参加し、小学生たちには冬木学長から感謝状が贈られ、広陵町からはかぐやちゃんグッズがプレゼントされました。 ▼本学 冬木学長(写真上)と冬木学長から感謝状を受け取る小学生(写真下) その後、皆で並びテープカットが行われ、披露式典は大盛況に終わりました。 このプロジェクトに協力してくださった皆さんに心から感謝いたします。ありがとうございました。 人間環境デザイン学科 助手 中井 千織
2017.10.20
夏の学習キャンプ2017 in 国立曽爾青少年自然の家 レポート!
8月といえば、海・夏祭り・学習キャンプ! 夏の学習キャンプ統括のたけしゅーこと現代教育学科2回生の竹内宗です。今回はこの夏に行われた学習キャンプについてレポートさせてもらいます。 学習キャンプとは、在学生が企画・運営し、参加者を募って学びのあるキャンプをするという畿友会主催の公式行事です。全ての学科、学年の人達が参加するので普段とは一味違う環境の中で活動することができる場となっています。夏と冬の2回あり、今夏は8月30日(水)・31日(木)に国立曽爾青少年自然の家で行われ、61名の参加者と14名のスタッフが参加しました。 当日に参加したスタッフは14名ですが、実習等で来ることができなかったスタッフも合わせ17名で今回の学習キャンプを企画しました。学習キャンプのスタッフは、キャンプのテーマを決め、本番までの4か月間でそのテーマをもとに何を行うかを決めていきます。 今年のテーマは・・・ 「パズル」!! この学習キャンプで「たくさんの人と関わり、自分と合う人を見つけ、学習キャンプとして大きなパズルを完成させる。」というような思いで考えました。 <1日目> 入所式・アイスブレイク・ゆうプロ・夕食・キャンプファイヤー スタッフは本番の1日前から国立曽爾青少年自然の家に泊まっているのですが、その日から3日間とも晴天に恵まれました!まずは初対面同士でも楽しめるようにアイスブレイクを行いました。この企画を通して参加者全体で楽しめるような雰囲気を創り出すことで、初対面だった人との間でも笑顔がたくさん生まれました。 ゆうプロでは参加者・スタッフが広場で走り回れるような企画を行いました。多くの自然が見える中でたくさんの汗をかきました。「久しぶりにいっぱい走って楽しかった!」の声も聞くことができました。 夕食は国立曾爾青少年自然の家でバイキングをいただきました。 その後、夕食前に走り回った広場でキャンプファイヤーを行いました。木を組むところから1回生のスタッフが中心となりたくさんのゲームを行ってくれました。学習キャンプ創設時からお世話になっているキャンプのプロ、吉藤先生も来てくださり、火を囲んで歌を歌ったり、星空を眺めたりしました。参加者・スタッフが一体となって時間を忘れ、恥も忘れ、大いに盛り上がりました! <2日目> あさプロ・朝食・ひるプロ・昼食 2日目最初の企画はあさプロです。みんなの目が覚めるようなクイズなどを行いました。 朝ごはんは薪を割り、火をおこし、ご飯を炊き、みそ汁を作りました。このキャンプで初めて自炊を行い、例年にない薪割りも行うなど、初めての経験をたくさんしました。 朝ごはんの後には曾爾高原を歩き回るひるプロの企画でした。 晴天のもと、グループでチェックポイントを回り、スタンプを集めました。たくさんの自然に囲まれた曽爾高原の景色を堪能しながら巡行し、最後は集めた草木でグループの漢字をつくりました。 たくさん歩いた後は最後の活動、お昼ご飯をみんなで作りました。 お昼ご飯はビビンバ丼!!キャンプの定番とはかけ離れたメニューに喜びの声も多くありました。 朝食同様にグループ内で役割を分担し、見た目鮮やかでグループの個性が出たビビンバ丼をつくりました。 これで学習キャンプの活動は終わりですが、この学習キャンプではテーマに沿って活動ごとにピースを作り、それをはめていきました。最後にしおりドキュメントの部署から、この2日間を振り返ったサプライズムービーとともに最後のピースをはめ、学習キャンプは幕を閉じました。 今回の学習キャンプに参加してくださった方々、スタッフ共にこの経験を一つのピースとし、これからの生活の中で他の経験とつながるようなことがあればと思います。 この学習キャンプには、初めて参加する・楽しかったのでまた参加したい・はじめてスタッフをする・スタッフを続けていきたいなど、様々な気持ちの様々な学部学年の人が参加しています。 スタッフはそれぞれの意見を交わし合いながら、時間をかけて学習キャンプを作っていき、参加してくださった方はそれにこたえるように笑顔で楽しんで活動に取り組んでくれます。その中で学習キャンプに関わった人が様々な形で学びを見つけています。 そんな学習キャンプはこれからも続きます。今このブログを見てくださっている畿央生・畿央大学に入学するかもしれない方も、この学習キャンプに参加して頂ければ幸いです! 夏の学習キャンプ実行委員長 現代教育学科2回生 竹内 宗 【関連記事】 ・夏の学習キャンプ2016 in 吐山 レポート! ・畿友会主催「冬の学習キャンプ2015」を開催しました!
2017.10.17
34名で靴下ファッションショーをプロデュース!~人間環境デザイン学科村田ゼミ
人間環境デザイン学科3回生の波多野研吾です。 広陵町靴下組合が主催する「靴下デザインコンテスト」は今年で4回目を迎えました。今回も全国から約1,700点ものデザイン画の応募があり、その中から、組合長賞・商工会長賞・広陵町長賞など18点が選ばれ、靴下メーカーさんがそれぞれの靴下を編んで、デザインが靴下に実現されました。私達村田ゼミはその入賞作品を「ファッションショー」という形で披露してきました。今年度は2回生15名、3回生10名、4回生9名、そして村田先生の総勢35名で夏休みを返上し、3回生を中心に靴下ファッションショーに向けて活動してきました。 3回生は昨年の経験をもとに、今年のファッションショーでは何をするのか、どのような工夫をすれば今までの先輩方が作り上げてきた物を超えられるのか…とゼミの活動日以外にも授業後にゼミ室に残り、思考を凝らしました。意見が食い違い何度もぶつかり、しんどいな、投げ出したいな、と思うことは1度や2度ではありませんでした。それでも、より良いものを作り上げるため、終わったあとにみんなで笑えるようにするため、そして村田先生、先輩、後輩、ファッションショーをするにあたってお世話になった方々のため、見に来てくださる方々のため、皆で力を合わせて一つの目標へと進むことを決めました。 【夏休みから活動が本格化】 2回生のゼミメンバーも決まり本格的に活動が始まりました。週2回は朝10時に大学に集合、午前中はダンスや構成の練習、午後からは衣装の制作をしました。 ▼2回生による妖怪ウォッチの練習風景 2回生はペイズリー柄の布地をアクセントにサロペットを製作し、妖怪ウォッチの衣装にしました。3回生も構成を変更したり、小道具を作ったり、2回生に指導をしたりなど、思っていた以上にする事が多く、2回生を引っ張る立場となり初めて大変さを痛感しました。 【かぐや姫祭り2週間前】 開催まで残り2週間となっていた頃、自分たちでは順調に進めていたつもりだったのが、まだまだダンスや構成の完成度を上げきれておらず、先生や先輩方に心配されました。そのことがすごく悔しく、何が何でもいい物を作って先生たちを見返してやろうと強く思ったことは今でもまだ濃くはっきりと記憶しています。 それからの練習は皆、気持ちを切り替え、本番と同じサイズでショーを通し、衣装替え等も本番を意識していきました。 【かぐや姫祭り2日前】 村田ゼミの皆が一致団結し、本番を2日後に控えた日。台風接近・・・。 その日の会議で、かぐや姫祭りの決行か中止が話し合われることになり、「最悪の場合には中止も考えておいて欲しい」と言われていました。それでも皆「大丈夫だろう、本番は迎えられる!」と信じていました。その日の練習を終え、先生は会議に向かい、連絡を待つ形となっていました。 そして先生から来た連絡は誰も望んでいないものでした。かぐや姫祭りが完全に中止となり、私達は練習したことを披露する場を失い皆が力を落としていました。 でも、村田先生の「諦めない!」という言葉のとおり、3週間後の10月7日(土)に馬見丘陵公園で行われる「フラワーフェスタ」でファッションショーをするチャンスが巡ってきました!急遽決まったショーなので、スケジュールの問題で出られない人もいましたが、皆でつかんだチャンスを無駄にしまいと、また練習を再開させました。 【今度こそ本番!】 いよいよ本番当日。天候にも恵まれました!張り詰めた緊張感の中、受賞靴下とサロペットで準備OKの2回生の妖怪ウォッチからファッションショーが始まりました。 ▼2回生による「妖怪体操第一」 ▼3回生と2回生による余興、ブルゾンちえみ ▼受賞作品の靴下と私服を合わせたショー その後の余興では観客席から笑いが起こり、その勢いのまま受賞作品の靴下と私服を合わせたショーや、4回生のダンス、各賞による発表、そして毎年恒例となっているハイスクールミュージカルを終え、無事にエンディングを迎えることが出来ました。 ▼かぐやちゃん賞「C.O.S.M.O.S」 ▼ユーモア賞「T.W.L」 ▼上位賞「orion」 ▼村田先生、2回生、3回生による「ハイスクールミュージカル」 ▼ショーのエンディング 一時は諦めかけたファッションショーでしたが、最後まで皆が笑顔で、最高の形で終えることができました。ファッションショーをするに当たり、広陵町靴下組合、商工会、役場の方々にお世話になりました。貴重な経験ができ、人としても成長できたのではないかと思います。ありがとうございました! 人間環境デザイン学科 村田ゼミ3回生 波多野研吾 ▼ショーを終えての1枚! 【ゼミの村田先生からひとこと】 台風による、かぐや姫祭りの中止というハプニングに見舞われながらも、なんとか受賞靴下をファッションショーでご披露することができました。広陵町靴下組合、商工会、役場の方々には大変お世話になり、ありがとうございました。 人間環境デザイン学科 准教授 村田浩子 【関連記事】 広陵町かぐや姫祭り 靴下デザインコンテストに参加!(2016年) 広陵町「かぐや姫まつり」に協力・出展しました。
2017.10.16
3回生がカフェの空間デザイン・工事に協力!~人間環境デザイン学科
夏休みに、カフェの内装工事を手伝いました! 人間環境デザイン学科3回生の谷口です。このたび、アルバイト先の先輩が独立してカフェを開くということで、店の内装計画を一緒にさせていただきました。 初めて店舗経営をする先輩がお店のイメージはあってもそれを図面化するのに苦労されていて、私がデザイン画を描かせてもらう事になったのが始まりです。まず初めに設計図と先輩のイメージしている内装のパースを描きました。 客席は14席設け、一部がカウンター席になっています。通路の幅も確保でき、先輩のイメージに近かったので、上記の図面をベースに改装することになりました。客席側は順調に進んでいましたが、一番大変だったのがキッチン側の計画でした。 キッチンに置きたい機材がうまく収まらず、予算の関係で元々の位置にある換気扇からコンロやフライヤーをどう置くかで時間をかけて、何度も図面を書き直しました。何とか着工日までに図面が完成してホッとしました。 8月下旬、内装工事が始まりました。私は実習があって、なかなか現場に見に行くことができませんでしたが、工事は着々と進んでいました。この時期は棚を取り付ける位置や床、壁なども全部決めるために、夜中に集まって相談していました。 内装工事中。一番奥の客席はソファとローテーブルを置く予定だったので、テーブルは使わなくなったパレットを再利用して手作りしました。折れている板は張り替え、自分たちでサンドペーパーを使って削り、一日置いた後、自然塗料を塗って仕上げました。 奥側の壁をエンジ色にするということで、それも自分たちで塗りました。 9月下旬、内装工事もほとんど終わり。届いた家具や購入した食器や小物などを置いていき、オープンに向けて準備していきました。キッチンに機材も入って本格的になっていきます。 メニュー表や店の前に置くカフェ看板も、私が描かせていただきました。手作りのチラシも配りました! 10月5日(木)、カフェ「のろし-NOROSHI」がついにオープンしました! この4ヶ月間、本当にいい経験をさせていただきました。学生の私の提案はまだまだ考えが浅い部分があるので、これから改善すべきところはいくつか出てくると思いますが、無事にオープンできるところまでこられて嬉しいです。ゼミの加藤先生や工事現場の方には何度も相談にのってもらい、友達やバイト先の方にも何回もお手伝いに来てもらい、みなさんに助けてもらいました。オープン時には、加藤先生はじめ、たくさんの仲間がお祝いに駆けつけてくれました!本当に感謝しています。 人間環境デザイン学科3回生 谷口茉侑 【加藤先生のコメント】 最初に谷口さんが研究室に相談に来たのは5月の後半ぐらいでした。詳しく聞けば、知人がカフェを開くことになり設計を手伝っている、とのこと。6月には店内パースを持ってきて、設計は順調に進んでいるようでした。お店が彼女の帰宅途中にあるため、その後も足繁く現場に通い、壁のペンキ塗りをしたり廃材でローテーブルを制作したりと八面六臂の大活躍、あれよれよという間にカフェは出来上がっていきました。常識的には店舗は施主・プロの設計者・プロの施工者の3者が協力してできあがるのですが、今回は施主・谷口さん・大工さんだけでオープンまで漕ぎ着けたわけです。これは凄いことです。(加藤信喜) 【店長からのコメント】 初めて谷口さんに図面を書いてほしいと依頼した時は、自分のイメージを大工さんに伝えやすいよう絵にしてほしい、という本当に軽い気持ちでした。そして着工の日、「あえて設計図は書いていない。設計士は谷口さんに任す」と大工の棟梁から伝えられました。それから日々カウンターや棚の高さ、位置を相談し話し合う毎日でした。 谷口さんは常に僕の考えも尊重し、その中でこうしたらもっと良くなるのではという自分の意見もしっかりと伝えてくれました。施主の立場に寄り添いつつ、自分の知識や意見をしっかりと伝えてくれる。そのことが依頼主である僕にとっては非常に心強く思えました。 谷口さんが設計士として就いていなければこの店はなかったと思います。オープンするにあたり、谷口さんを初め、大工さん、設備業者、友人、本当に多くの人達に助けられました。そんな皆さんの思いものせてこれからこの店を大切に育てていきたいと思います。 僕自身、まだまだ未熟な部分はありますが、谷口さんが描いて上げた“のろし”に、皆さんが集まってくれることをお待ちしております。(矢合哲也) お店は、近鉄大阪線の真菅駅前にあります、たくさんの方に来ていただけたら嬉しいです!
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